モーリス・ルブランのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
初めて読んだルパンシリーズでした。
幼少期からシャーロック・ホームズと邂逅する話まであり楽しめました。盗みの手口だけでなく、紳士の部分もミス・ネリーの前では一人の男になってしまうルパンも見れて面白かったです。画家になりすましたり、流暢に場を盛り上げたりと、いろいろなシーンに応じて溶け込んでいくのに魅了されました。
冒頭の回で、客船の中ミス・ネリーと出会い、最後の回で再度彼女を登場させたのも良かった。
ずっとルパンの中で忘れられない女性だったのですね。
ホームズとルパンが出会う話では、二人だけの世界というか皮肉混じりの挨拶シーンがすきでした。同じキーワードで、10年近くも前から謎を解こうとし -
購入済み
さいとうちほさんの描くルパンの色気はスゴイ!ただ、原作に沿っているから、ヒーローキャラ設定がいつものさいとうちほさん作品と違うし、ヒロインも巻が変わればころころ変わるので、さいとうちほさんのいつもの作風を求めると少し違う。
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Posted by ブクログ
政界の黒幕ドーブレック代議士の別荘へ侵入したルパン一味。ところが計画が狂い、ルパンが可愛がっていた青年ジルベールを含む二人の部下が逮捕されてしまう。怪盗の部下逮捕の報に世間は沸きたち、迅速な死刑が決定した。部下救出に策を凝らすルパンは、そもそもの発端であるドーブレックがその力の源とする、ある品物に狙いを定めるが・・・迫りくるタイムリミット、強大な敵との対決。ルパン最大の苦闘が、今始まった。
はあーー意図せず平成最後の日に読み終えることになりましたが、やっぱり最高だ。ルパンシリーズの中でも屈指の名作だと思います。最後の最後まで気が抜けないというか、上手くいったと思わせたりこれはもう本当にダメな -
Posted by ブクログ
「奇岩城」モーリス・ルブラン。
とても有名な、アルセーヌ・ルパン物語の長編。
なンだけど、改めて読むとこれ、ルパンのほぼ一方的な敗北の物語でした。
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ルパン・シリーズは、どうやら、1907年の短編集「怪盗紳士ルパン」から始まります。
そのあと、中編集、とでも言うべき「ルパン対ホームズ」1908。
そして戯曲の小説化である「ルパンの冒険」1909。
そして同年1909に長編「奇岩城」。
なので、簡単に言うと、「初のルパン物の長編」として構想された、と想像できます。
想像なんですけど、短編中編ではなくて長編になると、「ルパンすごいぞ勝ちました」では、もたなくなった。むしろ、「ル