【感想・ネタバレ】さようなら窓 のレビュー

ユーザーレビュー

ネタバレ

Posted by ブクログ 2018年06月13日

ほんわかした中にさみしさが詰まっている物語。
自信なさげなきいちゃんと、どこまでも優しいゆうちゃん。読みながら「東直子」の世界だなぁ、とずっと感じていた。
小説はもちろんよかったが、西加奈子のあとがきで、ストンと気持ちが落ち着いた気がする。

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Posted by ブクログ 2014年03月07日

よいん。

甘い水とかミトンさんとかも読んだけど、こっちのがすき。
連作短編。

ぎゅっと切ない、爽やかな残酷さ。


言葉のとうめいさ。

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Posted by ブクログ 2014年01月20日

すごく良かった。西加奈子さんの解説にあるように、東直子さんの本は、人間の危うさを描いている気がする。それを彼女は「こわさ」と言っている。
この本の主人公のきいちゃんを観ていると、昔の自分を見ているようで、自分でもよくわからない断崖絶壁をきいちゃんがフラフラと渡り歩いている様は、ハラハラした。
きいち...続きを読む

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Posted by ブクログ 2013年05月25日

わたしは多分ずっとゆうちゃんみたいなひとを探してるんだろう。だからわたしにとってこの物語はかなしかったけど、いとおしくてたまらないものだった。
きいちゃんを抱きしめてあげたい。よく頑張ったねえらいねって言って、一緒にわんわん泣きたい。

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Posted by ブクログ 2013年02月01日

最初の数ページから泣いてしまった…家で読んでたら泣きっぱなしだったと思う。甘やかされることで腐っていくじぶんを見ながら、どうしようもあるのに、どうしようもないとこにこだわることで、うまく生活のポケットの中に隠れる。学生だからこそできるし、家族だからこそ逃げられないし、遂に優しさが甘やかしにしか感じら...続きを読む

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Posted by ブクログ 2012年09月09日

ふわふわときゅんとする、感じが好きです。
ゆうちゃんはすてき男子。こんな人いたら甘え過ぎてしまいそう。

不安定な人ってすごくいるけど、ただ甘えてるんじゃなくって、心が弱いんじゃなくって、難しいところにいるんだと思う。
きいちゃんのように、何かのタイミングで気づいたり変われたりするといいな、って思...続きを読む

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Posted by ブクログ 2012年04月19日

家を出て
ひょんなことから
ゆうちゃんの家に転がり込むことになった
きいちゃん。

一人暮らし歴が長く
ジャムだって作れる
美容師のゆうちゃん。

少し情緒不安定な
二十歳の女の子・きいちゃんと
困っている人をほっとけない
優し過ぎる青年・ゆうちゃんの
甘く切ない恋模様を描いた
連作短編集です。

...続きを読む

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Posted by ブクログ 2012年03月20日

守るべきものがあると強くあれるというような身の助け方もあるのかもしれないなと、ゆうちゃんを解する術としてはそのような印象。

眠れない夜に傍らで物語を紡いでくれる恋人って素敵だなぁ。

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Posted by ブクログ 2017年07月29日

ずるいなあ…きいちゃんに嫉妬しかない

いくら精神的に不安定さがあったとしても
少し歪んだ関係であっても
年を重ねた自分にはちょっと読むのも恥ずかしいくらいの かわいくて羨ましい恋愛物でしかないかなあ…
と読み進めたものの なんだろう 読後のこの感じ
いつになくとても気持ちが重たい…

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Posted by ブクログ 2012年12月24日

ことばには「書きことば」、「話しことば」とあるけど、この本は「想いことば」で書かれてる。心で想う時のことばってたしかにこんなだ。

寂しさは誰かにすがることでは埋められないと気付いたきいちゃん。
えらかった。がんばったね、きいちゃん。

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Posted by ブクログ 2012年12月04日

東さんの物語は、いつもガラス越しでみているのような感じがする。それも、昔の手作りガラス。透明なはずなのに、ところどころゆがんだり、色が変わったり、きらきらしたり………。そして、手が届かない。十二の物語はどれも切なくて、ゆらゆらでキラキラしている。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2012年08月05日

帯タイトルは、
「西加奈子さん推薦!
 ‘ふわふわしている癖に、
 どうしたって胸を掴んで離さない’」

「眠れないなら、またなにか話をしてあげようか」
 眠る前に一編ずつ味わいたい、現代の「千夜一夜物語」



文章の感じが小説っぽくないなーと思っていたら、
歌人の方だったんですね。

ゆうちゃん...続きを読む

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Posted by ブクログ 2012年06月15日

反則だ、と思う。説明したくないな、と思う。ただ一つ言えるのは、わたしはきいちゃんではないのに、どうしようもない気持ちになったということ。

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Posted by ブクログ 2012年06月04日

歌人の著者。
小説は初めて読んだ。
雰囲気がすごく好き。
なんだろ、色で言ったら、薄い水色か緑色な
さやさや~とした感じの文章がとてもここちよかった。
登場人物がみんなどこか不思議だけど優しくて、好きです

引用。

「仕方のないことって、どうしてこう、人生にまとわりついてくるんだろう、とため息をつ...続きを読む

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Posted by ブクログ 2012年05月11日

ちょっとワケありな家族と離れ、美容師をしている恋人の部屋に居候している女子大生が主人公です。彼女は少しばかり心のバランスを崩していて、大学も休学中。何をするでもなく、ただただ日々をやり過ごしています。そんな彼女が眠れない夜は、恋人がお話を聴かせてくれます。それは、子供の頃の友人の話であったり、むかし...続きを読む

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Posted by ブクログ 2012年05月04日

ほっこりなるけれども切ない。
最後はあれで良かったのかも知れないけども、自分としては胸がぎゅーとなって辛くなったので4つ星。
大好きな一冊になった。

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Posted by ブクログ 2012年04月28日

眠れなくて、胸がぎゅっと苦しくて、それを傍に居る人に悟られたくなくて、じっと丸くなっている。
そういう経験のある人に。

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Posted by ブクログ 2012年04月02日

うまく整理できない。けど眠る前にひとつずつ読みたい、という帯のコピーは、正しかった。
こんなの、会社に行く時に読んでたら、眠たくて胸がすーんとして、もう何にもしたくなくなっちゃう、と思う。

この間ギャラリーで見たあのスミカのお芝居たちに似ているかもしれない。

トゲの硬い金平糖みたいな短編連作。

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Posted by ブクログ 2017年12月14日

p46「のうみつなぶどうの甘い香りが部屋中に充満していた。」
「ゆうちゃんのそういうお気楽なところが、好きで、そしていぶかしい。」

恋人のゆうちゃんのおうちでの居候ぐらし。不安で何もできず眠れないときにしてくれるお話。
あたたかくて愛のある、そして胸がキュウッとなるお話でした。カブトムシの話。ぶど...続きを読む

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Posted by ブクログ 2017年10月30日

不安定な主人公をやさしく見守る彼。でも、変わるのって自分でどうにかするしかない。変わるのも振り回すのも、すべて自分軸の主人公。数年前の自分を見ている気がして、かすかな苛立ちをずっと持ちながらよみました。なかのエピソードに、「いとの森の家」の話かな?と思うものがありました。

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