凪良ゆうのレビュー一覧

  • 滅びの前のシャングリラ

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    1ヶ月後に地球が滅びるという現実に自分は立ち向かえるだろうか。人生をうまく生きられなかった4人が幸せを見つけて行く強さに引き込まれて読み進めました。

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    2025年11月19日
  • 神さまのビオトープ

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    ネタバレ

    いつこの状況が終わってしまうのかなとどきどきしながら読んでいたけれど、ハッピーエンドな感じでよかった
    とくにロボットの秋くん春くんの話が刺さった

    私も同じ状況になってしまうことがもしあるとしたら、壊れてると思われてもいいから大好きな人が幽霊になってずっとずっと一緒に生活してくれたら良いなと思ってしまったな〜〜
    もっとこのおふたりの静かで優しいおだやかな日常がみていたいと願ってしまうな?

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    2025年11月16日
  • 滅びの前のシャングリラ

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    「もうなにもできることはないのに、それでもあと十五日ばかりの間、あたしたちは呼吸をし、食事をし、排泄しなくてはいけない。ただ死ぬために」

    「そして遠からず訪れる最期のときまで、ただ、命を謳うのだ。」

    これらは私が心を動かされた言葉です。

    地球が滅びる小説を初めて読みましたが、生きる希望を失った人たちによる混乱と無秩序化とした日本が単なる小説の世界だけには思えず、別の形でいつか日本も混沌状態を迎えるのではないかと考えさせられた。私たちは避けられない死を間際にしたとき、最期まで周りに希望を与えられる人でいられるのか。それとも精神崩壊するのか。

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    2025年11月11日
  • 神さまのビオトープ

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    どんな人も秘密を抱えながら生きている。
    リアルな世界だと聞き出せない色々も、小説で垣間見ることができて楽しかった。

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    2025年11月09日
  • 神さまのビオトープ

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    愛という名のもとに平等はない。これはいい言葉だと思いました。
    自分の中の正解を信じればいいを形而下で実行するには、覚悟と責任が伴う。

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    2025年11月09日
  • わたしの美しい庭

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    マンションの屋上庭園にある縁切り神社を舞台にしたオムニバス。登場人物は皆、なんらかの事情や悩みを抱えているけれど、人との関わりを通して前向きに生きる力を与えられている様子が描かれていて、こちらも勇気づけられた。

    特に、兄の恋人、わたしの美しい庭Ⅱがお気に入りのストーリー。
    人を苦しめるのも癒すのも人だ。思いやりという言葉は簡単に使ってしまうけれど、一人一人違う解釈の持つ人を真に思いやるのは難しいことだと思った。違いを認め合うこと、これも片方の努力だけでは叶わない。思いやり…難しくとも考え続けなければいけないな。

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    2025年11月08日
  • 神さまのビオトープ

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    〝愛という名のもとに平等はないの〟
    くうううー!さすがわたしの大好きな、凪良先生の書く台詞だなあと、感嘆

    〝あなたはあなたのままで良い〟〝色々な形があって良い〟〝自分の中の正解を信じれば良い〟というような、物語を通してわたしを肯定してもらえる、凪良先生の作品がやっぱり大好きだと、再認識させてもらいました

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    2025年11月07日
  • 美しい彼【SS付き電子限定版】

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    凪良ゆうの小説何作品か読んでとても良かったので、彼女のデビューであるBL作品も読んでみたいなーと思って、すごーく久々に商業BL小説を読みました。
    良かったです。主人公2人の心の変化の描写が素敵でした。私、両片思いのすれ違いパターン大好きなので。あとそれぞれの視点での描写が大好きなんでね。

    途中、挿絵があってびっくりした。そうか、挿絵あるんだ!って懐かしくなりました。あとちょっとアレなシーンに突入して次のページに挿絵があってさすがに電車で読めなくなりました。

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    2025年11月07日
  • 神さまのビオトープ

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    事故で死んだはずの夫が当たり前のように縁側にいて、妻のうるはに話しかけてきた。
    当たり前だがうるは以外の人間に夫の鹿野は見えていない。しかしそこから始まる奇妙な夫婦生活。
    うるはと幽霊である鹿野くんの日常を主軸に、うるはの周りにいる人物たちの物語が描かれている。
    鹿野くんの後輩の男の子とその彼女
    うるはが家庭教師を頼まれた家の男の子とロボット
    ロリコン男と小4の女の子
    学校内一美少女と美大を目指すストーカー青年
    ご近所に住む素敵な老夫婦

    どれも普通とは違う形の愛情が描かれている。
    それはときに歪んでいて、誰からも受け入れられないものだったり。

    神さまのビオトープというタイトルと表紙から穏や

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    2025年11月02日
  • 神さまのビオトープ

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    とても素敵な物語だった。
    語り手のうる波さんが心根の穏やかな人なので、読んでいても無理に共感を求められたり、感情的に消耗してしまうことはなかったが、それぞれの慈しみの形を静かにそっと覗かせてもらえたようで、温かな気持ちが胸に残った。
    一見この作品中の人々や出来事が特別なように感じられてしまうところがあるが、身の回りの人たちも案外すごくドラマチックな歴史を作り続けているのかもしれない。

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    2025年10月29日
  • 新装版 積木の恋

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    純愛BL濡れ場ありだった。気持ちの描写が丁寧で引き込まれてあっという間に読んでしまった。映画化してほしい

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    2025年10月29日
  • 滅びの前のシャングリラ

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    テンポのいい話の展開でどんどんページが進んでいった。

    いつもの毎日は嫌なことがあったりなんだかんだ、もう疲れた!全部なくなってしまえ!と思うこともある。でも本当にあと少しでこの日常が失われるとしたら?
    現実世界ではいつ死ぬかわからないけど、全員がいつ死ぬかわかっていて残りの時間を過ごしている状態。追い込まれた時には善も悪もなくなり、人はなんとか自分と大切な人が生きられれば、となるのだろう。

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    2025年10月24日
  • ニューワールド 凪良ゆうの世界

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    凪良ゆうさんの作家の遍歴や執筆歴、作家や編集者たちの対談本。普段どんな思いで執筆されているのとかが対談形式で書かれていて面白かったです。

    特に凪良さん抜きで出した本の編集者のみの対談は特に裏側を聞けて面白かったです。

    最後は滅びの前のシャングリラのスピンオフも収録されていたけど、滅びの前のシャングリラ読んで無いからまた読みたい気持ちになりました。

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    2025年10月22日
  • わたしの美しい庭

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    この本を読む直前に流浪の月を読んでいたから話がごちゃっとなりそうだった
    物語のベースが似ていると思った

    大人でもできてないのに小学生にわかりっこない
    最後にまとめられていたのがすっきりした
    違いを認め合うそれができないなら黙って通り過ぎる
    確かにそう心に決めておけば少しは生きやすく感じるはず

    男女が一緒にいるとカップルかな夫婦かな?いや兄妹?父娘?とか見た目だけで色々妄想して決めつけて話を進めてくる人がいるけど失礼になることもあるし自分自身嫌な気持ちになったことがあるから関係性に名前をつけれるのは本人たちだけで周りがとやかく言うのは余計なこと自分も他人にしないように気をつけよう

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    2025年10月22日
  • わたしの美しい庭

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    「ぼくたちは違うけど認め合おう」
    「それでも認められないときは黙って通りすぎよう」
    「誰と誰が手を取り合ってもいい
    それが世界を救うんだ」

    美しい庭に流れる、誰も拒まない温かな空気。
    それを形成するのは自分の人生に覚悟を決めた人達。

    統理の物語も読みたい。

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    2025年10月19日
  • すみれ荘ファミリア

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    前半は、下宿の管理人であるお人よしな一悟と個性豊かな住人たちの話だったが、途中から殺人やら放火やら不穏な方向へ進んでいく。
    愛が間違った方へ形を変えるとこんなことになるのか…
    一悟の人の良さで優しくまとめられているが、かなりサイコパスな話ではないか。

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    2025年10月19日
  • すみれ荘ファミリア

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    想像していた物語と違って面食らいましたが、続きが気になってさくさくと読み進めました。
    自分でも自分のことを100%理解していないと思うくらいなのに、相手の本当の顔なんて分かるはずもないよなと。
    親からのまっすぐな愛を幼少期にどれだけ受け取れるかで、人生が大きく変わりそうだなと思いました。

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    2025年10月14日
  • 滅びの前のシャングリラ

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    2011年東日本大震災
    2020年〜コロナ流行
    そして近年は、高温続きの酷暑や線状降水帯など
    あながち滅びそうな今日この頃
    人としての生き方を考えさせられます

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    2025年10月13日
  • 美しい彼【SS付き電子限定版】

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    久しぶりに一気見した本!笑
    読みやすいし没頭しやすいしなによりエロい、
    凪良さんの本屋大賞作品から来ました。
    最後の凪良さんの後書き笑ってしまった。笑

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    2025年10月13日
  • すみれ荘ファミリア

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    表紙かわいいなーと思い購入し、読んだら内容にびっくり笑
    人間の色んな顔を改めて感じることができました。
    あの人の本当の顔はこれではないかもしれないと同時に、自分の本当の顔を知っている人はいない

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    2025年10月12日