青木薫のレビュー一覧

  • 宇宙はなぜこのような宇宙なのか 人間原理と宇宙論

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    科学関係の良書をたくさん翻訳している著者による人間原理による宇宙論を解説した一冊。

    著者の訳はどれもこなれていて、素人でも読みやすいのが特徴だが、その力が決して翻訳だけではないことを教えてくれる。本書では、つい最近まで異端視されていた人間原理に宇宙論(簡単にいえば「人間がいるからこの宇宙がある」)という考え方を分かりやすく解説している。

    SFファンとしては、すんなり納得できた原理だが、本職の人にとっては別の見方もなるのだろうと思う。しかし、天文学者や宇宙物理学者という人々は日々このようなことを考えているのだろうか。頭が下がる。

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    2014年02月09日
  • 宇宙はなぜこのような宇宙なのか 人間原理と宇宙論

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    サイモン・シンの訳者で知られる著者の書き下ろし。
    新書らしく、一般にも分かりやすく科学の知見を歴史的推移に沿って紹介。科学から人間原理が生まれてくることを、というより科学が人間原理を利用できる局面を紹介している。
    つまり、まだまだ科学が解明できている領域は限定的であること。
    でも、一番驚いたのは、クォークモデルを提唱した本人が、「クォークを実在物と考えるべきではありません。クォークは数学的な工夫にすぎない」と言明していたこと。
    これは現実は理論物理学を超えていたことを証明している。
    てことは、実際の宇宙の姿には人間の知見はまだまだ追いついていないのかも。

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    2014年01月04日
  • 世界でもっとも美しい10の科学実験

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    ネタバレ

        -20080122

    美しい科学実験とは? 著者は「深さ-基本的であること、経済性-効率的であること、そして決定的であること」の3つをその条件として挙げる。帯のcopyには、ガリレオの斜面/斜塔、ニュートンのプリズム、フーコーの振り子など、科学実験の美しさを「展覧会の絵」のように鑑賞する、とある。

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    2013年08月14日
  • 世界でもっとも美しい10の科学実験

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    タイトルは「科学実験」だが題材は物理雑誌でアンケートを取ったこともあり、物理系の実験に限られる。ある程度知っている題材が多かったので、あまり意外性のある話はなかった。

    中で面白かったのはキャヴェンディッシュによる「地球の重さを量る」実験。実験そのものよりも「神経質そうな甲高い声をもち、半世紀も時代遅れの――誇張ではなく――珍妙な服を着て、人との接触はできるかぎり避けていた」というキャヴェンディッシュその人が興味深かった。実験の内容そのものよりも「人」に興味がいってしまうのはいたしかたないところだろう。

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    2012年03月14日
  • 世界でもっとも美しい10の科学実験

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     サイモン・シンを青木薫が訳した本がとてもよかったので,これも読んでみる。物理学を修めた訳者だけあって,こういう分野の訳書が多い。著者は哲学者で,10の科学実験を通して古代から現代までの科学史を通覧する本。
     10の実験の主役は,エラストテネス,ガリレオ,ニュートン,キャベンディッシュ,ヤング,フーコー,ミリカン,ラザフォード。実験の数と合わないが,これはガリレオが2回入選していることと,最後の実験は特定の一人に帰着できないためだ。
     キャベンディッシュは8人のなかで一番有名じゃないかもしれないが,印象に残った。18世紀の終わりごろ,彼はとても精巧につくった機械で地球の重さを測定した。当時すで

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    2011年10月28日
  • 宇宙創成(上)

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    良いなぁ~宇宙って。神話の時代から、相対性理論、ビッグバン・・・どんどん発展してきた宇宙論。でもまだまだ謎だらけ。人間が知っている事なんて、ホントに限られた事だけなんだなぁ。

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    2017年10月16日
  • 宇宙創成(上)

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    ローマ時代から天動説、そして現在のビッグバン理論まで、宇宙というものが数多くの研究者によって少しずつ解き明かされてきた歴史を知ることができる。このシリーズは好きです。

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    2019年01月16日
  • 世界でもっとも美しい10の科学実験

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    実に面白く、さっぱり理解できない
    素敵な本です。
    後半は
    電子やら粒子やら原子なのでね。ほんとさっぱりわかりませんが
    実験後各分野の研究の裾のが広がったという実験たちのようです。
    へぇーな感じですね。

    前半はガリレオの実験やニュートンの光のやつなので
    多少知ってる情報があるので面白く見れます。

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    2010年02月28日
  • 世界でもっとも美しい10の科学実験

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    科学とは美しいモノである
    宗教めいた言及ととられるかもしれないが、
    自然現象を細分化し、詳細を覗き見ることができたとして
    それが美しくないわけがないということは容易に想像できる。
    神がムダをつくるはずがないという考えを前提とすれば。
    もし、不均整なものがあるとすれば、
    もっと考えろ。ということだと思う。

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    2009年10月04日
  • 世界でもっとも美しい10の科学実験

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    『美しい実験』とは、
    1.基本的であること
    2.
    3.決定的であること

    地球の外周の長さの測定
    フーコーの振り子
    ラザフォードによる原子核の発見

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    2009年10月04日
  • 世界でもっとも美しい10の科学実験

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    有名な科学法則の実験方法、エピソードをまとめた本。
    シンプルなモデルづくりはいつでもどこでも有効だ。科学と哲学と歴史をもっと勉強したくなるよ。

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    2009年10月04日
  • 世界でもっとも美しい10の科学実験

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    我が瓢箪頭では「美しい」の理解度は一つ星(★)レベル。しかし、ガリレオのピサの斜塔伝説、ニュートンのプリズム実験、キャヴェンディッシュの地球の重さの測定、フーコーの地球の自転を見る実験には、大いに心が躍った。

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    2009年10月07日
  • 遺伝と平等―人生の成り行きは変えられる―

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    遺伝的性質は、人々の人生における運の問題であると説く本。
    この本のおかげで社会学?の講義の内容をやっと納得できました。

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    2026年03月03日
  • フェルマーの最終定理

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    フェルマーの最終定理なるものをよく理解できていないのだが、それでも苦なく読むことができたし、数学ってロマンですね。

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    2025年11月08日
  • 量子革命―アインシュタインとボーア、偉大なる頭脳の激突―(新潮文庫)

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    量子、量子力学の歴史を、
    分かりやすく説明してくれている本。

    数式は少なく、論理や実験などの図解、
    数々の研究者や会議などの古い写真もあり、
    まさに連綿と研究者たちが紡いできた、
    古典の一物語を読み終えた気がした。

    専門的な知識が乏しい私でも、
    大まかな歴史や、過去の理論だけでも、
    垣間見ることが出来て面白かった。

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    2025年11月04日
  • フェルマーの最終定理

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    訳のわからない所もあり、さら〜っと読みました。
    数学は様々な定理が結びつき、〜を否定したら〜も否定する、などつきつめるほど沼にハマる学問だなと感じました。

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    2025年08月11日
  • 暗号解読(下)

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    戦争と暗号あたりまではまだ何者か分かりやすかったけど
    一方向関数や量子暗号はブラックボックスに投げ込まれたみたいな感覚でほんとうに難しい
    言ってることはわかるけど、これを考えついて実践まで落とし込める頭は中身どうなってるんだって感じる

    言ってることはわかる、まで噛み砕いて書けるサイモン・シンが凄いのか
    量子コンピュータも手が届くところまで来ていそうだし、現代までのその後版も書いて欲しい

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    2025年07月09日
  • 暗号解読(上)

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    ずっと放置していたのをようやく読んだ
    暗号の起こりと解読の歴史
    上巻のラストが第二次大戦ということで、下巻はコンピュータ関連目白押しになるのかな

    エニグマって言葉は聞いたことあったけどよくわかってなかった
    暗号生成の仕組みから解読方法までしっかり解説されてて満足

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    2025年05月11日
  • 代替医療解剖

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    2013年10月頃初読
    2020年3月頃再読

     医師が効果の証明された薬を処方すれば、患者には生化学的、生理学的な効果があるだろう。そしてその効き目は、プラセボ効果によってつねに強められるということを思い出そう。薬の標準的な効果のほかに、その薬が効くと患者が期待することによって、標準的なレベルを上まわる効果があるはずなのである。別の言い方をすれば、効果の証明された薬には、プラセボ効果というおまけがついてくる。それなのになぜ、プラセボ効果だけしかない治療を受けなければならないのだろうか? なぜセラピストは、プラセボ効果だけしかない薬を使うのだろう? それは単に、患者を騙しているだけではないのだ

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    2025年05月03日
  • 宇宙はなぜこのような宇宙なのか 人間原理と宇宙論

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    宇宙というか、自然科学に対する歴史的な変遷をほんの少し感じられました。理系出身ではありますが、基礎知識がまだまだ不足してるので、膝を打てるようになりたいなと、正直思いました。m(__)m

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    2025年03月30日