三秋縋のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ珍しく、うまくいった人生をやり直す話。
それってどうなるの?と思ったけど見事に上手くいかず……
でも、最後の方からだんだん、もしや?と思ってる人と間違えてたことが判明し。人生やり直せてもやり直すのも難しいんだなーなんて思ったり。
2人で一生懸命自分たちを救うのが良かった。
時間の巻き戻し系は、死んじゃった時に起こりやすいからそれはありきたりだったけど、自分たちの身代わりが存在してるのは面白い。しかもその人たちを助けて自分たちは違う人生をやり直すっていうのも面白い。でもほんとに一つ歯車が違うだけで全く違う人生になったり、周りの人にも影響すると思うと、なんだか自分の人生で考えてみると不思議な気持ち -
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Posted by ブクログ
物語の期日でもある8月31日に読み終わり。
他の人の感想にもあるが、一応ハッピーエンドになるのかな。しかし、著者のこれまでの作品的には無理にハッピーエンドにする事もないのでは?とも思った。
焼身自殺を強要されるシーンには、著者らしさが出てきたか?!えらいサイコでサスペンスな内容になって来た?!とワクワクしたが、最終的にくぐり抜けて幸せになっちゃあ…どうなんだろ?
おっちゃんは、著者の作風が好きだから星4つ。もっと壊滅的なラストだったら満点にしたい。だけど、そうではなかったから4つにします。
でも、何だかんだ言って楽しませてもらいました。 -
Posted by ブクログ
全体的に暴力的描写がある作品。
特に9章は心してって感じ。
壊滅的状況でも幸せがある。筆者曰く“二度と抜け出せない落とし穴に落ちた人の物語”、そしてこれらを“元気の出る物語”と締めくくる。
なかなか無い後書きに、おっちゃんは驚きました。
これまでにおっちゃんが出会わなかっただけだとは思うが、この様な作風の作品は色々あるのだろう。良い意味で耐性がついた気がする。
読み手を選ぶ作品か否か賛否別れるだろうが、おっちゃんは読み切って、良かったと思える方です。幸せの在り方はそれぞれでしょう。
イキリDV親父が解せない。それ故の星4つ。
でも、演出上仕方ないのだと言い聞かせる。
三秋縋という人物