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中学生のノボルとミカコは仲の良いクラスメイトだったが、3年生の夏、ミカコが国連宇宙軍選抜メンバーに抜擢された。宇宙と地球に離ればなれになった二人をつなぐのは、携帯電話のメールのみ。だがミカコの乗る宇宙船が地球を離れるにつれ、メールが届くのにかかる時間も長くなっていく。時間と距離に隔てられた、二人の互いを思う気持ちはやがて……。
『君の名は。』の新海誠の商業デビュー作『ほしのこえ』を小説化。
※本書は、2002年7月にMF文庫Jとして、2009年12月にMF文庫ダ・ヴィンチとして刊行された作品を...続きを読む
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アニメ作品の先の物語が読める。
そうとは知らず今まで読まなかったけど、アニメを観て相当時間経ってから読んである意味ラッキーではあった。やっぱりこの作品好きだなって思えたから
Posted by ブクログ 2022年07月02日
新海誠初作品、ここから始まったのかと感動。
(小説で新海誠の作品を読むのは初めて)
今まで見たことがある作品と、やはり少し共通点があるなと思った。
SFは現実味があまりないストーリー設定がほとんどだと思う。
でもこの作品は、地球での人間関係や、ノボルとミカコのメールが現実感を出していて、絶妙に良い...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年09月11日
とても良かった。
原作のアニメでは説明が省かれていたものに対する重厚で事細かなSF的解釈。流石SF畑のノベライザー、大場惑氏と言ったところ。
しかし、文章が淡々としており、新海作品の文学的な側面が薄れている感は否めない。
また所々矛盾に思う点(ショートカットアンカーは一方通行なのに、タルシアンがやっ...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年02月14日
映像の「ほしのこえ」を読んだ時、ナレーションの言葉の美しさと端的さにびっくりした覚えがある。美しく丁寧で短い。
そして小説を読んでみると、おおおおお? あの言葉の裏にこんな状況が? 気づいていなかったーともう一度映像を見ると、確かにその通りなんだよね。何というか、上手い補完をされていると思う。た...続きを読む
Posted by ブクログ 2016年11月30日
原作をそのまま小説にした作品ではなく、著者なりの解釈、創作が加えられた作品。
原作を「トップをねらえ」と混同して記憶していたかも知れないが、読みながら原作を見たときの感覚を思い出した。
アーサーCクラークの名作のオマージュでハッピーエンドにしたい著者の気持ちは分からなくはないが、加えられたエピロ...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年01月19日
2018/1 10冊目(通算10冊目)。映画視聴済み。映像版を見たときはあまりいい印象を持たなかったが、原作を壊さない程度に適度な設定を付け加えてとても良いノベライズ版になっていると思う。この文章を読んで思いだすのは映画「インターステラー」。ちょっとの時間がある地点では数年たっているという点で宇宙で...続きを読む