東直子のレビュー一覧
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椎名隊長の怪しい体験隊では、ドレイの沢田。吉野朔実劇場ではワインを飲んでる人。実は編集者の沢田康彦さんが小林恭二の短歌パラダイスに触発され、素人結社をつくる。(小林氏は俳句関連の著作が多いのに)
素人の作と思って読むと、これが物凄く面白い。プロから見たら、傷はあるんだろうけれど、型に嵌らず、ぐいぐい読ませる作品多し。穂村弘と東直子の両プロが批評と解説をつけて、読み方を教えてくれる。
同人は吉野朔実さん、女優の本上まなみさん、水泳選手の千葉すずさん、ちょっとH系写真や著作のある伴田良輔さんや一般の人たち。女性の歌の方が巧い。男はどうも理屈や説明に捕らわれるらしい。
羨ましい。僕もこういう歌が詠 -
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子どもの頃から寂しさを抱えていたんだろう主人公はいつも不安定で眠れなくて、そんな彼女を恋人は家に住まわせている。
きいちゃんとゆうちゃんの、ままごとみたいなふたりの暮らしはどこか不穏で、終わりの予感をはらんでいました。タイトルからちょっとあるけど…
きいちゃんは面倒くさくて「どうしていつも考えがその方向に?」はその通り。考え方の癖があるんだろうけど。
でも、ゆうちゃんの「無理しなくていいよ」も優しくはないよな…こんなんモヤモヤを抱えてしまう、と思っていました。良い人ではあるんだろうけど。
そんな彼に引かれたのか、夜な夜な語ってくれる思い出に不思議な人がいっぱい出てきて面白かった。でも皆さん、 -
Posted by ブクログ
死んだら、モノに取り憑ける。
大切な人が大切にするものに。
好きな人が大好きなものに。
自分の思い入れの強いものに。
生まれ変わるのではなく、取り憑く。
その人が使ってくれる時だけ、一緒にいられる。何もできない。ただそこにあるだけ。
モノだから、使い終わって消えてなくなったり、しまい込まれたり、売られたり、使われなくなったり、捨てられたり、その行方はそれぞれ。
モノの視点からの物語。取り憑く側も老若男女さまざまで、お話によって好き嫌いはあるだろうけど誰が読んでも何か引っかかるものがある短編集だと思う。
私は、息子のロージンバッグになったお母さんの話、年上の師匠に惚れて弟子入りまでした女性の