凪良ゆうのレビュー一覧

  • おやすみなさい、また明日

    購入済み

    最後まで書いてあってよかった

    すごく読みやすくてするするっと入ってきて、一気に読めた。
    テンポが速すぎず遅すぎず、描写も良いのでバランスがすごく好き。
    誰かと共に在るということがすごく素敵に思えた。
    また、朔太郎が抱える問題は原因に違いがあってもいつかは訪れる可能性が高いわけで、どうありたいか、を考えさせられた。
    この作家さんの作品をもっと読みたい。

    0
    2016年07月21日
  • おやすみなさい、また明日

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    序盤のほのぼのとした雰囲気が、読み進めるごとに不穏になっていって、中盤から後半の重いこと・・・!

    何回でもくっつくタイミングがあるのに、そこでもNOなのか?!って、読んでいてやきもき・・・。

    求愛前夜読んだ直後でこれ読むと、何だこの落差?!ってなる。

    最後のSSでとどめの涙腺崩壊。

    0
    2016年06月29日
  • おやすみなさい、また明日

    ash

    ネタバレ 購入済み

    短編まで読んでほしい

    お互いを思うがゆえに離れてしまう二人の気持ちが理解できるから、切なくて胸が痛くなりました。辛いことがあったからこその幸せな最後がとてもとても良かったです。短編には本当にやられました。

    0
    2016年06月27日
  • ここで待ってる【SS付き電子限定版】

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    センセ初の子連れもの。今まで子連れものって無かったのが不思議なくらい板についた話で、ほのぼのさせられました。
    胸が痛くなったり切なくなったりする場面もありましたが、なんででしょうね…おじいちゃんと子供が登場するだけで、微笑ましくて和みます。

    人妻ホイホイと呼ばれてるけど実はガチゲイの空手道場の若先生×元ヤンで実は妻子持ちのびっちゲイ。
    というcpの、いろいろなしがらみに縛られた恋模様…のはずなんだけど、どう見ても
    「成田家×飴屋家の人情ファミリーもの」
    でした!!
    もちろん、成田と飴屋の好きでも一線を超えるわけにはいかない事情というのが切なくて、二人が結局どういう関係に落ち着くのか最後まで焦

    0
    2015年07月31日
  • ここで待ってる【SS付き電子限定版】

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    ネタバレ

    大好きな凪良先生の新作です!
    いつものように、なんの情報も入れず、あらすじも一切読まずに読み始めました。
    以後ネタバレです。

    小悪魔系の男の子が好きな空手道場の師範代、成田(攻)がゲイバーで出会ったのは、恐ろしく綺麗な男、飴屋(受)。
    成田は一瞬で恋におちていくけれども飴屋には妻子がいて……と、泥沼感たっぷりでスタートする今回のお話。
    何となく「もしかしたら論とは…?」とは思っていたものの、拓人とのばらの血の関係までは予想してなかったので「おおおお…」となりました。
    ただひたすら飴屋を想って自分が居た、というあとを残さない成田の気遣いにはヤキモキしつつも感服。
    飴屋の、「のばらと論から離れず

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    2015年07月27日
  • おやすみなさい、また明日

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    子供がほしい、と9年同棲した恋人に理不尽な別れを告げられた作家のつぐみと、祖父の管理するアパート経営兼何でも屋を商う朔太郎。
    お互いそれそれに事情を抱え、深く傷つき、怯えながら丁寧に丁寧に思いを重ねあっていく、とても優しいお話でした。

    純文学小説家と何でも屋、それぞれに少しだけ社会からはみ出した二人は、お互いに深く傷つき、愛する事をどうしようもなく恐れながら、それゆえにゆっくりと波が満ちていくように穏やかに思いを寄せ合い、惹かれあっていく。
    舞台となる朔太郎の祖父の運営するアパートの古き良き佇まい、そこに住まうそれぞれに訳ありの社会からほんの少しはみ出した人たちのキャラクター造形もとても魅力

    1
    2015年07月19日
  • おやすみなさい、また明日

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    ネタバレ

    この話は精神攻撃が半端なくて、読み進めるのが辛かったです。
    記憶喪失や健忘系のお話と言えば、自分の中では六青さんの
    【寄せては返す波のように】なのですが、今回のこのお話は
    それとは違う方向で素晴らしく、最後のSSでは堪えきれずに
    涙が噴き出てきて参りました。

    個人的にバッドもグレーも全然大丈夫なんですが、今回は
    傍目にはハッピーかどうか判断が難しいけれども、本人達は
    至って普通に幸せを感じている、というのがとても優しい
    世界観の中で静かに紡がれていて、胸を打たれます。

    求愛前夜の貢藤やヤコ先生も脇で登場していて、随所で
    楽しめますので、重たくなりすぎないのもいい。
    下手すればお涙頂戴のあざ

    1
    2015年01月15日
  • おやすみなさい、また明日

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    途中何回か涙目になりながらも読み進め、
    最後のSSで涙腺崩壊しました。

    最後まで書ききってくださったことに感謝!
    こういう、幸か不幸かわからないけれど柔らかく終わる作品好き。

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    2014年08月26日
  • 積木の恋

    aaa

    購入済み

    犯罪者との恋愛

    犯罪者との恋愛ということで、どうやって愛してゆくのかな…と思ったのですが、とにかく「溺愛」で圧倒されました。
    それでもすごく悩んでいたり、歩み寄ろうとしていたお互いの姿勢が印象的でした。

    0
    2014年06月26日
  • おやすみなさい、また明日

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    泣いたわ・・・。もう最後はボロボロないちゃいました。すごく染み入る。 最後は悲しい感じなんだけれど、すごく暖かくてそれまでの二人の幸せがぎゅっと詰まってる。 朔太郎の病気の重さを辛さを包み込むほどのつぐみの愛にはとっても感動しました。

    1
    2014年04月13日
  • おやすみなさい、また明日

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    BLというジャンルで書いてらっしゃる作者さんだから仕方なかったとは思うんだけど、BLにしなくていいのに、、と思いました。
    男同士にしなくていいのに、、ではなく、sexシーンの詳細を入れなくても良いのに、、、です。
    それが無くても、お話として充分読ませてくれます。

    ラストSSは絶対あったほうがいい。BL的にはないほうが、、というのは解るのですが、お話としてはあったほうがいい。むしろ無いと、作者さんの意図が途切れてしまうんじゃないかな。

    BL小説を読んでて、よく思う。
    このあと2人は?
    という不安が無く、よかったと泣けました。

    0
    2014年03月08日
  • おやすみなさい、また明日

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    フォロワーさんがお勧めされていたので手に取りました。
    元々こうゆう内容の話にすこぶる弱い私は読む前から泣くだろうな…と思ってましたが、ボロ泣きでした。
    とても心が温かくなり、そして大好きな人を大切に、日々過ごす時間を大切にしたくなる作品です。出会えて本当に良かった。

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    2014年03月01日
  • おやすみなさい、また明日

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    凪良ゆうの作品はなべて好きだ。登場人物はたいてい悲観的で諦めていたりする。それが様々な事をきっかけに自分の足で立ち上がり自分を支えていくようになっていく。その過程が、具体的な事件や人間などに関係なく自然にそうなるべくしてなるのだなあと毎回納得させられることになる。それは押し付けがましい説教とかではなくて、過程はどうあれ最後に登場人物が手にしたものを読者の私もすんなりと受け入れて穏やかな充足感を覚えるのだ。

    この作品も時に絶望的な思いにくれる登場人物と一緒に怒ったり悲しんだり苦しい思いをしたりしながら、喜びや幸せな思いも共有した。そしてSSで、作者の本当に書きたかったという物語の最後を読んで、

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    2014年02月28日
  • おやすみなさい、また明日

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    ネタバレ

    登場人物の心の機微とか、印象的なエピソードとかすごく易しい優しい言葉で表現している。「十五の夜」のエピソードなんかは最初はクスッと笑える会話だったのに、物語が進むにつれて記憶障害の攻めから奪われた大切な思い出として、こんなに切ないものになるなんて…。
    アパートの住人たちやヤコ先生などの強烈キャラ無しだったら、普通に文学作品に称される内容でした。もちろん皆愛すべきキャラたちでしたよ(*^^*)
    最後のss…老後まで描ききることで、二人の約束や幸福な人生を歩んできたと証明してくれた。進行する記憶障害を乗り越えられたんだと、不安が昇華された。書ききってくれた作者に感謝したい。

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    2014年02月24日
  • 恋愛前夜

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    ネタバレ

    一途攻めが好きだけど…諦めなければならない状況で攻めが他の人に情が移って付き合うことになってしまう、という受けにとっては非常に切ない設定ならこの本は上質だと思うので★5つ。
    漫画家志望の攻めが本命の受けを諦めて、上京した先で付き合うことになったのは、ちょっと天の邪鬼だけど憎めない人気漫画家。ほんと憎めないから、余計切ないし、攻めのバカ野郎ー!ってなる。でもやっぱり本命の受けも潔くて攻めの一番の理解者なので、最終的には当て馬でいてもらわなくては(ひどい)
    やっぱコメディ色強いほうが、凪良センセ好きかも。

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    2014年02月10日
  • 積木の恋

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    終盤でリアルな第三者というか世間の反応の描写にぶつかってちょっと、いやかなり、落ちてもうた…けどもほんまええ話やった〜!

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    2013年09月17日
  • 積木の恋

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    ▼あらすじ
    これが「好き」という気持ちだろうか──
    恵まれない生い立ちから恋愛詐欺師となった蓮は、恵まれすぎている男たちの金を巻き上げることに、なんの罪悪感もなかった。次のカモにと狙ったのは、総合病院の長男である医者の加賀谷。呆気なく騙され蓮に夢中になる加賀谷を、内心馬鹿にしていた。なのに──生真面目で真摯な愛情、穏やかな逢瀬。加賀谷と過ごす優しい時間に、知ることのなかった感情が湧き起こるが……。

    ***

    大好きな作品の一つです。
    この作品を読んで以来、すっかり凪良先生のファンになりました。
    こういう受けや攻めのお話はあまり馴染みがなかったので、自分でも大好きだと自信を持って言える事に吃

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    2020年03月07日
  • 恋愛前夜

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    大好きな作家さん、凪良ゆう先生と、これまた大大大好きな絵描きさん、穂波ゆきね先生!
    もうこれだけで★★★★★!というくらい、とってもうれしいタッグでした。

    幼馴染のナツメとトキオ。
    トキオの気持ちにナツメが応えようとするんだけど、トキオは誤解してしまって離れ離れに。
    上京してしまったトキオを追いかけるナツメの気持ちというかトキオに会いに行く行動とか、すごく感情移入してしまう。
    ヤコ先生に接するナツメの素直さというかやさしさを見てると、ナツメって本当にいいな、いい子だなって思う。
    ナツメに接するトキオの行動も分かるし、ヤコ先生のいらだちも分かるだけに思わずのめりこんで読んじゃう。

    とにかく、

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    2012年12月19日
  • 恋愛前夜

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    凪良先生の作品を初めて読みました。
    幼馴染2人のお話です。2部構成で、前半はトキオ(攻め)の気持ちが、後半はナツメ(受け)の好きという気持ちが溢れていて、キャラクターの心情がすごくよく分かり、読みやすかったです。
    途中から早く続きが読みたくて一気に読みました。
    濡れ場は少ないです。もう少し…ッと思っちゃいました^^
    ですが、その分2人の気持ちが色んな場面で現れます。
    また、メインではないキャラクターも欠かせないのかな?と思いました。

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    2012年11月26日
  • 積木の恋

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    何度も込み上げてくるものがあって、しばしば天井を見上げて涙を堪えないといけない。そんで堪えきれなくて偶にぽろり。
    凪良さんって、人物の掘り下げ方が尋常じゃない。
    人間くさくて、無理がなくて、普段からすごく人間観察してるんだろうなー……と思わせます。
    受の心の動きが手に取るように分かり、徐々に攻に惹かれていく過程には思わず唸ります。上手い。
    実際前科者が生きて行くには、それこそこんな攻でもいない限り、そうとう難しいわけですけれども、バイト先の夫婦の救いのない容赦なさもよかった。
    おばあさんとの関係がそのまま何も書かれなかったというのが少し残念ですが、何らかの形で(それがプラスでもマイナスでも)表

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    2012年05月15日