適菜収のレビュー一覧

  • 死ぬ前に後悔しない読書術

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    "著者の文体は好みでは無いが共感できる点は多々あった。
    ゲーテとの対話
    世界文学全集
    三島由紀夫
    はいずれ読みたいと思った。"

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    2018年11月24日
  • キリスト教は邪教です! 現代語訳『アンチクリスト』

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    キリスト教に対して抱いていた矛盾をニーチェが明解に解き明かしてくれた。キリスト教=病気など、思い切った言い方にびっくりした。キリスト教に矛盾を感じている人に一読を勧める。

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    2018年11月12日
  • 死ぬ前に後悔しない読書術

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    真っ当な"世界"で暮らす
    偉大なもの、崇高なものは、それを教えてくれる
    家畜として死ぬより、人類が到達した場所から、思考回路と眼により世界を再構築する
    読書とはそういうものです

    「たとえ、世界が全体として、いくら進歩したところで、若者は、やはりいつの時代にも、最初の地点から出発し、個人として世界文化の進化の過程を順を追って経験していく以外にないのだ」
    ゲーテとの対話より

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    2017年07月19日
  • デモクラシーの毒

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    適菜収と藤井聡の対談だが,5章まではやや理論的なやりとりだったが,橋下劇場の話になって俄然面白くなった.大阪人が騙されなかって良かったが,橋下がさらに何かを仕掛けてくることはあるはずなので,警戒が必要だろう.前半で議論があった「保守」については理解できない部分もあったが,現在の保守層が実際には「保守」の考え方から逸脱しているのだと感じた.

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    2017年03月21日
  • 男が30代でやめるべき習慣

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    30代の必須ネガティヴリストという感じ。簡単にまとめると、周りに流されるな、人脈は整理しろ、本でも食べ物でもなんでも一流に触れろ、外見やマナーで人は判断されちまうぞ、なんてところか。

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    2016年11月27日
  • キリスト教は邪教です! 現代語訳『アンチクリスト』

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    ネタバレ

    私は盲信への警告と受け取った。信仰の対象は宗教に限らないからだ。さて、本書のテーマは、どうすればより価値の高い人生を送ることができるか、であり、自分を肯定し物事をしっかり捉え誇りを持って実践せよ、が主張だろう。そして、今を精一杯生きるための力を削いでいる元凶としてキリスト教が徹底的に批判されている。現実を認められず逃げるために、様々な話や概念をでっち上げては現実の生を貶めたと。ここで、ニーチェはイエスとキリスト教を切り離して考えている。キリスト教は弟子(特にパウロ)が自分達の都合で書き換えたものであり、イエスが実践して示したことは何も残っていないと。この章が一番興味深かった。ちなみに比較的にま

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    2016年11月12日
  • デモクラシーの毒

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    「多数決は最善の決定方法ではない」ことと「思考停止の危険性」を理解していれば、どれも理解できることばかりですが、無知であることをバカにしているような語り口は、気になりました。

    また、この本の中で批判されている人や考え方については、批判されることが前提となっているように思えました。
    その前提は、見方によっては、思考停止に思えるので、その点も気になりました。

    とりあえず、民主主義には、マイナス面もあるわけですが、そこを乗り越える視点は弱い気がしました。
    この次の本では(出るかどうか知らないですが)、その視点を期待したいと思います。

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    2016年10月25日
  • 脳・戦争・ナショナリズム 近代的人間観の超克

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    攻撃性はアドレナリン。楽観性や浮気性はドーパミン。不安を感じやすいのはセロトニンを作れないから。親密さと戦争惹起はオキシトシン。脳内物質が原因ならば、遺伝が関わります。脳内物質を作る過程は遺伝子が関与しているそうです!

    Mahalo

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    2016年10月09日
  • ゲーテの警告 日本を滅ぼす「B層」の正体

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    ネタバレ

    人民を四象限に分割し、自分で考えず他者の発言を自分の意見として流布する層に目標を絞って洗脳工作する図式。
    それが日本で明示的に企画された起源が郵政民営化だという指摘に、なるほどと思わせられた。

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    2016年05月28日
  • ミシマの警告 保守を偽装するB層の害毒

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    概ね首肯できる。ただし、移民のところは、日本民族の純潔性を言っているようで、どうかなと思う。日本という国が成り立っていくにはどうするかという視点は必要だと思うし、その中で移民の問題も避けられないのではないか。

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    2016年03月03日
  • ミシマの警告 保守を偽装するB層の害毒

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    三島由紀夫没後45年にあたるということで、注目された三島特集で目にとまった。帯にB層が図解されており、耳新しい言葉だったが、意外にも腑に落ちるところがあって、読んでみた。内容には比較的共感を覚える。民主主義とは、自由とは、平等とは。これまで金科玉条のように、正しいと疑わなかった言葉を、少し下がって考えてみるきっかけを本著は十分に与えてくれる。随所に、三島の著作からの引用が紹介されるのも面白い。例えば、我々は遠い祖先から引き継いできた文化の集積の最後の成果である、というところ。自分の背中に日本を背負い、日本の歴史と文化と伝統の全てを背負っているのだ、という気概。これこそが、本日の行動の本となる。

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    2016年01月03日
  • ミシマの警告 保守を偽装するB層の害毒

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    三島由紀夫というより、保守について書かれている本。リアルタイムで『維新』のゴタゴタを見ているためか第四章がまさに同意。

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    2015年12月10日
  • ミシマの警告 保守を偽装するB層の害毒

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    平和ボケで思考停止した脳に一撃をくれる本。
    SNSが浸透して広告が衰退しているのと同様に、政治も政治家主導から国民主導になる時代がきている。今はまだ草茅危言の状態だけど。恐怖心を煽る情報操作は若い世代には通じない。踊らされてるのはミーハーな大人たちってことだろうか。
    いずれにせよ、自分たちで政治を考える時代がきている。

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    2015年12月05日
  • ゲーテの警告 日本を滅ぼす「B層」の正体

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    ある人の話を聞いて呆れるより笑ったのは、医者から言われたことは「何か信用でけへん」とか言うといて、そのくせ「みのさんがテレビで言うとったんやて」て言って、何の考えもなくそのとおりにしたんやて。
    普通、医者のほうを信じるやろ。
    B層って、簡単に言うたら、そんなタイプの人間のことやろ。

    でもなあ、A層からD層までの4つの区分って、正直、わかりにくかったわ。
    確かにB層と、それを影であやつるA層については具体例をあげてわかりやすかったよ。でもC層とD層の人って、具体的性向とか指向分析とかほとんど書いてないやん。要は最近IQが低くて自分で判断できんくせにデカイ顔してる社会層ってカテゴライズをしたいん

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    2015年11月13日
  • デモクラシーの毒

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    保守から見た場合の、至極真っ当な橋下批判。大阪都に対する具体的な反論を知らないのでその点はなんとも言えないが思想状況の分析については納得する点が多いかも。

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    2015年10月28日
  • 日本をダメにしたB層用語辞典

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     B層について著者は、「B層は単なる無知ではない」が、「改革」、「変革」、「革新」、「革命」、「維新」といった言葉に弱く、「永遠に騙され続ける存在がB層です」と述べている。

     今回の衆議院選挙で過去最低の投票率だった。しらけムードと受け皿がなかったためと票所に足を向ける意欲をなくした人たちが多かったことを良く表している。

     安定多数を確保した自民党。その投手で総理大臣に関して「保守を偽装するグローバリスト。もはや国境や国籍にこだわる時代は過ぎ去りましたと発言。亡国の移民政策なども推進と書かれている。ついでにアベノミックスについては、「出来損ないのお好み焼きのこと」とばっさり切り捨てている。

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    2014年12月15日
  • 新編 はじめてのニーチェ

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    ネタバレ

    ニーチェは今まで一冊も読んだことがなく、
    せいぜい引用をどこかでちょっと見て知っている位である。

    文章自体は平易で読みやすいし、書かれていること自体は分かる。
    でもニーチェのエッセンスが凝縮されすぎているのか、
    なかなか頭に入ってこなかった。
    ただ、この本を読んでニーチェを読んでみようと思った。

    一度訳本を読んで挫折して、
    また本書など読んで訳本に戻ってを繰り返す必要があるのだと感じた。

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    2014年07月18日
  • 日本を救うC層の研究

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    タイトルと異なり、B層の検討にページが割かれておりますが、また、他の本で書かれたことが繰り返されていますが、なかなか迫力のある展開で興味深く読めました。

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    2014年04月05日
  • キリスト教は邪教です! 現代語訳『アンチクリスト』

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    ニーチェの反キリスト者を、適菜収が「現代語訳」したものです。ニーチェの思想は、よく行間も読んでみる必要がありますね。

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    2014年03月27日
  • ニーチェの警鐘 日本を蝕む「B層」の害毒

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    B層が日本最大の権力者となった現在、ニーチェの予言した大衆社会の最終的な姿が現れている、とするもの。キリスト教と民主主義の関係への言及など、参考になる視点が多く提供されていますが、よく考える必要があると思っています。何れにせよ、久しぶりに知的好奇心を掻き立てられる本でした。

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    2014年03月24日