適菜収のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
書いてる内容でこの人は信用出来ると自分なりに判断する人とそうでない人がいて、また自分の読む力によって読みごたえある人とそうでない人がある。そのどちらも自分好みの著者の2人が共著を書いてることを知ってすぐに読んだ。特に適菜収氏に関しては3つ年上なだけだが圧倒的な知識量と頭脳の明晰さでもはやメンターとして著作を読みふけっている。自分の古典至上主義とも言える最近の考えは特にこの人の影響が大きい。中川淳一郎氏は著作で「電通と博報堂〜」を読んだことがあるのとニコ生関連で見たことがあるが自身も仰る通り現場作業員という感覚がとても人に好かれるカッコつけないかっこよさがある人だと思う。おれも肉体労働者を自負してるし現にタクシードライバーの息子であるしその自覚を持って今後どのような人生を歩んでいくのか「博愛」というのはなかなか実体験として持ちにくいのだがこの本を読んで考えるきっかけにしたい。
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Posted by ブクログ
情報の洪水の中で安易に答えを得ようすることなく、古典を読むことの勧め。人間の悩みは、今も昔も変わらない。同じことを過去の偉大な人々が悩み、考え、そして作品に残している。それを読み、謙虚に考えることでしか答えに近づく道はない。ゲーテ、ルソー、三島由紀夫、小林秀雄などの読書論を紹介しながら主張されていることには大いに共感できました。ただ、読書をしない人や、大衆迎合的な発想をする人への痛烈な批判が多く、なにもそこまで言わなくても、、、とも感じたりして。。あと、なんなのでしょう、この表紙?全く内容と合ってない。(あえて、上記のような人へ挑戦、挑発しているのだろうか?)
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Posted by ブクログ
ネタバレ私は盲信への警告と受け取った。信仰の対象は宗教に限らないからだ。さて、本書のテーマは、どうすればより価値の高い人生を送ることができるか、であり、自分を肯定し物事をしっかり捉え誇りを持って実践せよ、が主張だろう。そして、今を精一杯生きるための力を削いでいる元凶としてキリスト教が徹底的に批判されている。現実を認められず逃げるために、様々な話や概念をでっち上げては現実の生を貶めたと。ここで、ニーチェはイエスとキリスト教を切り離して考えている。キリスト教は弟子(特にパウロ)が自分達の都合で書き換えたものであり、イエスが実践して示したことは何も残っていないと。この章が一番興味深かった。ちなみに比較的にまともな宗教として仏教が肯定的に書かれてもいるが、ニーチェが現状をみたら同じように批判していただろう。他には、凡人の大切さが書かれていたのが意外だった。最後に、批判は淡々と表現した方がより伝わってくるように思う。訳のせいもあるだろうけれど、ニーチェだからなぁ。
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Posted by ブクログ
三島由紀夫没後45年にあたるということで、注目された三島特集で目にとまった。帯にB層が図解されており、耳新しい言葉だったが、意外にも腑に落ちるところがあって、読んでみた。内容には比較的共感を覚える。民主主義とは、自由とは、平等とは。これまで金科玉条のように、正しいと疑わなかった言葉を、少し下がって考えてみるきっかけを本著は十分に与えてくれる。随所に、三島の著作からの引用が紹介されるのも面白い。例えば、我々は遠い祖先から引き継いできた文化の集積の最後の成果である、というところ。自分の背中に日本を背負い、日本の歴史と文化と伝統の全てを背負っているのだ、という気概。これこそが、本日の行動の本となる。また、善からは善のみが、悪からは悪からが生まれるというのは、人間の行為にとって決して真実ではない。全く同感である。
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Posted by ブクログ
ある人の話を聞いて呆れるより笑ったのは、医者から言われたことは「何か信用でけへん」とか言うといて、そのくせ「みのさんがテレビで言うとったんやて」て言って、何の考えもなくそのとおりにしたんやて。
普通、医者のほうを信じるやろ。
B層って、簡単に言うたら、そんなタイプの人間のことやろ。
でもなあ、A層からD層までの4つの区分って、正直、わかりにくかったわ。
確かにB層と、それを影であやつるA層については具体例をあげてわかりやすかったよ。でもC層とD層の人って、具体的性向とか指向分析とかほとんど書いてないやん。要は最近IQが低くて自分で判断できんくせにデカイ顔してる社会層ってカテゴライズをしたいんで、あえて郵政改革のときのコンサルの企画書をひっぱり出してきて、その「B層」のなかに、うっとおしい社会層を押し込んだだけのように思えるけど。
そもそも、この企画書自体、血液型で人の性格を4つに区分けするのと同じくらいナンセンスやで。ベースとなってるもん自体がまゆつば。でもそれをまあ脇に置いといて、最近はびこるアレな奴らをなんとか類型化したい、ってゆうアイデアは面白いし評価したい。ラーメン屋に並んでる奴とか、くだらんテレビタレントとか、「社会のために」オレも射殺したいよ(笑)。
…って言うふうに、ちょっと自分で溜飲さげるためのネタ本って考えたほうがええんちゃうん?
この本だけで社会問題がどうとか政治がどうとか言い出すんは、冒頭のみのもんたを妄信するんと同じやで。表紙のゲーテの肖像見ただけで、難しくとってるんちゃうか?現代新書ちゃうんやで。プラスアルファ新書やで。パロディとかギャグってことでええんちゃうん。
それよりも東日本大震災直後に、愛知県日進市の花火大会で福島県川俣町の業者が製造した花火の打ち上げが中止された事件のほうが気になる。なんでって、日進市に苦情とか言うたんがたった20人かそこらで、それで中止決定したんやろ。少数のアレな奴らが足を引っ張って全体の意思を形成し、何か過剰な方向に進む…そっちのほうが怖い。
適菜さん、そういう真の危ない社会的階層の分析と対策の提示こそお願いします。
(2011/10/2)