東直子のレビュー一覧

  • シマちゃん モモちゃん もりのなか

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    とにかく主役ふたりがかわいい。お話の展開も優しくて好きですが、素朴な絵のタッチにも癒されます。
    見るたびに幸せな気持ちになる。特にシマエナガさんの慈愛に満ちた微笑みのような表情に読んでるこちらも思わずにんまり。
    作中のふたりのように、野生のシマエナガさんもエゾモモンガさんもほのぼのと仲良く暖かく過ごしていたらいいな。

    作中のほのぼのとした雰囲気を楽しむ方が大半だと思いますが、巻末にはシマエナガ・エゾモモンガのそれぞれの体長や食べ物や特徴などがまとめられたページもありますので、本に知識を求めるタイプの方にもオススメできます。

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    2026年01月15日
  • 芥川龍之介作品集 蜘蛛の糸

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     今まで知らなかった芥川の作品も多数収録されていて楽しく読めました。やはり芥川の日本語は美しいです。それに加えて、『十本の針』なんかは彼の思索が凝縮されているように感じてとても好きです。

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    2025年04月02日
  • フランネルの紐

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    刺繍に関する短編集。
    ショートショートで読みやすい。

    吉田篤弘さんの本に似た雰囲気があって、
    文章から想像する風景がステキで癒される。

    登場人物につけられる
    チャーミングなあだ名がとってもかわいい。

    刺繍がしたくなった。

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    2025年01月13日
  • フランネルの紐

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    短篇より短い掌編18篇
    手仕事手芸のほっこりしたまたはキリッとした心に響くお話の数々。物でも人でも何かを大事に大切に扱う人たちのポートレート。
    表紙のイラストも装丁も素敵でした。

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    2024年11月19日
  • フランネルの紐

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    刺繍や編み物など手芸をモチーフとした短編集。ホッコリと優しい気持ちになれる、大人のための絵本のような物語が、18編紡がれていました。ひとつひとつの物語の最後には、素敵な歌が一首。100頁ちょっとの本ですが、なんどでもゆっくりと楽しみたい本です。

    この本を読みながら思い出したのは、子どもたちに何度も読み聞かせをした『わたしのワンピース』(絵と文、にしまきかやこ)という絵本でした。『フランネルの紐』は、自分で自分に読み聞かせをしているような感じがしました。

    この本は、様々な色や素材のものを吟味して、出来上がりを楽しみながら作ったり、喜ぶ顔を思い浮かべながら作ったり、そんな気持ちも思い出させてく

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    2024年12月04日
  • ひとっこひとり

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    淡々とした日常の印象の短編集。
    特にすごい結末があるわけではなく、あれ?これで終わり?という感じだけどなんとなく心地好く読み終われる不思議な1冊でした。

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    2024年10月19日
  • 芥川龍之介作品集 蜘蛛の糸【試し読み】

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    知っている様で知らない

    羅生門も蜘蛛の糸も、大抵の人は内容を知っている。
    羅生門に至っては、複数の漫画で攻撃技にもなっているし、蜘蛛の糸は無慈悲な鬼にぶった切られたり仏がクレーンゲームで景品ぎちぎちにさせたりする。
    けれど、どちらの小説も真面目に読んだのは何時の日か。
    難しい漢字も読み仮名が振られているから安心。

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    2024年02月10日
  • ひとっこひとり

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    本の表紙に魅かれて、手に取った。

    「ひとっこひとり・・・」
    後に続く言葉は色々、
    そんな、色々な年齢の色々な事情を抱えた一人の話。
    でも、必ず、そばには誰かが現れて、
    寂しさを癒したり、暖かい気持ちになれる、
    そんな出会いのストーリー。

    「大丈夫」
    「待ってた」
    「見つかった?」
    が、特に切なくて、印象に残った。

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    2023年12月06日
  • 子どもお悩み相談会 作家7人の迷回答

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    2023年39冊目。
    読書って、おもしろい。
    今悩んでいる事の答えに導くような言葉に出会える。

    「実るほど頭を垂れる稲穂かな」のことわざ。実るから謙虚にするのではなく、謙虚にするから実るのである。このことわざの本当の意味を知ることができた。

    「気づきをありがとう」…世の中というところは気づきに満ちており、いくらでも感謝できる。まさしく、最近そんな思いをした。考え方一つで生き方が楽になると思えた言葉。

    最後の「珍回答してくれた先生方」の紹介までも面白かった一冊。

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    2023年09月09日
  • 現代短歌版百人一首 花々は色あせるのね

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    歌人の東直子さんが子どもの頃から歌留多として親しんできた百人一首を今改めて全首をじっくりひもとき、現代の言葉で五七五七七の現代歌集として再構築した歌集。


    私は子どもの頃、百人一首を覚えるような宿題はなかったため百人一首、全首をまとめて読んだのは初めてでした。
    東直子さんの訳した歌と訳文も付いているので、とてもわかりやすくてよかったです。


    その中から東直子さんの訳文の方がよかった、わかりやすかったと思った歌と本歌をいくつか載せます。
    比べ読みしていただけたら嬉しいです。



    ○大空をふりあおいだらああ春日、三笠の山に出ていた月が

    安倍仲磨
    ○天野原ふりさけ見れば春日なる三笠の山に出で

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    2023年08月01日
  • 短歌の時間

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    胸がキュンとしたり、幻想的な風景にじーんときたり……やっぱり短歌は様々な感情を味わえるな~いいなあと思った。たった一文字でも様々な発想の膨らませ方があり、勉強になる✨イラストもすごくかわいい…東直子さんって歌人であり作家でありイラストレーターでもあるのか。すごい。

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    2023年06月10日
  • 子どもお悩み相談会 作家7人の迷回答

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    ネタバレ

    沈黙に焦る、ありがとうがないと腹が立つ、体育がだるくて嫌い、など普遍的な悩みに作家7名が趣向を凝らして答えた1冊。
    とくにありがとうがない、という悩みに対し、そもそも世界で「ありがとう」をめったに言わない国の人がおり、水くさいと考える人もいるということを初めて知った。自分の考えだけだと決して浮かばない考えなので、興味深い。
    その他にも「結局悩み解決してないじゃん」といったものもあったが、回答の内容が大喜利のようで面白く、こう考えればいいんだな、自分もこういうところあるなぁと楽しく読めた。
    真剣な悩み解決に一役買う本ではないが、小さいコラムを読んでいるようで面白かった。

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    2023年06月04日
  • 階段にパレット

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    実弥子さんはとても素敵だなと思った。絵の中の思いをしっかり汲み取って、それぞれに褒められる。人に対してとても優しくて癒された。
    みんなで想像を膨らませて楽しいことを次々と思いつく感じが楽しくて、どんどん読み進められた。
    想像力、発想力、観察力…みんな凄かった。日常をこんな風に切り取れたら楽しいだろうなと思った。絵に書き起こすことで、こんなにもストーリーや思いの乗ったものになるなんて、面白い。私は絵が苦手だけど、描かなくても、着眼点、想像力、発想力、観察力は見習って、楽しく過ごしたいし、キレイなものや心動かされることに素直でありたいと思った。そういうものに触れる時間って凄く大切だと思う。

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    2023年05月06日
  • 芥川龍之介作品集 蜘蛛の糸【試し読み】

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    さすがの文章力

    文豪と呼ばれた人の文字は、おどろおどろしい世界を体感までさせる勢いでリアルに目の前に浮かび上がらせる。

    火のはぜる音、雨で湿った感じ、忍び寄る肌寒さ、腐臭、小さい虫たち、やるせなさ、
    満たされない自己重要感…エゴ…

    醜さの集大成のようなこの世の地獄を描き切ってるなぁという印象。

    #エモい #深い #シュール

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    2023年04月30日
  • 子どもお悩み相談会 作家7人の迷回答

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    とても面白い。そして大人も人生の訓示として読むべき?ww私は読むべきだと思います。
    肩の力を抜きながら生き抜く術を教えてくれています。
    回答者様達は、こども向けに言葉を選んで優しい言葉で答えてくれていると思うのですが、内容はけっこう辛辣ですし的を得ています。さすが。
    読んで良かった

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    2023年04月24日
  • トマト・ケチャップ・ス

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    女子高生3人が漫才トリオを結成するという一風変わった始まり方をするのだが、やがて、病気の母親がいたり、金持ちながら親子の絆が弱かったり、そして父親の家庭暴力に悩まされ家出する葉(ヨウ)。逃れていた田舎で乱暴されたようだという展開になって、葉は大丈夫だろうかと読み進むのが怖くなった。大丈夫であってほしいと、久しぶりに感情を入れ込んだ作品。

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    2023年01月07日
  • さようなら窓

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    ゆうちゃんがきいちゃんにするお話がどれも本当に面白くて、味わい深くて、不思議な話で、なんだかずっと心に残る。
    面白くて一気に読んでしまったけど、今度は、眠れないきいちゃんのように、寝る前に少しづつ読みたい。

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    2022年08月19日
  • 一緒に生きる 親子の風景

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    子育て中に読むことができてよかった。読みながら、やさしい、あたたかいまなざしを受けている気がした一冊でした。


    今日、姪っ子が生まれるかもしれない。
    いま産院のベッドで痛みを感じだしているはずの、これから母になる人にも、この一冊を捧げたい。

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    2022年07月07日
  • そらのかんちゃん、ちていのコロちゃん

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    ネタバレ

    雲の上の国に住むかんちゃんが地底の国に住むコロちゃんに初めて出会うお話、コロちゃんがかんちゃんのお家に遊びに行くお話、かんちゃんコロちゃんに新しいお友達ができるお話、挿絵も内容もとっても可愛らしくて夢と不思議に満ちた宝物のようなお話が三話収録。
    新たな出会いがあるこの新学期にぴったりな内容だなぁ。
    世界観も然ることながら、しみずソーダ、こだいチョコドリンク、スノークリームにじシチュー…独創性溢れる食べ物の数々が実に魅力的でワクワクした楽しい気持ちになる。
    6歳の息子は二話目の雲の上の国のお話が気に入ったみたい。

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    2022年04月13日
  • ゆずゆずり - 仮の家の四人

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    世界を見るとき、友だちや、ニュースや、いいね!に左右されず、自分だけのフィルターを通して見てみたい、と思える小説。

    「紀伊半島」は名古屋あり。

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    2019年06月21日