小説 ほしのこえ

小説 ほしのこえ

616円 (税込)

3pt

中学生のノボルとミカコは仲の良いクラスメイトだったが、3年生の夏、ミカコが国連宇宙軍選抜メンバーに抜擢された。宇宙と地球に離ればなれになった二人をつなぐのは、携帯電話のメールのみ。だがミカコの乗る宇宙船が地球を離れるにつれ、メールが届くのにかかる時間も長くなっていく。時間と距離に隔てられた、二人の互いを思う気持ちはやがて……。
『君の名は。』の新海誠の商業デビュー作『ほしのこえ』を小説化。

※本書は、2002年7月にMF文庫Jとして、2009年12月にMF文庫ダ・ヴィンチとして刊行された作品を角川文庫化したものです。

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小説 ほしのこえ のユーザーレビュー

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    購入済み

    アニメの先

    2020年08月11日

    アニメ作品の先の物語が読める。
    そうとは知らず今まで読まなかったけど、アニメを観て相当時間経ってから読んである意味ラッキーではあった。やっぱりこの作品好きだなって思えたから

    0

    Posted by ブクログ 2024年03月14日

    人の想いは距離を、時間を超えることはできるか?
    このテーマは、新海誠氏の「秒速5センチメートル」や「君の名は」といった他の作品にも通じるテーマで、その原点みたいな作品。
    そもそも「ほしのこえ」はほとんどひとりで制作したアニメ作品。当時は信じられない。そう思わせるクオリティだった。
    アニメは30分程度...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2023年08月23日

    宇宙の時空を越える遠距離恋愛。メール交換のなかでのそれぞれの成長。その中で、異星人の意図に疑問があったりする。ピュアな世界である。

    0

    Posted by ブクログ 2022年07月02日

    新海誠初作品、ここから始まったのかと感動。
    (小説で新海誠の作品を読むのは初めて)
    今まで見たことがある作品と、やはり少し共通点があるなと思った。

    SFは現実味があまりないストーリー設定がほとんどだと思う。
    でもこの作品は、地球での人間関係や、ノボルとミカコのメールが現実感を出していて、絶妙に良い...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2024年04月04日

    会いたい話したい相手と物理的な距離が近いことってとても幸せなことなんだなぁと、つくづく思いました。もし、明日、突然に、相手と数光年の隔たりがうまれるとしたら、この気持ちや想いをどうしよう。

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    Posted by ブクログ 2022年09月11日

    とても良かった。
    原作のアニメでは説明が省かれていたものに対する重厚で事細かなSF的解釈。流石SF畑のノベライザー、大場惑氏と言ったところ。
    しかし、文章が淡々としており、新海作品の文学的な側面が薄れている感は否めない。
    また所々矛盾に思う点(ショートカットアンカーは一方通行なのに、タルシアンがやっ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2018年10月14日

    新海誠監督アニメのノベライズ。二〇四六年、宇宙軍に何故か抜擢されたミカコは宇宙で謎の生命体と戦い、級友のノボルと何光年も離れメールの到着に時間が掛かり次第に年齢も離れる中想い合う。携帯電話が未来らしくないかなあ。中学生から長く想い続けるのも浪漫的?すり抜けるみたいにあっという間なスピード感の引力。

    0

    Posted by ブクログ 2018年02月14日

     映像の「ほしのこえ」を読んだ時、ナレーションの言葉の美しさと端的さにびっくりした覚えがある。美しく丁寧で短い。
     そして小説を読んでみると、おおおおお? あの言葉の裏にこんな状況が? 気づいていなかったーともう一度映像を見ると、確かにその通りなんだよね。何というか、上手い補完をされていると思う。た...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2016年11月30日

    原作をそのまま小説にした作品ではなく、著者なりの解釈、創作が加えられた作品。

    原作を「トップをねらえ」と混同して記憶していたかも知れないが、読みながら原作を見たときの感覚を思い出した。

    アーサーCクラークの名作のオマージュでハッピーエンドにしたい著者の気持ちは分からなくはないが、加えられたエピロ...続きを読む

    0
    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2018年05月21日

    SFものは久しぶりでした。
    とっても読みやすい作品ですぐに読めました。
    最後,二人の年令に差ができてしまったところは
    え?どういう計算になるんだっけと
    分からなくなりましたが,後味も良い青春小説でした。
    こんな風に長い間,離れていてもお互いを思いあえる
    関係って素敵ですね。

    0

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