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2019年公開のアニメーション映画『天気の子』。この本は『天気の子』を手掛けた新海誠監督による自筆の原作小説です。これは、祈るだけで天気を晴れに変えてしまう少女”陽菜”と、島から東京に家出をしてきた少年”帆高”が出会い、今を必死に生きていく物語です。陽菜や帆高を初めとするこの物語に登場する人たちは、どこか”生きづらさ”というものを抱いているように感じられました。そんな人たちが本当に”大切なもの”とは何かに葛藤しながら、自分の生き方とかすべきことを決断していく姿に私はとても感動しました。また、物語の結末がちょっと意外なのですが、個人的にはすごく好きでした。ぜひ最後まで読んでみてください。
映画を見て本を読みまた映画を!
映画を見て分からない細部の表現や心の動きが良く理解できて、また映画を見たくなります。
この作品はたぶん評価の分かれる作品だと思います。
君の名はのような星が降ってきても、世界は明るい希望の中に留まっていたけど、「天気の子」にはアンダーグラウンドな世界も描いいます。
無理矢理な展開もありますが、私は肯定したいです。
この世界でもまだ愛にできることがある事を教えてもらいました。そしてあの名前の人たちも登場する新海さんのサービスもあります。ハハ〜ンなるほどね ゚д゚
Posted by ブクログ
天気の子。
君の名は。
すずめの戸締まり。
新海誠の小説を読んだ中で、今回の「天気の子」が一番面白かった。
でも、それは映画を観たことがなくてストーリーも、もちろん結末も知らなかったせいかもしれない。
純粋に頭の中で文字から感じた自分だけの世界、イメージで先入観なく読めたからかもしれない。
また、この小説が3作品の中で一番恋愛色が強かったこともあるかもしれない。どの作品も男女のペアで行動するしか、匂わすシーンもあるし、実際両思いなんだろうけど、しっかり相手に「好き」と伝えているのはこの作品だけだと思う。
相手のことを強く思い、相手のために行動する。そんな内面の動きまで読み取りやすく、
さらに主人公以外の登場人物のキャラクターもしっかり立っていて、その人物の性格が物語にいい味を一癖も二癖も付け加えてくれていたからかもしれない。
映像から入って小説を読むことは好き。でも、当たり前だけど映像を観直している感じで、あの時のシーンはこうだったな。あの俳優さんはあんなふうに言っていたなと思い出しながらだったから、文章ももう面白いんだけど映像として見てしまっている自分がいる。
だから、何も知らないまま読めたこの小説は、本当に文章で楽しむことができた。だって、僕の頭の中で描いた空を泳ぐクジラや雨粒の中にいた魚たちは、細田守のクジラでもなく、ましてや新海誠のでもなく、ジブリ作品に出てくる魚たちだったのだから。
近々、一体どんな姿形をした魚たちなのか、その答え合わせをしながら映画を観てみたいと思いました。
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