あらすじ
私の名前は、鈴芽。17歳の高校生。
九州の静かな町で楽しく暮らしている。
ある日、見知らぬ青年に「このあたりに、廃墟はない?」と聞かれた。
「ハイキョ?」ととまどう私。
彼、草太さんは、人がいなくなってしまった場所にある
「扉」を探して旅をしているらしい。
私は彼の後を追い、山の中の廃墟で古ぼけた扉を見つけた。
彼の言葉を思い出し、扉に手を伸ばしてみると――。
不思議な扉にみちびかれた私・鈴芽の、
全国をめぐる“戸締まりの旅”が始まる!【小学上級から ★★★】
(C)2022「すずめの戸締まり」製作委員会
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
たまたま立ち寄った本屋で見つけ衝動買いして、2時間ほどで読み切ってしまった。映画も良かったけど、本だと映画では一瞬で過ぎてしまうようなメールなども書いてあって良かったです。新海誠さんの作品はどれも個性的で面白くて最高だなと改めて感じました!
Posted by ブクログ
想像もしてなかった旅へと出るすずめ。
そうたさんやダイジンに振り回されるすずめが
なんだか楽しそうだったり、大変そうでした。
特に最後のすずめがそうたさんのために故郷へ戻って扉に入る場面。
たまきさんのすずめどこ行くん?という問いに対して「好きな人のところ!」というのがとっても好きです。
そこからは自分が様々な展開に置いていかれそうかなくらいの山場でした。
予測不可能なすずめの旅。
ぜひ手に取ってみてください!!
Posted by ブクログ
ルっルールるるルールーるるるールルルルルール
日本の伝統的なやり方で、扉を閉めるためのたびに出るスズメと草太、危険な旅の最後に待ち受けるものとはーー!
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すずめが、草太という
閉じ師の青年と出会い、ダイジンという
白猫に翻弄されながら
必死に、後ろ戸を閉じていく中で
自分のくぐったであろう
後ろ戸の存在を思い出し…………。
草太が子供椅子に閉じ込められ
すずめ1人で、後ろ戸を閉めることになり
一人旅ということで、愛媛、神戸等の
土地で開いてしまった扉を
閉めながら、過保護で
心配性なおばとぶつかる。
草太が、自ら要石となり
ミミズを押さえ込んでいる姿を
目にしたからだった…………という
場面がとても印象的。
おばである、環もまた
最終的には、すずめを自転車の
後部座席に乗せすずめが
過ごした実家を目指し、ひた走る。
その時、なぜか私は
ゆうぞうお兄さんの歌う
「僕は思うんだ」という曲が浮かんだ。
この小説の中にも
ごめんね、環さん、という箇所があり
ゆうぞうお兄さんの曲の中にも
ごめんと小さく呟いた、とある。
なぜかその一節が私と
この小説と歌とを結びつける事になった。
すずめと草太、ダイジンと
環さん、そして、草太の友人で
芹澤という男性も
キャラクターがどれも
魅力があり、私は楽しめた。
Posted by ブクログ
すずめ が主人公の名であり、鳥の雀かと勘違いしていた。災害は地下の巨大ミミズがはねているから、園出口の扉をふさぐというロードムービー。各地の情景が丹念に描写されている。アニメで見落としていた心情がよくわかった。自分探しかな。
Posted by ブクログ
主人公の女子高生 岩戸 鈴芽がハンサムな大学生 宗像 草太と出逢い、ミミズが大震災を起こすことを知り、未然に防ぐため2人で立ち向かう物語でした。 人と人との出会いの大切さ、生きる事と死ぬ事などが描かれていました。
ちなみに映像を見ながら本を読むのがこの物語は1番分かりやすい気がしました。
Posted by ブクログ
だいじんがすずめを守るつもりでいたけれど、勘違いされて、悲しかった。そうたは人間にもどれたけど、代わりにだいじんが要石にもどってしまったから可哀想だった。
Posted by ブクログ
新海誠作品の『すずめの戸締り』
よく分からないタイトルだなあと思っていたが、その通りのストーリーであった
東日本大震災がキーワードであると思われ、謎のミミズのような生物が日本列島に災いを起こす。
そのミミズの暴動を止めるべく、すずめと草太が戸締りをしていく
ストーリーは正直よく分からなかったが、新海誠作品らしくきれいな情景が目に浮かぶ
そして、小説版は初めて読んだが、非常に読みやすかった