あらすじ
「俺はもう誰とも恋愛はしない」。仄かに恋情を抱いた男から、衝撃の告白をされた小説家のつぐみ。十年来の恋人に振られ傷ついたつぐみを下宿に置いてくれた朔太郎(さくたろう)は、つぐみの作品を大好きだという一番の理解者。なのにどうして…? 戸惑うつぐみだが、そこには朔太郎が抱える大きな闇があって!? 今日の大切な想い出も、明日覚えているとは限らない…記憶障害の青年と臆病な作家の純愛!! ※口絵・イラスト収録あり
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前が…
読み終わって泣きすぎて前が見えません。
あとがきで先生が、SSは、途中のシーンで終えたほうがいいという編集さんの意見を振り切って書かれたとありますが、私はそれが本当に胸に強く響いてどうしようもないです。
泣けました!
最後の展開は、ハッピーエンドではあるけど悲しくも切ないもので、賛否両論があると思いますが。
私は好きです。
恋愛が成就しても登場人物たちのその後の生活が続くものだから、そこまで表現しようとした凪良先生に感動です。
Posted by ブクログ
子供がほしい、と9年同棲した恋人に理不尽な別れを告げられた作家のつぐみと、祖父の管理するアパート経営兼何でも屋を商う朔太郎。
お互いそれそれに事情を抱え、深く傷つき、怯えながら丁寧に丁寧に思いを重ねあっていく、とても優しいお話でした。
純文学小説家と何でも屋、それぞれに少しだけ社会からはみ出した二人は、お互いに深く傷つき、愛する事をどうしようもなく恐れながら、それゆえにゆっくりと波が満ちていくように穏やかに思いを寄せ合い、惹かれあっていく。
舞台となる朔太郎の祖父の運営するアパートの古き良き佇まい、そこに住まうそれぞれに訳ありの社会からほんの少しはみ出した人たちのキャラクター造形もとても魅力的で、作者さんは本当に人が好きな人なんだと伝わってきます。
二人の住む町、四季折々の移り変わり行く様、その中で、しんしんと雪が降り積もるように静かに募っていく二人の心が通い合うその様の柔らかな描写一つ一つがするりと胸に突き刺さりました。
のちに明かされる朔太郎の持つ記憶障害の病を描くキーポイントとなる、積み重ねていく思い出の中に現れるモチーフと、その再登場のさせ方に読んでいるこちらがどきりとさせられたり。
賛否両論だという最後のSSに関しても、二人の行き着いたその先にある「幸せな結末」をきちんと示してくれた、この物語にあるべき終幕だと素直にそう思えました。
人を愛すること、思いを重ね合い、添い遂げること。
優しさとあたたかさで胸がいっぱいになりました。
Posted by ブクログ
この話は精神攻撃が半端なくて、読み進めるのが辛かったです。
記憶喪失や健忘系のお話と言えば、自分の中では六青さんの
【寄せては返す波のように】なのですが、今回のこのお話は
それとは違う方向で素晴らしく、最後のSSでは堪えきれずに
涙が噴き出てきて参りました。
個人的にバッドもグレーも全然大丈夫なんですが、今回は
傍目にはハッピーかどうか判断が難しいけれども、本人達は
至って普通に幸せを感じている、というのがとても優しい
世界観の中で静かに紡がれていて、胸を打たれます。
求愛前夜の貢藤やヤコ先生も脇で登場していて、随所で
楽しめますので、重たくなりすぎないのもいい。
下手すればお涙頂戴のあざとくなりがちなテーマですが、
泣かされると分かっていながらまんまと嵌ってしまうこの
感じがたまらないです。
穿った目で見たりせず、純粋に物語を楽しんでみると、
読後は何とも言えない満ち足りた気持ちになれました。
この作品に出会えて良かったです。
Posted by ブクログ
泣いたわ・・・。もう最後はボロボロないちゃいました。すごく染み入る。 最後は悲しい感じなんだけれど、すごく暖かくてそれまでの二人の幸せがぎゅっと詰まってる。 朔太郎の病気の重さを辛さを包み込むほどのつぐみの愛にはとっても感動しました。
Posted by ブクログ
BLで泣いたのはこの作品が初めてです。
朔太郎の言葉で「記憶を失くすことよりも、今はつぐみを失くすことの方が悲しいです。」とあるのですが、そこの一文から最後のページまで次から次へと涙が溢れて止まりませんでした。
こんなにも相手のことを思いやり、相手への言葉を選んでからかけることができる人の優しさにも人間といて見習いたいと思える程です。
作品の言葉ひとつひとつから凪良ゆうさんの優しさが溢れているような話でした。
Posted by ブクログ
梅雨入りBL再読レビュー祭り第二弾!
こんな祭り名だっけ…二弾ですでに忘れた笑
第二弾は凪良先生の2014年の名作のこちら♪
切なくて泣ける作品です。゚(゚´Д`゚)゚。
売れない作家のつぐみは十年来の恋人に突然別れて欲しいと言われます…
「子供が欲しいから」「嫌いになったわけじゃない」
「つぐみは産めないだろう」etc……
クソだ!クソすぎる!!
この別れで小説を書くことができなくなった崖っぷちのつぐみ
救ったのは下宿家の孫・朔太郎
若くて優しくてもちろんイケメン♡
そして両思いハッピーエンド♡
なんてお気楽ラブじゃないのが隠れた名作と言われる今作です!!
さぁここからネタバレです笑
朔太郎はバリバリ営業マンの頃事故に遭い健忘症になると言う過去があるのです
徐々に進む健忘症…何を忘れるのかわからない
いつか全て忘れてしまう…大切な人のことも…
つぐみの傷を癒やしてくれた朔太郎
やっと元彼クソ伸仁を忘れて朔太郎を好きになったのに…
もうここから切なさMAXです。゚(゚´Д`゚)゚。
お互いを思いやりすぎてすれ違う2人
悲しい!悲しすぎる!
安心してくださいハッピーエンド♡です笑
本編その後のショート「スイート・リトル・ライフ」
これは凪良先生が編集さんに我儘を通したお話
「このショートを書きたくて本編を書いた」と
あとがきで仰ってます
めちゃくちゃ泣けます!
凪良先生の過去BL20数作品が続々と再刊行される予定です♪
今何作出たかしら?
同じキャラ文庫の再刊行だからエロはそのまま…
っていうか過去作はしっかりエロだし笑
おびさんとユッキー君は是非読んでね笑笑
:.゚٩(๑˘ω˘๑)۶:.。♡︎
Posted by ブクログ
凪良ゆうさんの描く小説が本当に好きです。
なんてあたたかい世界なのだろうと涙しながら大量のティッシュと共に読み終えました。
特に最後のSSが良かったです。人を想う気持ちをこんなにも繊細な言葉で表現できるなんて!何度も読みたい本のひとつになりました。
Posted by ブクログ
どうにもならないことへの向き合い方を教えてくれる。
生きるとは、誰かに迷惑をかけずにはいられないことで、でもそれは悪いことではなく、誰かにとって生きる理由にすらなり得るのだと思った。
特に最後のSSは、朔太郎が心の底から幸せな人生だったと思っているのが伝わってきて、涙を流しつつも幸せな気持ちになった。
Posted by ブクログ
何でも屋×作家。年下攻め。
長年付き合った彼氏に別れを切り出されて家を出ていくことになった受けが、攻めの管理してるアパートに越してくる。癒し系BLかと思ったら、攻めの抱えているものがだいぶ重くて切なかった…!全体的に静かでそっと寄り添う夜の空気が感じられた。最後の後日談SS好き嫌い分かれそうだけど、切なくて綺麗で胸が締め付けられる…私は好みだった!
ベスト2
凪良先生の作品で1番好きなのはもちろん『美しい彼』ですが、今回の作品は自分の中で二番目に好きです。値引きしなくても買って読む作品。10年間付き合った彼氏に振られた主人公。理由がとっても理不尽で怒りが。引越しした先が朔太郎さんのお爺さんのアパート。辛い時期に朔太郎さん、アパートの住人さん、そしてなんといってもヤコ先生との触れ合いが良い。プライベートでも作家としても彼氏と別れて良かった結末ですね。朔太郎さんの病気については読むのが辛すぎる。でも結ばれて良かった。SSは私もあれで良かったと思います。長く一緒に過ごせた人生だったみたいなのでバッドエンドではないと。でも読んでて号泣でしたけどね。
これはBL小説⁉︎まさに純愛!
今朝、1回目読み終わり、2人の各場面を思い出しては、一日中このお話の余韻を楽しみました。やさぐれていた私の心も浄化されました。今夜、2回目のラウンドに入り、じっくり味わいたいと思います。
うわ〜
泣けるぅー!泣きました。大泣きでした。
色々な感情がないまぜになり泣きました。
なんて愛に満ちあふれたストーリーなんでしょう…
絶対おすすめです。
是非読んで下さい。
読み終われば、きっと少し前の自分より優しくなれてるはずです。
これ程深くて切ないBLは初めてです。読んでいる途中記憶がどんどんこぼれ落ちていく様子と愛し合う二人の苦悩で胸がぎゅっと締め付けられる思いがしました。先が気になりかなりのスピードで読み進めてしまいましたが、もう一度改めてゆっくりと噛み締めながら読み直したいです。
衝撃的
ぬるま湯な気持ちで読み始めると痛い目をみました。こんなBLあるんですね。久しくなかった感覚。胸をえぐられる苦しみ。なんでしょうか‥この作品は忘れられない。
始まりからずっと悲しいというか、切ないというか、そんな雰囲気が漂っているお話でした。
本編最後で、ようやく身体だけじゃなく心も繋がったので、その幸せなまま終わってほしかった。
スイートリトルライフは、切なくてたまらなかった。お互いに、約束を果たせて良かったんだなと思います。
静かで優しい
またしてもグッときました。
もどかしくて、もがいて、何故か心地よくて、相手を思いやることの大切さと難しさ、受け入れること、見守ること、、、そんな静かだけど切ない、深い愛情を感じられて、私もじんわりと幸せな気持ちになりました。
お互いがお互いを思いやってちょっと遠回りするけど、ラストのSSで全てが回収された気がします。
素敵なお話でした、
匿名
いっきに読み切った
久しぶりに何回も何回も繰り返し読みたくなってしまう…そんな小説に出会いました。
桃のところで終わっていたら、普通のBL小説だったと思います。
Posted by ブクログ
BLであることを忘れて読み耽った。優しくて温かくて切なくて、じんわりと涙が出た。異性愛も同性愛も相手を思う気持ちには変わりない。切ないけどこれ以上はない終わり方だと思った。幸せな読後感。
Posted by ブクログ
なんだろう
ずーっと薄青い光の中で進んでったお話でした。
凪良ゆう先生のお話は読む度に雰囲気が違う。
文体を変えているわけじゃないのに何故なのかものすごく不思議。
今回のお話について言えば
『求愛前夜』とは全く空気感が違ってても
ヤコ先生はちゃんとヤコ先生だったのはすごい。
記憶がモザイク状に欠落していくことは
忘れてるって意識があるとそら恐ろしいものだよなぁと
読み終わってからつくづく思った。
忘れた方が幸せなこともあるし
忘れないと自我が壊れることもあるし。
……ってこれはまた違う話だった。
あとがきに「これが書きたくてこの話を書いた」と記されていた本編その後のSS、
わたし的には読めて幸せでした。
こんなにも長い間寄り添えたことに震えました。
切ないけど止まらない
苦しくなるほどの切なさがずーっとあるけど、すべて読み終わった今は「彼らの幸せ」を感じれて、とてもとても良い作品でした。
本編その後のssが最後までしっかり書かれていた事が凄く良かったです。
Posted by ブクログ
今まで何作品か挑戦してみて、合わない作者さんかと思ってたけどこの作品の評価が良かったので読んでみました。
最後泣きました。いやすでに中盤から泣いていましたが。読んで良かったです。
匿名
ハッピーエンドが好きなので他の方のレビューを拝見して購入を躊躇しましたが、読んで良かったです。途中、やはりやめればよかったかも…、と思うところはあったけど、2人の想い合う気持ちに涙しました。
泣くよね
凪良作品は私的にはハズれたことはないので今回も間違いないだろうと思って読みました。結果は予想どおり
以前みたある映画と重なるところがありそのときの感情が甦ってきました。
BLで涙活したい人にはおすすめします。
こんな風にBL小説からの刺激がありすぎるとほかがもの足りなくなってしまうんですよね
Posted by ブクログ
いいな~
実にいい作品だったな。
凪良ゆうさんは、いろいろとお書きになるけど、
たまに外しちゃったりしてるけどw
この作品は読んだ後、いろいろと考えさせられる作品でした。好き嫌いがはっきりする作品ではあると思いますが。
最後まで書いてあってよかった
すごく読みやすくてするするっと入ってきて、一気に読めた。
テンポが速すぎず遅すぎず、描写も良いのでバランスがすごく好き。
誰かと共に在るということがすごく素敵に思えた。
また、朔太郎が抱える問題は原因に違いがあってもいつかは訪れる可能性が高いわけで、どうありたいか、を考えさせられた。
この作家さんの作品をもっと読みたい。
Posted by ブクログ
序盤のほのぼのとした雰囲気が、読み進めるごとに不穏になっていって、中盤から後半の重いこと・・・!
何回でもくっつくタイミングがあるのに、そこでもNOなのか?!って、読んでいてやきもき・・・。
求愛前夜読んだ直後でこれ読むと、何だこの落差?!ってなる。
最後のSSでとどめの涙腺崩壊。
短編まで読んでほしい
お互いを思うがゆえに離れてしまう二人の気持ちが理解できるから、切なくて胸が痛くなりました。辛いことがあったからこその幸せな最後がとてもとても良かったです。短編には本当にやられました。
Posted by ブクログ
途中何回か涙目になりながらも読み進め、
最後のSSで涙腺崩壊しました。
最後まで書ききってくださったことに感謝!
こういう、幸か不幸かわからないけれど柔らかく終わる作品好き。
Posted by ブクログ
BLというジャンルで書いてらっしゃる作者さんだから仕方なかったとは思うんだけど、BLにしなくていいのに、、と思いました。
男同士にしなくていいのに、、ではなく、sexシーンの詳細を入れなくても良いのに、、、です。
それが無くても、お話として充分読ませてくれます。
ラストSSは絶対あったほうがいい。BL的にはないほうが、、というのは解るのですが、お話としてはあったほうがいい。むしろ無いと、作者さんの意図が途切れてしまうんじゃないかな。
BL小説を読んでて、よく思う。
このあと2人は?
という不安が無く、よかったと泣けました。
Posted by ブクログ
フォロワーさんがお勧めされていたので手に取りました。
元々こうゆう内容の話にすこぶる弱い私は読む前から泣くだろうな…と思ってましたが、ボロ泣きでした。
とても心が温かくなり、そして大好きな人を大切に、日々過ごす時間を大切にしたくなる作品です。出会えて本当に良かった。
Posted by ブクログ
凪良ゆうの作品はなべて好きだ。登場人物はたいてい悲観的で諦めていたりする。それが様々な事をきっかけに自分の足で立ち上がり自分を支えていくようになっていく。その過程が、具体的な事件や人間などに関係なく自然にそうなるべくしてなるのだなあと毎回納得させられることになる。それは押し付けがましい説教とかではなくて、過程はどうあれ最後に登場人物が手にしたものを読者の私もすんなりと受け入れて穏やかな充足感を覚えるのだ。
この作品も時に絶望的な思いにくれる登場人物と一緒に怒ったり悲しんだり苦しい思いをしたりしながら、喜びや幸せな思いも共有した。そしてSSで、作者の本当に書きたかったという物語の最後を読んで、本編を読む間中そうあって欲しいと願っていたふたりの未来を見せてくれてとても嬉しかった。
凪良ゆうはきっと相当の覚悟で書いたに違いないと思う。他の作家さんでこうした登場人物の未来を書いた人はいるけれど、ここまで書いた人はいないと記憶する。あっぱれである。
Posted by ブクログ
最後の数ページ、こういうかたちで描かれる作品に出会ったことがなかったので驚いたけれど、この数ページのためにこの1冊の物語は存在していたのだなあと涙がでました。
重たいものふたりで一緒に抱える覚悟をし、それでも幸せを数えながら生きたことを最期まで描いてくださり、さらにふたりの生きた時間が愛おしく思えました。
この物語に出会えて、本当によかったです。
Posted by ブクログ
【2024年91冊目】
9年付き合った恋人に「子どもが欲しいから」という理由で別れを切り出されたつぐみ。街で偶然出会った朔太郎が管理人を務めるアパートに引っ越すことになり、時を重ねるにつれて、つぐみは朔太郎に惹かれていく自分に気づく。だが、朔太郎には人には容易に話すことのできない秘密があった。
ずるくないですか?!BL小説ということでちょっとはまあ、そういうね、あの、あれですよ、ストレートに言うと濡れ場あるやろな〜と思って読み始めたんですよ。
バチくそに泣いたんだが…?
設定がそもそもずるくない?と思いながら途中は読んでましたが、設定なくても泣いてたわ…。特に番外編というか、本編の続編みたいな話!ううう、好きです。世に生み出して頂きありがとうございます。
BL小説をそんなに読んでるわけではない(というか凪良先生の作品くらい)ですが、心情をこれでもか!というほど描いて下さるので本当ぐさぐさ刺さりますね。ハマりそう。
Posted by ブクログ
「おやすみなさい、また明日」「スイート・リトル・ライフ」の二話収録。
官能シーンがあるBL小説を読むのは初めてで戸惑いもあったが凪良さんの繊細でしなやかな文章はやっぱり素敵。
「子どもがほしいから別れてくれ」と十年来の恋人に振られ、傷付くつぐみの前に現れたのは記憶障害の青年・朔太郎。
互いに惹かれあいながらも相手の事を想い、別れを選択する二人がもどかしくも切ない。
不器用にしか生きられない人、生き難さを抱える人、そんな人達を凪良さんはいつも大きな包容力で包んでくれる。
朔太郎視点のSSは安堵と共に幸せな涙が零れる。
Posted by ブクログ
これ、いいっ!
凪良ゆうさんのBLのなかで、一番好きは「美しい彼」シリーズだけど、その次はコレ!!
凪良ゆうさんが「BLはハッピーエンドで終わる」的な事を書いてたので、終わりをどうするのかと思ったら、ある意味めちゃくちゃハッピーエンドじゃないですかっ!
「忘れる」というのは、ある意味では幸せなのかもしれません。
こういう結末は初めて
こういう結末の作品は初めて読みました。
怪我で記憶出来なくなるのは、本人が辛いですし、家族もしんどい。
つぐみさんの優しさとおおらかさが朔さんを支え、幸せにしたのでしょうね。
幸せだったならよかったです。でも読んでいて辛い作品は読み返せない。
凪良先生らしい
細やかな機微に満ちています。
一人で生きるとは、ずっと元気ならいいけれど、人間やはり覚悟がいることに思いました。
忘れる辛さ、もしかしたら恋人の存在価値すら忘れるかもしれない、恐怖の中で手を取り合い、
最後には人生の終盤まで見させて頂きました。幸せは人により価値が違いますが、愛してくれる人と過ごせるのはやはり財産だなと。
Posted by ブクログ
このタイプの小説を初めて読みました。同性愛というテーマは難しい、というか考えるべき点が多いけどこの本は話の展開が軽やかなのでするっと受け入れられる。
一応、肉体関係の描写も入っていますが、あまりそこが主題ではないのでさらっと通り過ぎます。
目が溶けた
凪良さんにはいつも簡単に持ってかれますが本作は単純に好き好き〜の大団円ってお話じゃなくて、誰かと歩む「人生」の大切さかけがえのなさを再確認させられ泣かされました。個人的にも思うところのある設定で感情移入が過ぎたかもしれませんが人生の終着点まで愛する人と歩めるって何より幸せだろうと思わずにいられませんでした。朔太郎のなかなかに不運な境遇と頑なさ(仕方ないけどね。。)もツグミとゆー不器用だけど実直でポカポカした人柄に溶けてって気張らず自然体でいられるよーになったこと、BL史上最高齢カップルでは?!とゆー時期まで読ませてくれたこと共に感謝です。私も素敵な老後を送りたい(笑)。
Posted by ブクログ
なんて優しくて残酷な話を描く作家さんなのだろうと。
恋人と別れ、天涯孤独の寂しさを抱くつぐみと、事故の影響で記憶障害を持った朔太郎の話。出会いから最後まで。
ぼろぼろに泣きました。痛い話ですが、幸せも感じました。
疲れている時は、自分は辛い話かな。
でもそのままでいいんだよと、ふわりとした温もりもある話。
Posted by ブクログ
何度かチャレンジしつつも、私には合わないと玉砕していた作家さん。こちらはフェア合わせで購入しましたが、これが思いがけず良かったです。
恋人に裏切られた受が、攻と出会うことによって癒され、新しい恋に落ちる。けれど攻は、絶望でしかない障害を抱えていて…という話で、読み進めるにつれ物語が切なく辛くなっていくの必至でしたが、恋に落ちるまでの過程や落ちてからの懊悩まで、余すところなくきっちり書かれていたせいか、キャラクターの心情にどっぷり浸かってしまいました。BLとしての萌えもあって大満足です。
最後のSSについては、個人的には読んだ当初はここまで書かなくても…と思いましたが、今思えば物語にハマっていたからこその感想だったのかも。落ち着いて読み返すと、これはこれでいい終わり方だったんじゃないか…と複雑ですが思えるようになりました。同人でこの手のアンハッピーっぽいハッピーエンドは何度か見ていて、必ず泣かされていることにずるいなあとは思わないではありませんが、心地の悪い「ずるさ」ではなかったのが良かったです。
Posted by ブクログ
泣けた。
あとがきにある通り、SSは賛否あると思うけど書き切った感があって清々しいです。静かな絶望みたいなのが胸に迫って静かに泣けますけれど。
Posted by ブクログ
世の中そんなに同じ志向の人いるかな、なんてことを言い出したらダメなんだけど笑
私は元カレの言ってることが妙に納得できちゃって、それゆえに感情移入できなかったようです。
ないものねだり、ワンチャンいけるかも、とか人間思っちゃうよね。そんな彼のワガママに理解を示せてしまったのだ。
2024.11.2
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Posted by ブクログ
死ネタが苦手なので最後で心がやられました。
でもこの終わりが2人にとってとても幸せな結末であることはとても分かります。
どんなにいろいろな記憶を忘れようともつぐみのことはしっかり覚えていて、2人の過ごしてきた日々に思いを馳せてしまい切なかったです。
せつない
美しい彼シリーズが好きで、それ以後、凪良ゆうさんの作品を何冊か読んでいます。
この作品は、良い意味で、ファンタジーを読んでいる感じでした。
特に最後のSSは、賛否あると言われているようですが、私はこの小説の非現実感にすごく合っていて良かったです。
ちなみに萌え要素は少ないと思います。