東直子のレビュー一覧

  • さようなら窓

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    ほっこりなるけれども切ない。
    最後はあれで良かったのかも知れないけども、自分としては胸がぎゅーとなって辛くなったので4つ星。
    大好きな一冊になった。

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    2012年05月04日
  • さようなら窓

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    眠れなくて、胸がぎゅっと苦しくて、それを傍に居る人に悟られたくなくて、じっと丸くなっている。
    そういう経験のある人に。

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    2012年04月28日
  • ひとりの夜を短歌とあそぼう

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    ひとりの夜を短歌とあそぼう。穂村弘さんと、東直子さんは、大好きな歌人。おふたりの、短歌だけでなく、エッセイや小説にあふれる、「言葉への愛」つまりは人間への愛を、勝手に受け取っています。31音にこめられた想いを、おふたりがいろいろ読み解いていく様はスリリング。日常の皮を一枚一枚はがして最後に残る人間性までも見透かしているかのようです。歌は人なりって感じかなぁ。

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    2012年04月19日
  • さようなら窓

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    うまく整理できない。けど眠る前にひとつずつ読みたい、という帯のコピーは、正しかった。
    こんなの、会社に行く時に読んでたら、眠たくて胸がすーんとして、もう何にもしたくなくなっちゃう、と思う。

    この間ギャラリーで見たあのスミカのお芝居たちに似ているかもしれない。

    トゲの硬い金平糖みたいな短編連作。

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    2012年04月02日
  • 千年ごはん

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    自分と食に関するいろんなお話しとそれにまつわる短歌が
    書かれている前半と,ご自分の食生活を日記形式で書かれている後半。

    どちらも食を丁寧に考えていらっしゃるのだなぁと,感心しながら
    読みました。

    私はずっと同じ地域に住んでいるので,他の地方の食文化に触れるのは
    なかなか苦手なので,東さんのチャレンジ精神?にはびっくりです。

    食べるのは好きですが,すごく偏食で,
    食材にも別にこだわりのない自分は
    自分で良くない体を作っているのかな・・・なんて
    少し心配になってしましました。

    なんかほっこり,手間?心をかけたものを作って食べたくなりました。

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    2012年02月28日
  • ひとりの夜を短歌とあそぼう

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    前作「短歌はじめました」と同様、沢田康彦主宰「猫又」に寄せられた短歌を沢田、穂村弘、東直子が評価する形式。読んでいて加わりたくなるくらい楽しい。有名人も顔を出す同人たちの個性がよりクリアになった。何人かはファンになりそう。仕事に疲れた帰りに助けていただきました。

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    2012年02月15日
  • 私のミトンさん

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    東直子の最新刊。
    主人公の茜は叔父のミキヒコの海外赴任中に叔父の家の管理を頼まれる。家を訪れたその日に床下を開けると、そこには子どもくらいの大きさのおばあさんが眠っていた!名前はミトンさん。
    茜とミトンさん、そして彼らを取り巻く周り人々の日常を独特の感性で綴った作品です。人々の感情を繊細に描いていて、心に響く言葉がいくつかありました。東直子の掴み所のないファンタジーの世界も楽しめてバランスの良い作品だと思います。
    文中の言葉で心に留まったもの。
    "気持ちにいらないものはない"

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    2012年02月11日
  • 私のミトンさん

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     童話的な世界をふわりと描く歌人による長編小説。海外に赴任している叔父さんが使わせてくれた家には、身長五十センチのおばあさんがいた。その小さくて赤い服を着た手のかかる人を、主人公は勤めのかたわら世話をする。

     おばあさんは鳥の足につかまって飛んでいってしまう。そんなめんどくさい人だが、いなければやはり寂しい。心やさしい物語。

    (「週刊朝日」 2011/11/11)

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    2011年11月29日
  • 千年ごはん

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    ネタバレ

    「ほんのり厚めのロース肉」「ラー油をぽとりと落とした酢じょう油」「じんわりとひろがる草と光の記憶」「とろとろと流れる水を舌で直接受け止めると、なんだかうっとりあまかった」など表現がすごくいい。

    23 白く、はかないものが一番スキ。

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    2011年11月04日
  • 私のミトンさん

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    あっという間に読めた。あちこちに散りばめられた比喩が斬新でアクセントみたい。ミトンさんはやっぱりムーミンのミィ(?)のイメージ。ミキヒコ叔父さんは何となくハウルの動く城のハウルみたいなイメージだった。ミトンさんとの不思議な話。

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    2011年10月14日
  • 千年ごはん

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     お節料理の黒豆、鍋料理、ちらしずし、天麩羅、そうめん、ごはんのおこげ・・・などなど、オリジナルレシピやら食べ物へのこだわりやら切ない思い出に、36の短歌を添えた「今日のビタミン」&「つらつらごはん日記」の書き下ろし作品の贅沢な食べ物エッセイ集。

     「肌重ねあったことは語らずにすり鉢の中にふくらむ豆腐」
    「取り戻せることもあるのよ とにかくね今の今なら今が今なの」
    何気ない日々の食べ物を切り取り、人生になぞらえた短歌が心に響く!
    本のタイトルが『千年ごはん』とにあるように、食べるという行為はある意味、連綿と生きてきたその生きものの時間と付き合うことなのだろう。家族となることは、一緒にごはんを

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    2011年09月25日
  • 私のミトンさん

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    東直子の新刊。
    ミトンさんという小さいおばあさんと過ごす日々。庄司くんや周辺の友だちと関わるずっと前に、お母さんやミキヒコ叔父さんとの関わりもあって……。
    子どもを亡くした茜の友だちに庄司くんが贈った詩にはぐっときた。

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    2011年08月31日
  • 芥川龍之介作品集 蜘蛛の糸

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    読みやすいお話もあれば少し難しいお話もある。
    注釈があるので難しい言葉も分かりやすかった。
    最後にそれぞれの解説もあり、理解が深められた。

    私は「杜子春」の最後が心に残った。
    子どもは、「点鬼簿」が印象的だったみたい。

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    2025年10月18日
  • フランネルの紐

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    声に出して読んで、人に聞かせたらみんないい気分になるかもしれないな、と思うような優しさに溢れた文章だった。
    人の呼び方が特徴的で、ちょっと間が抜けているようだけど、この作品のアイデンティティのようにも思えた。
    「手芸」というテーマでこんなにもたくさんの掌編小説を生み出せることに驚かされたが、仇になっているというか、どの掌編からも同じような雰囲気を受け取ったので、このような文章表現を保った、もう少し多様な展開の短編集が読みたいと思った。

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    2025年08月21日
  • いとの森の家

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    特別な事は何も起こらず、嫌な事も嫌な人もでてこない、小学四年生の女の子が素敵な土地で素敵な人たちと出会って暮らす一年間の話。たった一年でも子供時代にこんな経験が出来たらその後の人生の指針になるだろう。

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    2025年06月29日
  • フランネルの紐

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    ふわふわした物語。
    手縫いの何かを作るときには、ひと針ひと針に思いが込もる。そんな手工芸品の周りで優しく紡がれていく、いろいろな人のお話。

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    2025年06月06日
  • 階段にパレット

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    イラストレーターの実弥子は古民家を改装して絵画教室を始めた。年齢層が幅広く和気あいあいと絵を描くことを楽しんでいる様子が伝わってきた。絵を楽しめるとはどういう感じなんだろう?自分の生活の中にはないジャンルでした

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    2025年05月27日
  • 子どもお悩み相談会 作家7人の迷回答

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    小説家や歌人などによる子どものお悩み相談会。
    子どものお悩みというのが、子供側の事情を詳しく書いたものではなく「謙虚になるにはどうしたらいいですか?」「遅刻グセがなおりません」といった一行のみ。
    だから、お悩みに対するアドバイスというより、それをテーマにしたエッセイのようなものだった。参考になるかどうかは、微妙だった笑。
    作家さんたちの多くは、自分の経験について語っているのが、大人として読む側はおもしろかったな。
    子どもと大人、どっちが読めば共感できたり面白く感じたりするんだろう。

    一番最初に「夏休みの宿題ぎりぎり派はだめ?」というテーマについての角田光代さんの回答で、小学生の時絵が好きで美

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    2024年08月23日
  • 私のミトンさん

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    楽しいお話でした。
    登場人物がみな個性的で素敵でした。
    我が家にミトンさん現れたら、私お世話出来る気がしない…遅かれ速かれみんな受け入れていたのですごい笑

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    2024年08月20日
  • 一緒に生きる 親子の風景

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    ネタバレ

    娘さんの習慣の話が面白い。娘さんは毎日キレイに靴を並べるらしい。特に几帳面でもないのに靴は並べる。何故かというと幼稚園のときに、毎日みんなの靴を並べるという「役割」を与えたからだと言う。しかし、娘さんはそんな役割を与えられたことは全然覚えていないらしい。最初の動機は忘れて習慣だけが残っている状態とのこと。自分の習慣とかこだわりというものは、意外と幼い頃にルーツがあるのかもしれない。

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    2024年05月20日