適菜収のレビュー一覧

  • 遅読術
    速読が流行る世相の中、もっと大切なもの、特に古典として時間の試練に耐えてきた作品に接しましょうというのはよくわかる話。そうでないものを、あまりにも一刀両断にするので、ちょっと苦笑したけど。『ニーチェとの対話』とか、本書を読んで、「あ、俺も読んでみようかな」という本を知ることができた。だから、じゅうぶ...続きを読む
  • ゲーテの警告 日本を滅ぼす「B層」の正体
    この本は、B層と呼ばれるマスメディ等のメッセージをそのまま鵜呑みにしてしまう人が急拡大した土壌、将来の影響について考えるもので、B層を批判したり、からかったりすることがこの本の目的ではない(らしい)。
    まあ知識として読んで良かったとは思う。

    【B層とは】
     知的程度がそれほど高くなく、A層(財界勝...続きを読む
  • 日本を救うC層の研究
    こういう考え方もあるのねという感じ.古典を読もうという考え方は賛同.良書を読むための条件は悪書を読まない事.情報過多の時代,最先端の情報には多くのごみが混ざっている.それゆえ歴史の地層に濾過され磨き抜かれや古典を読む時間を強制的に創るべし.
  • 現代日本バカ図鑑
    20180510 自分は演出に弱いと改めて感じさせて貰った。作者の引いた視線で読み取れるメッセージと自分が受けているメッセージがここまで違ってると自分で判断する前に意見を確認する一人としたく思った。この作者の別の本も読んでみることになりそうだ。
  • ミシマの警告 保守を偽装するB層の害毒
    B層とは、郵政選挙の際に自民党が広告会社に作成させた企画書において、構造改革への支持とIQの高さの2軸で分け「構造改革に肯定的でIQが低い層」「具体的なことはわからないが、小泉のキャラクターを支持する層」と規定したもの。郵政選挙では、「改革なくして成長なし」「聖域なき構造改革」といったワンフレーズ・...続きを読む
  • 男が30代でやめるべき習慣
    読み終わりました。世界を穿った見方をする人がいるなあと感心するには大変良い書籍でした。ちなみに私は30になっていないので、読んだものの、特に何もやめておりません。
    汚い飲み屋であほみたいに飲むのが好きです。
  • 脳・戦争・ナショナリズム 近代的人間観の超克
    有意差 釣鐘状 社会通念上 近代イデオロギーが生み出しているタブー そう、「私が言ってるんじゃなく、実験データが言ってるんだから」って開き直れる。それがサイエンスの魅力でもあると思います。 外見こそ情報のかたまりである 迷妄 人間の世界も、「他者のリソース(資源)を奪う」という点では攻撃性が持つ意味...続きを読む
  • 日本をダメにしたB層の研究
    B層と表現されている層は、確かにあると思う。それは、固定的な意味ではなくて、自分もそうだが、対象によって、案件によって、B層に該当するふるまいをするケースがあるという感じがする。マーケティングをする人とか、多数の支持を得たいと考えている営業の人や、政治家の人は、B層を意識した行動をするのも、ひとつの...続きを読む
  • 脳・戦争・ナショナリズム 近代的人間観の超克
    期待を持たせるタイトルで、若手論客白熱の討論10時間とのことだが、他人にたいする批判を3人で一緒になってしている感が強い。専門的な情報が披露され参考にはなるが、建設的な前向きの意見や示唆が少ない。異なった意見を戦わせて、議論を深めて欲しかった。
  • ミシマの警告 保守を偽装するB層の害毒
    「保守」と現在の日本の自称「保守派」は違うというところからはじまり、三島由紀夫の著作を援用しつつ、著者一流のB層批判、橋下元市長批判等が展開されます。
  • ミシマの警告 保守を偽装するB層の害毒
    近代大衆社会がどのような形で暴走し、どのような形で行き詰るか、その兆候をすばやく察知し、我が国の現状に警告を発したのが、作家の三島由紀夫。三島の言葉を振り返りながら、今の世の中の思考の土壌について考察する。保守とは本来常識人のこと。三島は保守の立場で議会主義を守ろうとした。三島が最大限に警戒したのが...続きを読む
  • 脳・戦争・ナショナリズム 近代的人間観の超克
    楽屋話の印象を持ちました。読者を意識した鼎談ではなかったように感じました。新書であるから仕方ないのかも知れませんが、説明が足らなくて自分たちの博学さを披歴しているような発言が鼻に突きました。著者の紹介のあとに、「本書の内容は著書個人の見解であり、所属組織とは関係ありません。」と、わざわざ断り書きがあ...続きを読む
  • ミシマの警告 保守を偽装するB層の害毒
    作家、哲学者の適菜 収 氏の著書です。

    三島由紀夫の言葉を引用しながら、著者の考える「保守」を論じる内容となっています。

    本書では冒頭に「保守」の定義、本質として「人間理性に懐疑的である」と述べられていますが、この定義はよく考えられていると思います。腑に落ちました。
    そう考えると世の中の保守派は...続きを読む
  • 日本をダメにしたB層の研究
    遅くなってしまいましたが献本いただきレビューです。

    この本を辛口でおもしろいなーで終わるとTVの代わりに暇をつぶしているだけになる。
    「大衆」を相手にしている声の事実を抑え、意図を嗅げと考えられたら良い。

    読んでよかったな~と思えたのは文中にあるオルテガの引用

    「過去は、われわれが何をしなけれ...続きを読む
  • 新編 はじめてのニーチェ
    いろいろいう人もいますが、ニーチェの主張は次の2点です。①神についての考え方が変更されたことにより、世界は歪められてしまっている。②我々の時代がロクでもないのはそれが原因である。 多くの人はひっくり返った視点で世界を見ている 爆弾を抱えて自爆してしまうテロリストがいます。彼らの頭の中では、自分の命よ...続きを読む
  • 日本をダメにしたB層の研究
    「日本をダメにしたB層の研究」
    騙され続ける宿命。


    いつから日本はこんなにダメになったのか。すべての日本人の素朴な疑問に答える本、それは「日本をっダメにしたB層の研究」であります。著者は、適菜収。早稲田大学でニーチェを先行し、現在は、作家兼哲学者。哲学者と作家、さほど相性の良さを感じないのは私だ...続きを読む
  • デモクラシーの毒
    橋下氏批判の本。個人的には橋下氏や維新の考え方
    やり方。表現の仕方などに問題があるのではないかと
    思います。なのでこの本で両氏が言っていることは
    本質的には理解できる部分もあります。また世間風潮
    として、凡庸化・思考停止・リセット思考が蔓延
    していることについての危惧はよくわかります。
    でも少し、過...続きを読む
  • 日本をダメにしたB層の研究
    献本で読みました。
    とにかく、気持ちいいほどにバッサリ。
    しかし、遠くから叫んでいても欲深い人たちには届かない(聞く耳も持たない)でしょう。
    その方々は、B層と呼ばれる付和雷同者たちを利用しているのですから。
    人に欲がある限り、結局なにしても変わりません。
    ニーチェ研究家の方のようなので、発狂しない...続きを読む
  • 日本をダメにしたB層の研究
    アナログ放送終了とともにテレビ鑑賞をやめた私は、テレビ主義に対する漠然とした恐怖がありました。なにが怖いってよくわからないからです。つまらないものやくだらないものほど大切にされる世界への疑念です。
    私がテレビ主義と言っていたものの本質がB層という括りによって明確になり、諸々の心配が減りました。

    ...続きを読む
  • 愚民文明の暴走
     本の内容として多くの人は拒絶反応をするだろうとは思うがそもそも突き詰めていけばおおかたこのような論点に行き着くのはありなのかもしれない。

     右でも左でも一番大切なことを忘れている今現在、いかに面白く世の中を渡り歩いていくかだけに焦点が絞られているその解説書だと思っていれば嫌いな人でも我慢できるの...続きを読む