凪良ゆうのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ1ヶ月後に人類が滅びると宣言された世界のお話。
私だったら、1ヶ月何をするんだろう、誰と最期を迎えたいんだろう、と考えるきっかけにもなった。
登場人物たちは、それぞれ個性を持っていて、でも共通している点は、過去も今も全てを抱えて生きているということ。それが最後の瞬間まで途絶えなかったことが素晴らしいなと思ったし、私も最後を迎えるときにそう思えるような人生にしたいと思った。
友樹と雪絵ちゃんの恋物語が、、、、みたいです、、、、、、ほんとに苦しい、、、
登場人物たちが全員あと1ヶ月です、って言われたあとの方が心が満たされていったこと、それと反比例してどんどん世界が終わりに近づいていくという -
Posted by ブクログ
壮絶な過去を持ち、病弱でいつも周りに気を使わせてしまう自分に劣等感や諦めをどこか感じながら生きる姿は、描き方でもっと暗くネガティブになってしまいそうなのに、シリアスなシーンでも作中に漂う空気感はいつも柔らかく優しく、読んでいてなんっていうか、安心して読めた。
中盤から雲行きは怪しくなるけど、それでも和久井さんの人を信じる気持ちがそのどろどろを少しずつ緩和させてく。自分に向けられた歪みまくった愛を前にしても気が触れないって、実はメンタル一番強くないか。
芥との、兄と弟との距離感が少しずつ縮まっていくのも、掛け合いがほっこりして好き。
終盤好きなフレーズがいくつか出てきたけどAudibleだから見 -
Posted by ブクログ
一瞬で読み切ってしまった。
設定はSFであるものの、世界がこうなっていく未来も見えるような話であったから、そこまでの非現実的感もなく読みやすかった。
大好きなバンドの歌詞に「愛はどの時代でも非効率的だが最後には必ず届くから素敵だな」というものがあるのだけど、この小説を読んでこの歌詞がスっと脳内に浮かんだ。
変わらないことが美しいとは限らないし、変わってほしいもの変わらないでほしいものは様々あるけど、南里とシンがどう形を変えようとも愛で最後まで繋がり続けていたのはすごく希望に溢れていると思った。
凪良ゆうさんの書く小説がやっぱりすごく好きだなと改めて思った。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ主人公が生き別れの弟と事故で再会するところから始まり、すみれ荘ファミリアの住人たちの生活、そして弟芥との関係性の変化を描いた物語。PMSに悩まされながらも自分なりに生きていこうとする女の子だったり、現実を見つめながらも頭の片隅で夢を忘れられない男の子だったり、愛故に毒を飲ませ続けた女の人だったり。
印象に残っているのは、その女の人が教会で祈っているシーン。教会で祈るってそれ以上でもそれ以下でもないと思っていたけど、この描写を見て、祈るって外界をシャットアウトして自分とだけ対話する時間を作るためのものなんだなって初めて知った。
個人的には、自分のどうしようもない体調不良を抱えながらも頑張って社会 -
Posted by ブクログ
ネタバレ登場人物みんな好きだったな〜
特に百音ちゃん、小学生らしい可愛さに大人に負けない思慮深さを持った凄い子だな〜かわいい
気持ちよく読めた良い本だった。
凪良ゆうさんの言葉好きだなハマりそう…
わたしは不幸かもしれない。
わたしはかわいそうかもしれない。
けれどわたしの中には、たった一度の雷鳴が今も響いている。
誰かに証す必要なんてなく、わたしはわたしを生きていけばいい。
理解できないならできないで仕方ない。だったら黙って通り過ぎればいいんだ。なのに、わざわざ声をかけて、言い訳して許されることで自分たちが安心したいんだろう。けど良心の呵責はお前らの荷物だよ。人を傷つけるなら、それくらいは自分で