適菜収のレビュー一覧

  • ゲーテの警告 日本を滅ぼす「B層」の正体

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    ゲーテすきーさんからみた世の中。(たまに著者の個人的な批判も含みます)
    民主主義。
    B層政治。ぬるま湯政治。
    楽して感度を失う。
    そうか、これが退化。
    人間の本質はより明白に。
    己の欲望がまる見えです。
    薄っぺらい時代が行進中。
    なるほど革命のみずがめ座時代。
    きっとわたしも時代の申し子。
    足りないことは大体同じ。

    「大人」になることが必ずしも生涯でなすべきことだとは思わないけど、自分なりに成長していたい。

    次世代を憂いながらも血を繋いでいくのはどの時代も同じなのね。

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    2012年09月22日
  • ニーチェの警鐘 日本を蝕む「B層」の害毒

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    B層とは、グローバリズムや改革といった近代的な価値観にPOSITIVEでありながら、IQの低い大衆を指すらしい。そして、日本は、政治家も含めて社会のB層化が急激に進んでおり、その意味でニーチェの説く終末論に近い。それは認めましょう。作者の適菜収がこきおろす野田も小沢も橋下も原口も、君の言うとおりの人物でしょう。でも、ニーチェは、ボクらの社会が、今後どうすべきかを語ってくれない。本書は、ボクは「A層だから違う」って思いこめる、限りなくB層に近い行動様式をもった「あなたの嫌いな」一般大衆の知識欲を満たすだけの批判本にすぎない。

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    2012年08月14日
  • キリスト教は邪教です! 現代語訳『アンチクリスト』

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    キリスト教は自分の都合のいいように「真理」をでっち上げ、大衆を扇動し、世の中を駄目にしているという内容.
    「キリスト教」の部分に他の既成概念を入れても成立する.

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    2012年06月21日
  • ゲーテの警告 日本を滅ぼす「B層」の正体

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    B層(マスコミ報道に流されやすい「比較的」IQの低いひとたち)から脱しなければならない。
    そして、古典を読んで劣化した社会に抗する必要がある。
    近年特に感じる政治やマスコミへの違和感や嫌悪感の理由が少しわかった気がする。
    ちょっと気になったのは本書の書きブリ。
    それこそB層をターゲットにしたのだろうが、すこし品がない。

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    2012年06月09日
  • ニーチェの警鐘 日本を蝕む「B層」の害毒

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    「B層」と「ニーチェ」のキーワードでジャケ買い。
    世の中がおかしくなっている昨今、大衆やマスコミに惑わされることなく「区別をすること」「差別をすること」が最も失われている、という警鐘は納得いきました。政治家はバカ、とかキリスト教が、とか結構キツい内容もありましたが、まぁよいかと。

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    2012年06月02日
  • ゲーテの警告 日本を滅ぼす「B層」の正体

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    ゲーテの警告という物々しいタイトルですが、内容はほとんどゲーテに関係ありません。
    ゲーテの言葉を引用しながら、現代社会を痛烈に批判した内容となってます。

    まず、この本について語るには「B層」とは何かについて言及せねばなりません。
    「B層」とはもともと小泉内閣が郵政民営化を推し進める際にあう調査会社が大衆を分類するのに使った用語らしいです。
    IQの高低および構造改革に対する姿勢で民衆をA層~D層に分け、そのうちどの層へのアピールを強めれば郵政民営化を実現できるだろうかという調査の指標でした。

    A層:構造改革に肯定的で、比較的IQが高い層
    B層:構造改革に肯定的で、比較的IQが低い層
    C層:構

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    2012年05月26日
  • ゲーテの警告 日本を滅ぼす「B層」の正体

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    「活動的な馬鹿より恐ろしいものはない。」
    日本をダメにしたのは、総理大臣でもアメリカでもない。B層である。B層とは、構造改革に積極的でかつ比較的IQが低い人たちのことであり、このような素人が、プロの領域に口だしする危うさを指摘している。

    若干、過激な表現ではあるが、現在の社会が直面している問題を鋭く突いている。

    もっと歴史や古典に根ざした判断力を身につけることが必要であると痛感させられる1冊である。
    「過去はわれわれが何をしなければならないかを教えないが、われわれが何を避けねばならないかは教えてくれる。」

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    2012年04月27日
  • キリスト教は邪教です! 現代語訳『アンチクリスト』

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    現代語訳ということで、極めて平易な言葉・表現で書かれているので簡単に読める。なんだかパンキッシュな作り。内容に関しては表題を見れば判るよね、という感じでキリスト教への批判(あるいは非難)である。

    今の時代に読んでみる分には、非常に「面白い」という印象でそれなりに納得しながら読むことが出来たのだが、この本の原作?である『アンチクリスト』が発表された時には今とは全然違った受け取られ方をしたのだろうなぁと考えた。今でもそうかもしれんが、キリスト教徒が一杯のところでキリスト教を攻撃するのは凄いことです。

    一点気になったのは、全体的に無根拠なこと。悪く言えばニーチェというブランドで評価が上がって

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    2011年07月27日
  • キリスト教は邪教です! 現代語訳『アンチクリスト』

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    『これも友達に薦められた本。
    ニーチェは本当にネ申だったんだなーっていうのがよくわかる。
    ちなみにこの人、実はルター派の牧師の子供らしいっす。
    キリスト教、ルター、パウロ、カント、ソクラテス、孔子…etc.「偉人」という枠でくくるのもなんだか不遜な感じがしてしまうような世界史上の巨人たちを片っぱしから一刀両断に切り伏せていくのを見ているのは、かなりの快感(笑)
    新訳、というか超訳がまたいい味出してるんだよなー。
    まじめなキリスト教徒 以外の方には心からおすすめします。
    はたしてキリスト教徒の人はどんな気持ちでこの本を読むんだろうか、いやたぶん読まないんだろうけど。。
    想像しただけ

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    2011年06月19日