あらすじ
二度の本屋大賞受賞、BL作品の世界的大ヒットを成した人気作家が語る、小説への思いとは?
執筆のきっかけをくれたミュージシャン、BLジャンルの大先輩、ともに業界を駆け抜ける戦友、そして今は亡き最愛の作家――。
対談やコミカライズ、全作品インタビューを1冊にまとめた、凪良ゆうを深く知るための必読書!
ここでしか読めない『滅びの前のシャングリラ』スピンオフ小説「ニューワールド」を特別収録。
【対談】
橋本絵莉子(ミュージシャン)
芦沢央(作家)
ヤマシタトモコ(漫画家)
町田そのこ(作家)
榎田ユウリ(作家)
山本文緒(作家)
【インタビュー】
デビュー15年、全作品を振り返る
【座談会】
凪良ゆう担当編集者座談会
【コミカライズ】
浅野いにお『滅びの前のシャングリラ』
【掌編小説】
「ニューワールド」
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
凪良ゆうさんの世界観にたっぷりと浸ることが
できたし、今までの遍歴や小説の解説や書くことになった経緯など盛りだくさんでとても面白かった
また新しい作品を楽しみにしようと思えました!
Posted by ブクログ
凪良ゆうさんの世界『ニューワールド』。たっぷり堪能できました。
まず感じたのは凪良ゆうさんは心の底から小説が好きなんだなということ。特に山本文緒さんとの対談では好きが隠せていませんでした!恋愛小説のバトンを重すぎると言ってその後すぐ本屋大賞を受賞するあたりもさすがだなと思いました!
また、とても自分の考えを大切にされている方だということも感じました。世の中の流れだったり担当される編集者だったり周りに影響されようと思えばいくらでもできる中で自分の書きたいものを描き続ける姿勢に感銘を受けました。これくらい自分を持たなきゃなと。
そしてラストの『滅びの前のシャングリラ』のスピンオフ?結構前に読んだのに鮮明に思い出しました。あの辛い現実の中でのそれぞれの小さな希望。フィクションなのにリアルなあの作品をもう一度読みたいと思ってしまいました
Posted by ブクログ
色んな作家さんとの対談が載っていて、特に私の推しの榎田尤利との対談が面白かった〜✨
あくまで文芸部門でヒットを飛ばした作家としての特集なので、BLに関する言及は少なめ。私は未読の作品ばかり取り上げられていたので、ちょっとネタバレ?と思いつつドキドキしながら読んだけれど、まあ、あらすじ程度のネタバレしかなかったです。大丈夫でした。
一番最後に大ヒット文芸作品のスピンオフ掌編が収録されているので、私はそこだけは読んでません。本編読んでから読む!
よし、これから凪良ゆうをザクザク読むぞ!
Posted by ブクログ
作家さんの作品にかける思いやテーマなど、
エッセイなどを読むと、とても理解できる。
この本は編集者さんや作家さんたちとの対談集。
とても、よかった!
BL小説は読んだことが無いが、
一時とても流行っていたのは覚えている。
人間関係の多様性を深く表現できるのは、
オープンマインドで何事も見つめることができるからだろうか。
山本文緒さん、町田そのこさんなど、
好きな作家さんとの対談が楽しかった。
山本さんのバトンはしっかり凪良さんに渡されている!
「滅びの前のシャングリラ」のスピンオフ、
ストーリーを思い出しながら楽しんだ。
Posted by ブクログ
凪良ゆうさんの対談、コラボ集。
対談は、チャットモンチーさん、町田その子さん、山本文緒さんなど。担当編集者の座談会もあり、
お人柄がよく出ていて、
作家さんがグッと身近に感じられた。
作品の裏話を聞けるのも
興味深かったな。
凪良さんは尊敬する山本文緒さんから恋愛小説のバトンを渡されていた。
わー。なんか泣けちゃう。
これからも
注目の作家さん。
ますます好きになり
応援したくなったな。
恋愛小説のバトンも
BLも
この先どんどん化けて
行く予感。
Posted by ブクログ
凪良ゆうさんの作家の遍歴や執筆歴、作家や編集者たちの対談本。普段どんな思いで執筆されているのとかが対談形式で書かれていて面白かったです。
特に凪良さん抜きで出した本の編集者のみの対談は特に裏側を聞けて面白かったです。
最後は滅びの前のシャングリラのスピンオフも収録されていたけど、滅びの前のシャングリラ読んで無いからまた読みたい気持ちになりました。
Posted by ブクログ
凪良ゆう先生の本が好きだと感じる理由が詰まった本だった。
編集者同士を対談させるの面白い!
「滅びの前のシャングリラ」を浅野いにお先生の漫画で見れて嬉しかった。コマの切り取り方、女の子が魅力的。デデデも見なきゃ。
最後のスピンオフは泣いてしまった。
世界が終わる寸前に友樹くんと藤森さんにそんなやり取りがあったなんて…
改めて、凪良ゆう先生の希望を感じさせる終わり方が好きだと感じた。
Posted by ブクログ
凪良ゆうさん、そして著作のファンブックみたいな本。
歌手の橋本絵莉子さん、作家の芦沢央さん、他各界で活躍されてる方との対談や、既刊作品に関するインタビューなどなど、ボリュームたっぷりのコンテンツたちがお出迎え。
"人と人は分かり合えない。" という考えはお持ちながらも、歩み寄ることはやめないという思いも携えてらっしゃるそうで、思い返せば作品の中にも映し出されてるな〜、としみじみ。
その他の創作秘話も興味深く楽しく読ませていただきました。
Posted by ブクログ
雑誌対談やコラボレーションを一冊にまとめた「凪良ゆうの世界」を読んだ。
中でも「対談 山本文緒×凪良ゆう」が一番印象に残った。
憧れの作家はもうこの世にいない。
初対面の時、凪良さんは感激の涙を流したと言う。『恋愛中毒』に衝撃を受け"いい違和感"をいっぱい山本作品からもらった。世の中に馴染めない人たちの思いを掬ってこれからも書き続けたいと…
二人が交わす恋愛論に共感しながらも、一抹の寂しさを覚えてしまった。
「伝えたいことが正しく伝わってほしいから、読者がわかりやすいよう、読みやすいように難しい言葉は使わない。言い回しもなるべく平易にしている。」
先日読んだ『流浪の月』がすんなり頭に入ってきたのはなぜなのか、その答えを凪良さんご自身の言葉で聞けただけでも、この本を開いて良かったと思う。
5社による担当編集者座談会は、まるで女子会トークのようで楽しめた。作家愛、作品愛に溢れた濃厚な時間。
「編集者だけが知っている、凪良ゆうの魅力と素顔」
BLには約束事が多くて書くのにとても苦労されたそうだが、作家としてのこだわりや作品に対する真摯な姿勢も見えてきた。
「対談 榎田尤利×凪良ゆう」
故・山本文緒さんから手渡された恋愛小説のバトン。さっそく『汝・星のごとく』も読んでみたいと思った。
Posted by ブクログ
凪良ゆうさんの、対談やインタビュー集。
その本筋とはずれるのだけれども、凪良ゆうさんを担当した各出版社の編集者さんたちの座談会が一番面白かった。特に社を横断したWeb応援団が結成されていたり、というエピソードは、書店員だった私には落涙ものでした。流通経路にいる人達のことは、触れられることがあまりないので。でも作家を応援したくて=その制作と生活を守りたくて、売るために奮闘している人たちがいます。本屋大賞だって、そういうことですよね。
Posted by ブクログ
凪良ゆう大好きですが…
同じくらい好きな榎田ユウリ!!
初の対談って!!
やっぱ榎田パイセンは凄かった:.゚٩(๑˘ω˘๑)۶:.。♡︎
そしてロングインタビュー♪
デビューから17年 全著作を振り返る!!
全著作を読んでいる私の謎…
ん?何か作風変わった?って作品が定期的に現れてた謎が解けましたε~( ̄、 ̄;)ゞ
そしてターニングポイントになった作品は地味だけど好きな作品♪
BL縛りから解放されて進化していく作品に納得です
「元BL作家」と紹介される凪良さん
「元」じゃないですから「現」ですから!
とおっしゃってました(꒦ິ⌑︎꒦ີ)
大事なことなんで最初と最後に2度も笑
ちょっと全部読み直してレビューしてみようか…
Posted by ブクログ
いろんな方との対談や、全作品のインタビュー、編集者達の座談会、コミカライズ、「滅びのシャングリラ」のスピンオフ、を1冊にまとめた、凪良ゆうさんの軌跡を深く知れる1冊。
対談
橋本絵莉子
芦沢央
ヤマシタトモコ
町田そのこ
榎田ユウリ
山本文緒
読む前は対談集か〜と期待薄だったけど、BL時代の話や文芸書を書くに至るまでの経緯、そして何より凪良さんの人となりも知れて、とても面白かった。
文芸書は全部読んでいるけれど、それぞれを書いた時の気持ちや編集者さんとのやり取りなど、作品の裏側にへぇ〜!と、とても興味深かった。
山本文緒さんとの対談が印象的だったな〜( ; ; )
あと編集者達の座談会が、こういう世界の裏事情が知れて面白かった◎
私が凪良さんで1番好きな作品は「わたしの美しい庭」なのだけど、こういう経緯で生まれた作品だったのかと、ちょっと驚きだった。
凪良さんのお人柄、すごく好きだな〜♡
BLには興味ないけど(←)、これからも文芸書はずっと追いかけていきたいな\♡︎/
Posted by ブクログ
凪良ゆうさんの作品や人物像を深く探求し、彼女の魅力を十分に表現した一冊。
この本には、著者自身の言葉だけでなく、多数の対談やインタビュー、著者の経歴、作品紹介、コミカライズ、掌編小説などが含まれていて、凪良ゆうさんの創作世界に深く没頭することができた。
凪良ゆうさんのファンや関心を寄せる読者にとって必読の一冊と言えるでしょう。
凪良ゆうさんのキャリアや作品紹介が詳しく掲載されていて、彼女の作品に対する愛情や情熱が伝わってきた。
また、他の作家さんやアーティストたちとの対談から、凪良ゆうさんの独自の表現力や考え方が垣間見え、ファンだけでなく新たな読者も魅了されることだろう。
凪良ゆうさんの世界に没頭し、作品への理解を深めると同時に、新たな視点や感銘を受け取ることができるので、
ファンや作家の才能に興味を持つ方々にとって、心を揺さぶられる作品となるだろう。
普段の会話でも、文才のある方の言葉遣いや表現が際立っていると感じるのは私だけでしょうか?
Posted by ブクログ
凪良ゆうさんが今まで行ってきた対談やインタビュー、出版社の垣根を越えた担当編集者の座談会、そして『滅びの前のシャングリラ』の漫画家・浅野いにおによるコミカライズ(期待して読み始めたらたった4頁でしたが…)とスピンオフとなる掌編小説、などなどを一冊にまとめたものです。
【対談】は以下の6人です。
●橋本絵莉子さん(ミュージシャン)
元・チャットモンチーのボーカルを担当、現在はソロ活動中。凪良さんが『滅びの前のシャングリラ』を執筆する上で、チャットモンチーの楽曲『シャングリラ』にインスピレーションを受けたとのこと。
●芦沢央さん(作家)
代表作に『夜の道標』『許されようとは思いません』『汚れた手をそこで拭かない』など。私は未読の作家さんなので、凪良さんが好きだと語っていた『僕の神様』『カインは言わなかった』あたりを読んでみたいですね。
●ヤマシタトモコさん(漫画家)
凪良さんがBL作家としてデビューした同じ年にヤマシタさんもBLコミックスデビューをした、言わば同期。代表作の『違国日記』は実写映画化の予定。
凪良さんが小説を書くうえで一貫している「個人と個人は違うということを認め合ったうえで、分かり合えないことを分かったうえで、でも分かり合うための努力をしよう」というスタンス(69頁)はヤマシタさんの作品にも通じるものがあって、私は凪良さんの作品のそういう部分がとても好きで、なんだか納得しちゃいました。
●町田そのこさん(作家)
私の大好きな町田さんと凪良さんの対談だなんて最高です。そもそも町田さんの『52ヘルツのクジラたち』の帯に凪良さんがコメントを寄せていたのをきっかけに凪良さんの『流浪の月』を読みました。これからもお二人を「推し」ていきます。
●榎田ユウリさん(作家)
BL作品では榎田尤利、非BL作品では榎田ユウリと名義を変えて書かれている、凪良さんにとっては大先輩。残念ながら存じ上げず、すみません。お二人ともBLというジャンルについて熱く語っておられました。あぁ…積みっぱなしの凪良さんのBL作品『美しい彼』も読まなくちゃ。
●山本文緒さん(作家)
凪良さん憧れの作家さん。私は『自転しながら公転する』しか読んでなかったんですが、凪良さんが大好きだという『恋愛中毒』読みたくなりました。この対談の最後に山本さんから凪良さんへ「恋愛小説のバトン、託しますね」との言葉が…。山本さんはこの対談の数ヶ月後に膵臓癌のため亡くなられました。
【掌編小説】
『滅びの前のシャングリラ』のスピンオフとなる掌編小説「ニューワールド」は、17歳の友樹の視点から語られる、世界が滅ぶ最期の瞬間…救いようのないラストに友樹が光をくれました。すごくよかったです。改めて『滅びの前の〜』を再読したくなりました。
この本を読んだことで、「あぁ、やっぱり凪良ゆうさん大好きだなぁ」と改めて実感しました。
Posted by ブクログ
凪良ゆうさんについての本。作品やこれまでについて語られるの興味深いしそれぞれの対談も読み応えあったけど、担当編集者座談会が面白かった。担当によって作品の色が変わっていったり、各々の個性が光ってた。あとはシャングリラのスピンオフがあったのも嬉しい
Posted by ブクログ
とっても好きな作家さんだが、BL作品を読んで無いのはやはり損した気持ち。
「滅びの前のシャングリラ」のスピンオフも掲載されている。もう一度読み返したくなる。
担当編集者座談会は何気に面白い。
町田そのこさんや山本文緒さんとの対談が特に胸に刺さる。
Posted by ブクログ
初めて凪良ゆうさんの著書を手にしたのは、ブックスタジオ大阪店で書店員さんのポップに惹かれたからでした。「神様のビオトープ」でした。
それから少しずつ凪良ゆうさんの作品を読んでいますが、BLに関しては読んだことがなかったので、そちらも読んでみたくなりました。
色んな方との対談、インタビュー、会社を超えた担当編集者座談会など、凪良さんのお人柄が伝わりました。
「滅びの前のシャングリラ」も読んでみようと思いました。
Posted by ブクログ
凪良ゆうさんVS.橋本絵莉子さん(チャットモンチー)
VS.芹沢央さん(作家「僕の神様」など)
Vs.ヤマシタトモコさん(BL漫画家・一般も書く「違国日記」など)
Vs. 町田そのこさん(作家。そりゃもういっぱいある)
Vs.榎田尤利さん( BL作家「永遠の昨日」など)
Vs.山本文緒さん(作家「恋愛中毒」など)
の対談に、
凪良ゆうさんの担当編集者さんたちだけの対談、
滅びの前のシャングリラの一部分の漫画、
滅びの前のシャングリラの番外編短編
ご本人のロングインタビュー
が収まった一冊。
凪良ゆう好きには彼女を深堀できるのでご一読を!って感じかな。
いろんな作家さんたちとの対談なのでこのなかで紹介された本をいくつか読んだ。
「ぼくは 青くて 透明で」もその一つ。これがめちゃくちゃ好きな一冊になったの出会わせてくれてありがとう。
芹沢央さんの「僕の神様」もこの本きっかけで読んでみた。やさしい、いいお話だった。
こういう対談ものって、読書の幅というか、今まで知り合わなかった本に出合えるのもいいですね。
Posted by ブクログ
大好きな凪良ゆうさんの対談本
チャットモンチーの橋本さんとの対談から始まり、大好きな町田その子さんや山本文緒さんとの対談などなどまさに神々の対談でした。
凪良さんの作品作りに対する姿勢や我々読者への寄り添い加減に悩まれる思考は本当にリスペクトです。
ファンの1人としていつまでも作品を描いていてほしい作家さんの1人です。
Posted by ブクログ
凪良ゆうさん、そういえば文芸ばかり手に取っていて、BL作品は読んだことがない。
対談の中でBLの話題の時、とても生き生きされているように感じて、ちょっと読んでみようかなと思った。
山本文緒さんとの対談はすごく楽しそうで、なんだか泣きたくなった。
Posted by ブクログ
黒凪良と白凪良がいるのかぁ。面白い。
私は黒凪良の小説が読みたい。
BLには興味なないけど、(そのあたりは飛ばして読む)
巻末に「滅びの前のシャングリア」のスピンオフが載っていてやっぱこの小説好きだわ。
映画化もドラマ化もできないだろうけど、そこがいい。
(今の技術をもってすれば可能なのかも)
Posted by ブクログ
いろんな人との対談集。山本文緒さんのところはぐっときましたし、担当編集者たちによる座談会のようなのは面白かった。
そして内林武史の「星の街」のカバー、装丁が素晴らしい。
Posted by ブクログ
凪良ゆうさんの本は、BL本(明確な区切りをつけてしまっては悪い気がするが、表紙が漫画のイラストで男性同士が睦まじいものとする。)以外は読んでいる。好きな作家さんの一人。
白凪良と黒凪良という言葉があったことを初めて知った。どちらの凪良さんも良い。
町田そのこさん×凪良さんの対談で面白かったのが、町田さんが、平置きしてあった町田康さんの作品の上に重ねて自分の本を置いた過去を懺悔したところ。
その後書店員に気づかれ、戻されてしまったか、誰かが手に取ったかは神のみぞ知る。
凪良さんと町田さんの全然ギラついてないライバル関係も素敵だった。
二人とも追いかけている作家であり、これからも書き続けて欲しいと思う。
Posted by ブクログ
読まなくても良いかなと思ったけど やっぱり読んで良かった。凪良さんのBL作品は知らないけどいつか読んでみたい。そして『ニューワールド』を読めて良かった。
Posted by ブクログ
凪良ゆう先生ファンブック
対談、編集者座談会、ヒストリー、浅野いにおが描く「滅びの前のシャングリラ」コミックちょっと、同じくシャングリラのスピンオフ
あの物語達がどうやって産まれたのかが垣間見れる