新海誠のレビュー一覧

  • 言の葉の庭
    新海誠監督が描く「小説 言の葉の庭」は、映画では描き切れなかったであろう登場人物のバックグラウンドが描かれて、正直そのギャップに少しびっくりしたところもあったが、この本は、映画の世界観から、できるだけはみ出さないように忠実に丁寧に描いている印象を受けました。映画を見直しているような感じで楽しめました...続きを読む
  • 小説 君の名は。
    ちょうど別なのを読み終わったタイミングで、友人が貸してくれるっていうことでしたので読んでみました。
    (映画の)話題作とはいえ特に興味もなかったのですが、読んでみたらなかなか面白かったです。

    映画は観ていませんが、アニメ向きでしょうか。深みのある文章ではないので、そちらの表現力があってこそのヒットな...続きを読む
  • 秒速5センチメートル one more side
    新海誠シリーズでは好きな方。
    美しいはなし。
    でも寂しくもなる。
    人生なんてこんなもんさ!

    #私の2016ベストブック第3位
  • 秒速5センチメートル one more side
    「来年も、一緒に桜、みれるといいね」魂のむすびつきを感じた幼いタカキとアカリの無邪気な願いの行方は―
    もの悲しく美しい新海ワールドを映画とは異なる視点で描いたもうひとつの『秒速5センチメートル』。
  • 彼女と彼女の猫
    主人公のOLと彼女に拾われ、チョビと名付けられた猫の日常は、一見するとどこにでもあるような極ありふれたものです。

    彼女のことが大好きなチョビは、彼女との暮らしに満足しつつも、母親の再婚や仕事上のミスなどで寂しさや焦りを感じ、少しずつ傷ついていく彼女の心の変化を敏感に感じ取り、その身を案じますが、猫...続きを読む
  • 君の名は。
    出会うはずのないふたりの物語。

    昔、こんな設定の話があったなぁと思いながら読み進める。

    同じ高校生でも都会と田舎の違いを感じることができる表現が面白い。

    アニメの監督が書いた本らしく、映画ではもっとわかりやすい描写なんだろうと思いながら読み終わった。
  • 小説 君の名は。

    小説も映画も文句なし

    「君の名は」には偶然的に出会った。CMで映画公開の告知はあったが、内容に関してはほぼ関知していなくて、当初は観に行く予定も全くなかったが、観たい映画の時間が合わずに何か別のものを観るかなーと考え何気なく観賞をした。
    圧倒された。映像の美しさ、流れてくる音楽、紡ぎだす物語、共感できる演技、どれもが心地...続きを読む
  • 君の名は。1
    映画の前半に相当。
    ほぼ映画どおりだけど、ちょっとしたセリフ・シーンが追加されていたり。その中でも入れ替わった翌日の滝くんとお父さんとのやりとりのシーンは良かった。
  • 彼女と彼女の猫
    映像は観ていないけれど、新海さん原作というので購入。
    新海さんぽい雰囲気がでていてやさしい。彼女視点と猫視点で描かれていて、二つが交わることはないのだけど、寄り添う距離感がいい。
    三人の『彼女』が短編連作で、繋がってるのもいい。
    そしてラストもいい。
  • 君の名は。 Another Side:Earthbound

    映画内容を補間したい人向け

    映画で語りきれない部分と主要キャラクターの別視点からの話なので映画を見た後に読む事薦めます。
  • 秒速5センチメートル(1)
    「秒速5センチメートル」の映画を見て、小説を読んで、落ち込んだ。
    そこでコミックを読めば救われると聞き、読んでみたが、やはり落ち込んだ。

    私は今は高校生で、この物語をとても悲しいものだと感じたが、大人になるにつれてそう感じなくなってしまう気がする。
    大人になるということは、妥協が上手くなるというこ...続きを読む
  • 秒速5センチメートル(2)
    どうも最後の話が蛇足に感じてモヤモヤする。
    澄田は寧ろ好きなキャラなのだが最後の最後に締めをまかせる人物ではないだろう。
    良い点は映画には描かれなかった理紗との関係が明らかになっていた点と貴樹が新たな職場で働きだしていたのが見所だ。
    やはり締めは映画と同じで良かったんではないだろうか
  • 秒速5センチメートル one more side
    第2話『コスモナウト』の夏の雰囲気が好き。元の作品では登場しなかったが、2話に出てくる澄田姉のキャラが好き。
  • クロスロード in their cases
    仕事と割り切って読んでみましたが、なかなか面白かったです。
    瀬戸内海の近くに住んでいた僕にとっては、馴染みのある風景が描かれていて、懐かしい気持ちでいっぱいになりました。

    主人公の2人は、2人とも偉いですね。
    僕が大学受験生のときとは大違いです。
    もし、僕が、2人のような努力をしていれば、...続きを読む
  • 秒速5センチメートル(1)
    小学生の恋愛なんて今思えばかわいいものだけど、当時は小学生なりに一生懸命恋愛してたなーと思います。普通なら次の恋愛に移っていくんでしょうが、主人公はそれが出来ないくらい相手を好きになってしまったんですかね。
  • 彼女と彼女の猫
    とても共感して、元気づけられました。

    母になるからって、弱い自分が覆るわけじゃない。
    二十歳になったからって、強くなったわけじゃない。
  • 言の葉の庭
    題名の“言の葉”に惹かれて、購入。

    『ほしのこえ』がひたすらに印象に残っている、
    新海さんの新作映画のコミカライズ、でしょうか。

    主人公は一組の男女、教師と生徒。
    “歩く”ということを軸にした一つの交流の、物語。

    淡々とした内容ではありますが、これは是非映像版もみたいところ。
    ん、年上の女性っ...続きを読む
  • 秒速5センチメートル(1)
    映画のDVDを見て軽く放心状態になった事を思い出し、こっちも読んでみようと思い購入しました。
    歯痒いとはまさにこの事かというくらいに、ドキドキしたり、ちょっとくすぐったかったり、胸が締め付けられたり、とにかく不思議な気持ちになってしまいます。切ないという言葉だけでは片付けられないくらい、尾を引いてし...続きを読む
  • 秒速5センチメートル(2)
    一巻に引き続き。
    こちらでは映画では登場しない「現在のあかり」がちょっとだけ登場しますね。それだけでも大分救われたような気持ちになりました…
    それから映画のラストよりもちょっと先の事も描かれていますね。
    映画を見て私のように放心状態になってしまった方は是非この漫画を読む事をオススメします。
  • 言の葉の庭
    映画のコミカライズ版。
    何の予備知識もなく、書店で一際目立っていた表紙絵につられて
    手に取ってみた。
    生憎と映画の方は見ていないのだが、こちらも是非見てみたいと
    思わせる話だった。
    また2人の間に流れる空気感や、優しい時間の流れが読んでいて
    とても心にしみた。
    この後の2人も気になるので、小説版の方...続きを読む