東直子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
雲の上に住んでる男の子の かんちゃん
火山の地底に住んでいる女の子 コロちゃん
のお話が3話
字が多め、長めで
小学生の低学年向けでしょうか。
歌人 東直子の作品を探し、絵本作品を発見。
速攻で手に取りました。
歌人くどうれいんさんの絵本があんまり素敵だったので。歌人東さんの作品も期待どおり素敵でした。
歌人が創る絵本。踊ることば。
及川賢治さんの絵とのコラボ。
及川賢治さんの絵がこれまた可愛い。
ふんわり感がマシマシでした。
ホモサピエンスは、共感能力が優れていたから生き残ったと、最近の研究では言われております。
共感する根源は想像力。
想像力の力ってスゴい。
絵本には、想像力の力 -
Posted by ブクログ
死んでしまったあと、生命のないものに『とりついて』大切な人の近くにいて思い遺したことを見ているというお話。
11のお話です。
第一話の『ロジン』が切なくて、でも潔い感じがしました。
夫に思いを遺して、マグカップになるお話は…この先もずっと見ていかなきゃならないのはしんどいかなと思ったり笑
それぞれの大切なモノになるのは選択によっては、辛い思いもしそう。
私だったら何に『とりつこう』かなぁ。。。
でも、死んだらどこからでも見ていられると勝手に思っていたけど。。。
やっぱり死んだら見られないかぁ…。
その日が来るまで、一日一日を大切にしていこうとあらためて思った。
周りにいる人が愛おしく -
Posted by ブクログ
歌人でもある東直子さんの短編集。まだ3冊読んだだけですが、最近、お気に入りの作家さんです。
ひと言の言葉をモチーフに綴られた物語は、どれもがとても印象深かったです。様々なシチュエーションでのひと言がもたらす気持ちの表現に、引き込まれました。短編なんだけれど、充実した感じがしました。大丈夫?と言われたときの気持ちとか、スッとその気持ちに入り込めるような感じでした。寂しかったり、孤独だったり、そんな気持ちに優しく寄り添うことについて、思ったりしながらの読書でした。
装画・挿画の三好愛さんのイラストも、かわいらしくて、ほっこりしました。
大丈夫
ごめん
覚えてる?
もういいよ
なんで?
つれて -
Posted by ブクログ
ネタバレ結末は委ねられるものの、読後感はさほどモヤらないのが不思議。
自分の身に起きたら中々にしんどい状況を、自然体で軽やかに乗り越える人々の強さがそうさせるのか。私なぞ一話目の夫のズレた優しさだけでも嫌になるというのに、「的に当たらなくても前に飛ばせばいい」と前向きに受け取るシーンはかなり刺さった。
辞書を丸暗記する少年の描写も良かった。
大人っぽさと子供っぽさの混ざり具合がリアル。祖父が受けた裏切りや帰宅部を作ろうと言い出す少年など、背景が気になる登場人物にもっと読みたくなったがそこは短編。やはり読み手の想像力に託すということか。
もっともっとと思ってしまうという事は面白かったという事。