東直子のレビュー一覧

  • ひとっこひとり

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    色々な世代の、境遇の違う人生の一コマを切り取り、心のひだを丁寧に描写しています。その言葉選びに惹きつけられるものがありました。

    ちょっぴり寂しい気持ちになりつつも、遠くの方に光が差している、「いろんな生き方があっていいんだよと」励まされるような12編の物語でした。

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    2023年09月21日
  • ひとっこひとり

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    星3か4で悩みました。12の短編集。
    ふわふわとした表紙にやわらかい話を想像していましたが、真逆で驚いた。明るい先の見える話もあるが、読み進めると気分は晴れなかった。

    誰もが抱える暗い気持ちや悩みと
    側に居てくれる誰かがもたらした言葉を大切に心に届く様子がわかりやすい。
    それぞれの章に登場する人物は少なく、どこにでも誰にでも側に居てくれる人がいるということに気付く。

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    2023年09月13日
  • ひとっこひとり

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    さらっと読む気だったんですが、1話からガツンと来た上に単純に暗い重いでくくれないズンとした話が多くて粛々と読みました。「的外れな優しさだけど、自分に対して矢を前に飛ばしてくれたことは純粋にうれしい」というフレーズは何だか目が覚めるような考え方で印象に残った。

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    2023年08月29日
  • ひとっこひとり

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    何気ない言葉をモチーフにした短編集。
    この本を読もうと思ったのは、装丁がほんわかしていたから、挿絵もタイトルを連想させる。ミニマムだけど温かい。
    三好愛さんは、宮部みゆきのおいち百物語シリーズも手掛けてるけど、なんだろう、怪しい話なのに癒やされるホントに不思議なイラストだ。

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    2023年08月17日
  • そらのかんちゃん、ちていのコロちゃん

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    とっても良い!アイテムの名前が可愛い!
    大人数に対して読むのは難しいところがあるかな?でも、こういう文章多めの本もいいな。創造力働かせられそう!

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    2023年06月25日
  • 子どもお悩み相談会 作家7人の迷回答

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     どの質問も簡単に「こう言うものだ!」と、キッパリ言い切ってしまう事も出来るのだが、どの回答者も心から真摯に向き合ってくれています。
    社会のままならなさ、白黒で割り切れない所を知った上で一生懸命経験を交えて説いてくれています。
     こう言う類いのおしゃべりは好きです。例え親子であっても子どもの質問にこんな風に向き合ってあげたいな。と思います。

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    2023年03月29日
  • 子どもお悩み相談会 作家7人の迷回答

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    津村喜久子さんが好きなので、読んでみた。

    津村さんの他にも6名の回答者(皆文筆家さん)がいるのだが、どの方もいわゆる優等生的な回答、教科書的な回答ではなく、「だよねぇ」と思えるような回答をしてくれている。
    だからといって質問者に寄り添った(質問はズバッと短文で質問者の名前もないので質問者の存在感はゼロだが)感じではなく、みなさんの実感からの回答なので、スッと入ってくるものが多い。

    子供向けだと思うけど、悩んでいる時に読むと少し気が晴れるかも。

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    2023年03月19日
  • いとの森の家

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    作者の幼少の体験をもとに描かれた、とても濃密で幸せなお話。田舎暮らしの良いところが詰まっている。そんなにいいことばかりじゃないよとついつい穿った見方をしてしまいそうになるが、そんな邪悪な気持ちを軽々と上回る。「西の魔女」「博士の愛した」のような、自然で不思議な日常の雰囲気もたっぷり楽しめる、実に良い物語。

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    2023年03月02日
  • 階段にパレット

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    優しさが溢れ出てきて、自分まで優しい気持ちになれる。
    こんなステキな先生の元で、絵を教わってみたいなぁ。自己肯定感あがりそう。

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    2022年11月19日
  • 階段にパレット

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    夫を亡くしたイラストレーターの実弥子が、絵画教室アトリエ・キーチを始める。絵を通して現れる人の心に感動。私もこんな教室で絵を描いてみたい。

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    2022年11月04日
  • 一緒に生きる 親子の風景

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    東 直子(歌人・作家・詩人)さんが、福音館出版の「母の友」掲載していたもの。

    子育て中のおかあさんより、むしろ、子育てからちょっと離れたママたちが共感できるかな?
    子育てを俯瞰的に思いやり溢れる優しさにあふれ、自分の子育てを思い出しながら暖かな気持ちになりました。

    東さんが、専業主婦で、MOEのファンだったこと、そこに短歌投稿欄があり、そこに投稿していたというのも、プチ情報でした。

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    2022年08月28日
  • 一緒に生きる 親子の風景

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    泣く子の理由、家族の役割、名前をつけたときのこと…。歌人・東直子が、先人の詩や短歌と共に、幼い子との暮らしでいだく悩みや葛藤を綴った子育てエッセイ。山崎ナオコーラとの対談も収録。『母の友』掲載を書籍化。

    ほのぼのと読んだ。
    親にもなれなかった私は難しい…。

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    2022年07月08日
  • 短歌の時間

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    鳥、窓、恋人、袋、ロボット、宇宙、スポーツなど、様々な言葉を「題」にした「題詠」と、その言葉から連想される世界を描いた「テーマ詠」を掲載。エッセイや短歌についてのコラムも収録。『公募ガイド』連載を加筆し書籍化。

    様々な発想の広さに驚き。

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    2022年06月03日
  • 短歌の時間

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    東直子(1963年~)氏は、広島県生まれ、神戸女学院大学家政学部卒の歌人・小説家・イラストレーター。歌人集団「かばん」所属。歌壇賞(1996年)、坪田譲治文学賞(2016年)受賞。NHK短歌選者。歌壇賞、角川短歌賞選考委員。歌人としてのデビューは遅いが、俵万智、穂村弘(共に1962年生まれ)と同世代である。
    本書は、公募ガイド社の雑誌「公募ガイド」(現在季刊)に2015~21年に連載された「短歌の時間」の入選作をまとめたもの。掲載されているのは、79の題またはテーマについて各9首(雑誌掲載時は15首)で、計711首。また、各1頁のコラム54篇も加えられている。
    私は1年ほど前から歌を詠み始め、

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    2022年05月09日
  • いつか来た町

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    面白かったです。訪れたこともある街もそうでない街もすてき。
    コロナ禍だけどふらふらと外を出歩きたくなりました。
    偶然生まれて、偶然死なずに今も生き続けていて、偶然出会えた…そう思うと、周りのどんなものでも今までよりぴかぴかに見える気がします。関係が深い人はもちろん、少しだけ関わる人との出会いも大事にしよう。

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    2022年02月11日
  • いとの森の家

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    少し昔の糸島で、同級生の咲子ちゃんや素敵なおばあさん・ハルさんと過ごした加奈子の濃密な1年。
    1年か…と驚くほど、糸島に来る前と後では加奈子は成長したと思います。
    おハルさんの、戦中戦後の辛い経験と、死刑囚を慰問しているという活動と、可愛いものや素敵なものが好きというおおらかであたたかいところと…魅力的でした。
    たぶん子ども向けなのでしょう、罪や罰や死について考えさせられるところもありましたが、重すぎず、ほのぼのと明るく読めるところがほとんどでした。
    おハルさんを樹木希林さんが演じられたというドラマも観てみたいです。
    せっかく近いんだから、糸島市も行ってみたいな。

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    2021年04月07日
  • 階段にパレット

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    登場人物が皆楽しそうに絵を描くから、
    いったいどんな絵を描いているのか、
    思わず想像してしまう。

    上手く描くことより、自由に描く。

    大人も子どもも関係なし。

    そうやって、いつの間にか心のしこりが消えていて、
    すべての人が優しくなっている。

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    2021年04月01日
  • 階段にパレット

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    やさしい物語が読みたいと思って、冒頭読んでこれはきっとそうと感じて読み始めた本。期待通りのあたたかな物語だった。

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    2021年01月04日
  • 薬屋のタバサ(新潮文庫)

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    行ってはいけないと自分のどこかが止めている。
    ただ、心を少し離れるともっと深いところにあるふと顔を出すどろどろとした澱が体から出して欲しいと叫んで、行ってしまう。
    どうにもならないことがこの世にはあるのだと言われた気がする。
    幻想的でいて不穏で引きずられそうなのに、逆らいたくない。
    怪しい小説に出会いたい方は是非。

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    2020年08月06日
  • いとの森の家

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    死刑囚のもとに慰問に行くおハルさんが出てくる実話をもとにしたお話。

    すごく素直な小学生の女の子が田舎で暮らすようになり、そこの生活に馴染んでいくようになる。

    小学生の頃ってこんな遊びや体験ができたらゲームとかテレビ見るよりよっぽど勉強になるだろうなあと感じた。ほのぼのするお話だった。

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    2020年05月31日