新海誠のレビュー一覧

  • 彼女と彼女の猫
    新海誠監督、幻のデビュー作のノベライズ本。

    人と猫。
    それぞれの視点から彼らの生き方が描かれる、そんな物語。

    4つの短編となります。

    人と人と。
    猫と猫と。
    人と猫と。

    距離、存在、繋がりを感じる作品でした。

    猫飼いたい。

    むしろ猫になってみたい。
  • ほしのこえ
    佐原先生の淡く美しい絵柄と相俟って、切なく綺麗なお話。
    個人的には原作よりも、このアレンジの方が好きなほど。
    登場人物が増え、エピソードが追加されていることで
    より主軸の物語の深みが増していて素晴らしい作品だと思う。
  • 秒速5センチメートル(1)
    小学生で見つけた本気の恋は、大人になっても引きずっちゃうのかな…。
    自分では思い通りにならない環境で、諦めなきゃいけない道しかなくて、メールという便利ツールさえ使う気にもなれなかった心の距離がつらく切なくなる。
  • ほしのこえ
    「ほしのこえ」。映画が好きでした。

    互いに恋心をいだく2人の中学生。1人は宇宙へ。1人は地上で。少しずつ距離が遠のき、少しずつメールの届く時間が長くなり、16歳の少女が送ったメールを受け取るのは、10年も先の時間を生きる青年。

    身近にはないけれど、身近に同じような切ない気持ちは転がっていそうで…...続きを読む
  • ほしのこえ
    自分の漫画読み人生の中で、一番ぐっときた、ここ1年のヒット作。SFの設定とか、世界観とかどストライク。こういうのが読みたかったんだよ!
  • 秒速5センチメートル(1)
    映画を見て、本屋にあったので買ってしまった。

    すごく切なく幼い恋の話。

    映画と漫画とでは視点が違っていたので
    これはこれで良かった。

    絵も個人的に好き。
  • 秒速5センチメートル(2)
    話の核をつくので切ない。

    映画では描かれていなかった場所が補完されていたので良かった。

    2巻簡潔なので
    おすすめの漫画。
  • ほしのこえ
    かんどう。宇宙に行ってしまった中学の同級生からのメールは、距離が離れるにつれ届くのに時間がかかる。膨大な星間距離を越えて届くほしのこえ。
    素敵なラスト。絵もとても合っている。佐原さんの絵はノスタルジアを感じる。
    その後も見たい。
  • ほしのこえ
    原作よりも絵柄が好み。恋人みたいに将来を約束したわけでもなく、いつ帰ってくるかわからない人からの時間差のあるメールを待つのは、とても辛いと思う。若菜との雨の日の事は、台詞も想いも、なんか悔しくなる。直後の帰りたい会いたいと願うメールを見て思い直してくれて良かったけど。切ない。泣く。
  • 秒速5センチメートル(2)
    映画で第三話に驚愕し、マンガ版を購入。良い形で補完されてる印象。香苗の告白シーンとか、第三話とか。後日談に救いがあって本当によかった。
    遠野くんは遠回りしたけど、決して不幸ではなかったかなぁと思う。その過程で辛い出会いと別れがあったかもしれないけど、無駄ではないのかなぁと。
  • 秒速5センチメートル one more side
    まず原作を読み込んでから読むとまたさらに好きになります(^-^)/こういう書き方好きだな〜と思いました!
  • 秒速5センチメートル(1)
    きちんと原作を読み込んでいて読み手に違和感を与えない。
    あの新海誠の映像や音楽を紙の中に落としこめている。

    原作同様胸の奥の柔らかいところを掻き回される良作。
  • 秒速5センチメートル(2)
    1巻に引き続き、社会人になってから付き合った彼女(水野理紗)とのエピソードなど、映画のアニメーションでは無かった描写が加えられてて補完されてる感じ。

    切なすぎて気付いたら涙が出てた。
    印象的なセリフが多かったのでそれを読んだときに考えたことを。

    理紗が貴樹に告げた言葉
    「今の私は…幸せを願うこと...続きを読む
  • 秒速5センチメートル(1)
    映画版のDVDを観たあと、この話が小説・マンガになってることをネット上で知って読んでみた。
    なので感想は映画のものと合わせて。

    個人的にはとても心に突き刺さる話。

    DVDでアニメーションを観た時、よく分からなくてうまく表現できない気持ちになって、でも自分の心は確実にえぐられてて。
    なぜ自分の心に...続きを読む
  • 秒速5センチメートル one more side
    また新たな解釈が自分の中に生まれた一冊。綺麗な文体で語られていて、情景がありありと浮かんでくる。

    初恋なんて実らないものだし、力の無い子供ゆえにそれ以上先にも進めない。でも、初恋の記憶は意識・無意識問わず自分自身の中にしっかり刻まれていて、その後の人生を生きる糧にも鎖にもなりうる。

    自分も多少は...続きを読む
  • ほしのこえ あいのことば/ほしをこえる
    何故か最終兵器彼女とかぶる。
    此方の方が叙情的で繊細かな。
    別れてから何年も経って、どんどん年の差が開いて、それでも思い合えているのがいい。再会できますように。
  • 秒速5センチメートル one more side
    アニメをまず観ておくのが前提。
    第1話ー桜花抄ーは完全に明里視点でここの話を読んだ時点でアニメ版の感慨に浸ることができる気の早い人は巻末のどちらも出せなかったりアカリとタカキの手紙を読んでしまっても良いかも。

    第2話ーコスモナウトーは貴樹視点。タカキくんは花苗にひどいことをしたよね(´д`)。ここ...続きを読む
  • ほしのこえ
    映画版未視聴だけど佐原さん目的で読ませていただきました。
    ひとつだけ残念だったのは戦闘描写。慣れてないのかな?
    まあそこ以外は完璧すぎて言うことは無いです。

    このどうしようもない程の距離感というのでしょうか、この切なさはかつて観た『秒速5センチメートル』や『最終兵器彼女』で味わった切なさを彷彿とさ...続きを読む
  • ほしのこえ
    あたしと新海誠を出会わせてくださった一冊です。
    表紙に釣られて買いましたが、ここまっで釣られてよかったと思う漫画はありませんね。よかった。
  • 秒速5センチメートル(2)
    切ない。とにかく切ない。
    こんなに切ないものがこの世に存在していいいのかってぐらいに。
    男性目線からするとこの切なさは異常なぐらいです。
    ただの漫画なのに、自分のことではないのに、ここまで胸をえぐられるような気持ちになるとは思ってもいませんでした。
    とりあえず、小説読んで、映画観てから、もう一度振り...続きを読む