適菜収のレビュー一覧

  • 死ぬ前に後悔しない読書術
    20180517 この作者の考え方を理解したくて読みやすいところから読んでみた。自分の意識に壁を作るというは無いと思っていたのだが人の意見を読めばやたら壁ばかりと気づく。この本で気になった本から又読んでみようと思うあ。
  • 現代日本バカ図鑑
    20180510 自分は演出に弱いと改めて感じさせて貰った。作者の引いた視線で読み取れるメッセージと自分が受けているメッセージがここまで違ってると自分で判断する前に意見を確認する一人としたく思った。この作者の別の本も読んでみることになりそうだ。
  • 安倍政権とは何だったのか (時代への警告)
    20180207 何と無く生きてると問題点が分からなくなる。今の世の中、これからは特にだが自分を持たないと流されてしまう。今だから安倍さんが総理になれたのだと思う。歴史が必然なのか気付いて対抗するべきか、答えは決まってる。
  • ミシマの警告 保守を偽装するB層の害毒
    B層とは、郵政選挙の際に自民党が広告会社に作成させた企画書において、構造改革への支持とIQの高さの2軸で分け「構造改革に肯定的でIQが低い層」「具体的なことはわからないが、小泉のキャラクターを支持する層」と規定したもの。郵政選挙では、「改革なくして成長なし」「聖域なき構造改革」といったワンフレーズ・...続きを読む
  • キリスト教は邪教です! 現代語訳『アンチクリスト』
    ニーチェがキリスト教はクソだとひたすらこき下ろす本。さすがにそれは言い過ぎではないかと思うこともあるが、普遍的な「道徳」「義務」「善」は幻想に過ぎないと言っている点は評価できる。こいつはまともな考えの持ち主なようだ。

    基本的にはキリスト教は弱者のための宗教であるため、その弱さを肯定する方針が気に入...続きを読む
  • 男が30代でやめるべき習慣
    読み終わりました。世界を穿った見方をする人がいるなあと感心するには大変良い書籍でした。ちなみに私は30になっていないので、読んだものの、特に何もやめておりません。
    汚い飲み屋であほみたいに飲むのが好きです。
  • 脳・戦争・ナショナリズム 近代的人間観の超克
    有意差 釣鐘状 社会通念上 近代イデオロギーが生み出しているタブー そう、「私が言ってるんじゃなく、実験データが言ってるんだから」って開き直れる。それがサイエンスの魅力でもあると思います。 外見こそ情報のかたまりである 迷妄 人間の世界も、「他者のリソース(資源)を奪う」という点では攻撃性が持つ意味...続きを読む
  • 死ぬ前に後悔しない読書術
    古典的名著を読み、偉人の思考回路に学ぶ事の重要性を著者は訴えている。
    それは今を生きる事の前提条件であり、さもなければ人間は取り返しがつかない事になると。
    なるほどと思う反面、著者の読書活動や執筆活動が必ずしも、知的行為や生産的行為として結実するとは限らないのではないか、との反発も覚えた。
    ...続きを読む
  • 日本をダメにしたB層の研究
    B層と表現されている層は、確かにあると思う。それは、固定的な意味ではなくて、自分もそうだが、対象によって、案件によって、B層に該当するふるまいをするケースがあるという感じがする。マーケティングをする人とか、多数の支持を得たいと考えている営業の人や、政治家の人は、B層を意識した行動をするのも、ひとつの...続きを読む
  • 脳・戦争・ナショナリズム 近代的人間観の超克
    期待を持たせるタイトルで、若手論客白熱の討論10時間とのことだが、他人にたいする批判を3人で一緒になってしている感が強い。専門的な情報が披露され参考にはなるが、建設的な前向きの意見や示唆が少ない。異なった意見を戦わせて、議論を深めて欲しかった。
  • ミシマの警告 保守を偽装するB層の害毒
    「保守」と現在の日本の自称「保守派」は違うというところからはじまり、三島由紀夫の著作を援用しつつ、著者一流のB層批判、橋下元市長批判等が展開されます。
  • キリスト教は邪教です! 現代語訳『アンチクリスト』
    どこまでがニーチェの言葉か怪しい部分はあるが、ニーチェの著作に平易な文章で触れることができる点は良いと思う。
  • 死ぬ前に後悔しない読書術
    著者の言わんとしていることは、非常にわかるし
    納得できるところもあります。
    読書することの大切さ。その中でも古典や古典的な良書
    を読むことがとても重要であること。
    それをしてこなかった人は、幅というか奥行が感じられない
    人になっているようなことも感じることが多々あります。
    また、ある程度上位の人でも...続きを読む
  • 死ぬ前に後悔しない読書術
    「安易な正解に甘んじてんじゃねぇ」みたいなことが章の終わりに「まとめ」で箇条書きされてるのが自己矛盾的で面白かった。編集者と色々あったんだろうなー
  • 死ぬ前に後悔しない読書術
    読んでる時はたまたま荒んだ気持ちだったので、乱暴な物言いが心地よく感じられた。が、内容はあんまり覚えてないな。いい大人がなんでもかんでも手に取る濫読なんかするな、古典などの良いとされるものをよく読め、という主張だったけど、その論法だとこの本は誰にも読まれないのではないか。
  • ミシマの警告 保守を偽装するB層の害毒
    近代大衆社会がどのような形で暴走し、どのような形で行き詰るか、その兆候をすばやく察知し、我が国の現状に警告を発したのが、作家の三島由紀夫。三島の言葉を振り返りながら、今の世の中の思考の土壌について考察する。保守とは本来常識人のこと。三島は保守の立場で議会主義を守ろうとした。三島が最大限に警戒したのが...続きを読む
  • 脳・戦争・ナショナリズム 近代的人間観の超克
    楽屋話の印象を持ちました。読者を意識した鼎談ではなかったように感じました。新書であるから仕方ないのかも知れませんが、説明が足らなくて自分たちの博学さを披歴しているような発言が鼻に突きました。著者の紹介のあとに、「本書の内容は著書個人の見解であり、所属組織とは関係ありません。」と、わざわざ断り書きがあ...続きを読む
  • ミシマの警告 保守を偽装するB層の害毒
    作家、哲学者の適菜 収 氏の著書です。

    三島由紀夫の言葉を引用しながら、著者の考える「保守」を論じる内容となっています。

    本書では冒頭に「保守」の定義、本質として「人間理性に懐疑的である」と述べられていますが、この定義はよく考えられていると思います。腑に落ちました。
    そう考えると世の中の保守派は...続きを読む
  • 日本をダメにしたB層の研究
    遅くなってしまいましたが献本いただきレビューです。

    この本を辛口でおもしろいなーで終わるとTVの代わりに暇をつぶしているだけになる。
    「大衆」を相手にしている声の事実を抑え、意図を嗅げと考えられたら良い。

    読んでよかったな~と思えたのは文中にあるオルテガの引用

    「過去は、われわれが何をしなけれ...続きを読む
  • 新編 はじめてのニーチェ
    いろいろいう人もいますが、ニーチェの主張は次の2点です。①神についての考え方が変更されたことにより、世界は歪められてしまっている。②我々の時代がロクでもないのはそれが原因である。 多くの人はひっくり返った視点で世界を見ている 爆弾を抱えて自爆してしまうテロリストがいます。彼らの頭の中では、自分の命よ...続きを読む