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前が…
読み終わって泣きすぎて前が見えません。
あとがきで先生が、SSは、途中のシーンで終えたほうがいいという編集さんの意見を振り切って書かれたとありますが、私はそれが本当に胸に強く響いてどうしようもないです。
Posted by ブクログ
子供がほしい、と9年同棲した恋人に理不尽な別れを告げられた作家のつぐみと、祖父の管理するアパート経営兼何でも屋を商う朔太郎。
お互いそれそれに事情を抱え、深く傷つき、怯えながら丁寧に丁寧に思いを重ねあっていく、とても優しいお話でした。
純文学小説家と何でも屋、それぞれに少しだけ社会からはみ出した二人は、お互いに深く傷つき、愛する事をどうしようもなく恐れながら、それゆえにゆっくりと波が満ちていくように穏やかに思いを寄せ合い、惹かれあっていく。
舞台となる朔太郎の祖父の運営するアパートの古き良き佇まい、そこに住まうそれぞれに訳ありの社会からほんの少しはみ出した人たちのキャラクター造形もとても魅力的で、作者さんは本当に人が好きな人なんだと伝わってきます。
二人の住む町、四季折々の移り変わり行く様、その中で、しんしんと雪が降り積もるように静かに募っていく二人の心が通い合うその様の柔らかな描写一つ一つがするりと胸に突き刺さりました。
のちに明かされる朔太郎の持つ記憶障害の病を描くキーポイントとなる、積み重ねていく思い出の中に現れるモチーフと、その再登場のさせ方に読んでいるこちらがどきりとさせられたり。
賛否両論だという最後のSSに関しても、二人の行き着いたその先にある「幸せな結末」をきちんと示してくれた、この物語にあるべき終幕だと素直にそう思えました。
人を愛すること、思いを重ね合い、添い遂げること。
優しさとあたたかさで胸がいっぱいになりました。
これはBL小説⁉︎まさに純愛!
今朝、1回目読み終わり、2人の各場面を思い出しては、一日中このお話の余韻を楽しみました。やさぐれていた私の心も浄化されました。今夜、2回目のラウンドに入り、じっくり味わいたいと思います。
うわ〜
泣けるぅー!泣きました。大泣きでした。
色々な感情がないまぜになり泣きました。
なんて愛に満ちあふれたストーリーなんでしょう…
絶対おすすめです。
是非読んで下さい。
読み終われば、きっと少し前の自分より優しくなれてるはずです。
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