新海誠のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
新海さんの映画は2本ほど見ているが原作本を読むのは初めてで、なんだか携帯小説を読んでいるような感覚だった。新海さんの「言の葉の庭」でもそうだったが、心情を表現するシーンが印象的で、作者の永川さんもうまく小説として完成させてる。一人の”彼女”に対して一匹の猫が付き、それぞれ人間同士が会話しているかのように心が伝わりあう。まこと、ファンタジー小説なんだけど、節、節ごとが詩のように謡うように流れ、読み始めはとっつきにくかったが、後半に入ってのめり込んだ。小説だけでシーンを想像することができ、それは映画で見たような幻想的に美しい風景が広がっていく。小説としての評価は何ともだけど、心に残る作品ではあった
-
購入済み
好みの問題…?
映画を観ずに読み終えましたが、最初の感想は『う〜ん?』といった感じでなんとも言葉にしにくい終わり方でした(汗)
最初はいわゆるファンタジーという感じで、情景も想像しやすく淡々とストーリーが進んでいきます。
中盤でグイッと謎解きやサスペンス要素に引っ張られ、ドキドキワクワクしていたら気付いたら終わっていて『あれ?解決したっけ??』と思ってしまいました(汗)
映画とセットで、とあとがきに書いてあったので、映画も見てみるとまた印象が違うのかもしれません。
-
購入済み
風景描写が秀逸
映画は見ていませんが、小説を読みました。風景描写が素晴らしく、映画では、どんな描写になっているのか観たくなりました。青春って、こんな感じだったかなぁと思いながら、主人公の煮え切らない態度にモヤモヤが溜まっていく感じもしました。
-
-
購入済み
英語勉強のため購入
日常生活で使えそうな英会話所得のため購入してみました。
英語で話すとこういう風に言うんだ‼︎といったフレーズ等がわかり良かったです。
全てが英語ではないので、分からない単語や文章の場合は日本語で確認ができるので、勉強にもおすすめだと思います‼︎ -
Posted by ブクログ
──季節は春のはじめで その日は雨だった
ブルーピリオドの人だ。
こんなの描いてたのか。オリジナル部分、なかなか好き。
ラストシーンが笑顔なところとか。
「長い長い電話」が恋人じゃなくて母親との電話だったところとか。
どれくらい山口つばさの書いたシナリオなのか知りたいな。
原作ありきではあるけど、原作の空気感と作者らしさがいい感じにミックスされてて素晴らしい。
原作は短いのもあって何十回もリピートしたから、声がそのまま聞こえてくる。
天門の音楽も聞こえてくる。
天門(作曲家)、新海誠の会社に所属したみたいだけど次の作品で曲を担当するのかなーと楽しみにしている。 -
購入済み
アニメから入りました
アニメを先に視聴してから読みました。アニメではすらすらと流れていった描写を本でゆっくりと補完していくようで、十分にこの作品を楽しめました。
-
Posted by ブクログ
クラスの子からの成績に関する軽い妬みや、母子家庭で夜勤の母親とのすれ違い、などのモヤモヤも抱えながら、高台で鉱物ラジオを聴くことを気に入っているアスナ。ある日、高台への道で謎の怪物に出くわしたアスナを助けた少年・シュンはアガルタから来たという。シュンと、翌日の約束をしたが翌日、高台下からシュンの遺体が発見されたという…
同じタイミングで、学校の森崎先生が亡くなった妻を生き返らせるために地下都市伝説のことを調べていることを知るアスナ。「アガルタ」に行けば亡くなった人を蘇らせることができるのか?
…この手の「異世界の住人とエンカウント」系にありがちな「…今の二言三言だけで伝わったの?」「え、冷静