新海誠のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
◼️ Q.(問い)
「自己実現」とは何か?
◼️ A.(答え)
つらい過去と向き合い、受け入れ、前に進むこと
◼️ What(要点をひとことで言うと?)
つらい過去と向き合い、受け入れ、前に進んで生きていく
◼️ Keywords
- 作品の位置づけ:東日本大震災に対する新海監督の「喪の作業」
- 君の名は:時空を越えて彗星衝突を回避する → 否認・抗議
- 天気の子:雨が降り続く東京で生きていく → 絶望・失意
- すずめの戸締まり:後ろ戸を締める旅をする → 離脱・再建
- メタファー
- ミミズ:つらい記憶・経験
- 溢れ出ると地震が起きる=感情が揺さぶられる
- 後ろ戸を締めることで、つらい記憶・経験にケリをつける
- 旅:つらい記憶・経験の受容プロセス
- ダイジン:つらい経験を乗り越えるために課された試練
- 最初はつらくて苦しいもの
- その意味に向き合えた時、自分の力になってくれるもの
- 椅子:母=心の拠り所
- 最後「すずめ」に椅子を手渡すことが、つらい過去との決着=自律を表現している
- トランジションには人とのつながりと助けが必要
- 人から感謝されたり叱られたりする(愛される)ことを通して、つらい記憶・経験を乗り越えていく -
Posted by ブクログ
ネタバレやっぱり新海さんの描く物語が好き。綺麗な言葉で紡がれる描写や人物の感情だったりが真っ直ぐに伝わってきて好きだ。私は東日本大震災を経験してはいるけれどそこまでの被害もなく普通に暮らすことができた。だけどその日常を突如として奪われた人たちもいる。それは忘れちゃいけないもの忘れたくないもの。そういうことがおきたのだと受け入れていかなければならないこと。すずめの戸締りは地震の描写が多く描かれていたけどそれ以外にもたくさんの大切で忘れちゃいけない忘れたくないものを教えてくれた気がする。映画だけではわからなかった登場人物の細かな心情を知れたのも読んでよかったと思える小説でした。
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Posted by ブクログ
天気の子。
君の名は。
すずめの戸締まり。
新海誠の小説を読んだ中で、今回の「天気の子」が一番面白かった。
でも、それは映画を観たことがなくてストーリーも、もちろん結末も知らなかったせいかもしれない。
純粋に頭の中で文字から感じた自分だけの世界、イメージで先入観なく読めたからかもしれない。
また、この小説が3作品の中で一番恋愛色が強かったこともあるかもしれない。どの作品も男女のペアで行動するしか、匂わすシーンもあるし、実際両思いなんだろうけど、しっかり相手に「好き」と伝えているのはこの作品だけだと思う。
相手のことを強く思い、相手のために行動する。そんな内面の動きまで読み取りやすく、
さらに主人公以外の登場人物のキャラクターもしっかり立っていて、その人物の性格が物語にいい味を一癖も二癖も付け加えてくれていたからかもしれない。
映像から入って小説を読むことは好き。でも、当たり前だけど映像を観直している感じで、あの時のシーンはこうだったな。あの俳優さんはあんなふうに言っていたなと思い出しながらだったから、文章ももう面白いんだけど映像として見てしまっている自分がいる。
だから、何も知らないまま読めたこの小説は、本当に文章で楽しむことができた。だって、僕の頭の中で描いた空を泳ぐクジラや雨粒の中にいた魚たちは、細田守のクジラでもなく、ましてや新海誠のでもなく、ジブリ作品に出てくる魚たちだったのだから。
近々、一体どんな姿形をした魚たちなのか、その答え合わせをしながら映画を観てみたいと思いました。