東直子のレビュー一覧

  • 千年ごはん

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    僕は大概古本屋でぼーっと棚を眺めて、題名や背表紙の色合い、表紙の絵などを総合的に判断して買って帰る事が多いです。本の情報収集も最近やっと読書ログでするようになったので、基本どんな本が出てどんな賞取っているとか全然分かりません。
    一番困るのは僕が話題の本みんな読んでいると思って話しかけてくる人。勝手に期待して話しかけてがっかりして去っていく。悪いことしてないのになんだか悪い事したような気になってしまいます。そんなに話題の本ばっかり読んでいたらお金がいくらあっても追いつかないですよ。いいなあお金持ち。閑話休題。

    さて、この本は歌人で小説家の著者が、食べ物についてつらつらと書いたエッセイです。

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    2015年09月21日
  • ひとりの夜を短歌とあそぼう

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    ほかの2人(東直子 沢田康彦)に比べて、穂村弘の解説だけが際立っている。短歌そのものは理解できなくても、穂村のふくらみのある解説を聞いてるだけで楽しい。

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    2015年08月08日
  • トマト・ケチャップ・ス

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    想像よりも軽くてあっさりと終わってしまった。
    文庫なのにこの薄さなのにこのお値段。。。内容は悪くはないんだけど、それぞれがそれなりに重いものを背負ってるのに、さくさく進むせいか薄っぺらく感じてしまった。「ゆなちゃん」だけは良かったかな。

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    2015年04月27日
  • 私のミトンさん

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    ミトンさんは黒髪のおかっぱと書いてあったけど、私の頭の中には常にムーミンのミィがイメージされていた。
    最後のほうに出てきたミトンさんの仲間?はお団子頭って書いてあって、やっぱりミィじゃん!って思った。

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    2015年03月20日
  • らいほうさんの場所

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    嫌な予感しかしない描写と展開なのに、こじんまりと片付いてしまって肩透かし。視点がぽんぽん移り変わるのは慣れる。
    うーん、この爆発未遂感。

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    2015年02月07日
  • 私のミトンさん

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    『薬屋のタバサ』ほどの衝撃はないけれども、
    和やかに不思議で良い読書でした。
    (タバサを衝撃的とか受け止めるのもおかしいのかもしれないけど・・・)

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    2014年12月12日
  • ひとりの夜を短歌とあそぼう

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    同じ言葉でも、その並べ方や提示の仕方によって、思わぬ効果を生み出すものですねぇ。十七文字や三十一文字という、短く限られた表現であるからこそ、より一層広がりや深さを持つのでしょう。それだけに、たいへん難しい表現の仕方ではあるのですが、感情やものごとの本質を語るには、かならずしも多くの言葉は必要としないってことですネ。

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    2014年05月05日
  • 私のミトンさん

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    まるでスタジオジブリの映画のようなお話。床下に住む体長50センチほどのおばあさんのミトンさん。タイトルだけではよもやこのような話だとは想像も出来なかったけど、ほっこり心暖かくなるなかなか素敵な本だった。ただ、庄司君だけは嫌いだなぁ。なんであんな酷い事されてより戻しちゃうんだよアカネ!って主人公にも苛々。みほさんのふわふわしているように見えて心に大きな悲しみを抱え込んでいる感じが何だか好きだった。アカネはまたいつかミトンさんに会えるかな。2011/495

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    2013年10月16日
  • さようなら窓

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    大学生のきいちゃんは家出をして、恋人のゆうちゃんのアパートに転がり込む。
    ゆうちゃんが寝物語に話してくれる少し不思議なエピソード、2人の遭遇した不思議な出来事を描いた連作短編集。

    東さんは歌人だから、短いフレーズに豊かな世界を乗せるのはお手の物。
    童話っぽいゆったりした語り口が読んでいて余計に現実感を無くす。

    穏やかな2人の日々だけれど、常に終わりの気配を孕んでいる。
    どんな結末になるのだろうと思ったけれど、私には意外な終わり方だった。

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    2013年09月09日
  • さようなら窓

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    きぃちゃんの愛と成長の物語。優しくてどこかポワポワした、いつも見守ってくれるゆうちゃんの家に居候し、眠れない夜にゆうちゃんは、少し不思議な自分の昔話をしてくれる。きぃちゃんは精神不安定で、幼い印象があって、ゆうちゃんに依存している。後半、家を飛び出してきたきぃちゃんと家族との交わりから、ゆうちゃんから離れ、一人で生きて行こうとする流れが切なくも良かった。また、色々と抱えこむ人たちとの出会いも、上手く言えないけど、人間がもがきながら生きていることを教えてくれたのかな。きぃちゃんに少し自分が重なる。

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    2013年08月10日
  • 千年ごはん

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    生きてあることと 食べてゆくことが すごく密接であること
    そしてそのふたつがうまく繋がると、日々がより豊かな時間となること
    を、味わわせてもらった。

    言葉で表現されてるにも関わらず、他の五感で伝達されたような、不思議な味わい。ゆっくり噛み締められる一冊。

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    2012年10月07日
  • さようなら窓

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    ネタバレ

    ネタバレ
    西加奈子さん推薦
    「ふわふわしてる癖に、どうしたって胸を掴んで離さない」
    というのが気になって、あと、表紙がかわいくて購入。
    比較的薄い部類なので、サッと読めます。

    まずは、甘い!甘いよー。
    かなり最初のとこ
    ゆうちゃんの指は、その森の中を自由に、すばやく走りまわる、森のおおかみ。(引用)
    のところとかで
    あ、これ駄目かもって思ってしまったけど、最後まで読みました。

    読んでるとドキドキしてくる。(良い意味ではなく、ハラハラっていうか動悸に近い。笑)
    元(本当)のお父さんが実に嫌な人で、少しは良いところも見せて欲しかったかな。(まあ、そこはしょうがないのか?)
    好きなのは、くしゅの

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    2012年10月07日
  • 私のミトンさん

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    ネタバレ

    叔父さんの持ち物で今は空き家の家に、引っ越すことになった。

    その家の床下にいたのは、身長50センチの赤い服を着た小さなおばあさん、ミトンさんだった。

    冷やしたフルーツを好み、あかねを振り回しながらも
    周辺の人たちとの交流と、庄司くんとの恋の行方も
    ミトンさんからいろんなことをもらった日々

    想像だけど、ミトンさんってムーミンのリトルミイの印象が強いんだけど。
    多分実際見たらまじで怖いと思う。

    不思議でのほほんとしてて、子供の頃に出会っていそうな話)^o^(

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    2012年08月19日
  • さようなら窓

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    ゆうちゃんときいちゃんの幸せな生活。幸せな生活がなぜか悲しいのはそれがいつか終わるから。

    それにしてもピョートル大帝はその後どうなったのでしょう。

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    2012年06月16日
  • ひとりの夜を短歌とあそぼう

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    「短歌はじめました」「短歌があるじゃないか」は既読。
    時系列からいうと「短歌はプロに聞け」がその間に入る作品。本屋で見付けられなかった、その本が文庫になった。

    編集者の沢田康彦さんが主宰する短歌同人、猫又の歌をプロの穂村氏、東氏が読み方を教えてくれる。
    本の雑誌でお馴染みの吉野朔美さんなど、素人とは言えなかなかの詠み手の同人達の作品。正直、意味が判らない歌もあり、解説でそういうことかと思う。あ~。歌道に暗いなあ。
    同人の皆に作風があって、その人となりが、薄らほの見える。
    だけど、見えすぎるのもどうなんだろ。

    皆さん、巧いなと思うけど、「短歌はじめました」の千葉すずさんのような破壊力のある作

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    2012年06月16日
  • ひとりの夜を短歌とあそぼう

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    『短歌はじめました』の続編といった感じ。
    回数を重ねる毎に、素人歌人の方々の個性が浮き上がってきて面白い。

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    2012年02月07日
  • 私のミトンさん

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    現実とも言い切れない不思議な世界観のお話。

    普通の感覚で言えば”幸せ”とは言えない人が多くでてきますが
    ただ悲しい、辛い、では終わらないお話です。

    読んでいくと直接的に励ましたり元気つけたりする
    言葉はないように思えるのになぜか心にじんわりしみるような気がします。
    感想もずいぶん抽象的になってしましましたが
    私の解釈ではここまでが限界です。

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    2012年02月03日
  • 千年ごはん

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    歌人でもあり小説家でもある著者が、日常の食事に思いを馳せて詠んだ歌とエッセイ。
    干し物文化について書かれたエッセイの、
    「戻していく時間と、新しく加えられていく時間。生きていくということもこれに似ているのでは、と唐突に思う。長い間会わなかった人と、ふいに再会する。干物がやわらかくふやけていくように、その人に対して持っていた感情もゆっくりとやわらかく取り戻してゆけるのだから」
    というくだりが心に残りました。
    対になる歌も深いなぁ。

    取り戻せることもあるのよ とにかくね今の今なら今が今なの

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    2011年11月21日
  • 私のミトンさん

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    ネタバレ

    ミトンさんの存在が強烈過ぎる。

    ミトンさんは身長50センチのおばあさん。と言うと、なんだか可愛らしい小人みたいだけど、実際は不気味で正体不明な小型生物。可愛げがあるんだか、ないんだかよくわからない。
    ウンパルンパや鳴家のような愛嬌があるわけでもなく、何を考えているのかよくわからない奇妙なミトンさん。イメージではムーミンのミーを、ホラーテイストのしわくちゃのおばあさんにした感じ。

    まったく読めない行動をとる彼女と、それを割とすんなり受け入れてしまう主人公達に「物分りが良すぎないか?」と違和感は感じたものの、なんとなく読み進めていくうちに自分自身もミトンさんの存在を受け入れてる事に気付く。

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    2011年09月26日
  • 私のミトンさん

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    大切な“小さい人”。離れてゆく恋人。眠り続ける赤ん坊。迷える私たちの前にあらわれた、身長50センチのおばあさん。今日も幸せでありますように―東直子が贈る、愛しい人々の物語(「BOOK」データベースより)

    やわらかくあたたかく、大きなものを描くお話。
    とっても東さんらしくて、これ、好きだなぁ。

    「放り出すのも、勇気がいるよ。目の前で、息してるんだから」
    「そうよね、目の前で息してたらね」

    「ミトンさん、すてきー。すてきに重いー。すてきに抱きつくー」

    「今、ここにいてほしいのに、いない。いないと、いいも悪いもなくて、ただ、いない人」
    ただ、じりじりと待つばかりの日々。自分では

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    2011年09月11日