東直子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
有名無名を問わず短歌が好きな人々で結成された短歌結社『猫又』
猫又で生まれた歌を、穂村弘、東直子という気鋭の歌人が愛情豊かに感想を述べていきます。
作法としては当然こうすべき、という指摘はありますが、
感情に対して寧ろこうあるべき、という押しつけがないので、色んな解釈を楽しむことができ、理解しやすいです。
ああ、歌人ってこういう風に歌を理解していくのね、という天才の頭のなかを覗き込む感じ。
なんでも最初は理屈ではなく楽しめる。
だんだん自分で枷を作って苦しくなるものですが、ここで短歌を歌っている人たちは、その最初の気持ちのまま突き進んでいるようで楽しい。
(実際には生みの苦労にのたうちまわっているとは思いますが;) -
Posted by ブクログ
僕は大概古本屋でぼーっと棚を眺めて、題名や背表紙の色合い、表紙の絵などを総合的に判断して買って帰る事が多いです。本の情報収集も最近やっと読書ログでするようになったので、基本どんな本が出てどんな賞取っているとか全然分かりません。
一番困るのは僕が話題の本みんな読んでいると思って話しかけてくる人。勝手に期待して話しかけてがっかりして去っていく。悪いことしてないのになんだか悪い事したような気になってしまいます。そんなに話題の本ばっかり読んでいたらお金がいくらあっても追いつかないですよ。いいなあお金持ち。閑話休題。
さて、この本は歌人で小説家の著者が、食べ物についてつらつらと書いたエッセイです。
他愛の無い食べ物について語りながら、ちょっと懐かしい風情を感じさせるとても肩の力が抜けるいい本ですね
山菜の天ぷらには塩、茗荷に味噌をつけて焼いたものの美味しさ。残り物で作ったちらしずしのうれしさ、釣りたての魚をその場で串に差して焼いて食べる事への憧れ。
うーん、なんだかとっても共感できる。小市民でも出来る範囲の風流ごはん。
子供が学校から持って帰ってくるわら半紙の献立が捨てられない、なんて下りもなんだかほのぼのしていなあと感じ入りました
こういう他愛の無い食べ物の話しなら僕もするの大好き。
この世で一番美味しい刺身の食べ方知っていますか?自分で刺身を切り分けている時に、家族に隠れて一番美味しそうな所を手に取り、しょうゆを上からぶっかけて口へ運ぶんです。何故かテーブルの上で食べるより格段にうまいんです。よく母親がそうやってつまみ食いしながら料理作っていました。
あとうまい棒を咥えて深呼吸するとめんたい味やサラミ味の空気が吸えて美味しいです。ぼちぼちにしないと湿ってしまうので5呼吸位がベストです