適菜収のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
B層について著者は、「B層は単なる無知ではない」が、「改革」、「変革」、「革新」、「革命」、「維新」といった言葉に弱く、「永遠に騙され続ける存在がB層です」と述べている。
今回の衆議院選挙で過去最低の投票率だった。しらけムードと受け皿がなかったためと票所に足を向ける意欲をなくした人たちが多かったことを良く表している。
安定多数を確保した自民党。その投手で総理大臣に関して「保守を偽装するグローバリスト。もはや国境や国籍にこだわる時代は過ぎ去りましたと発言。亡国の移民政策なども推進と書かれている。ついでにアベノミックスについては、「出来損ないのお好み焼きのこと」とばっさり切り捨てている。少なくともあと数年はこのお好み焼きの出来損ない政策が続くことになる。
あの号泣会見で一世を風靡した野々村竜太郎元兵庫県議員について「うわーん!」だけ書かれている。それだけで分かってしまうとはインパクトの大きい会見だった。兵庫県議と言えば、走って逃げた議員がいて吉本新喜劇かと思わず突っ込みたくなった。
ここにはないが、「熊手で痛手を被った人」がいる。8億円の熊手とみんなの党を壊して無所属という名の「ひとりの党」の代表になってしまい落選、さらには関係先の家宅捜査とシャバにいられるか分からなくなっている。この著者ならどう描くのだろうかとふと思った。
それにしてもこれだけいろいろ書いていると各方面から誹謗中傷や嫌がらせを受けたりしないのだろうか。評論家という仕事は神経が太くないとできないだろうなあ。 -
Posted by ブクログ
1.ニーチェが生前ドイツで活躍した事実はない。
2.ニーチェはすべての権威を否定きていない。
3.ニーチェは相対主義者ではない。
4.ニーチェは無神論者ではない。
5.当時、神の権威を否定するのは命がけの行為ではなかった。
6.ニーチェは社会的弱者を否定していない。
7.ニーチェの概念は、後年のナチズムに引き継がれていない。
8.ニーチェは脳梅毒で発狂していない。
などのことが書いてある。
そもそも、ニーチェを全く知らなかったので勘違いすらしてなかった。
ただ、アンチキリストはマリリンマンソンが言ってることだと勘違いしてた。
狂った人ってイメージだけど、そんなことがないような気がした。
著書を読もう。 -
Posted by ブクログ
ぎるてぃ!。痛快なキリスト教批評。たぶん訳語調により読みやすい流れがあるためそう思う。世界3大宗教、一神教、という側面をもつ反面、イスラム教徒の違いは報復をしないこと、万人に対するアイデアルと教えられてきた。しかし、実際には、愛のためにか他教の攻撃には、反撃を行うことは証明された(本書の表紙の絵から暗示される)。そして、宗教を信ずる人たちは、一部の人の考え(司祭)の考えにより、すべてを左右されると言うこと。(正義・道徳・愛)これは宗教教義が信仰の基ではなく、為政者の塩飽により、動かされると言うことである。神とは何か?私は仏教徒であると主張はしないが、一神教、神がすべての基本になっていると言うことは、信じがたい。本書の反論は、まさしくそう考えると共感するところ多し。多くの哲学者、宗教者の名前が出されているが、これだけ多くの著作を読んだことがないので分からないことあり。
36
ホンモノの神様、ニセモノの神様
1 神、霊魂、自我、精神、自由意志などといった、アリもしないものに対して、本当に存在するかのような言葉を与えられたこと。
2 罪、救い、神の恵み、罰、罪の許し、などをいった、空想的な物語を作ったこと。
3 神、政令、霊魂など、ありもしないものをでっちあげたこと。
4 自然科学をゆがめたこと(彼らの世界観はいつでも人間が中心で、自然と言うものを少しも理解していなかった)
5 悔い改め、良心の呵責、悪魔の誘惑、最後の審判、といったお芝居の世界の話を、現実の世界に持ち込んで、心理学をゆがめたこと。
神とは本来、民族において、民族の強さや民族の権力を求める感情=天皇??