新海誠のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ恋愛を軸にした年表のような物語。
少年時代の貴樹が明里に会いにいく1日が丁寧に描かれていた場面がすごく印象に残りました。好きな人と放課後に予定があるときの授業の身の入らなさだったり、そこまでの行先が心配でドキドキしているのかこれから好きな人に会えるからドキドキしているのかわからなくなる感じだったり、学生時代の恋愛でしか感じられない気持ちが切実に描写されていて、読んでいて胸がきゅーっと締め付けられました。
大人になるにつれて徐々に、自分のことを自分で決めなくてはいけなくなる。親の都合の転校を繰り返して流れに身を任せるしかできなかった貴樹が、初めて自分で決断して行動したのが、中学校1年生の明里 -
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ネタバレずっと文章を読めていなかったので、体調がよく時間もあり、久しぶりに小説を最後まで読むことができて嬉しい。後半の物語が繋がってくるところまでは読んでいて難しかったけれど、ちょっとずつ伏線が回収されていくのがおもしろくて感動した。
特に、雨がどしゃぶりになった場面で、2人の心がようやくひとつになって、2人の高揚した気持ちが伝わってきてとても心が動かされた。きらきらとした2人の顔が思い浮かんだ。
この物語で私が気付かされたのは、多くの人がきっと心で思っていることと本当はこうするべきだと思っていることと実際の言動とが全部チグハグなんだということ。皆そういう葛藤を抱えてるということ。自分は人の言動が -
Posted by ブクログ
映画を観てから原作を読んだのですが、個人的には「君の名は。」よりもこちらの方がしっくりきて、映画では拾いきれなかった気持ちの動きがちゃんと伝わってきて良かったです。
特に、主人公以外の視点が一人称で挟まるところが好きでした。すずめが後から聞いた話を思い返すような書き方で、その人の温度や空気感がふわっと伝わってくる感じがします。
映像の美しさはもちろん圧倒的なんだけど、小説だと「ああ、この時ってこういう気持ちだったんだな」と自然に理解できる場面が多くて、映画と小説がうまく補い合っている印象でした。
強いて言えば、すずめが旅の中で出会う人たちの背景やエピソードを、もう少し深く描いてくれても嬉し -
Posted by ブクログ
ネタバレ人が現実と知覚するものは、9割方の知覚できない無意識の海から顔を出した氷山の一角にすぎない。そして9割方の個人の無意識は人類ベースで混ざり合っていて、ユングはそれを『集合的無意識』と呼んだ。無意識の海の中では場所も性別も皆無秩序に混ざり合っているが、この作品では『時間』もそうなんだよ、と言っている。『今』を定義することが難しいのは、『舟を編む』でも言われていたこと。つまり、私たちはまだ『時間』の本質を知らない。
この作品がなぜあそこまでの爆発的ヒットになったか。それは、観客の『無意識』に手を突っ込んでいるからだ。見ている人はそうと理解しているわけでなく、また「わからないけど」と枕詞を置いて繰 -
Posted by ブクログ
少し大人びていて学校に馴染めない男の子が同じような女の子と出会って、自然と心を開き、無意識のうちに恋に落ち、そして承認される“初恋”をいつまでも引きずり続ける。大人になった時にあの頃の2人の思い出を自分の軸にし続けるというちょっとリアルでちょっと切ない話。
彼は時が経つのと一緒に恋愛経験を積むが誰もあの女の子を超えることが出来ない。新しい恋人を守りきれず後悔の連続。仕事も何をすれば、何が向いているのかが分からずに必死に今できることをやる。でも彼が強く生きていられるのはきっとあの子との初恋があったからであるという所々に潜むリアリティが私の心を揺さぶった。
彼らが何度も経験する離ればなれは悔しく辛 -
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ネタバレ3つの繋がっている短編小説。
1つ50ページ程でさくっと読めて読みやすい。
『桜花抄』
純愛。こんなにピュアな恋愛見たことない。やっと会える約束をした日が雪の日で遅延して、電車止まったり、どうにか2人が会えますようにと願うばかりだった。
『コスモナウト』
ピュアすぎる。片思いしていると世界が輝いて見えて、一喜一憂する気持ちに共感した。思わせぶりな態度をしているつもりはないのかもしれないんだけど、しないでよってなった。
『秒速5センチメートル』
全部繋がっていた。
大人になるってこういうことだなと思った。
最後ふたりが運命的な出会いを果たせたのか、、、果たせたとしても、、、、
映画も見た -
Posted by ブクログ
ネタバレ「君の名は。」のアナザーストーリー。
映画を見て小説を読み、更に理解を深めたいと思って手に取りました。結果、正解でした。おすすめ。
以下4編の感想。
三葉と瀧が入れ替わっていた時の糸森での話。
ここは軽く読んだ。
もう少し理解深めたい気もするので次回の課題。
テッシーの話。
自分も嫌だと思いながら、でも悪く言われるともっと嫌だっていう地元の感覚はとても共感できた。
三葉、テッシー、サヤちん友情は言わずもがなだけど、瀧とテッシー&サヤちんの友情も、自然と結ばれていたんだなと思った。
四葉の話。
血の繋がりや土地の繋がりを感じるお話。
これはもちろんフィクションだということを理解した上で、「