【感想・ネタバレ】小説 雲のむこう、約束の場所のレビュー

あらすじ

もうひとつの戦後の世界。1996年、日本は南北に分断されていた。世界の半分を覆う共産国家群「ユニオン」は「エゾ」を支配下に置き、島の中央にとほうもなく高い、純白の塔を建造しつつあった。その頃、青森県の津軽半島に住む中学3年生の藤沢浩紀と白川拓也は異国の大地にそびえる塔にあこがれ、飛行機で国境の津軽海峡を越え、塔まで飛んで行く計画を立てていた。しかし、浩紀が口を滑らせたせいで、クラスメイトの沢渡佐由理にばれてしまう。さいわいサユリはその飛行機、ヴェラシーラに強い関心を持ち、計画の共犯者になってくれる。浩紀たちと佐由理は、「ヴェラシーラが完成したらサユリを塔まで連れていく」と約束を交わす。ヴェラシーラが完成に近づくにつれ三人の仲も深まるが、サユリはある日、突然、浩紀たちの前から姿を消してしまう――。その約束も果たせぬまま……

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匿名

購入済み

面白い!

映画を視聴後、意味が分からなかったので読了しました。…え、想像よりずっと良かった。ノベライズとのことで、色々気になる。これを機に、他の作品も読んでみたいと思った。

#エモい

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2024年05月19日

Posted by ブクログ

ネタバレ

新海アニメは青空がきれいだ。今回は3人の愛の形。設定としての分断国家の日本とエゾ(タワー)。眠ったままのさゆりを乗せての塔への侵入。パラレルワールドの終焉。ノベライズは、元アニメを補足する作品に仕上がっている。

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2025年06月05日

Posted by ブクログ

原作の映画を見て、戦争の設定についてもっと知りたくなりノベライズ本を手に取った。
読んでみた感想としては、映画よりも自分で歩いていくという意思と孤独を強く感じた。

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2020年07月12日

Posted by ブクログ

喪失、内省、彷徨、呪縛、邂逅、開放、再生
ただひたすらに、ただひたむきに
淡い思いと、後悔と疼き、あり得たはずの未来

「秒速5センチメートル」「言の葉の庭」
「君の名は。」
いずれも読みながら同じ単語が頭に心に。
目を奪われる映像作品とは別に、活字の物語を通じて
感じるこの感覚、とくに喪失と彷徨に対する疼きは
自らの経験を背景にはまってしまうと
理解者を得たような、同一視してしまうような、
作品・主人公への共感がクセになる。

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2018年12月19日

Posted by ブクログ

新海さんの才能は、素敵だと思う。それをただ文章に写すだけではない加納さんの才能もまた素敵だと思う。

新海誠展に、行きたい!

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2018年10月10日

Posted by ブクログ

難しい。
大人な子供たちのお話やなーって思った。
大人な子供は好き。はーやっぱ、似たもん同士が寄ってくるんかなぁ世の中って
子供もやっぱり色々考えてるよなぁ

拓也が居なくなったんはなんでや?
自分にとって年下のはずの拓也が大人すぎて気持ちを理解してあげられない。辛い。

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2025年07月11日

Posted by ブクログ

共通の趣味を持つ友達と目標を持って、共同作業に明け暮れる日々。
男同士の友情に突如現れる恋の予感。
そして、突然の別れ…。

青い物語から一転、話の方向性が変わっていき、序盤のスピード感はたまらなく好きでした。

中盤以降の悶々とした感じと、結末はいまいちピンと来ず少々、不完全燃焼に感じました。

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2023年06月02日

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