新海誠のレビュー一覧

  • 秒速5センチメートル the novel

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    移動中、読む本がなくなり、駅で購入。
    前はアニメだったし、時間が交錯するファンタジーかと思いきゃ、主人公たちの深層を描いた作品で、かなりよかった(笑)
    2人とも過去の約束が果たされないことを祈りながら現在を生きている。2人がその約束を大切に生きている。それがいい。
    人が出会う確率は0.0003%とか。確かに何のツールもない再会なんてそれ以上の確率かもね。って、あるけどそうなのかなと思う偶然ではなく奇跡に近い再会もあるのかも。
    出会いはこの先が同じ道を歩まなくても、大切だなあと思った。

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    2025年09月23日
  • 秒速5センチメートル the novel

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    本棚にあった小説を読もうとセレクト。所謂鬱アニメに感じた作品だった。新海誠ということもあり、ファンタジーな世界が、奇抜な演出が待っていると思っていたら、そのような場面はなく、ただただ人間の深層的な情動の彷徨が垣間見れた一冊だった。

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    2025年09月13日
  • 小説 言の葉の庭

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    好きな人のために世界を雨にしちゃう人だもんなぁ。


    風景の描写が好きだった。説明しているだけじゃなくて、登場人物のフィルターを通して風景を感じられた。

    映画では描かれない登場人物の背景を知れて良かった。まさか母視点まであるとは!

    第九話は展開を知っていてもドキドキしてしまう、、、ここは映像より文章の方が緊張感があって好きかもしれない。

    改めて万葉集もチェックしたいな。
    もっとちゃんと授業聞いときゃ良かった。

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    2025年09月07日
  • 小説 秒速5センチメートル

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    ネタバレ

    今秋実写映画化されると聞いて
    小説を読み返しました

    18年前に書かれたお話

    3話に分かれているけれど
    私は『桜花抄』が一番印象深い
    東京から栃木に引っ越ししてしまった明里に会いに電車を乗り継いで向かう貴樹
    雨から雪へと変わり列車が何時間も遅れてしまう
    学生が持つほど携帯電話がまだあまり普及していない時代
    何の連絡もできない
    今会わないと貴樹は今度は鹿児島に引っ越してしまう
    もう切なくて切なくてハラハラしました

    アニメでもこのシーンがとっても印象的だったなぁ

    もちろんこれも印象的
    『桜の花びらの落ちるスピードは秒速5センチメートルなんだよー』
    このフレーズで私も知りました
    情景描写がとて

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    2025年07月29日
  • 小説 秒速5センチメートル

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    リアルやったな。
    本当に生きてる その人 の人生を見せてもらったような感じ。
    自分で言語化できひんけど、"なにか"を求めて追い続けて生きてるのは、共感。自分も同じ。
    過去の自分にとって大切やったから、これから先その人と交わるとは限らへんし、今一緒にいる人と向き合って精一杯大切にしたい。

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    2025年07月16日
  • 小説 秒速5センチメートル

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    過去に固執するのは経験上いい方向に行かないから…。
    過去は一つの物語として終わらせて、前だけを見て歩んでいく、いい終わり方だな〜って思った。
    映画も見てみたいな

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    2025年06月28日
  • 君の名は。

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    ネタバレ

    新海誠さんの作品。
    夢の中で入れ違っていた三葉と滝くん。
    最初はふたりが現実で会って...ハッピーエンド!
    なんて言うお話かと思っていましたが、実際は全然違う、入れ違って、探してまた入れ違い。
    だけどその後につらすぎる真実。
    もう泣いちゃうくらいですよ!?
    どんどん読みたくなっちゃう、作品です。
    ぜひ読んでみてください!

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    2025年06月27日
  • 小説 天気の子

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    映画を見ていないので小説で。
    アニメにする前提のお話だからだと思うけど、ストーリーがすっきりしていて読みやすかった。アニメだと映像で担っている部分の心理描写を意図して細かく書いてくれているのも良かったし、新海誠さんは文章のセンスもあるんだなと思った。
    秒速5センチメートルも実写版を見る前に読んでおきたい。

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    2025年06月14日
  • 小説 雲のむこう、約束の場所

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    ネタバレ

    新海アニメは青空がきれいだ。今回は3人の愛の形。設定としての分断国家の日本とエゾ(タワー)。眠ったままのさゆりを乗せての塔への侵入。パラレルワールドの終焉。ノベライズは、元アニメを補足する作品に仕上がっている。

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    2025年06月05日
  • 小説 すずめの戸締まり

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    映画版が好きだったので読んでみた。個人的に本書は楽しむために読むというより、現世の裏側(常世)を知るのが目的で読んだ。
    ミミズや要石など“日常では視えない類のこと“が絡む話は、君の名は。の小説版と同様に、文章で読むと理解しやすい。
    タイトルの『すずめの戸締まり』の意味も、小説を読むことで腑に落ちた。(私の理解力がないから映画では腑に落ちなかっただけかもしれないけど)

    大切なことは見えない。よくわからないけど大事なことをしている気がする。
    この感覚はご神事に限らず、日常でもあるあるだと思う。というか結局全ては繋がっているから、ご神事が非日常というわけではないはず。

    偏ったスピ系も流行っている

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    2025年05月24日
  • 小説 天気の子

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    映画で見たことがあるんですけど、映画と小説は何か違う気がして映画とは違う面白さがあって驚きました。映画は絵や声で表現していたけど小説は相手の気持ちをすみずみまで考えて書かれていてすごいなっと思いました!

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    2025年05月08日
  • 小説 すずめの戸締まり

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    映画を観て購入。
    登場人物たちの細かい心の動きを追うことができるというのは、小説版ならでは。
    読んだ後にもう一度映画を観るとより楽しめると思う。

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    2025年03月22日
  • 小説 秒速5センチメートル

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    後悔のない人はいない。その後悔を振り切れるかどうかが道を分ける。

    貴樹はその勇気がなかったのだろう。あまりにも完璧な存在であった少女を失った後悔が足枷となり、自分を見つけられなくなっていた。

    貴樹はそれ以来、周りを受け入れてるようで拒絶していた気がする。自分を形作るのは自分ではなく、他人なのだと思う。他人に頼りながら、自分を形成していく。それは大人になっても必要なこと。貴樹はそれができなかった、他人と歩み寄ろうとしなかった。

    他人を頼る力が、彼には足りなかったのだと感じる。

    自分が前を向けるきっかけは、今まで何だったのかを振り返ることが重要だ。それを失ってしまったならば、再度近しい存在

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    2025年02月06日
  • 小説 すずめの戸締まり

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    ネタバレ

    日本各地に存在する「災いの扉」を閉じる使命を背負った少女・すずめの冒険を描いた物語☆災害や喪失をテーマにしながら、人との繋がりや成長、そして希望を鮮やかに描き出している♪ファンタジックな設定と美しい描写の中に、人間の深い感情と温もりが込められた作品だ!!すずめの諦めない心強さにめっちゃ感動、、、ぜひ読んでみては?

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    2025年01月20日
  • 小説 天気の子

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    ネタバレ

    雨の降り続く東京を舞台に、天気を操る力を持つ少女・陽菜と、孤独を抱える少年・帆高が出会い、特別な絆を育む物語☆天気と感情が織りなす幻想的な世界で、「選択」と「犠牲」というテーマを描きながら、二人の純粋な愛が読者の心を揺さぶる作品♪愛する人のために全てを捧げようとする二人の姿は胸を打つ...この小説を通して、どんなに大変な状況でも、自分の想いを貫くことの大切さと難しさを強く実感した、、、ぜひ読んでみては?

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    2025年01月14日
  • 小説 すずめの戸締まり

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     途中まではダイジンは悪い奴?って思っていたが最後でそれまでのダイジンの行動の意味が明かされいい奴と分かったので良かった。すずめが旅の途中で様々な人に会い助けてもらう。人の温かさを感じられ気分が良かった。小説は映画より詳しく描かれているので理解しやすかった。

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    2024年12月28日
  • 小説 君の名は。

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    君の名は。は、映画で見たことあるので映画と小説何か違うかなっと思ったけど本当に違った!まず映画では様様な視点があるけど小説は二人の視点で書かれていて私てきには小説の方が最初は他人だけどどんどん二人が距離を詰めてく様子が映画よりも書かれていて私は好きです。

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    2024年12月26日
  • 君の名は。

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    違う時間に生きる、2人の高校生、三葉と瀧。

    出会うはずのない2人だったが、何らかの奇跡で出会えることに•••
    そんな展開になって来てからは、読者は皆ドキドキハラハラしてきます。
    私は、そんな2人が出会えた時の幸せと、周りの環境の両方を上手に受け止められる工夫が備わっている、この物語がすごいなと思います。

    この本は小学生からなら誰でも読めるのでとてもオススメです。

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    2024年12月22日
  • 秒速5センチメートル(1)

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    ネタバレ

     これは「叶えられなかった青春」の物語なんだろう。青春の淡すぎる恋の物語だ。小学校に一年違いで転校して来た明里と貴樹。二人とも大人びていて品が良く、趣味は読書だ。そこには、転校生という「異物感」があったのかも知れない。群れない二人は仲良くなり、やがて恋心を抱いてゆくが、幼い二人は明里の再びの転校によって引き裂かれてしまう。

     貴樹も転校し、種子島と栃木に分かれてしまう。そして、貴樹に想いを寄せる花苗の存在。明里も告白され、ゆっくりと二人の距離は離れてゆく。これは、「心の距離」の物語でもある。2巻では、思い出に決着がつくのかな。

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    2024年12月10日
  • 小説 すずめの戸締まり

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    映画の前に読もうと思って買いました。
    読みやすい割には内容が意外と重かったかなと。
    映画の中では分からなかった細かな心理描写が丁寧でした。
    幼い鈴芽に何があったのか。
    ラスト数十ページで泣きました。

    映画を見たあとでも、小説として楽しめました。

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    2024年11月07日