適菜収のレビュー一覧
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いろいろいう人もいますが、ニーチェの主張は次の2点です。①神についての考え方が変更されたことにより、世界は歪められてしまっている。②我々の時代がロクでもないのはそれが原因である。 多くの人はひっくり返った視点で世界を見ている 爆弾を抱えて自爆してしまうテロリストがいます。彼らの頭の中では、自分の命より、社会や国家の問題のほうが大きかった。かつて、地下鉄に猛毒のサリンを撒いた狂言者達がいました。彼らにとっては他人の命より、宗教的な教義のほうが大事でした。 ニーチェの最大の敵とは?それはキリスト教と、キリスト教的な考え方すべてです。 日本人を含めて、殆どの人がキリスト教の世界に住んでいる。 イデオロギーとは、何かを絶対的に正しいとする、思い込みのようなものです。12月25日にイエスが生誕した、という話も嘘です。あれは、ミトラ教の冬至の祭りからパクったものです。 パウロは気付いてしまった。「地獄」という概念を使えば、ローマを支配することができることに。「あの世」を使って人々を脅せば、現実世界を潰すことができることに。
神道における神(かみ)とは、自然現象などの信仰や畏怖の対象である。「八百万の神」(やおよろずのかみ)と言う場合の「八百万」(やおよろず)は、数が多いことの例えである。 世界遺産の知床半島の大自然の中、畏敬の念を抱く けいけん敬虔な気持ち -
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橋下氏批判の本。個人的には橋下氏や維新の考え方
やり方。表現の仕方などに問題があるのではないかと
思います。なのでこの本で両氏が言っていることは
本質的には理解できる部分もあります。また世間風潮
として、凡庸化・思考停止・リセット思考が蔓延
していることについての危惧はよくわかります。
でも少し、過激にというか、攻撃的すぎるかな
と思います。批判している内容の一部と同じような
言動ではないかと思う部分もあります。
でもやはり都構想も含めて個人的には反対です。
大阪市民でも府民でもなくなってしまいましたが
出身ですし、故郷でもありますし、いつか帰ると思っていますし。。。 -
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「日本をダメにしたB層の研究」
騙され続ける宿命。
いつから日本はこんなにダメになったのか。すべての日本人の素朴な疑問に答える本、それは「日本をっダメにしたB層の研究」であります。著者は、適菜収。早稲田大学でニーチェを先行し、現在は、作家兼哲学者。哲学者と作家、さほど相性の良さを感じないのは私だけだろうか。と、ふと疑問に思いながらも手に取った次第です。
まず、目次をざっと見てみる。すると、B層とはなにか?今の世の中はなぜくだらないのか?今の政治家はなぜダメなのか?素人は口を出すな!と刺激的な言葉が躍っています。目次後のページには、B層用語辞典と銘打った本書で扱う言葉の辞書が・・・。例えば、
【アーティスト】
ジャニタレのこと(ん?素人のくせにアーティストのごとくネットで文句を垂れているところを風刺している?)
【相田みつを】
ファミリー居酒屋のメニューの書体を開発(お?これは少ない言葉で意味を的確に読み手に伝える相田みつを手法を讃えている?)
【維新政治塾】
入会金ビジネスのこと(やるー。それ正解!)
【コメンテーター】
専門外のよく知らないことを、知っているふりをして答える人のこと
(くー。いいこと言う。つくづくコメンテーターはいい商売だなって思うんだよねー。凄い納得いかない職業上位!それがコメンテーター。斎藤一ならば、阿呆、と言いつかれてしまう)
【ツイッター】
バカ発見器として定着。
(うんうん)
と、びびっと来る単語が並んでおります。さすが、哲学者というわけではありませんが、言い得て妙な選出だと思うところはあるので、個人的にはさほど違和感はありませんでした。しかし、ちょっと言いたいことがあります。それは、
【読書】
バカは自分の知っていることを確認するために本を読む
なんだとー!!!それはなんか違うのではないだろうか!!!も、もちろん、風刺っぽく言いたいんだろうけど、ちょっと本好きとしては納得がいかないのだ( `ー´)ノ
と、一癖あるのはぷんぷん感じる出だしでした。肝心の中身ですが、刺激的な章名からご想像の通り、辛口な文面が続きます。が、面白いといえば面白いのだけども「ようは・・・なのだ」という表現が多すぎて、論理的に物事を把握したい人にとっては「いやいや。ようはって省くくらいならば、的確に疑問生むことなく表現してよ」ってなると思います。
「ようは・・・」って言っている割には、要約されているように思えないんです。”ようは”と使うのであれば「ようはA=Bである」という論理式がすんなり聞き手の頭に浮かぶものでなければ、”ようは”という言葉を使う意味は全くないように思うんです。私はそこがいまいち好きになれませんでした。本の面白さに直接的に関係はないけども、頭はひねってしまう訳でw
しかしながら、そんな私のマイナスなイメージを挽回したのが「第三章 今の政治家はなぜダメなのか?」です。これでもか!というくらいくそみそに罵っています。哲学者とは答えが出ないものを自問自答したり、アテネ時代は延々と議論したりな人達ですが(と思っている)、彼らは「社会が良いものには何が必要か、政治とは如何にあるべきか」などなど善い気持ちがモチベーションになっている(と思っている)。だからこそ、今の政治家には非常に腹立たしいのでしょう。
そうですよね。今日なんかも、それって国会の討議で聞くこと?みたいなこと言い合っておりました。全く的を得ていない会話が続くことほど苦痛なことはないw。そんな政治家に物申すところはちょっと好きでした。
面白いは面白い。その為に、まずは「B層」とは何かを知って頂ければ。 -
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ネタバレアナログ放送終了とともにテレビ鑑賞をやめた私は、テレビ主義に対する漠然とした恐怖がありました。なにが怖いってよくわからないからです。つまらないものやくだらないものほど大切にされる世界への疑念です。
私がテレビ主義と言っていたものの本質がB層という括りによって明確になり、諸々の心配が減りました。
「バカのバカによるバカのための政治」をはじめとする賢明な悪口が気持ちのいいバッサリ感です。
その分「うわぁぁ、B層と一緒にされたくねえええええ」という浅はかな焦りとの戦いでもありました。
B層になり得るおバカさんではあるので、もう必死です。
B層を卒業します。いや、しました。 -
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「バカにつける薬」の呉智英さんと「バカを治す」の適菜収さんの、言ってみればバカ対談。愚民文明の暴走、というタイトルが付いているが、1章がいきなり「バカは民主主義が好き」である。この二人にかかれば、大抵の読者はバカである。仕方ないね。
内容は推して知るべしであるが、およそ脚注が充実というかアイロニーというか、「紫式部(生没年不詳)」のすぐ横に「綾小路きみまろ(1950〜)」などと、僕はどうしたらいいんだろう、という感じです。
適菜氏は自分の意見に合わない人はみなバカ、という印象を持っていました。本書でも、黙ってるほうが教養が必要です、とか、本のレビューは読書をしっかりしている人と中学生みたいな話が混ざっているとか、こちらにしてみると胸が痛むような話も出てきます。僕もこの本のことは黙っている方が教養があるように見えるかもしれませんが、この程度ならバカかそうでないかバレないぐらいまでしか書かないようにしておきます。
呉氏と適菜氏は必ずしも意見が一致するわけではなくて、そうすると僕の目からみるとお互いを馬鹿にしているのかな、と思いきや、それでも議論が成り立つのが知性であり教養である、と。
やはり必要なのは教養のようです。だから、本当は教養をもって噛み締めて読むべき本なのであるはずですが、どうしてもすごいフレーズが目立つので、言葉を拾ってどきっとしてしまいます。
これだけ政党が乱立しても、どこも「共和党」は名乗らない。あははははは!
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購入済み
同意はすれど
B層が自分にとって我慢ならぬもので有ることは再確認。しかし、自分ももしかしたらB層ではないかという不安も現れる。奴らより上だ、という気持ちは「奴ら」が思う「自分は進歩的だ」という思い込みと似ていないか?
しかし、B層は有るはずのない自分の能力を頼んで暴力的に権力の座に着く。欲望は抑えることは出来ないだろう。ならばせめて、暴力を排することは出来ないだろうか?そこで、あらゆる人の最低限の納得を取り付けるというプロセスが必要で、その答えが民主主義なのではないかと思う。 -
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ネタバレニーチェ著「反キリスト者」の現代語訳。
気持ちいいくらいキリスト教がこき下ろされている。
当時これを出版するのには勇気が必要だと思う。
確かに十字軍の遠征とか世界史を学んだときにはけっこう疑問だった。
何故、彼らは自ら進んで執拗に戦争をしかけるのだろうか、
何故、ここまで異教徒を認めないのだろうか。
私は特にキリスト教はもちろん特定の宗教を信じてはいない。
しかし、それでも私は何かしら彼らに影響を受けているのだろう。
何せ2000年の歴史を持ち、信者は20億人もいるのだ。
単にキリスト教を否定するだけではなく、
物事の見方のヒントも示しているとは思う。
ただ、邦訳を読んでないので、
どこまでこの本がニーチェの意図に沿っているのか判断付かない。
この本だけでは訳者の意図も何かしら含まれているようにも受け取れてしまう。
実際ニーチェがどのように記述したのかも興味があるし。
というわけでちゃんと邦訳版も読もう。 -
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表紙に9.11ツインタワーのイラストでこのタイトルでは、とても危うい感じだが、ニーチェ最後期の『アンチクリスト』の現代語訳といった本である。
批判の書としてよりも、主張の書として読んでみると、面白いのはエリート主導の理想社会観で、「権利の不平等こそ権利があることの条件」「権利とは特権」、平凡な人の、単純に自分には何かをする能力があると感じる幸福感(そんな特権)が公共の利益として働いているのだ、だから彼らを大切に扱うのは例外的人間の義務だ、なんていうくだりには刺激を受ける。
反抗の対象が変わっても、闘争方法は意外に共通するものなのかもしれない。