真梨幸子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
高度成長期辺りまでの日本を舞台にしたノスタルジー系の映画作品を評して、この手の作品には臭いが欠けている、昔の日本は臭かったと言う文言を目にして、思わず笑ってしまったことがある。まあ確かに、昔はどこもくみ取り式だったね、公衆便所なんかホント地獄だった。このお話の舞台はくみ取り便所どころが糞便を窓から投げ捨て、誰も身体を洗わないという、悪臭都市パリ。主人公の警部の役割も犯罪の取り締まりより、放蕩貴族の醜聞を握りつぶすという香しからざるもの。社会や体制は腐敗しまくり、登場人物は程度の差こそあれ悪人ばかり。それでも主人公にはそれなりに貫き通す義みたいなものがあって、そのせいか読後感は悪くない。
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Posted by ブクログ
ネタバレ途中まではとても面白くて読み進める手が止まらなかったが、終わり方はかなりご都合主義で拍子抜けしてしまった。
最後の「腐った蒸しパン」のところだが、ミチルを殺したのは結局大渕ではなく橋本ということでいいのかな?
優しい姉と言っていたが、最後の自供(?)のとおり、両親が優秀な姉ばかり気にかけるのが許せなくて橋本が殺したということで合ってる?
あと礼子のお金を盗んだ瑛子も橋本の差し金?さすがにそこまでは考えすぎ?
なんだか一部謎が残ってもやもやしたままです。
この後「6月31日の同窓会」を読もうと思って気づいたが、終わりの方で出てきた松川凜子はその小説にも出てくるみたい。
先にそちらを読んでいれ