凪良ゆうのレビュー一覧

  • 流浪の月

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    「事実と真実は違う」に考えさせられる
    世の中には思い込みや想像が正しい事とされて、人生が思い通りにならない人はいるのではないかと思う。
    その積み重ねがこの小説になっている。
    そもそも、始まりは親の身勝手。子供には罪はないが、やってしまったことをしょって生きて行かなければならない。

    胸が苦しくて、読み進めるのをやめたくなった時もあったが、最後には二人が穏やかに暮らしてほしいなぁという気持ちになりました。

    印象的な本です。

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    2025年12月09日
  • 流浪の月

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    大切な人と歩き続ける事、他者と分かりあう事の難しさ。
    1人は自由で楽だけど他人に自分をさらけ出すのは難しい、どんなに強い人でも孤独という恐怖は拭きれない。

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    2025年12月08日
  • 流浪の月

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    珍しく娘が最後まで読み終わった本(笑)
    オススメされて読んでみた。。。

    事実と真実は違う。

    更紗は両親を亡くし伯母の家に引き取られるが自分の居場所がなく公園にいるところに文と出会う。
    自分の意思で文と一緒にいたのにも関わらず、文は誘拐犯とされてしまう…

    まぁそうなるよ。
    真実なんて本人たちにしかわからないし、その本人たちですら真実はちがってくる。

    人によって幸せの形も愛の形もちがうんだよね。

    自分の物差しで計るようなことは辞めないといけないな。って思った。

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    2025年12月08日
  • 星を編む

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    すごく良かった

    人生を一通り経験したような爽快さ。

    皆それぞれが愛のあり方を持っていて、素敵な小説だった

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    2025年12月08日
  • 神さまのビオトープ

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    みんな大事な秘密があって。それを無理に共有することも、分かり合うことも必要ないんだなって。本人が他人に迷惑をかけずに幸せなら充分だね〜

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    2025年12月07日
  • 滅びの前のシャングリラ

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    滅びる前の世界が描かれる。非現実的ではあるけど、非常時になり無法化している状態の人間の動きを描いているという点で、何か現実味をおびている部分が恐いとも思った。

    死ぬことが決まったら、自分はどんな行動を取るんだろうかと考え、毎日を充実させたいと思うようないいきっかけでもあったように思う。
    とりあえず、仕事とかはやめるんだろうなと思えば、優先順位の低い認識なんだと改めて思ったりした。

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    2025年12月06日
  • すみれ荘ファミリア

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    愛の形というのは様々であると感じた。
    凪良ゆうは、ノンデリの男だったり、少し歪んだ愛を描くのがうまいなと改めて思った。

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    2025年12月06日
  • 憎らしい彼  美しい彼2【SS付き電子限定版】

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    清居が自分の気持ちを真っ直ぐ伝えられるようになって涙。・゚(゚⊃ω⊂゚)゚・。 幸せをおすそ分けしてもらいました

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    2025年12月05日
  • 流浪の月

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    事実と真実は異なる。ここまでこの言葉を実感できるストーリーはないと思う。人間の優しさの絶対性みたいなのはない。相対的に一人一人の立場が存在し、自分自身それを尊重できる人になりたいと思った。

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    2025年12月04日
  • 流浪の月

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    久々に重かった。
    けど切なくて、やるせなくて
    月の描写も独特で
    何度も鳥肌が立った。

    やっぱ本って良い。

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    2025年12月03日
  • 流浪の月

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    ネタバレ

    すごく好きな作品。
    幼少期の更紗と文の関係性がすごく好きだった。
    更紗に居場所をくれた文と、文の心を無意識に絆していく更紗。周りから見たら誘拐犯と被害者、けれど文と更紗の関係はそんなのじゃない、愛というのかわからないし説明は難しい、ちょっぴり歪だけど暖かい関係性がすごく好きだった。文の冷めてるようで暖かいような性格もすごく好き。
    特に印象に残った言葉は
    「彼が本当に悪だったのかどうかは彼と彼女にしか分からない」という一文で、深く共感したし、いろんな憶測が飛び交う今を生きる人たちに届いてほしい言葉だと思った。
    また「たくさん幸せになってね」という何気ないセリフがすごく素敵だと思った。
    いろんな出

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    2025年12月02日
  • 神さまのビオトープ

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    亡くなった旦那の幽霊と生活をするという非現実的な設定で、誰でも楽しめそうな感じがして、物語の入り口は広い。

    一方でそこにある人間関係や心情はドロドロとした描写も多く、現実味があるからこそ、自分の生活や現実社会を考える場面も多くあった。

    自分は自分のままでももしかしたらいいかもしれない。

    誰もが様々な事情や秘密を抱える中で、自分らしく生きることの大切さを再確認できました。

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    2025年12月04日
  • 星を編む

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    ネタバレ

    『汝、星の如く』の続編にあたる一冊で、3章構成の物語。
    “情けは人のためならず”という言葉が静かに流れ続け、人に尽くすことの意味や「自分らしく生きることはわがままなのか?」という問いを何度も考えさせられる。

    草介と菜々は、生まれも育ちも全く違うのに、どこか同じ痛みを抱えている。
    環境に縛られ、形の決まった“幸せ”に合わせようとして苦しくなる。その中で、二人が少しずつ自分の輪郭を取り戻していく過程が、胸に刺さる。

    恋愛における「慈愛と独占欲は共存する」というフレーズもとても印象的。
    綺麗ごとだけじゃない感情の揺れを、そっと撫でるように書き留めていく作者の筆致がすごく好き。

    それぞれの人生が

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    2025年11月29日
  • 星を編む

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    汝、〜のつづき!
    ちょっと綺麗すぎるんだよなーーー
    人間味は感じるんだけど、
    登場人物すべてが綺麗すぎる!
    でも好きだったのは、二階堂さんのとこ、
    の、旦那様!!
    1番人間味感じました。
    多分ISTJでしょう、彼は(決めつけ!笑)

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    2025年11月29日
  • 滅びの前のシャングリラ

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    ネタバレ

    シャングリラって、ユートピアのことなんだって。


    小惑星衝突はやっぱり避けられました、みたいなオチになると思ったけど
    ちゃんと滅びるみたい。

    確実に自分の人生が終わるその日に向かって
    どう生きるか、というのが書かれていておもしろかったです。

    腐敗していく社会や人もいるんだけど、
    目力、ZUKA、江那くん、藤森さん、LOCOはシャングリラの中で過ごせたのかな。

    LOCOが恋人を殺しちゃうのは寂しかったけど。


    1つ1つのエピソードはもちろんおもしろいんだけど、
    それらがつながって1つのエピソードになった時に、おもしろさが倍増した。

    滅亡という最悪のことなのに、全員が自分を取り戻し、生

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    2025年11月29日
  • 星を編む

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    「汝、星の如く」の続編に誘われて読んでみた。北原先生の子ども'結'が血縁関係もなく、教え子の名誉の為に両親から酷い扱いを受けていて全く予想のつかない展開でより一層物語に引き込まれていった。櫂が亡くなってからの周りの様子が描かれていて、特に一つの作品が出来上がるためには様々な人々の助けや協力のおかげで素敵な作品が出来上がる。編集者の人生も描かれていて面白かった。強いて言えば暁美と北原先生の子どもが生まれる展開期待してた、笑
    今の世の中、互いが好き通しの結婚だけじゃなくて色々な形の結婚の仕方があってそれを主張するような作品だった。

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    2025年11月28日
  • ショートケーキの苺にはさわらないで

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    ○本のタイトル『ショートケーキの苺にはさわらないで』
    ○著者名 凪良 ゆう(なぎら ゆう)
    ○イラスト 丸山ハシシ
    ○出版社 徳間書店・キャラ文庫
    ○ジャンル BL小説(SF要素が含まれている)
    ○入手方法 新品購入
    ◯どんな本?
    アンドロイドとの切ない愛情や友情が描かれた心温まるBL小説。
    予想を超えた感動的なストーリー展開が、私たち読者を魅了します。

    切ない恋愛物語が好きな方や、アンドロイドや近未来の設定に興味がある方に特におすすめ!
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    (主な登場人物の特徴)

    ○南里輝(なんりてる)
    ・主人公で14歳からの物語
    ・顔は悪くないが特別男前ではない

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    2025年11月27日
  • 神さまのビオトープ

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    ネタバレ

    亡くなった夫の幽霊と暮らす女性が主人公。
    ロボットと人間の友情、いとこ同士惹かれあってる高校生、未成熟に惹かれる男の子、などいろんな愛の形が出てくる。
    一般的ではない形の愛を選ぶと、周りから変な目で見られたりする。「普通の」人には無条件に認められるものが、努力しないと手に入らない。
    悲壮感漂う感じではなく、「私はこれで生きていく」という主人公の強い決意を感じた。
    面白かった。

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    2025年11月26日
  • ニューワールド 凪良ゆうの世界

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    凪良ゆうさんの対談、コラボ集。
    対談は、チャットモンチーさん、町田その子さん、山本文緒さんなど。担当編集者の座談会もあり、
    お人柄がよく出ていて、
    作家さんがグッと身近に感じられた。
    作品の裏話を聞けるのも
    興味深かったな。

    凪良さんは尊敬する山本文緒さんから恋愛小説のバトンを渡されていた。
    わー。なんか泣けちゃう。

    これからも
    注目の作家さん。
    ますます好きになり
    応援したくなったな。

    恋愛小説のバトンも
    BLも
    この先どんどん化けて
    行く予感。

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    2025年11月25日
  • 神さまのビオトープ

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    自分の当たり前という価値観が、他人にとっての当たり前ではない。
    自分の当たり前を人にぶつけることがよくないということを知れた物語。

    短編集のような形式になっていたので、読みやすかったです。

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    2025年11月20日