適菜収のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ選挙結果に釈然としないものを感じて、閉塞感を打破できない、役に立たないインテリリベラルの教書だと揶揄される「ニーチェ」や「ハイデガー」をきちんと知るべきだ、と思い立って(?)本屋をうろうろしてたらこの本に出会ったので即買い、即読み。
適菜収は、キリスト教、民主主義、近代イデオロギーが生み出した、B層大衆と、歪んだ平等主義をニーチェの思想をベースにして激しく批判する。というか、筆者はずっと怒ってる。「女性は政治家に向いていない」とか、「日本の官僚制は優れている」とか、マスメディアで発言したら、間違いなく(それこそB層に)叩かれる発言をボンボン言うので、大丈夫か?と思うところもあるが、やっぱり、 -
Posted by ブクログ
ゲーテの警告という物々しいタイトルですが、内容はほとんどゲーテに関係ありません。
ゲーテの言葉を引用しながら、現代社会を痛烈に批判した内容となってます。
まず、この本について語るには「B層」とは何かについて言及せねばなりません。
「B層」とはもともと小泉内閣が郵政民営化を推し進める際にあう調査会社が大衆を分類するのに使った用語らしいです。
IQの高低および構造改革に対する姿勢で民衆をA層~D層に分け、そのうちどの層へのアピールを強めれば郵政民営化を実現できるだろうかという調査の指標でした。
A層:構造改革に肯定的で、比較的IQが高い層
B層:構造改革に肯定的で、比較的IQが低い層
C層:構 -
Posted by ブクログ
現代語訳ということで、極めて平易な言葉・表現で書かれているので簡単に読める。なんだかパンキッシュな作り。内容に関しては表題を見れば判るよね、という感じでキリスト教への批判(あるいは非難)である。
今の時代に読んでみる分には、非常に「面白い」という印象でそれなりに納得しながら読むことが出来たのだが、この本の原作?である『アンチクリスト』が発表された時には今とは全然違った受け取られ方をしたのだろうなぁと考えた。今でもそうかもしれんが、キリスト教徒が一杯のところでキリスト教を攻撃するのは凄いことです。
一点気になったのは、全体的に無根拠なこと。悪く言えばニーチェというブランドで評価が上がって -
Posted by ブクログ
ネタバレ『これも友達に薦められた本。
ニーチェは本当にネ申だったんだなーっていうのがよくわかる。
ちなみにこの人、実はルター派の牧師の子供らしいっす。
キリスト教、ルター、パウロ、カント、ソクラテス、孔子…etc.「偉人」という枠でくくるのもなんだか不遜な感じがしてしまうような世界史上の巨人たちを片っぱしから一刀両断に切り伏せていくのを見ているのは、かなりの快感(笑)
新訳、というか超訳がまたいい味出してるんだよなー。
まじめなキリスト教徒 以外の方には心からおすすめします。
はたしてキリスト教徒の人はどんな気持ちでこの本を読むんだろうか、いやたぶん読まないんだろうけど。。
想像しただけ