モーリス・ルブランのレビュー一覧

  • 三十棺桶島

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    新訳といえどもやはり古い。現代にも通じるシャーロック・ホームズとはちがい、読んでいるときに恥ずかしくなった。むかし読んだ少年向け怪盗ルパンものそのものだったからだ。残念ながらあたらしい発見はなかった。

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    2025年10月13日
  • 三十棺桶島

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    大学訳、全く覚えていないが、こんなしょぼい話だったのか。今となっては伝奇性もあまり感じぬが、皆がやたら能弁。

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    2025年07月23日
  • 三十棺桶島

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     ルパンシリーズと言えば、うん十年前の少年時代、ポプラ社版の南洋一郎訳にお世話になった。本書『三十棺桶島』も読んだはずなのだが、ほとんど内容を覚えていないことに愕然。
     
     舞台となるサレク島の島民が大量虐殺され、予言通り女たちが十字架に磔にされるなど、残酷な場面が多いのだが、解説にもあるとおり、第一次世界大戦での大量死の影響がきっとあるのだろうな、と思いながら読み進めた。

     正直、子どものときのようにハラハラドキドキする愉しみは薄かったが、主人公のヴェロニクが謎に導かれてサレク島に渡り、恐ろしい苦難に遭うところにスリルを感じたし、ルパンの活躍も多少鼻につくところはあるが、冒険活劇としてはそ

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    2025年05月21日
  • 怪盗ルパン全集(1) 奇巌城

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    「奇岩城」モーリス•ルブラン
     L’Aiguille creuse (空洞の針) 1909年
    フランス語の題名から、シャモニーからロープウェイで登ることの出来るエギューユ•ドゥ•ミィディをモデルとしているのではないかと思ったが違った。
    ドーバー海峡に面したエトルタの崖がモデルだった。
    そこにエギュイユ島がある。
    ホームズが対岸のイギリスにある白亜のセブンシスターズで余生を送ったのと対比出来る。

    「813」で爆死した筈のルパンが復活する。
    対決するのは、エルロック•ショルメ(シャーロック•ホームズ)だ。
    舞台は地元ノルマンディ ル•アーブル。
    フランス歴代王室の秘宝を巡る活劇。
    鉄仮面が登場し

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    2025年03月13日
  • ルパン対ホームズ

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    ルブランが書くのだからルパン優勢なストーリーなのは仕方ないかもだが、ホームズの相棒ワトソンが、水戸黄門のうっかり八兵衛的な書かれ方なのが不思議な感覚だった

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    2025年03月05日
  • 世界ショートセレクション1 ルブラン ショートセレクション 怪盗ルパン 謎の旅行者

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    最初のお話は、ルパンがルパンらしく出てくるのでおもしろかった。
    でもその後の展開が気になるところで終わる…。

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    2024年11月15日
  • カリオストロ伯爵夫人

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    ネタバレ

    ルパンが20歳の頃の恋と犯罪の物語。
    男爵令嬢でピュアなクラリスを手に入れた途端、峰不二子ちゃんのモデルのような魅惑的な大人の悪女「カリオストロ伯爵夫人」にのめり込む「ラウール・ダンドレジー」こと血気盛んな若きルパン。

    本作のルパンは若いから「俺さま気質」が鼻につくレベルで、このルパンのキャラクターが好きになれないと冒険譚も彼の都合の良い自慢話にしか感じられないかも。
    クラリスもカリオストロ伯爵夫人ことジョゼフィーヌ・バルサモも男性目線からの都合の良い女だものね。

    しかし、ルパンの最初の奥さんがクラリスで、クラリスとの間の息子が生まれて早々にカリオストロ伯爵夫人に誘拐されていた設定だったこ

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    2023年12月24日
  • ルパン、最後の恋

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    ポケミス、装丁買いです。
    ルパンよりホームズ好きで、今更ながらの初ルパンでした。めちゃくちゃ紳士で格好いい。
    でもやっぱりホームズの方が好きですが、これを機に他のルパン作品も読んでいこうと思います。

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    2023年12月14日
  • 怪盗アルセーヌ・ルパン 王妃の首かざり

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     怪盗ルパンのルーツ物語「王妃の首かざり」と、驚きにあふれた「古いかべかけのひみつ」の二編。どちらも面白かった。

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    2023年08月18日
  • 怪盗アルセーヌ・ルパン 813にかくされたなぞ

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    ▼「怪盗アルセーヌ・ルパン5 813にかくされたなぞ (10歳までに読みたい名作ミステリー)」ルブラン/二階堂黎人。学研プラス 、2017年。

    ▼以前に8才の娘に偕成社版の「813」を読み聞かせしてみたことがあり、でもそのときは長すぎて複雑すぎたのか飽きてしまって「続813」まで行き着かず。ところがその後、学研プラスの「10歳までに~」シリーズのこの本を娘が読んで、「面白かったからお前も読め」的な圧をかけてきたので読みました。

    ▼うまくまとめているなあと思いつつ、偕成社版の「続813」を読みたくなりました。それにしてもルパンシリーズはハヤカワ文庫の新訳が止まってしまって残念でなりません。な

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    2023年08月15日
  • 怪盗アルセーヌ・ルパン

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     同じシリーズの『813の謎』を、娘(八)に続いて読んだことを娘に伝えたら、「私の読んだものを読みたいと言うのなら、こっちのルパンの本ももう読み終わってるからお読み」という趣旨のことを言われたので、読んだ。確かにそういえば、813よりも前に、はじめのうちは夫が読み聞かせる形で読んでいた。途中から自分一人でいつの間に読み終わっていたらしい。
     絵本や漫画ではなくある程度長さのある読み物で、世界古典名作的位置付けの作品としては、このシリーズのルパンものが、娘の読書史上初めてそこそこ自主的に読もうとしている本だと思う。だから私も、ルパンシリーズを読むのはほぼ初めてなのだが、どんな面白さの作品なのだろ

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    2023年08月11日
  • アルセーヌ=ルパン全集2 ルパン対ホームズ

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    直訳に近いからか、慣れていない私にとっては、ちょっと読みにくかった。
    けど、飽きずに最後まで読み切れるくらい内容は面白かった。

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    2023年03月05日
  • VSルパン 2

    購入済み

    1巻はよかったのですが…

    絵がとても綺麗で読みやすいです。
    ただ1巻はまだ良かったのですが、話が進むにつれどことなくくささというか、わざとらしさが目立つようになり残念です。原作を読んでいないのでなんとも言えないのですが、無理やりな展開が多く、キャラクターの軸もぶれてきて、1巻が良かっただけに多少残念です。

    #カッコいい

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    2022年11月21日
  • ルパン、最後の恋

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    子供の頃に読んだ懐かしさをかんじなから、読み終えた。
    キャラクターの名前が覚えられなくてなかなか話が頭に入ってこなかった。
    早川ポケットミステリーの装丁はgoodでした!

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    2022年06月20日
  • 世界ショートセレクション1 ルブラン ショートセレクション 怪盗ルパン 謎の旅行者

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    フランスの作家、モーリス・ルブランが産み出した傑作、「怪盗紳士アルセーヌ・ルパン」シリーズから、ルパンがルパンを追うという、摩訶不思議かつ巧妙な設定にひきこまれる表題作はじめ四つの短編を選び、新訳で紹介する。

    早川文庫からシリーズ全巻新訳が出ないかな~と首を長くして待っているのですが、売れ行きが厳しいのか頓挫していて寂しい。なぜか短編集が理論社から出るという謎。平岡先生の新訳は非常に読みやすくて好きなので迷わず購入しましたが、どうせなら文庫で出してほしかった気もする。内容はどれもわくわくする素晴らしい作品です。特に「赤い絹のスカーフ」はルパンの推理が冴える名作。しかしこうして振り返るとルパン

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    2021年09月18日
  • 怪盗ルパン全集(1) 奇巌城

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    アニメのルパン三世「カリオストロの城」の緑の目のクラリスを見たとき、奇巌城への
    オマージュを受けました。

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    2021年09月10日
  • 水晶の栓

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    アニメの「怪盗ルパン」のイメージが強い分、小説のルパンは数度の窮地をどのように乗り越えるのか興味津々となり、一気に読み終えたくなる。それは変装し現場に赴くと相手は既にルパンの正体を知って逆手に取りルパンを窮地に追い込む。最後の最後まで騙す、騙されるを繰り返すが危機一髪で事件を解決する。ルパンの難題を乗り切る知恵は現代でも参考になる。
    現代、世の中を金を使い権力を手にしている輩がいる。が、金で得たものはやはり金でしか解決しないのだ。人は常に「情」を持って従うのを忘れている。

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    2021年08月17日
  • 世界ショートセレクション1 ルブラン ショートセレクション 怪盗ルパン 謎の旅行者

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    短編集。ミステリ。
    ルパンといえば、日本のアニメのイメージが強かったけど、真っ当なミステリでした。
    読みやすくて良いです。

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    2019年06月04日
  • 世界ショートセレクション1 ルブラン ショートセレクション 怪盗ルパン 謎の旅行者

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    残念ながら今回はヨシタケさんのイラストは合わない…。ルパンを知ってる大人が昔を懐かしんで読むならともかく、子供向けにはタイトル作のようなルパンとしての冒険作品を選んだ方が良かったのでは?

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    2018年11月18日
  • VSルパン 1

    肩すかし

    表紙は好みだが、内容はある意味正統派ルパン
    コミックで読むと面白くない

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    2018年11月02日