モーリス・ルブランのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
作者モーリス・ルブランが亡くなられてから70年を経て世に出た、ルパンシリーズ最終作「ルパン、最期の恋」。
楽しめた!
ルパンの冷静で、強く、抜け目が無く、そして魅力的な姿が描かれている。
冒頭で、ルパンの祖先が手に入れた一冊の本から話が展開するなんてのも、感激!
そして、愛に生きるルパン
大きな人類愛、そして、一人の女性に対する愛が素敵に描かれていた。
やはり遂行途中のままの原作であるということなので、完成していないのが残念なんだけども、ルブランがこのように「ルパン」を終わらせたのは意味があると思う。
本書には、巻末に、ルパン第一作「アルセーヌ・ルパンの逮捕」も収録されていて、こちらも楽しめる。
これを機会に、シリーズをはじめから読んでみようかな?!
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【内容紹介】
父を亡くした娘を次々と襲う怪事件。陰ながら彼女を見守るアルセーヌ・ルパンは、見えない敵に苦戦する。著者が生前に執筆しながらも未発表のまま封印されてきた幻のシリーズ最終作、ついに解禁
【出版社からのコメント】
これまで、アルセーヌ・ルパン・シリーズの最終作は、1934年に発売された『カリオストロの復讐』および1941年の『ルパン最後の事件(ルパンの大財産)』だとされてきました。が、近年になって長く遺族のもとで封印されてきたルブランの遺稿が発見されました。フランス本国では2012年5月に出版され、日本でもおおいに話題を呼んでいます。その、ルブランの幻の作品を、緊急出版。シリーズ第1作「アルセーヌ・ルパンの逮捕」初出版ほかも併録。
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Posted by ブクログ
アルセーヌ・ルパンシリーズの新訳版。
新訳ということで古臭い表現もなく、読みやすい感じでした。再読だったので改めてルパンってミステリーの古典なんだな、と感じました。
好きなのは『王妃の首飾り』不可思議な状況で盗まれた首飾りの謎をめぐる話。ルパンが正体を現してからのルパンの迫力が鬼気迫るものがあって印象的です。
『ハートの7』はわたし(モーリス・ルブラン)とアルセーヌ・ルパンの出会いの話です。
ルブランの家に侵入しながら、何も盗らなかった強盗の謎が思わぬ展開につながっていき面白かったです。また作者自身が作品の中に出てくるということも、この話を初めて読んだ小学生の時には新鮮で、その意味でも個人的に思い入れの強い作品です。
『アンベール夫人の金庫』はルパンの怪盗としての初仕事が描かれます。ラストのルパンとルブランとの会話は笑えます。
『遅かりしシャーロック・ホームズ』はルパンとホームズの出会いももちろん印象的ですが、ルパンが愛する人のために怪盗として苦悩する様子もいいです。
やっぱりルパンはかっこいい! -
Posted by ブクログ
内容と人物の描写が難しい。これを小学生のときに確信を持って読めたら、よほどの天才児じゃないだろうか。サクサク読めないという点では、マイナスであるが、今から50年以上前の作品でこれだけのワクワク感を出せるのは、さすがルパンシリーズ、クラシックだ。
じっくりかみ締めて読んだが、久しぶりの謎解きが楽しかった。小学生の時はただ文字を追っていただけだと改めて思う。差別表現も多くて、当時の戦争時代の名残だろうが、文章の最後にあえて表現はそのまま出したとの脚注があった。しかしそれでも、過激過ぎる表現と感じた。知的障害的(発話障害)な表現を「おし」ということがはじめて知った。たぶん小学生のまーちゃんは、知的障害ということ自体の発想もなかったかもしれない。