新海誠のレビュー一覧

  • 小説 秒速5センチメートル

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    実写版‪映画を見て小説を読んでから、原作アニメも見て小説を読みました。

    実写版よりは原作の方が、貴樹が子どもの頃の明里との思い出を引きずらずに、大人になってからいろいろな人と付き合っていると最初は思いました。でも、違いました。結局いろいろな人のことを傷つけてしまっていて、身勝手にも感じます。でも貴樹は自分自身さえも傷つけていました。

    どうしてこうなってしまったのでしょう。あの頃、貴樹が最後の手紙を渡せなかったからでしょうか。はたまた、親の都合で二人が引き離されてしまったからでしょうか。何か一つが原因ではないのかもしれません。

    最後は少し立ち止まった貴樹が前に進むことができて、安心しました

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    2025年11月21日
  • 小説 言の葉の庭

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    久しぶりの読書
    小説の描写表現の美しさにわくわくした
    複数人目線で物語が進むので想像に留まらず登場人物の気持ちが分かり読みやすかった

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    2025年11月17日
  • 小説 君の名は。

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    新海さん、「歳を取ると大切なものの順番を入れ替えられなくなる」的な表現しがち
    Another sideも(小説或いはマンガで)読まねば

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    2025年11月15日
  • 小説 秒速5センチメートル

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    ネタバレ

    秒速五センチメートルの実写の映画を見てから読みました。漫画だったら確実に結ばれているのに…と考えてしまうのは自分だけでしょうか。普段恋愛小説は読まないので心臓がキュッとなる感覚は久しぶりでした。

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    2025年11月11日
  • 秒速5センチメートル the novel

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    半分まで読んで、映画見て、あと半分読むというなんとも言えないことになったけど、逆によかったかも!
    映画ではわからんかった明里の心情とかも分かって満足度。

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    2025年11月09日
  • 秒速5センチメートル the novel

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    映画を見て、小説も読んでみました。
    小説では、映画ではなかった水野理紗の視点や、篠原明里の視点で語られている部分もあり、映画を見ていても新たに楽しむことができます。

    映画は、大人になった遠野貴樹からの淡々とした冷たい印象が強かったですが、小説の方が心理描写が細かい分、それぞれの登場人物がちゃんと感情を持って生きていることをより感じた気がします。

    遠野の現在は曇っているような日々で、過去の出来事だけが輝いているようでしたが、最後はまた光がさして温かい気持ちになりました。

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    2025年10月31日
  • 秒速5センチメートル the novel

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    本を読んでから劇場で観てきました。
    映画の中と同じ空気感をこの本でも感じました。
    本の方がひとつひとつの言葉を噛みしめながら感じられるなと思いました。

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    2025年10月21日
  • 小説 秒速5センチメートル

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    眩しい恋とちょっとのリアリティがいいバランス
    誰かを好きという気持ちが正直に書かれていてとても温かい気持ちになった

    アニメーションも見ようと思いました!
    新海誠の映画は刺さるものが少なかったけど小説だとすごく登場人物の心情が文字でストレートに伝わるのでとても好みでした!
    言葉の言い回しも分かりやすくて人間らしくて好きです

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    2025年10月21日
  • 小説 秒速5センチメートル

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    ネタバレ

    読み終わった時には、切なさと虚無感が残った。

    いつまでも初恋の穴を埋められずにどこか無感情に生きる貴樹と、貴樹ならきっと大丈夫だと信じて前に進めた明里の非対称な初恋同士の物語。

    いつまでも初恋を引きずる男、という捉え方もできるが、幼少期の特別な初恋を転勤や引越しといった大人の事情で諦めるしかなかったのだから仕方が無いのかなとも思えた。空のメールをうちこむ姿や、ちゃんと愛せているつもりでも続かない恋、仕事に明け暮れる方が楽だと感じている姿には同情せざるを得なかったし、心に穴が空いたような虚無感がひしひしと伝わってきた。

    物語の結末としては、ハッピーエンドと言い切れるものではないのかもしれな

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    2025年10月18日
  • 秒速5センチメートル the novel

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    原作とは違った桜の樹の下での約束や、館長のエピソードがお話の深みを増してる気がしてお気に入り☆
    天文手帳もらって「貴樹くんとの予定を書き込みたい」ってなる明里がいじらしくて愛おしすぎる(*´ω`*)

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    2025年10月17日
  • 小説 秒速5センチメートル

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    成長していくにつれて子どもの頃の経験が色濃く残り、諦念がなかなか抜けない貴樹

    色んな人を意味もなく傷つけたとを後悔してたけど、もう一度明里に大丈夫って言ってほしかったのが全てだろうな

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    2025年10月17日
  • 秒速5センチメートル(2)

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    実写版の公開にあわせ、アプリで第1巻分が無料解放されており、続きも気になったため、本作を置いている近所の漫画喫茶を探し、読んだ。

    新海誠の初期の代表作『秒速5センチメートル』のコミック版の下巻。映画の第3話「秒速5センチメートル」をベースに、補完するエピソードや映画では描かれなかった"花苗"のその後が展開されている。

    実写版の鑑賞前に読んだことを後悔するレベルの名作だった(オリジナル展開が良すぎて、実写版でこれを越えられる気がしない)。

    純粋な恋心を失ってしまい、いつしか自分の感情や本心すらも見えなくなってしまった主人公・貴樹の描写が見事で、同世代の自分も共感しつつ、

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    2025年10月16日
  • 秒速5センチメートル(1)

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    実写版の公開にあわせて、原作アニメ版を観た流れで、SNSでフォローしている映画アカウントの方がオススメしていて気になり、読んだ。

    新海誠監督の原点と言えるアニメ映画『秒速5センチメートル』のコミック版。映画の公開から3年後に連載された本作では、物語の空白を埋めるようなサブエピソードが追加。第1巻では原作の第1話『桜花抄』と第2話『コスモナウト』を中心に、キャラクターの心情や背景がより克明に描写されている。

    映画では1時間という作品尺ゆえに、悪く言えば「ダイジェスト的」、よく言えば「余白のある」物語だった"秒速5センチメートル"だが、オリジナル要素のおかげで、より分かりや

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    2025年10月16日
  • 秒速5センチメートル the novel

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    実写映画版は鑑賞済み。
    このノベライズは貴樹目線の比重が高いので、どうしても明里が冷たい女に見えてしまうのが残念。
    映画の方が好きでした。

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    2025年10月15日
  • 秒速5センチメートル the novel

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    ネタバレ

    待ち合わせに四時間も遅れたら、自分はどれほどの罪悪感を持つのか。大雪の中で遠く離れた愛しい人を、自分は来ないかもしれないと疑う欠片も持たず待ち続けられるだろうかと思うと、貴樹と明里のまっすぐで純心な恋がとても美しいものだと思えた。
    駅のホームが閉まるまで話をして、雪の中桜を見て、寄り添いながら朝を迎える描写がすごく綺麗だった。13歳の二人にとって奇跡のようだったというこの時間がとても印象的。相手が時間に遅れていたら、あとで渡せる手紙を書くように、ゆっくり来てくださいねと思える人でありたいと思った。
    お互いに知識として、相手の断片を交換し合い、ふいにそれを思い出すことは、「花束みたいな恋をした」

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    2025年10月06日
  • 小説 秒速5センチメートル

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    この本は、とにかく言葉の一つひとつが静かに胸に入り込んでくる作品だった。大きな事件があるわけじゃなく、日常の中で誰もが感じるような気持ちの揺れや時間の流れを、淡々と、でも鋭く描いているのが印象的。読んでいると「あ、こういう瞬間、自分にもあったかもしれない」って思い出させられて、気づけば心がじわっと締め付けられていく。

    文章のリズムはゆっくりで、景色や空気の描写も丁寧だから、その場に立っているかのように情景が浮かんでくる。桜の花や夜空、踏切の音など、何気ないものがすごく鮮やかに描かれていて、その美しさと同時にどうしようもない切なさを感じさせる。小説だからこそ、登場人物の心の奥に潜む感情が細かく

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    2025年10月01日
  • 小説 秒速5センチメートル

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    モヤモヤするところもある賛否両論な作品だろうけど、個人的にはすごく好き。
    感受性が好き。ハッピーエンドなのかバッドエンドなのか鬱小説なのか、捉え方次第。

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    2025年09月30日
  • 秒速5センチメートル the novel

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    映画になるらしく、読んでみた。思春期から大人への話。映画になるとどうなるんだろうね。映画も観てみようかな。

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    2025年09月25日
  • 小説 すずめの戸締まり

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    映画で見たのがだいぶ前だったので、懐かしくなり読みました。基本的には映画と全く一緒ですが、心情描写を強めるために少し強調している部分もあります。ちょっと家を飛び出して九州から東北まで行くなんていかに現代っ子の高校生でも難しいとは思いますが、それもまたよし。都合よく周囲にはいい人しかいませんが、ファンタジーなので。物語終わってのその後、が気になりますね。

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    2025年09月25日
  • 小説 秒速5センチメートル

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    大人になった今となっては、そんなこと気にする!?
    と思えるようなことでも子どもだった当時は大切だった知識や景色の数々。言葉にしたいのに言語化できない感情。そんな大人になった今よりももっと表現できなかった感情達の歯がゆさが魅力的な本でした。
    花びらの落ちる速度や雨の落ちる速度、そんなちょっとしたことが気になる子ども時代を思い出しました。
    切なくも前を向こうと思える一冊です。

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    2025年09月24日