モーリス・ルブランのレビュー一覧

  • 怪盗ルパン全集(3) 8・1・3の謎

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    内容と人物の描写が難しい。これを小学生のときに確信を持って読めたら、よほどの天才児じゃないだろうか。サクサク読めないという点では、マイナスであるが、今から50年以上前の作品でこれだけのワクワク感を出せるのは、さすがルパンシリーズ、クラシックだ。

    じっくりかみ締めて読んだが、久しぶりの謎解きが楽しかった。小学生の時はただ文字を追っていただけだと改めて思う。差別表現も多くて、当時の戦争時代の名残だろうが、文章の最後にあえて表現はそのまま出したとの脚注があった。しかしそれでも、過激過ぎる表現と感じた。知的障害的(発話障害)な表現を「おし」ということがはじめて知った。たぶん小学生のまーちゃんは、知的

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    2011年07月06日
  • 怪盗ルパン全集(1) 奇巌城

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    ネタバレ

    ホームズとくれば、ルパンにも手が伸びますよね。
    でも、やっぱり、ホームズが好き。ごめんよ、ルパン。笑

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    2011年05月07日
  • 怪盗ルパン全集(4) 古塔の地下牢

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    どんでん返しからのどんでん返し、悪党に喉を短剣でさされる重症をおうなど、シリーズの中で一番ピンチだったかもしれない。けど、そこはルパン。マイナスをすべて帳消しにしていく頭脳は、読んでいて頼もしくもあり、ハラハラ楽しめます。詳しい内容は、まあ読んでみてください。面白いですよ

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    2011年05月04日
  • 怪盗ルパン全集(2) 怪盗紳士

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    あー、ルパン、ルパン、ルパン、面白かったです。まさかいきなり捕まり、そして監獄にいながら盗みを働く、ルパンにしかできないであろうこと・・・まー、何も考えずに読んだらいいと思います。

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    2011年05月04日
  • 怪盗ルパン全集(3) 8・1・3の謎

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    盗む、窃む、偸む。人気があるといわれる「8・1・3の謎」は、その人気通り面白いですね。もっと早くに、というか小学生のころに読んでおきたかった1冊です。きっとワクワク数時間で読んでしまうでしょう。男の子は好きだよなぁ、ルパンの性格や会話、行動などすべて。

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    2011年05月04日
  • 怪盗ルパン全集(1) 奇巌城

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    有名だけど読んだことがなかった怪盗ルパンシリーズ、その中でも評価が高く人気のある、「奇巌城」。まあ、面白いですね。ルパンとイジドール少年の頭脳戦、最後のどんでん返しなどなど、ワクワクしっぱなしで読めました。このシリーズは全部読んでみます。

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    2011年04月27日
  • 怪盗ルパン全集(9) 怪盗対名探偵

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    ホームズ対ルパンの対決。
    二人が握手するシーンは、お互いを讃えあっている感じが、とても伝わってきた。

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    2010年12月14日
  • 怪盗紳士ルパン

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    シャーロックホームズの冒険を読み終わった後にすぐ読んだので、イギリスと、フランスのお国柄の違いがかなりあって面白かったです
    さすがはフランス愛の国
    ホームズなど他の探偵小説では助手に当たる人視点で物語は進んでいきますが、この場合怪盗視線で、ぶっちゃけていてすごい新鮮でした

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    2010年09月19日
  • 怪盗ルパン全集(3) 8・1・3の謎

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    子供の頃家にあった「8・1・3の謎」がこの南洋一郎氏訳のもの(挿絵もまさにこの絵)で、「怪盗ルパン」を知ったのもこの作品でした。名作だと思います。

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    2010年03月31日
  • 怪盗紳士アルセーヌ・ルパン 八点鐘 (2)

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    2010/02/14:2巻の表紙の方が怪盗紳士ぽくて良いですね~。
    書類の山に埋もれて頭かきむしっている姿はエラリークイーンに見えて仕方なかったですが。
    というか若い姿なのに「わし」の一人称はやめて~(笑)

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    2010年02月16日
  • 怪盗紳士アルセーヌ・ルパン 八点鐘 (1)

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    最初この表紙の金髪にーちゃん誰?とか思いました(笑)
    あとがきでちょっと納得。口ひげとオールバック禁止されてたとは…

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    2010年02月16日
  • アルセーヌ=ルパン全集2 ルパン対ホームズ

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    やっぱ面白かった!

    ホームズは本当意固地で見栄っ張りなおっちゃんですこと(笑)
    ポアロの時も思ったけど、この時代の探偵は認められたい願望ハンパないねぇ(笑)
    ホームズも「四つの署名」を読んだ中に、薬物に手を出すダメ人間な描写があったり、「私は事件がないとだめなんだ!」みたいな飢えがすごい。

    今回事件は、犯人候補の名前がたくさん出てきたせいで、少し混乱してしまった。
    もう一度読み直すといけるかな~。

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    2009年11月29日
  • カリオストロ伯爵夫人

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    ルパンがルパンになる前の物語。
    けなげな女性に恋をしたルパンは結婚を申し込みに彼女の父親のもとを訪れる。
    しかし身分を口実に反対された彼は、その父親が持つ秘密をネタに結婚を承諾させようとその秘密を盗み出す。
    そこに隠された秘密とは・・・。

    普仏戦争にまつわるお宝を追うグループと100年前からまったく年をとってないと思われる怪しい麗人、そしてその麗人に協力する事で事件に絡んでいくダンドレジー。
    そのダンドレジーがルパンになる前のルパンです。

    アニメのルパンシリーズでも名作の呼び声の高い「カリオストロの城」の原作ともいえる物です。

    物語はルパンと名乗る以前の話なんですが、ルパンの持つニヒルで

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    2009年10月04日
  • アルセーヌ=ルパン全集2 ルパン対ホームズ

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    これは楽しんで読めます。ルパンもホームズもひきません。
    どっちが勝つんだろう??と思いながら読んで最後は「ああ!なるほどね(笑)」と楽しく読めちゃいます。

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    2009年10月04日
  • アルセーヌ=ルパン全集4 奇岩城

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    ルパン。そりゃもうホームズよりポワロよりマープルより断然格好いい。コレを読んだ頃からもう既に頭がいいヒトというのが私の好みのキャラの第一条件だったのです。

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    2009年10月04日
  • 三十棺桶島

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    悪名高い伯爵と結婚した末に、幼い息子と実父を一度に失う悲劇に見舞われたヴェロニク。十四年後、彼女は悲しみを忘れるべく遠くの町で働き成功していたが、偶然見た映画の一場面で、見知らぬ土地の小屋に自分のサインが刻まれていることに気づく。探偵の情報をもとにその小屋に行ってみると、中には男性の遺体が!それは新たな惨劇の始まりに過ぎなかった。

    こんな怖い話だったっけ・・・まあタイトルからしてアレだけど。子供の頃にルパンシリーズは全部読んだはずだが記憶がない。序盤から中盤、もはや後半までマジ救いのない展開すぎで苦笑い。後半はあっさりルパンの正体が明かされて若干拍子抜けした部分も。ヴェロニクがここまで追い込

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    2025年11月30日
  • ルパン、最後の恋

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    所々スムーズに読めなくて苦労する作品だったが、訳者あとがきにこの作品が世に出た経緯が書かれていて納得した。
    モーリス・ルブラン本人はもっと推敲したかったかもしれないが、一読者としては公開してくれて嬉しい。

    カリオストロ伯爵夫人では無邪気な青年だったのが、すっかり壮年期を迎え世のため後世のためにどう生きるかに重きを置いていて、人としての円熟味が心地よい余韻をもたらした。

    その一方で惚れっぽい性格・気障な愛情表現は相変わらずでラブロマンスが作品に色を添える。

    シリーズの締めくくりとして穏やかにクローズしていくので、派手なアクションや展開を求める人には少し物足りないかもしれない。
    ハッピーエン

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    2025年11月11日
  • 奇岩城

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    これまたスケールの大きな物語だった。
    ライバル役が少年というところが良い。
    怪我は負わせても殺人はしない、ある意味で純粋な怪盗紳士の好敵手役にぴったりだ。
    ボートルレ少年が謎を解いていくシーンは必死にページをめくった。

    しかし、コナンドイルのホームズが好きな私としては、ルブランのホームズはどうにも受け入れ難い。
    そこを除いてはとても良かった。

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    2025年11月01日
  • 奇岩城

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     昔に児童向けの小説で読んだことがあるが、大人向けのものを読んだのは初めてかもしれない。ルパンと、若い高校生探偵が争う冒険小説。ホームズやクリスティのような推理小説というよりは、冒険小説。もちろん古い古い小説であり、古典的な感じではあるが、読みにくいことはない。奇岩城についてはあまりに突拍子もない設定のような感じがしないでもないが、それはそれで小説だからいいのだろう。

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    2025年11月01日
  • 怪盗紳士ルパン

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    前回アルセーヌ・ルパンを児童書で読んだ時、少し物足りなさを感じたので、一般向け翻訳版で読んでみた。

    児童書よりもエピソード数が多いのが嬉しい。
    ルパンの「初期の仕事」のエピソードは、人間味があって親近感を抱かせる。
    ホームズと初めて会うシーンはピリッと引き締まる空気感が目に浮かんでゾクゾクした。

    ここに書く感想ではないが、前回読んだ南洋一郎版は児童書向けに解釈が変わっているところがあったようで、比較してみると児童向けに違和感なくアレンジされていることに気づき、その技量に驚かされた。

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    2025年10月28日