新海誠のレビュー一覧
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この物語はすずめが失ったものを取り戻す物語。実際は失ったように見えていただけで、失ってなどいなかったけど。そのことに気がついたから常世で幼き日のすずめと邂逅した時に「あなたは、光の中で大人になっていく」という言葉が出たのだと思う。本作は、物語中ではすずめが何かを失うということはないが、過去の出来事に...続きを読むPosted by ブクログ
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失恋した時に失恋の話を読みたくなりました。
悲しい話ですが、まとまりがありどこか納得してまうような作品です。山﨑まさよしのあの曲が聴きたくなる話です。 -
映画館でもみた作品。とにかく僕はダイジンに感情移入していた。
前半と後半で、全然違う物語になっていると感じた。物語の終盤になってから前半を思い出すと、遠い昔のことに思える感じ。物語の中で流れる一週間が、読者である自分にとってもとても濃く感じられた。Posted by ブクログ -
ページを捲る手が止まらなくって、
気づいたらお家時間の1日で
読み終わってました。
新海誠さんの小説は
いつもワクワクします。
大事なことをしながら旅するのって
本当に憧れる。
いつかワクワクする旅してみたい。Posted by ブクログ -
不消化で見終わった映画。
それを
補ってくれた小説。
でもやっぱり
不消化な感触。
だけどだからこそ
何故か心に残る
けど、現実てそんなものだよね。
白か黒
じゃないグレー
はっきりとしなかったこと
できなかったこと
てあるよね。桜の花びらは
秒速5センチメートルの速さで落ちることを
教えてくれた時...続きを読むPosted by ブクログ -
この映画を偏愛しています…
どうしようも無く切なくて、でも綺麗で何度も観てしまう私の人生の中でとっても大切な作品。
映画よりも心理描写や大人になるまでの過程がしっかりと描かれていて、補完作品として読んでよかったです!Posted by ブクログ -
すずめさんが思ったより元気だった。目的があるためとはいえ身一つで全国を巡るのってなかなかできない。叔母のモンペも初めは嫌だったけれど叔母シーンもあったので両方の気持ちが理解できた。扉の猫疑ってごめんよ……Posted by ブクログ
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映画も見たけれど、映像の中だけでは分からなかったすずめの表情に隠された思いや匂い、細かい描写が更に想像力を補ってくれる
文章と映像がリンクして、映画館にいるような感動がまた味わえたPosted by ブクログ -
映画「秒速5センチメートル」のノベライズ作品。
この映画は、高校生の間に数十回は観たであろう思い出の作品。
どうしてそれほどまでに夢中になっていたのかはわからないが、取り憑かれたかのように観ていたなぁ。
当時はノベライズされた本作も読んでいたので、かれこれ十数年ぶりに読んだことになる。
子供から大...続きを読むPosted by ブクログ -
映画を観て面白かったので、小説も読んでみました。
映画よりも、登場人物の心情などがわかりやすく、楽しく読めました。
田舎に住む高校生のすずめと、閉じ師の草太が、ミミズ(地震が起きる原因)を抑えに行くお話。
各地で出会うたくさんの人達の優しさに触れる場面は、どれも感動しました。
読んでくうちは疑問に思...続きを読むPosted by ブクログ