原作を元にしたコミカライズの第2巻。第1巻は原作に沿って描かれていた世界も、第2巻では少し分岐することになります。しかし、貴樹が追い求めていたものがなんだったのか?原作、最後の場面での貴樹の表情が表したものがなんだったのか?それを、このマンガではとても分かりやすく、マンガならではの表現で伝えることができているように思います。原作を見てから本作を見たからかもしれないですが、「秒速~」が持つ、繊細な世界観を深く感じる事ができました。ただ、最終話はいらなかったんじゃないか・・・。ちょっと、蛇足気味だったような。