新海誠のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
ネタバレ7月8日頃に読み始め、結構あっという間に読み終えた。改行が多いせいもあるが、分かりやすいからである。
映画「秒速5センチメートル」は監督自身によるノベライズがある。だが、これは別人によるノベライズ。まあ、「雲の向こう、約束の場所」をノベライズした人だから、ある程度安心感はあるが。
内容は、これまた別の角度からの「秒速5センチメートル」である、ということだ。「桜花抄」は明里の視点から語られ、「コスモナウト」は貴樹の視点から語られ、「秒速5センチメートル」は明里と貴樹の双方からの視点で語られる。その意味では整合性が取れている。「桜花抄」を明里の視点で描くとは、思い切ったことをしたなぁ。そのお -
Posted by ブクログ
どこかでチラリと拝見して、佐原先生の絵が好きになって買ったのですがストーリの面白さ、切なさにすぐに引き込まれました。
そしてやはり絵が綺麗だ。
本当は『マイガール』も読みたいのですがチャンスを逃しうっかり手を出せずにいます。
ぜひ読みたい。
本命は以前コーラス(だった気がします。シルキーだったか?)でちょくちょく掲載されていたスキマスイッチの曲の世界観を描いた『スキマ式』。
載る度違う曲をテーマにしていた気がするのでオムニバスみたいに書いてられたようですがコミックスにはなってないみたいで。
ぜひ読んでみたかったなあとコミックス化を希望していたり。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ第1巻がフリになっている第2巻の「社会人編」は、日常を過ごしていても、
未だに奥底で引き摺る青春の記憶によって、社会で思うように上手くいかず、
心が消耗していく様子が描かれている。
主人公の時折見せる疲れた様子や、寂しげな様子が印象的で、
何をしている時も、誰と接している時も、普通を振舞いつつ空虚
な感じが、孤独な共感を抱かせる。
思い出の相手のスッキリした現状との対比が、「時の経過」という当たり前のラグを表している。
そして、思い出と今の二人が交わる最後のワンシーンは切なくも美しい。
漫画オリジナルの後日談は、もう1つの物語の結末になっている。
こちらは切なさよりも、思い出から現実に踏み出 -
-
-
Posted by ブクログ
映画作品として有名なタイトルで以前から気になっていたが、小説版から触れた。
東京に住む男子高校生・瀧と、田舎町に暮らす女子高校生・三葉が突然入れ替わるところから始まる青春物語。読みやすい文章でテンポよく進むため、一日程度で一気に読み進めることができ、普段あまり小説を読まない人でも入りやすい作品だと思う。
印象に残ったのは、カルデラ上のご神木や彗星の描写である。小説ならではで情景が鮮明に浮かび、小説を読んでいるだけでも映像的な美しさを感じた。「映画で見るとかなり映えるのだろうな」と思わされる場面が多く、映像作品として高く評価されている理由も納得。
感動的な場面も多かったが、自分としては涙が