モーリス・ルブランのレビュー一覧

  • アルセーヌ=ルパン全集17 バーネット探偵社

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    ルパンが、バーネット探偵社をやっていた頃の話。
    相談、調査が無料で、どうやって金儲けしているのか。

    相談者(コンサルタント)の仕事の仕方の基本が分かる。
    相手の弱みにつけ込むのではなく、
    あくまでも問題を除去することによって稼ぐ。

    うまい。

    調査は無料なのに、なぜ商売が成り立つのか。
    世の中の仕組みの中で、不正、公開できないもの、公開できないこと、
    をお金に換える巧みな技を知ることができる。
    用意周到な準備や、準備のために必要な情報をどうやって正確に知ることができるのだろう。

    本書では、怪盗はバーネットといい、警部はベジュー。
    2人の掛け合い漫才のような振舞いに、喝采したくなったり、事

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    2013年04月18日
  • アルセーヌ=ルパン全集23 赤い数珠

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    訳、解説 長島良三。
    トーマスナルスジャック 推理小説の美学、ハードボイルド小説論、ジョルジュシムノン論、贋作展覧会の紹介がある。
    本編は、ガストンルルーの「黄色い部屋の秘密」と同じ傾向の推理小説とのこと。

    ルパンは登場しない。欺し合い、窃盗、殺人。予期しない事態の展開。

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    2013年04月01日
  • アルセーヌ=ルパン全集20 バール・イ・ヴァ荘

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    何重にも仕掛けられた罠。
    誰が、嘘をいい、誰が誰を騙そうとしているか。
    推理小説の醍醐味。

    ラウールがルパンであることは途中の記述で出てくる。

    訳・解説 大友徳明。
    オート・ノルマンディ地方の地図と紹介がある。

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    2013年04月01日
  • アルセーヌ=ルパン全集別巻3 三つの眼

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    空想科学(science fiction)小説
    金星からの光によって、現れる映像。

    三つの眼は、金星からの光の商標のようなもの。
    驚きの展開と毎秒18枚という、
    人間の視覚を意識した仕様。

    科学技術への興味をそそるものがたり。

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    2013年03月31日
  • アルセーヌ=ルパン全集別巻4 真夜中から七時まで

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    主人公はルパンかと思うくらい、活動が機敏で、女性に優しい。
    幸せな終わりで恋愛小説の要素がある。
    ロシアからパリまでのヨーロッパを舞台にした冒険小説になっている。
    殺人事件も出てきて、推理小説の要素もある。

    大友徳明の翻訳、解説。解説でパリの亡命ロシア人の活躍の紹介がある。事件の背景を知るのによい。

    パリの芸術家
    荻須高徳
    エレンブルク「雪どけ」
    ディアギレフ(バレー)
    ニジンスキー
    ストラビンスキー
    藤田嗣治
    モリディアニ<イタリア>
    キスリング<ポーランド>
    パスキン<ブルガリア>
    シャガール<白ロシア>
    スーティン
    ザッキン
    レーニン
    トロツキー

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    2013年03月30日
  • アルセーヌ=ルパン全集別巻1 女探偵ドロテ

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    別巻は、直接ルパンが登場しないものらしい。

    翻訳、解説は長島良三。解説で、
    「カリオストロ伯爵夫人」の4つの謎の一つ、
    インロボールフェルチュナを「ドロテ」が解決する。
    カリオストロ伯爵夫人で 7本の枝の燭台を解決し、

    奇巌城で フランス諸王の富
    三十棺桶島で、 ボヘミア諸王の敷石
    をそれぞれ解決。

    ルパンが直接手を出していないのは、このお話だけとのこと。
    その意味で、ルパン物語の付録にするのに適している。

    この話にラウールが脇役といて登場する。
    ラウールがルパンの別名の話は多い。
    ラウール ド リメジー 緑の目の令嬢
    ラウール ダブナック パールイヴァ荘
    ラウール       二つの

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    2013年03月26日
  • アルセーヌ=ルパン全集別巻2 バルタザールのとっぴな生活

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    竹西英夫 翻訳・解説

    「刺青人生」という題での紹介した本があるとのこと。
    ルパンが登場するので、翻案とのこと。

    本書では、ルパンは登場しない。
    バルタザールがルパンだと思えば、思えなくも無い。

    最後が、当たり前といえば当たり前だし、
    不可思議だと言えば不可思議な終わり方。

    5人の父親、母親候補に翻弄される自分探しの騒動と旅が終わる。

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    2013年03月25日
  • アルセーヌ=ルパン全集4 奇岩城

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    ネタバレ

    翻訳、解説 長島良三

    暗号解読といえば、ホームズかと思いきや、ルパンでも登場する。
    最初はボートルレがルパンかと思っていた。
    予断を許さないのがルパンものの良さだろうか。

    ルパンを理解するためには,
    1 フランスが好き
    2 少し前の時代が好き
    3 推理小説が好き
    4 冒険が好き
    5 力の強いものを出し抜くのが好き
    のいずれか1つがないとつらいかもしれない。

    フランス好きと力の強い物を出し抜くのが好きというのは共通部分があるかもしれない。
    ルパンは,縦横無尽にかけまわり,神出鬼没なところがいい。

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    2013年03月24日
  • アルセーヌ=ルパン全集3 ルパンの冒険

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    痛快ルパン活劇。

    翻訳、解説 長島良三

    解説によると、
    刑事の名前は似た名前の人からの抗議で劇に限り変更したのを踏襲し、本作品でもガニマールではくゲルシャールになっているとのこと。
    ルパンという名前も、ロパンという名前から変更したとのこと。
    フランスらしい話題。

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    2013年03月24日
  • 怪盗紳士ルパン

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    短編集
    アルセーヌ・ルパンの逮捕(L'Arrestation D'Arsene Lupin)
    獄中のアルセーヌ・ルパン(Arsene Lupin en Prison)
    アルセーヌ・ルパンの脱獄(L'Evasion D'Arsene Lupin)
    謎の旅行者(Le Mysterieux Voyageur)
    王妃の首飾り(Le Collier de la Reine)
    ハートの7(Comment J'Ai Connu Aresene Lupin:Le Sept de Coeur)
    アンベール夫人の金庫(Le Coffre-fort de Madam

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    2013年03月24日
  • アルセーヌ=ルパン全集1 怪盗紳士ルパン

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    翻訳、解説 竹西 英夫
    絵 田中槙子

    ふりがなも多く、小学生向け。

    ルパン逮捕される(L'Arrestation D'Arsene Lupin)
    獄中のアルセーヌ・ルパン(Arsene Lupin en Prison)
    ルパンの脱獄(L'Evasion D'Arsene Lupin)
    ふしぎな旅行者(Le Mysterieux Voyageur)
    女王の首飾り(Le Collier de la Reine)
    ハートの7(Comment J'Ai Connu Aresene Lupin:Le Sept de Coeur)
    アンベール夫人の金庫

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    2013年03月24日
  • ルパン、最後の恋

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    た ま ら な い !

    最後の章を読むまでは、まぁ面白いミステリくらいな感覚だったんだけど、も、最後のルパンのフレーズのせいで、すべてのここまでの物事が、一気に色づいてと言うか。
    あー!冒険活劇はこうでなきゃ!みたいな。ルパンは40歳くらいのオッサンになってますけどね。

    正に紳士!で、また、コラもすごく魅力的な。宮崎アニメのヒロインのような。
    ジョセファンとマリー=テレーズの兄妹の活躍っぷりとか、悪党3人組の間抜け具合とか、いやもう、王道っちゃ王道なのかもだけど、やっぱり王道がいいわよ。
    で、こういう王道を宝塚で上演って、正に!だと思うので、宝塚もかつての「王道」通りの作劇をしていただきた

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    2013年03月13日
  • 怪盗紳士ルパン

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    大西洋を行く客船プロヴァンス号に無線が入った。「貴船にルパンあり。一等船客、金髪、偽名はR・・・」あの怪盗紳士がこの船に!いったい誰がルパンなのか?船客たちは恐怖と興奮に沸きたつが――。世界に知らぬ者なきヒーローが誕生した記念すべき「アルセーヌ・ルパンの逮捕」など、傑作九篇を収録。ルパンの前にルパンなく、ルパンの後にルパンなし。変幻自在、神出鬼没、快刀乱麻の怪盗の活躍を、最新訳で贈る第一弾。

    小学生の頃に南洋一郎氏版で全巻親しんだルパンの新訳ということで、ずっと読みたかったのですが、品切れになって手元に置けなかったのがようやく再版にこぎつけたようでとても嬉しいです。多分最新作の影響でしょうが

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    2012年12月16日
  • 水晶の栓

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    中学生の頃夢中になって読んだルパンシリーズの中で、一番気に入っていた作品。二十数年経ってさすがに内容を忘れてしまっていたが、納得の面白さだった!とにかくルパンが苦戦する。部下の裏切りから始まり、罠に嵌ったり怪我を負わされたり…。それだけに最後、クライマックスでのルパンの勝利には本当にゾクゾクした。さあ次は「813」だ。笑

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    2012年10月31日
  • 怪盗ルパン全集(10) 七つの秘密

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    『日光暗号の秘密』
    ルブランとの会話中向かいのビルに当たる反射した日光の暗号に気がついたルパン。すぐにレンブラント男爵に電話をかけるルパン。妻に宝石を持ち逃げされたレンブラント男爵。暗号の元は男爵の秘書ラベルノーの部屋。死んでいたラベルノー。間違っていた暗号の綴り。

    『赤いマフラーの秘密』
    怪しい行動をする男の後をつけるガニマール警部。ルパンによるガニマールへの招待。赤いマフラーの切れはしから絞殺された女性がいることを推理するルパン。ガニマールの捜査。殺害された歌手ジェニイ。ルパンの推理通りの遺体。ジェニイの恋人プレビューの正体。残されたマフラーに隠された秘密。

    『古代壁掛けの秘密』
    スパ

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    2012年08月30日
  • 怪盗ルパン全集(9) 怪盗対名探偵

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    骨董屋で娘ジュザンヌへのプレゼントとして机を買ったジェルボア教授。その机を買い取りたいと申し出た謎の紳士。盗まれた机。机の中の100万フランの当たりくじ。折半を申し出たルパンとジェルボア教授の戦い。誘拐されたジュザンヌ。ルパンの結婚祝い。ドウトレック男爵の屋敷から盗まれた青色のダイヤ。殺害された男爵。ルパンの協力者の金髪夫人。ルパンを追うためにロンドンから呼ばれたシャーロック・ホームズ。

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    2012年08月29日
  • カリオストロ伯爵夫人

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    ルパンものは,1作づつ,違うルパンが現れるように7変化。

    カリオストロ伯爵夫人のような魅力的な女性が現れるのも,フランスものの特徴だろうか。
    イギリスのホームズに対してフランスのルパンという文化の対比ができるかもしれない。
    人の心の動きの機微に触れるのはルパンだと思う。

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    2012年06月30日
  • アルセーヌ=ルパン全集1 怪盗紳士ルパン

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    小学校4年のときくらいの時にはまった。
    学校にあったルパンの本を一気に読んだ覚えが・・・
    本がものすごく好きになったきっかけはこの本だと思う

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    2012年06月29日
  • 水晶の栓

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    逮捕されてしまった部下を救うため、ルパンが大物悪徳議員のドーブレックが持つ水晶の栓の謎に迫る話。

    とにかく導入部から水晶の栓をめぐって様々な謎や見えない敵の影もちらほらするなど、気になる展開でどんどん引っ張っていってくれます。

    ドーブレックの悪役ぶりもすごい! ルパンを相手に一歩も引かないどころか常に先手を打ち、様々な策略を張り巡らすなど二人の勝負には最初から最後まで引き込まれてしまいました。

    ポプラ社版ではカットされていたラストも、ルパンらしさが溢れていて良かったです。ルパンらしいというよりかは、フランスらしいの方が正しいかもしれないですが(笑)

    ルパンとその乳母ヴィクトワールのやり

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    2012年04月13日
  • 怪盗ルパン全集(1) 奇巌城

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    ルパンを理解するためには,
    1 フランスが好き
    2 少し前の時代が好き
    3 推理小説が好き
    4 冒険が好き
    5 力の強いものを出し抜くのが好き
    のいずれか1つがないとつらいかもしれない。

    フランス好きと力の強い物を出し抜くのが好きというのは共通部分があるかもしれない。
    ルパンは,縦横無尽にかけまわり,神出鬼没なところがいい。

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    2011年12月23日