新海誠のレビュー一覧
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"彼女"と"彼女の猫"に関する四編。もっと彼女と猫が密接に関わっているのかと思ったが、それぞれに世界があって二人の関係とはその中の一部。すごく近くにいるのだけどベタベタしない感じが良かった。Posted by ブクログ
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映画を大事にしているノベライズ。
かといって、映画なしでも楽しめる小説。
なんだかなあとやっぱり思って。
でも桜の木の下で抱き合って完結してしまったというあかりの独白に納得した。ああ、彼女の中では見切りが付いていたのだなあと。
一方、コスモナウトでは主人公は好きだと言ってくれる子に好きだと返せない...続きを読むPosted by ブクログ -
秒速5センチメートルの世界をすごく愛しているんだろうなぁ、というのが作品から伝わってくる。
一番印象に残ったのはコスモナウト。
貴樹と花苗姉の会話がとてもよかった。Posted by ブクログ -
好きな男の子との間を繋いでいたメール そのメールが届くのは8年後 星は100光年や1000光年などをよく聞くので8光年なんてそんなでもないんじゃないかと思いがちですが、実はとても遠い それでも会いに行こうと思う2人 感動的ですPosted by ブクログ
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2012/12/16
もう5年くらい前だろうか.DVDで観たのが懐かしい.
・明里が表紙だったのから意外.
・貴樹君の親の仕事が気になります.Posted by ブクログ -
新海監督の映画『星を追う子ども』のスピンオフ漫画
アガルタの兄弟、シンとシュンを描いた作品。
もちろん映画のストーリーに沿った作品だが、
語られなかった兄弟の物語だけに、映画とは別の作品として楽しめるかと。
柔らかいタッチの画風が、ファンタジーとしてとても活きている
私的に、兄の内心というか、内...続きを読むPosted by ブクログ -
アガルタワールド突入。アスナの出生もわかり、話がすすんできた2巻。しかし先生がずるい大人の笑顔をしているのが不気味ですね、だけどアスナが自分を認識したときちゃんと先生の顔してるってのも複雑ですねぇ。次の巻でラストらしいのでいい終わりを望んでますPosted by ブクログ
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空から舞ってくる桜の花びらを捕まえるのは難しい。その速度がこんなに遅いとは。花舞う時期になったら、知ったかぶりして、こっそりと言ってみよう。
初恋も花びら同様、なかなか自分の手で捕まえることが出来ないですよね。そんな事を思い出しました。
映像が浮かんでくるような本です。インクの色も綺麗です。章毎に違...続きを読むPosted by ブクログ -
秒速5センチメートルで描かれなかった心理描写をうまく描く。映画を見てなくても読めるが、映画を見たほうがより感情移入できる。
著者が新海誠ではないので、どうかと思ったが、安心して読めた。
あとがきがないので、著者がどう思って書いたのか、新海誠がこの本をどう思っているのか、聞きたかった。Posted by ブクログ -
ーー俺は、やっとここまで来たよ。
ここが、目指してきた場所だってわけではないけれど。
とにかく、ここまで、自分の足で、歩いてきた。
この台詞に感じるものが自分にもありました。Posted by ブクログ -
7月8日頃に読み始め、結構あっという間に読み終えた。改行が多いせいもあるが、分かりやすいからである。
映画「秒速5センチメートル」は監督自身によるノベライズがある。だが、これは別人によるノベライズ。まあ、「雲の向こう、約束の場所」をノベライズした人だから、ある程度安心感はあるが。
内容は、これ...続きを読むPosted by ブクログ -
第1巻がフリになっている第2巻の「社会人編」は、日常を過ごしていても、
未だに奥底で引き摺る青春の記憶によって、社会で思うように上手くいかず、
心が消耗していく様子が描かれている。
主人公の時折見せる疲れた様子や、寂しげな様子が印象的で、
何をしている時も、誰と接している時も、普通を振舞いつつ空虚
...続きを読むPosted by ブクログ -
アニメよりも小説をベースにして漫画化していると思う。
貴樹と明里との出会いも丁寧に描かれており、
どうやって両想いになっていくかが、わかりやすくなっている。
……結末を知っているだけに、
アニメとも小説とも違う展開を見せて欲しいところだが……Posted by ブクログ