凪良ゆうのレビュー一覧
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《人生の不自由さごと、生きていく》
告知を見てから刊行を楽しみにしていた凪良ゆうさんの新刊!
今回も無事凪良さんのホームにて購入できました\( ˆoˆ )/♡
本作も装幀がとっても美しくて、「汝、星のごとく」「星を編む」と一緒に飾りたくなりますね✧*。
現代を生きる5組のカップルの結婚に纏わる短編集。
昔の結婚って特に女性にとっては愛情だけじゃなく、生活そのものと強く結びついていて、生きていく上で必須条件というか、生きる手段になっていたように思う。
だから結婚するのに愛情が最優先じゃない時代も長かった。
女性の社会進出が進んだ現代では、結婚は生きるための必須条件ではなくなり、結婚が幸せ -
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ネタバレ著者の皆様が大好き過ぎて!本屋に関する短編集です。一気読みです。
私は新卒のときに大手書店の内定をいただいたことがあり、「そこで働いていたらなぁ」と思うくらいは本屋好きです。
こんなに魅力的な人たちばかりだったら、毎日入り浸るのに!!
凪良ゆうさんの「小鳥たち」は、多類婚姻譚にも掲載がありました。多類…の中の一つの構成なので、こちらを読むのもオススメです。
以下はお気に入りの文です。
『歌うように生きて』by一穂ミチさん
「あなたが、あなたの場所で幸せでいてくれたら。月光の下、誰かと手を繋いでいてくれたら。それは、わたしの些細な胸の痛みなんてどうでもいいくらい、素敵なこと。」
『小鳥 -
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ネタバレ1ヶ月後に人類が滅びると宣言された世界のお話。
私だったら、1ヶ月何をするんだろう、誰と最期を迎えたいんだろう、と考えるきっかけにもなった。
登場人物たちは、それぞれ個性を持っていて、でも共通している点は、過去も今も全てを抱えて生きているということ。それが最後の瞬間まで途絶えなかったことが素晴らしいなと思ったし、私も最後を迎えるときにそう思えるような人生にしたいと思った。
友樹と雪絵ちゃんの恋物語が、、、、みたいです、、、、、、ほんとに苦しい、、、
登場人物たちが全員あと1ヶ月です、って言われたあとの方が心が満たされていったこと、それと反比例してどんどん世界が終わりに近づいていくという -
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ネタバレ【続きは書店で】瀬尾まいこ
かなり好き。
小説の中の登場人物と友人になれそうか、どうかと考える
菅原くんがいい。
確かに、共感できない、好きになれない主人公のお話を
読むのは苦痛かもしれない。
初めての作家さん。他の作品も読んでみたい。
【歌うように生きて」一穂ミチ
これまで何事も難なくこなしてきた主人公は、他人も含め、
何にも興味がないように見えた。その結果が、とんかつ屋
のナンパまでの出来事だと思う。
主人公を好きになれなかった。
【手に取って見てみろよ】坂木司
男性二人のやり取りが面白かった。
書店を経営するのがどれだけ大変か知った。
ネットではなく、書店で本を買わなきゃと改めて思った。 -
Posted by ブクログ
凪良ゆうさんの作品は全く新しい気持ちの発見!よりも、自分も、きっと誰かも沈んだことのある場所を見つけて、放っておかない作品のような気がする。
誰も悪くない。
私たちは善良で法を犯すこともなく、
生きるために働いたり時々休んだりしながら、
誰かに惹かれ愛しながら、誰かの幸福を祈りながら、
そして「しばしば」以上に人の中で擦れ合い消耗しながら、
「普通」という見えない川の本流を目指していく。
でもその「普通」はいつの間にか誰でも辿り着ける大きな流れではなくなっていて、
自分は端の端か、それ以上離れた場所にいて、
足を取られて、溺れて、流れから逸れたら簡単には戻れなくて、そんな自分は惨めで、い -
Posted by ブクログ
☆4-4.5
タイトル通り、婚姻をめぐるいろんな話を集めた短編集
真ん中の三篇(Beautiful Dreamer、小鳥たち、Position Talk)が特に良かった
Position Talkは性差別の問題を面白い視点で描いており、主人公の男は性差別をしないよう配慮し、目に見える加害をしないよう努めている(ように描かれている)が、男であるというその事実をもって歴史上のこれまでの男たちの所業の罰を受けることになる
理不尽だ、と感じてしまうが、それをこれまで受け入れてきたのが女性なのだ、と言われると強く抗弁できない
じゃあどうすりゃいんだよ…とやりきれなくなる -
Posted by ブクログ
壮絶な過去を持ち、病弱でいつも周りに気を使わせてしまう自分に劣等感や諦めをどこか感じながら生きる姿は、描き方でもっと暗くネガティブになってしまいそうなのに、シリアスなシーンでも作中に漂う空気感はいつも柔らかく優しく、読んでいてなんっていうか、安心して読めた。
中盤から雲行きは怪しくなるけど、それでも和久井さんの人を信じる気持ちがそのどろどろを少しずつ緩和させてく。自分に向けられた歪みまくった愛を前にしても気が触れないって、実はメンタル一番強くないか。
芥との、兄と弟との距離感が少しずつ縮まっていくのも、掛け合いがほっこりして好き。
終盤好きなフレーズがいくつか出てきたけどAudibleだから見