三秋縋のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
面白かった!!
初めの方は、寄生虫に関する詳細知識について
不快に思ったり、
強迫性障害を持つ主人公たちの背景などの暗い話に
とっつきにくかったりしたけど、
読み進めるうちに、その寄生虫の生態や仕組みが面白く感じたり、登場人物たちの心情が読み取れるようになった!
「操り人形でいることを操り人形自身が肯定したとき、それを自由意志による決断と呼べるか?そんなことは誰にもわからない。」
このフレーズを一例とする哲学的な問いかけもたくさんあって、それらに対しては大変興味を持つことができた!
そこからは物語に入り込むことができて
続きが気になって楽しみながら
どんどん読み進めることができた!
ただ、 -
Posted by ブクログ
ネタバレまず題名から騙された。そっちなんね。ゆくゆくは桜も出てくるんだけど、そんなん普通テーマにしないよ。
そしてそんな設定というか世界をよくも考えつくな。あり得ないんだけど、ほんの少しの可能性を秘めた世界線。故に怖くもある。
自殺を止める為の人材、プロンプター。
偽りの親友、恋人設定、ノー天気な人間なら幸せなんだろうけど、自殺を考える人間が繊細なわけが無い。
そこへバレた日には当たり前に人間不信になるよ。
でも騙されたと思っていた親友、恋人は本物だった。ありがちなすれ違いなはず、尾上は歩み寄ろうとせず、澄香は天才過ぎてプロンプター制度を利用しようとして墓穴を掘る。霞も同様。
頭が良すぎて暴走した -
Posted by ブクログ
偽りの記憶、義憶。そんなものがあるSF恋愛小説。そんな植え付けられた記憶によって巡り合う二人なんだからドラマチックなわけが無いと、思っていたんだが不思議と惹きつけられた。
運命の人を作為的に用意する、という状況から愛情が生まれるのか、そんなわけが無いと思う自分も否定された感覚に陥る。あり得た。
このまま死にたくない。
誰かに必要とされたいという思いは、やはり死ぬ間際に強くなるのだろう。それが全くの関わりのない赤の他人であっても。
もしもでも義憶を作って欲しいと思う自分はやはり寂しいのかも、もしくは現実逃避。でもそんな青い気持ちをも呼び起こしてくれた。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ安定の三秋縋版ボーイミーツガール。読んだ時期が冬の寒い時期なので、表紙の雰囲気も合っていて良かった。寄生虫が宿主(主人公たち)の思考・感情を操っているという設定は、どこまでが自由意志なのかという哲学的な問いに通じるが、物語はそこまで壮大な話ではなく、あくまでも恋愛に絡め、主人公とヒロインのすれ違いや割り切れなさを生む要因として機能している。中盤までは二人のミステリアスさ(明かされていない何か)が気になりつつ、徐々に縮まる距離感にうずうずするのだが、「恋する寄生虫」の存在が終盤に明かされると、展開は二転三転し、一気に読まされた。最後の余韻は流石の一言で、ヒロインの視点から明かされる真実は残酷であ
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