東直子のレビュー一覧

  • とりつくしま

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    死んでしまった人に『とりつくしま係』が尋ねる。
    あなたは何になりたいですか?

    野球のロージン、カップ、扇子、日記、カメラのレンズ、などなど

    自分だったら、何になりたいだろうか。
    ついつい考えてしまいました。

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    2025年05月17日
  • とりつくしま

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    「日記」と「トリケラトプス」が良かった。自分なら何にとりつくか考えながら読んでいた。とりついた後、すぐ捨てられたり壊れたりしたらと思うとなかなか決まらない。

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    2025年01月28日
  • とりつくしま

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    ネタバレ

    とりつくことができても現実世界に介入ができず、見ることしかできない。これってとりつくことができないことよりツラい気がする。それを思うと、ロージンを選んだ1人目の母親の方は、切ないけれどもすごく良い選択をしたなと思う。

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    2025年01月21日
  • とりつくしま

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    本当にこんな世界があるといいなぁ、と思いつつ、本当にあったらどうしようとも思う、わがままな気持ちになりました。(いい意味で。)
    自分なら何になるかずっと考えています。

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    2024年11月17日
  • とりつくしま

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    死んでしまった後、魂の入っていないものに『とりつく』ことが出来るというお話。
    短編集だったので、スラスラ読めました。
    文章がとても美しかったです。
    もし私だったら何にとりつくか。。。
    魂の入っていないものにとりつく切なさで
    何になりたいか決められない。

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    2024年09月15日
  • 子どもお悩み相談会 作家7人の迷回答

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    小説家や歌人などによる子どものお悩み相談会。
    子どものお悩みというのが、子供側の事情を詳しく書いたものではなく「謙虚になるにはどうしたらいいですか?」「遅刻グセがなおりません」といった一行のみ。
    だから、お悩みに対するアドバイスというより、それをテーマにしたエッセイのようなものだった。参考になるかどうかは、微妙だった笑。
    作家さんたちの多くは、自分の経験について語っているのが、大人として読む側はおもしろかったな。
    子どもと大人、どっちが読めば共感できたり面白く感じたりするんだろう。

    一番最初に「夏休みの宿題ぎりぎり派はだめ?」というテーマについての角田光代さんの回答で、小学生の時絵が好きで美

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    2024年08月23日
  • 私のミトンさん

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    楽しいお話でした。
    登場人物がみな個性的で素敵でした。
    我が家にミトンさん現れたら、私お世話出来る気がしない…遅かれ速かれみんな受け入れていたのですごい笑

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    2024年08月20日
  • 一緒に生きる 親子の風景

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    ネタバレ

    娘さんの習慣の話が面白い。娘さんは毎日キレイに靴を並べるらしい。特に几帳面でもないのに靴は並べる。何故かというと幼稚園のときに、毎日みんなの靴を並べるという「役割」を与えたからだと言う。しかし、娘さんはそんな役割を与えられたことは全然覚えていないらしい。最初の動機は忘れて習慣だけが残っている状態とのこと。自分の習慣とかこだわりというものは、意外と幼い頃にルーツがあるのかもしれない。

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    2024年05月20日
  • 短歌の時間

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    歌人・作家・イラストレーターの東直子さんが、雑誌『公募ガイド』に連載された「東直子の短歌の時間」(2015年4月〜2021年10月号)に一部加筆、修正をしてまとめられたものになります。

    東さん自身も、短歌をはじめられたのは雑誌の短歌の公募欄だったということで、「自分の作品が選ばれたこと。そこに込めた心をよんでもらえたこと。それは、この世の片隅で生きている自分と社会とがつながったと実感した一瞬でもありました。」とあります。選出にあたってはその責任の重さ、残酷さも痛感されたと。誌面の都合上、特選、秀逸、佳作とありますが、それが絶対のものではなく、「私はこの歌の方が好きだな、私はこう読む、などと、

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    2024年05月08日
  • 芥川龍之介作品集 蜘蛛の糸【試し読み】

    購入済み

    仏の態度

    芥川龍之介の仏教説話の一つである。因果応報を説いたようであるが、芥川龍之介が本気でこの王な因果応報を信じていたのかは疑問に思う。むしろこの作品は、地獄と極楽の対比、特に最後の数行の地獄の亡者の失敗とはまるで無関係で無関心な、光と香りに満ちた極楽の描写と釈迦の態度の表現に真骨頂があるような気がする。

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    2024年05月03日
  • さようなら窓

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    歌人で作家の東直子さんの12の連作短編集です。
    静けさに漂う死の気配のようなものが、優しさよりも少し強く印象に残ります。以前に読んだ「薬屋のタバサ」にも感じた、人の弱さを、儚い優しさで包んだような作品でした。

    帯の一文より。「寝る前に一編ずつ味わいたい、現代の『千夜一夜物語』」

    解説の西加奈子さんの一文より。「東さんは、言葉と、人間を、その頼りなさを愛し、引き受けている人だと思う。」

    正に、その通りですね。

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    2024年03月20日
  • ひとっこひとり

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    日常の本当に本当に何気ないヒトコマを切り取った短編集。
    この世にはいろんな事情、思いをかかけてたくさんの人が生きている。改めてそれを思いしる。
    どの話も深く掘り下げすぎず、読者が想像を巡らせる余韻がたっぷりとある。白黒はっきりさせたい人には向かないかもしれないが、私は好きだった。

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    2024年02月08日
  • ひとりの夜を短歌とあそぼう

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    女優や漫画化、絵本作家など異業種の言葉の天才たちが詠んだ短歌を、人気歌人がコメント。


    様々な職業・年齢の方々が一つのテーマに対して詠んだ短歌に対し、歌人の穂村さん・東さんと雑誌編集者の沢田さんがコメント・批評をするという形式の歌集です。

    それまでに積み重なったいくつもの歌から、詠み人の人間性まで丸裸にされてしまうようなコメントが、興味深いとともに少し怖い。言葉のプロフェッショナルってやっぱりすごい。
    「べたべた」や「自慢する」、「芽きゃべつ」といった一風変わったお題や、特定のホラー映画などを詠むという題が出てくるのも面白いです。

    読んでいて思ったのが、あるテーマに対して感じる事というの

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    2023年11月06日
  • ひとっこひとり

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    人と人とが普段何気なく交わす言葉がタイトルの短編集。
    「もういいよ」「なんで?」「ありがとうね」…それらのタイトルはとてもシンプルな言葉だけれど、見ただけでその背景がなんとなく伝わってくるから不思議。
    これらの言葉は自分ひとりっきりではまず出てこないだろう。対話する相手がいるからこそ生まれる言葉だと思う。
    そんな短編集の表題が『ひとっこひとり』とは。「ひとっこひとりいない」から「いない」をあえて失くすことに、東さんは意味を持たせているのかも。登場人物ひとりひとりが抱える想いを丁寧に掬い取った短編集だった。

    『大丈夫』『ごめん』『覚えてる?』『きれい』が特に印象に残った。

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    2023年10月15日
  • ひとっこひとり

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    何気ないひとことだったり。
    普段よく使うことばだったり。
    必ず口にしたことのあるひとことでもある。
    そんな言葉がもたらしてくれる不思議な奇跡。
    言葉が繋ぐ想いもじんわりと感じる短編集である。

    「大丈夫」のことばは、目が見えなくなるかもしれないと不安になっている私に夫がずっとそばにいるから心配しなくてもいいという大丈夫なのかもしれないし、夫や子どもたちに心配しなくても大丈夫だよと私が言うことばかもしれない。

    「ごめん」のことばは、母が亡くなり実家に帰ったが兄には冷たいと言われて、母親からは会えば嫌みを必ず言われるので足が遠のいたからで、だけど兄嫁から先にお風呂にどうぞとゆっくり入って下さいね

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    2023年08月28日
  • ひとっこひとり

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    三好愛さんのホワンとした装画が堪らなく可愛い。

    誰もが日常で交わす「ごめん」「なんで?」「ありがとうね」等の何気ない言葉をモチーフに、人生のひとコマを切り取った12話収録の短編集。

    装丁のイメージ通り柔らかで優しい言葉が心にスルリと沁み込んで来る。

    どの物語も脳内に情景が浮かんで味わい深いけれど、特に印象に残ったのは、父子家庭で暮らす高校生の娘と父親の姿を描いた『もういいよ』。

    寂しさが伝染して来る『待ってた』『きれい』。

    現代人が抱える孤独に寄り添い、温かな言葉で人生にほんのりと灯りをともしてくれる癒しの作品集。

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    2023年08月07日
  • 子どもお悩み相談会 作家7人の迷回答

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    作家さんそれぞれの回答にユーモアがあって、楽しく読めました。
    読んだことのない作家さんもいたので、小説も読んでみたいなと思いました。

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    2023年07月28日
  • さようなら窓

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    ふわふわした物語で、現実とファンタジーが混じったような表現も素敵だった

    ただ、きいちゃんのキャラクターに共感ができなくて
    このままいくと、ゆうちゃんと共依存みたくなるのでは、、
    と思っていたけど、2人の決断にがんばって!
    と最後は2人ともを応援したくなりました

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    2023年03月05日
  • 子どもお悩み相談会 作家7人の迷回答

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    大人が読んでも楽しかったです。
    ちなみに夏休みの宿題はわたしは早めに終わらせるタイプでしたが会話のマナー的にはなってないのかな笑。

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    2023年01月25日
  • 子どもお悩み相談会 作家7人の迷回答

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    7人の作家によるエッセイアンソロジー。
    もともと『考えるマナー』『楽しむマナー』という本の中からエッセイを抜き出して、子どもの悩みや質問に対する回答という形式で再編集されている。
    サブタイトルに「迷回答」とあるが、そもそも質問に答えるために書かれた文章ではないため、答えになっていない「迷回答」になるよね、とは思う。
    子どもの素朴な質問に対して作家が答えてくれた本だと思えば肩透かしを食らうし、一方で様々な作家たちの気軽なエッセイだと思えば楽しめる一冊。

    好きなエッセイは
    三浦しをんの「ボウリング最弱王決定戦」
    高野秀行の、ありがとうを言わない民族と褒めることについて。
    角田光代のクヨクヨしてし

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    2023年01月06日