モーリス・ルブランのレビュー一覧
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ルパン、最後の恋
ルパンと言っても三世じゃなく、恋の相手も峰不二子ではない
ルパン三世の口上 「俺の名はルパン三世。かの名高き怪盗ルパンの孫だ。」
に出てくるお爺ちゃん、怪盗紳士アルセーヌ・ルパンのことだ
子供のころ、ポプラ社の子供向け翻訳全集にアルセーヌ・ルパンシリーズがあったが 、ルパンのロータスでエスプリに溢れた活躍ぶりは、孫のルパン三世に負けず劣らず 華々しいものだった
「奇岩城」 「813」 「虎の牙」 「緑の目の令嬢」 「八点鐘」 「金三角」 「ラ・ヴァール・イヴァ荘」 「三十棺桶島」 「カリオストロ伯爵夫人」 「ルパン対ホームズ」
全集をコンプしていた私は、その作品群の多くを今でも懐かしく思い出すことができる
さて実は、そのルパンシリーズには末尾を 締めくくる未公開の最終作品があり、作者 モーリス・ルブランの死後70年を経過した本年、奇跡の発売にいたる運びとなったの が、本書「ルパン、最後の恋」である
最後の「恋」と銘打つだけあって、美しいヒロインと、いつものように変名を使い身を隠しながらも、ちょろちょろプレイボー イぶりを発揮しているルパンとの恋の物語 である
ヒロインの父、レルヌ大公の自殺に端を発したストーリーは、国際的な陰謀の匂いを発しつつ、20世紀前半の美しいフランスを舞台に展開する
ルパンは貧しい子供たちの教師役として活動しながらもフランスという国を愛する愛国者の立場から、そして、ヒロインを守る騎士の立場から事件解決に邁進する
70年間、解禁されなかったのは、遺族が作品の未完成ぶりをわかっていたのではないか?と、思えるくらい今ひとつ面白くない (失礼)ストーリーだったが、子供のころに読んだルパンの変わらぬ活躍ぶりや、建 築物や食べ物など作品発表当時の文化や雰囲気を味わえたので良かった
ルパン、最後の恋
作者モーリス・ルブランの死後70年を経て発表された、ルパンシリーズ最終作品である -
Posted by ブクログ
大西洋を行く客船プロヴァンス号に無線が入った。「貴船にルパンあり。一等船客、金髪、偽名はR…」あの怪盗紳士がこの船に!いったい誰がルパンなのか?船客たちは恐怖と興奮に沸きたつが―世界に知らぬ者なきヒーローが誕生した記念すべき「アルセーヌ・ルパンの逮捕」など、傑作九篇を収録。ルパンの前にルパンなく、ルパンの後にルパンなし。変幻自在、神出鬼没、快刀乱麻の怪盗の活躍を、最新訳で贈る第一弾。 (「BOOK」データベースより)
ルパン逮捕される
獄中のアルセーヌ・ルパン
ルパンの脱獄
ふしぎな旅行者
女王の首飾り
ハートの7
アンベール夫人の金庫
黒真珠
おそかりしシャーロック・ホームズ
子供の頃以来のルパン作品。
ルパンってこんなだっけ?と思いながら読みました。
モノクルをかけて、マントをまとってシルクハットをかぶった怪盗紳士のイメージが漠然と合ったのですが、この本に出てくるルパンはもっと人間臭くて、ちょっとかっこ悪いトコもあったりして、新鮮でした。
それぞれ別々のストーリーではありますが、微妙につながっています。 -
Posted by ブクログ
『怪盗紳士ルパン』作:モーリス・ルブラン 訳:平岡敦
初版発行:050915
発行所 :早川書房
登場人物:アルセーヌ・ルパン
怪盗紳士。
あらすじ:基本的に短編集ーーーというよりは連作だろうか。
アルセーヌ・ルパンの大胆不敵なトリックに驚かされる。
時を重ねても愛されているミステリー傑作をどうぞ!
目次 :アルセーヌ・ルパンの逮捕
獄中のアルセーヌ・ルパン
アルセーヌ・ルパンの脱獄
謎の旅行者
王妃の首飾り
ハートの7
アンベール夫人の金庫
黒真珠
遅かりしシャーロック・ホームズ
オススメ:正直しょっぱなから逮捕されてビックリしました。「えぇ!?ルパンは逮捕されちゃうんですか!!?」と思いました。『ルパン三世』の方でイメージしてたんです(爆)。本当に紳士なんですね。