あらすじ
長峰(ながみね)ミカコと寺尾(てらお)ノボルは同じ高校を目指す中学3年生。受験を控えたその夏、ミカコはふいに国連宇宙軍に選抜され宇宙に行く事を、ノボルに告げる。ミカコの最終的な目的地は太陽系外縁部。宇宙と地上で連絡をとりあうふたり。しかし、人類が初めて体験する距離は、ふたりの時間や心を、決定的に隔ててゆく……。アニメーション『ほしのこえ』をコミカライズ!
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匿名
宇宙とメールの物語
新海監督の有名作ですね。
ケータイのメールを題材に、超遠距離恋愛を宇宙での戦いと混ぜ合わせた物語です。とてもしんみりとした雰囲気がたまりません。おすすめです。
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新海誠監督の「ほしのこえ」のコミカライズ。
表紙に惹かれて購入。
優しいけれどせつないタッチの絵に魅了されて毎日毎日暇ができれば読んでいました。
この作品をきっかけに新海誠監督の作品にどっぷりハマることになりました。
設定は壮大なはずなのに、語られているのはとても身近な恋の話です。
年を重ねても、とても好きな作品でデスクから一番近い本棚に並んでいます。
Posted by ブクログ
佐原ミズさんの絵がすごくあってた。
綺麗で切なくて心情が絵に溢れていて、素敵だった。
最後のミカコちゃんの気持ちを想像して、夢が叶ったような輝かしい未来を思い描く気持ちが私にも伝わった。
寺尾君との距離が8年から0年になるミカコちゃんを見てみたい。世界観がすごく素敵でした!
Posted by ブクログ
佐原先生の淡く美しい絵柄と相俟って、切なく綺麗なお話。
個人的には原作よりも、このアレンジの方が好きなほど。
登場人物が増え、エピソードが追加されていることで
より主軸の物語の深みが増していて素晴らしい作品だと思う。
Posted by ブクログ
「ほしのこえ」。映画が好きでした。
互いに恋心をいだく2人の中学生。1人は宇宙へ。1人は地上で。少しずつ距離が遠のき、少しずつメールの届く時間が長くなり、16歳の少女が送ったメールを受け取るのは、10年も先の時間を生きる青年。
身近にはないけれど、身近に同じような切ない気持ちは転がっていそうで…。
DVDは持っているけれど、切なすぎてあんまり見られない映画。ふと本屋さんでコミックス化されていることを知り読みました。映画の印象で補完しながら読んでいたのだとは思うけれど、紙面から感じられる切ない空気感がとても良かった。
また泣けてしまいました。
DVDも取り出してきてみよう。新海誠さんの映画全部、また見てみよう。また泣いてしまうけれど。
Posted by ブクログ
かんどう。宇宙に行ってしまった中学の同級生からのメールは、距離が離れるにつれ届くのに時間がかかる。膨大な星間距離を越えて届くほしのこえ。
素敵なラスト。絵もとても合っている。佐原さんの絵はノスタルジアを感じる。
その後も見たい。
Posted by ブクログ
原作よりも絵柄が好み。恋人みたいに将来を約束したわけでもなく、いつ帰ってくるかわからない人からの時間差のあるメールを待つのは、とても辛いと思う。若菜との雨の日の事は、台詞も想いも、なんか悔しくなる。直後の帰りたい会いたいと願うメールを見て思い直してくれて良かったけど。切ない。泣く。
Posted by ブクログ
映画版未視聴だけど佐原さん目的で読ませていただきました。
ひとつだけ残念だったのは戦闘描写。慣れてないのかな?
まあそこ以外は完璧すぎて言うことは無いです。
このどうしようもない程の距離感というのでしょうか、この切なさはかつて観た『秒速5センチメートル』や『最終兵器彼女』で味わった切なさを彷彿とさせてくれました。
Posted by ブクログ
マイガールがきっかけで作家買いしましたが、これもすごく、いい・・・!
原作アニメ(映画)も視聴済みですが、漫画ならではの表現や雰囲気もたまらなかったです。
切ないけどあったかい作品。
Posted by ブクログ
佐原ミズという作家さんを知った作品です。
高校一年生くらいの時に秒速→ほしのこえ→漫画→すごい綺麗!
と辿り着いたような気もします。覚えてないのが悔やまれる。
でも衝撃が強くて「あ、この人だ!」っていう。
好みの絵を描く人を発見した時の喜びって、すごいですよね。
Posted by ブクログ
新海誠監督の同名短編アニメーションを漫画化。
たまに背景がぐちゃぁとなるが、そこは超絶テクの心情描写でカバー。
同作者の『マイガール』では絵もそういった描写も巧みになっています。
原作にはないプラスアルファ的なストーリーも難なく融合している。
『雲の向こう、約束の場所』のコミカライズも見たかった。
Posted by ブクログ
ジャケ買いして当たりだった珍しい漫画。
ことあるごとに人に勧めまくっている漫画。
この状況、私だったら到底耐えられないけれど、ミカコもノボルもすごいよ。
Posted by ブクログ
感動した。
いい漫画でした。絵柄は少女漫画チックですが、好きな方。
アニメも好きだが、そこでは描かれなかった部分も語られている。
ふと思ったのですが、なんでミカコはトレーサーに乗ることを選んだんだろうか?そんなに好きなんだったら有志なんだからいかなきゃいいのに。
そこら辺の描写があるともっとよかったかも。
Posted by ブクログ
私たちは、たぶん、
宇宙と地上に
引き裂かれる恋人の
最初の世代だ。
ミカコとノボルは同じ高校を目指す中学3年生
受験を控えた夏、ミカコはノボルに
宇宙開発メンバーに選抜され
行かなければならなくなった事を伝える。
宇宙と地上でのメール生活が始まるが
ミカコは日に日に地球から離れなくてはならない。
僕らが普段 一瞬で届くと感じるメールも、
宇宙規模だと届くのに何日も何年も掛かることになる。
人類が初めて体験する距離は、
二人の時間や心を決定的に隔てていく。
二人の行方とは。。。
佐原ミズ先生の間の使い方、繊細な絵が
切なくも美しいこの話に絶妙に合ってる。
Posted by ブクログ
どこかでチラリと拝見して、佐原先生の絵が好きになって買ったのですがストーリの面白さ、切なさにすぐに引き込まれました。
そしてやはり絵が綺麗だ。
本当は『マイガール』も読みたいのですがチャンスを逃しうっかり手を出せずにいます。
ぜひ読みたい。
本命は以前コーラス(だった気がします。シルキーだったか?)でちょくちょく掲載されていたスキマスイッチの曲の世界観を描いた『スキマ式』。
載る度違う曲をテーマにしていた気がするのでオムニバスみたいに書いてられたようですがコミックスにはなってないみたいで。
ぜひ読んでみたかったなあとコミックス化を希望していたり。
Posted by ブクログ
映画のラスト、2人の声が重なるシーン。
それもよかったけど、こっちの漫画も、いいね。
コマとコマの間のシーケンスを、映画の記憶が埋めてくれる感じ。
Posted by ブクログ
SFだった。まずそこにびっくり。
とは言ってもベースは恋愛もの。超遠距離恋愛。時空も超えてしまう。
でも良いお話でした。
よく分からなかったのですが、1光年離れると地球との時間が1年ずれてしまうのですか?
まぁあんま気にしないで読めばいいと思います。
純愛万歳!
Posted by ブクログ
透明感のある絵柄と雰囲気がこのストーリーの良さを際立たせているんだと思います。
だんだん離れていく距離、徐々にズレていく二人の年齢。
それでも変わらずにあるもの。
終盤に近づくにつれてページを捲るのが辛かったです。
ミカコの「会いたい」という気持ち、メールの文章で号泣。
ちょっと設定などが分かり辛い部分があるし、好みが分かれる作品だとは思うけど、私は好き。
読み返す度に、更に泣けます。
Posted by ブクログ
【あらすじ】
長峰美加子(ミカコ)と寺尾昇(ノボル)は同じ高校を目指す中学3年生。受験を控えたその夏、ミカコはふいに国連宇宙軍に選抜され宇宙に行く事を、ノボルに告げる。ミカコの最終的な目的地は太陽系外縁部。宇宙と地上で連絡をとりあうふたり。しかし、人類が初めて体験する距離は、ふたりの時間や心を、決定的に隔ててゆく…。’05年の発表から増刷を重ねるロングセラー。
【感想】
あんまりにも悲しくて切ない物語だと思った。読んでいて胸がぎゅっと締め付けられるようだった。でも、遠く離れていても、何年も何年も、互いを想い続けるのってすごいなあと心からそう思った。
Posted by ブクログ
<1巻完結>
「鉄楽レトラ」を読んで良かったので、その作家ので、かつ新海誠が原作と書いてたので、買ってみました。
初版を見たら2005年だったから、けっこう前のなんですね。。。
で、内容ですが、よかったです。
どちらの良さもある、いい感じではありました。
ただ、原作よりな話ですが、別にロボットアニメ的な要素はいらなかったんじゃないかなとか思いましたが。。。
ちょっとそのへんの無理矢理SF感が違和感を少し感じました。
まぁ、そうすることで、このテーマが伝わるようにしたんだとは思うし、そういう設定がないと、テーマがうまく伝わらないとは思いました。
ただ、もう少しいい設定がなかったのかなっと思ってしまう。
難しいですね。。。
Posted by ブクログ
映像、という点では、視覚からはいる、という点では、映画も漫画も同じようなものだと思う。
でも、同じ人の手から紡ぎ出されるものでも、『なんとなく違う』のがそれぞれの良い点なのである。
映画にあった独特の雰囲気や儚さが、漫画でも非常によくあらわれていて、戦闘部分とか気になった場面は多少あれども、この作品自体は『戦闘』ではなく『恋愛』に重きを置いているのだから、あまり気にする必要はないと思う。
Posted by ブクログ
あの劇中の雰囲気を漫画に起せるのかどうか半信半疑であったが、いざ読んでみるとカラー絵をはじめとても繊細なタッチで描かれ、キャラの表情等も映像からそのまま引っ張ってきたのではないかと思うくらい見事だった。じっと読んでいると、あの無機質な携帯の音が聴こえてくる錯覚を覚える。ただ、シナリオは一冊という分量に少々詰め込み過ぎたかなという印象。どこかストーリーを追うよりも、挿絵付きの詩を読んでいるような印象を受けた。原作観ていない人は少々戸惑うのではないかと思う一冊。
Posted by ブクログ
漫画→アニメの順でみました。
アニメだけでは説明が不十分だった箇所が補われています。
それだけでも、読む価値あり。
この感情が、特別なものなのか?確信が持てないうちにどうにもならない距離ができてしまった二人の物語。
一途な思いのその先にどんな未来が待っているのか?
ぜひ、次は小説を読んでみようと思います。
Posted by ブクログ
高校生の頃に、表紙に一目ぼれして買いました。
う~ん・・これ、絶対小説の方がいい。
漫画にしてしまうと、うまく切なさが伝わらない。
正直、、内容にピンとこなくて、設定を理解するのに時間がかかった。
私の読み方もあるのだろうけど、結構漫画ってすっ飛ばして読んだりするので。じっくり読まない方です。
途中まで、メールのやりとりとりと時間の意味にピンとこなかった。
恋をしているってことさえも、最後にならないと分からなかった;ただの友人・親友みたいなもの?と読んでいたし・・。
すべて最後の方になってきてようやく、あぁ!と気付きました。
小説の方は知らないのですが、
たぶん、小説の方がいい。
美亜へ贈る真珠と感じるものが似てますね。