東直子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレネタバレ
西加奈子さん推薦
「ふわふわしてる癖に、どうしたって胸を掴んで離さない」
というのが気になって、あと、表紙がかわいくて購入。
比較的薄い部類なので、サッと読めます。
まずは、甘い!甘いよー。
かなり最初のとこ
ゆうちゃんの指は、その森の中を自由に、すばやく走りまわる、森のおおかみ。(引用)
のところとかで
あ、これ駄目かもって思ってしまったけど、最後まで読みました。
読んでるとドキドキしてくる。(良い意味ではなく、ハラハラっていうか動悸に近い。笑)
元(本当)のお父さんが実に嫌な人で、少しは良いところも見せて欲しかったかな。(まあ、そこはしょうがないのか?)
好きなのは、くしゅの -
Posted by ブクログ
「短歌はじめました」「短歌があるじゃないか」は既読。
時系列からいうと「短歌はプロに聞け」がその間に入る作品。本屋で見付けられなかった、その本が文庫になった。
編集者の沢田康彦さんが主宰する短歌同人、猫又の歌をプロの穂村氏、東氏が読み方を教えてくれる。
本の雑誌でお馴染みの吉野朔美さんなど、素人とは言えなかなかの詠み手の同人達の作品。正直、意味が判らない歌もあり、解説でそういうことかと思う。あ~。歌道に暗いなあ。
同人の皆に作風があって、その人となりが、薄らほの見える。
だけど、見えすぎるのもどうなんだろ。
皆さん、巧いなと思うけど、「短歌はじめました」の千葉すずさんのような破壊力のある作 -
Posted by ブクログ
ネタバレミトンさんの存在が強烈過ぎる。
ミトンさんは身長50センチのおばあさん。と言うと、なんだか可愛らしい小人みたいだけど、実際は不気味で正体不明な小型生物。可愛げがあるんだか、ないんだかよくわからない。
ウンパルンパや鳴家のような愛嬌があるわけでもなく、何を考えているのかよくわからない奇妙なミトンさん。イメージではムーミンのミーを、ホラーテイストのしわくちゃのおばあさんにした感じ。
まったく読めない行動をとる彼女と、それを割とすんなり受け入れてしまう主人公達に「物分りが良すぎないか?」と違和感は感じたものの、なんとなく読み進めていくうちに自分自身もミトンさんの存在を受け入れてる事に気付く。
鳥 -
Posted by ブクログ
大切な“小さい人”。離れてゆく恋人。眠り続ける赤ん坊。迷える私たちの前にあらわれた、身長50センチのおばあさん。今日も幸せでありますように―東直子が贈る、愛しい人々の物語(「BOOK」データベースより)
やわらかくあたたかく、大きなものを描くお話。
とっても東さんらしくて、これ、好きだなぁ。
「放り出すのも、勇気がいるよ。目の前で、息してるんだから」
「そうよね、目の前で息してたらね」
「ミトンさん、すてきー。すてきに重いー。すてきに抱きつくー」
「今、ここにいてほしいのに、いない。いないと、いいも悪いもなくて、ただ、いない人」
ただ、じりじりと待つばかりの日々。自分では -
ネタバレ 購入済み
装丁画素敵。
装丁画がすごく可愛いので読んでみました。
きぃちゃん、弱すぎる。
素直じゃない。
読んでいてはがゆくなりました。
単刀直入に
おもしろくない。
もっと深いところで
ゆうちゃんときぃちゃんにつながってほしかった。
なんだかきぃちゃんが揺らぎすぎて
読者側がゆうちゃんの話にはいりこめない。
残念でした。