凪良ゆうのレビュー一覧

  • 汝、星のごとく

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    恋愛小説だが、自分には、人生の取捨選択をすることの大事さを教えられた本だった。
    人生は何かを選ぶときには、反対の事柄を捨てる諦めるということをしないといけない。
    この本では、主人公の2人が、遠距離恋愛やすれ違いを通じて、事ある事に選択を狭まれることがある。
    おそらく私や読者は主人公とは違う選択を選ぶこともあるだろう。
    ただ、それぞれ違った選択をすると思うが、どれも誤りとは言い切れない。
    むしろ、選択したことを自信を持って、人生を歩んでいく、物事を考えていく重要性を、この本からはメッセージとして付けつけられた気がする。
    私は、この本を通じて、「自分の人生は自分で決める。」を教訓として、好きなこと

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    2025年12月17日
  • 汝、星のごとく

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    こんな悲しくない涙が出るんだと
    そして背中を押してくれる言葉が散りばめられてると感じた
    途中までは好きじゃない人との関係が多くなかなか物語を好きになれない自分がいた
    ぶれない自分がいて 過去とを向き合う今があり 幸せで不自由な選択が不思議な想いにさせた。昼と夜の間の星が一日の終わりを惜しむのか夜の訪れを待つ者なのか、人がどう思おうと関係ないのだと
    こんな境遇じゃないから言えることかもしれない ヤングケアラーの言葉があることじたいなんかなぁて思ったりした。結局は誰のせいでもなく自分の人生で自分の色なのだと言うこと。この物語で楽観的に親が違ってればと勘違いで可哀想な感想を抱く人が現れないことを祈る

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    2025年12月16日
  • 星を編む

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    「汝、星の如く」の後日談。とても良い。
    前作を読まないと分からないので、読む順番を間違えないように。
    "売れた作品の残滓でスピン・オフ"見たいな本ではない。
    「汝、星の如く」と同じ位の愛が、静かに静かに語られていく。ラブ・ストーリーの後、人生そのものまで見渡せる。愛とは何か?普通とは何か?つながりとは何か?ページを繰る手が止まらなかった。

    これに合う曲は何でしょうね。
    皆様のご意見を伺いたいものです。
    私は昔、阪急の車窓から朝焼けを見ながら聴いた
    青山テルマの「take it slow」を思い出しました。

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    2025年12月16日
  • 星を編む

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    ネタバレ

    『汝、星のごとく』の続編。
    サブキャラクターの短編と、暁海と北原先生のその後。

    ・春に翔ぶ
    北原先生の過去話。絶対にしんどいであろう方に進んでしまう明日見さんが痛々しくて辛くなる。でも、明日見さんが前作で語られていた通りの人で、素敵な主人公だった。

    ・星を編む
    植木さんと二階堂さんの話。
    仕事人間には刺さるところの多い作品だった。植木さん、大分ギリギリだった気がするけど、許されて良かった。

    ・波を渡る
    暁海と北原先生のエンディング後の話。
    暁海が櫂に対するものとは違う形の愛情をゆっくりと先生に抱いていく物語。二人が喧嘩するシーンがなんとなくすごく好き。

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    2025年12月15日
  • 流浪の月

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    誰かにとっての普通は誰かにとっての普通ではない
    あなたの押し付ける普通が、誰かを傷付ける事にもなる
    社会における多くの人がいう普通に馴染めない文と更紗がお互いの居場所を作る物語

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    2025年12月15日
  • 汝、星のごとく

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    想像以上にヘビーやった、、、
    環境は違えどどうしても共感できてしまうポイントがかなりあって、自分の黒い部分しっかり見透かされたぁ

    弱さや失敗を、他人や物語に否定されたまま終わらせたくないところとか、
    愛と呪いと祈りの共通点とか、、、
    重いよ重いんだけどわかってしまうのしんどいよ

    映画化された映像を見たいけど、
    見たら余計しんどくなってしまいそうだ

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    2025年12月14日
  • 汝、星のごとく

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    ネタバレ

    最初のプロローグが、全て読み終えてエピローグとして読む時に見え方が変わっていた。とても愛しい家族の形に見えた。
    北原先生と結ちゃんと瞳子さんが好きでした。自分の大事なものを守るには、切り捨てなきゃいけないものがあって、大事であればあるほど潔く切り捨てなければならない時があるのだと思う。
    あまりにも不幸が降りかかっていて、あんまり好みのストーリーではないけど(不幸にすればある程度お涙頂戴できちゃうから)それでも「愛」をテーマにした美しい話だった。
    また多様性についても考えさせれた。(朝井リョウの「正欲」を読んだ時の感覚に近い)正しさはは違う視点から見れば悪だし、その逆も然り。

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    2025年12月14日
  • 汝、星のごとく

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    内容が重たくて読み進めたいけど読み進めたくない。でも、読み進みたいというか読み終えたいが勝って読み終えた。高校生から少しずつ大人になっていく2人。家庭環境、同性愛、不倫などたくさんのことを考えさせられた。世界がみんなにとって生きやすい世界になったらいいな。

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    2025年12月14日
  • わたしの美しい庭

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    マンションの屋上で縁切りの神社を守りながら、美しい庭を作っている統理。その神社には生きづらさを抱えている人たちが自然と集まってくる。
    必死に生きて挫折してボロボロになってやってきた人は、それでも生きていっていいんだよねって心が楽になって笑顔が甦る。
    統理と統理に育てられている血の繋がらない娘の百音。冷静で淡々した統理と天真爛漫な百音。そして美しい庭。こんなところがあったらいいなぁー。そんな神社に行ってみたい。
    意外と気がつかないだけで、そんな場所は身近にあるのかもね。

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    2025年12月14日
  • 流浪の月

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    事実と真実が違う。勝手にラベリングして気付かぬうちに傷つけてしまうこともある。
    愛のカタチはそれぞれでそれでも一緒にいたいと思える相手がいるのは素敵なこと。2人がわかっていればそれでいい世界もあるんだなって。

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    2025年12月13日
  • 流浪の月

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    凪良ゆうさんの書く文が本当に好き
    事実と真実は違う、つい忘れてしまいそうになるけどだからこそ、ネットで見た記事についてのことや周りの人たちのことも、よーく考えて発言したいしそういうことを自然にできるような人になりたい

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    2025年12月12日
  • 流浪の月

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    先生の作品を読むと感じる
    人それぞれの価値観とは…( ¯⌓¯ )
    考えさせられますね
    読んでいて安西さんは如何なものかと思ってしまう
    既にこれが価値観の違いで
    梨花ちゃんのためを思ってしている
    と、思っている時点できっと色々が噛み合わなくなるのだろう

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    2025年12月11日
  • 神さまのビオトープ

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    泣ける話が沢山でやばかった。
    学生とのやりとりとか、あーこの質問は厳しいな、とか。
    いろいろ考えさせられる部分もあり。

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    2025年12月11日
  • 流浪の月

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    事実と真実は違う

    みんな自分の信じたいことしか信じない
    見たいものしか見えてない
    自分の物差しで正しさを測って人に押し付ける
    人を批評する
    同情するフリして人の不幸を面白がってる

    いくら言っても信じてもらえないから、あきらめた
    あきらめることは苦しいけど得意だ。
    辛いね…
    でも、そうしてなんとかやり過ごしていくしかないんだよね

    更紗と文が少しでも笑えていますように

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    2025年12月10日
  • 流浪の月

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    ストックホルム症候群、小児性愛というバイアスがかかりそう決めつけてしまうことって現実にもたくさんあると思うけど、そんな状況を見事に表現した小説だと思う。皆さん同じ事書かれているが事実と真実は異なる。まさにこの一言に尽きる

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    2025年12月10日
  • 流浪の月

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    事実と真実は違う。頭ではわかっているつもりではあるけど、他者との関わりの中で、高度に情報化された社会の中で、どれだけそれをわかった上で過ごせているか。2人だけの真実、本当にそうだったんだと言われたとしても、他者からしたらこれは確かになかなか受け入れがたいよなぁ。
    更紗のバイト先の店長の最後の言葉、物語の中では結局分かり合えないことを表した一幕みたいな感じ(少なくとも更紗本人には刺さらなかった)だったけど、個人的には良い指摘だったのではないかなぁと。最終的に文と更紗の2人だけでなく、梨花という、外の世界との関わりによって救われたところもあると思うから。外にも救いは多少あるかもよ、と、勝手に少しの

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    2025年12月09日
  • 汝、星のごとく

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    学生時代から社会人にわたり、十数年の時を超えた恋愛を描く物語___

    生き方の正解ってなんだろうと考えさせられた。

    一般的でなく、時には不道徳で非倫理的とされる生き方でも当本人とその仲間内で納得しているのなら、それでいいと初めて思わさせられた。

    愚直な自分には、次々と線をはみ出していく登場人物らに眩暈がしたが、改めて、自分は他人に正義を押し付けているんだ。と感じた。
    今読んだからこその刺激とこの感情を大切にしたい。

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    2025年12月09日
  • 神さまのビオトープ

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    知らない間に〝こうしてはだめ〟という固定概念が私自身をいくつか覆ってた事に気が付いた。こういう思考を抱くなんて当たり前から逸脱していると。心で想うことはなんだって自由なのに。普通ってなんだろう。誰から見た、何から得た普通なのだろう。例えば世界のはじまりが本作の一部であるロボットとの戯れなら、それがこの世の普通と成り行き、人と人が恋に落ちる事は異常となるのだろうか。人と揃わない事が世界から除外されるなら、そんな世界はこっちから願い下げだとおもいました。誰かに認められなくたって、わたしとあなた、あなたとあなた、それぞれが想いあって、それでいいんだよ。

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    2025年12月09日
  • すみれ荘ファミリア

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    どの世代も、どのライフステージも、誰もが苦しんでいる。それでもやり過ごして、どうにか生きている。
    人生って、現実って、こんなもんだよなと思うし、これでいいんだよなと思う。力強く思う。

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    2025年12月09日
  • わたしの美しい庭

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    小学生の百音と統理はふたり暮らし。朝になると同じマンションに住む路有が遊びにきて、三人でご飯を食べる。
    百音と統理は血がつながっていない。その生活を“変わっている”という人もいるけれど、日々楽しく過ごしている。
    三人が住むマンションの屋上。そこには小さな神社があり、統理が管理をしている。
    地元の人からは『屋上神社』とか『縁切りさん』と気安く呼ばれていて、断ち物の神さまが祀られている。
    悪癖、気鬱となる悪いご縁、すべてを断ち切ってくれるといい、“いろんなもの”が心に絡んでしまった人がやってくるが――
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    大好きな凪良ゆうさ

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    2025年12月09日