死ぬ前に後悔しない読書術

死ぬ前に後悔しない読書術

1,430円 (税込)

7pt

3.5

ゲーテ、ニーチェ、ヘッセ、アレント、小林秀雄、三島由紀夫……は
どうやって本を読んでいたのだろうか?
「本の読み方」を偉人たちに学べば、人生は確実に変わる!
「情報を仕入れるための読書」から、いい加減、卒業しよう。

なぜ、人間はとりかえしがつかないことになってしまうのか?
私は読書に対する姿勢が大きくかかわっていると思います。
彼らに共通するのは、「子供の読書」を大人になっても続けていることです。
つまり、合理的に、理性的に思考を重ねていけば答えにたどり着くと深く信じている。
「正解」が存在するなら、それを効率よく、短期間で、手に入れようという発想になる。
だから、速読法を学んで短期間でスキルを身につけようとか、最先端の情報により知的に武装しようとか、そういう方向に行ってしまう。
はっきり言ってくだらない。
今の世の中、ここまでおかしくなったのは、本ひとつ、まともに読めない大人が増えたからではないでしょうか。(「まえがき」より)

...続きを読む

死ぬ前に後悔しない読書術 のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2023年01月27日

    本書では、『大人の読書』について書かれています。
    安易に答えを求めるのではなく、先人の思考回路をたどり直し、真っ当な価値判断を身につけなければなりません。
    また、『子供の読書』が知的武装により、自己を正当化するものであれば、
    『大人の読書』は読書により、武装を解除しなければならない。
    軸は自分で作る...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2018年11月24日

    "著者の文体は好みでは無いが共感できる点は多々あった。
    ゲーテとの対話
    世界文学全集
    三島由紀夫
    はいずれ読みたいと思った。"

    0

    Posted by ブクログ 2017年07月19日

    真っ当な"世界"で暮らす
    偉大なもの、崇高なものは、それを教えてくれる
    家畜として死ぬより、人類が到達した場所から、思考回路と眼により世界を再構築する
    読書とはそういうものです

    「たとえ、世界が全体として、いくら進歩したところで、若者は、やはりいつの時代にも、最初の地点から出発...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2018年05月17日

    20180517 この作者の考え方を理解したくて読みやすいところから読んでみた。自分の意識に壁を作るというは無いと思っていたのだが人の意見を読めばやたら壁ばかりと気づく。この本で気になった本から又読んでみようと思うあ。

    0

    Posted by ブクログ 2017年04月26日

    古典的名著を読み、偉人の思考回路に学ぶ事の重要性を著者は訴えている。
    それは今を生きる事の前提条件であり、さもなければ人間は取り返しがつかない事になると。
    なるほどと思う反面、著者の読書活動や執筆活動が必ずしも、知的行為や生産的行為として結実するとは限らないのではないか、との反発も覚えた。
    ...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2016年05月28日

    著者の言わんとしていることは、非常にわかるし
    納得できるところもあります。
    読書することの大切さ。その中でも古典や古典的な良書
    を読むことがとても重要であること。
    それをしてこなかった人は、幅というか奥行が感じられない
    人になっているようなことも感じることが多々あります。
    また、ある程度上位の人でも...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2016年05月15日

    「安易な正解に甘んじてんじゃねぇ」みたいなことが章の終わりに「まとめ」で箇条書きされてるのが自己矛盾的で面白かった。編集者と色々あったんだろうなー

    0

    Posted by ブクログ 2016年05月14日

    読んでる時はたまたま荒んだ気持ちだったので、乱暴な物言いが心地よく感じられた。が、内容はあんまり覚えてないな。いい大人がなんでもかんでも手に取る濫読なんかするな、古典などの良いとされるものをよく読め、という主張だったけど、その論法だとこの本は誰にも読まれないのではないか。

    0

死ぬ前に後悔しない読書術 の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

ワニの本 の最新刊

無料で読める 雑学・エンタメ

雑学・エンタメ ランキング

適菜収 のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す