三秋縋のレビュー一覧

  • 君に贈る15ページ

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    今をときめく作家による、15ページずつの短編集。斜線堂有紀の作品で本文最後に「仕掛けが分かった?」と聞かれ、うむむわからん、一番気になりました。わかったことといえば前半の世界狭いうちは使う文字に制限かけてあること、だから、「私」はなくて、「I」。「難しいかもよ」じゃなくて、「むずいかもだよ」。彼の名前は「 」。これは10文字、または空白入れて9文字なのかなぁとかなり考えたけど、思いつかなかった。「しゅうとう」「ねんどう」「ごとう」「うとう」/「しゅうじ」「しゅうと」「しゅんご」「しゅうご」とか?でも適当な名前じゃ意味はないしなぁ…。
    されど世界の終わり 三秋

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    2025年08月31日
  • 君の話

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    作られた記憶である義憶を買うという世界の話。
    ある日、義憶により入り込んできた架空の少女が目の前に現れる。
    お互いが、お互いを騙し合う心寂しい二人に、本物の出会いと恋が訪れる綺麗なストーリー。悪くない。

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    2025年08月02日
  • さくらのまち

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    後輩激推し作家なので期待大だったのだけれどめちゃ面白かった。自殺しそうなメンタルケアを担当する人間が周囲から選ばれて任命される、というのはなかなか厳しい世界観。特殊な世界設定でのミステリが上手い。

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    2025年08月01日
  • さくらのまち

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    ネタバレ

    面白かった

    欺く側と欺かれる側
    そんなキャッチコピーに惹かれたが、それだけではなかった

    なにか信じるということ。本心だったり気持ちを聞く勇気、伝える勇気があれば起きなかったことが立て続けに尾上のもとにおきる。

    サクラではないんだなー。
    たしなに、自分も好かれようと演じている部分は少なからずある。それが本当の自分なのかと問われるとむ?とも思うが、そういう部分も含めて自分なのだと思いたい。

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    2025年07月06日
  • 君の話

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    ネタバレ

    偽の記憶…それはこうやって物語を読んでいることに近いのかも。想像する。妄想する。
    この二人はそれを現実にしていったのね~
    寂しい二人が築き上げた素晴らしい虚構
    せつないなぁ
    7歳の時に本当に出会えてたらよかったね

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    2025年07月01日
  • 君の話

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    SFっぽい感じかなと思ったら恋愛小説でした。
    恋愛ものがあまり得意ではないけど、物語が素敵だったので星4です。

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    2025年06月30日
  • さくらのまち

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    ★3.7
    咲いていたと思っていた桜は、咲いていなかったのかもしれない。
    ――そんな記憶と、信頼の崩れた痕がこの物語には残っている。


    人間関係なんてのはそもそも不安定で、システムはそれを可視化させたに過ぎない。

    政府が導入した「プロンプター」制度、通称"サクラ"。自殺リスクが高いと判断された人に、見守る役割が市民に割り振られる。
    善意のようで欺瞞か。
    救いのようで監視か。
    この制度は単なる物語装置にとどまらず、「信頼とは何か」を問う刃でもある。

    かつて裏切られた少女の死をきっかけに、故郷に戻った主人公・尾上。そこで出会ったのは、その少女の妹・霞だった。
    欺くつもりで接

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    2025年06月14日
  • 君が電話をかけていた場所

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    ネタバレ

    一年に一回づつ、夏は訪れる。そんな書き出しで始めるこの小説。

    三秋縋さんの『君が電話をかけてきた場所』

    主人公・深町陽介は、顔の右半分に大きな痣を持つ高校生。その外見から自信を持てず、また他人にも避けられてきた。そのため、中学生時代は不良として過ごしてきた。
    ある日、道を歩いている時に近くにある公衆電話が鳴る。受話器を取ると、謎の女性から「賭けをしませんか?」と持ちかけられる。その内容は、痣を消す代わりに、初恋の相手・初鹿野唯と恋人になってみせよ、というもの。賭けに乗った陽介の痣は消える。
    高校に進学した陽介は、痣がないこともあり、クラスに溶け込んでいく。隣の席の少女、荻上千草やサッカー部

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    2025年05月20日
  • 恋する寄生虫

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    ネタバレ

    三秋縋 恋する寄生虫

    高坂賢吾は強迫神経症だった。何かに触ったら手を洗わないと気が済まないし、外出したらシャワーを1時間は浴びないと落ち着かない。健全な社会生活は諦めていた。ではあるが優秀なプログラマーの才能があった彼は、クリスマスに発動するコンピュータウイルスをインターネットにばら撒く。
    そんなところに、和泉という男が現れる。コンピュータウイルスの件を知っていると脅迫してくる和泉。高坂への要求はひとつ。不登校の高校生、佐薙ひじりと友人になれ、と。謝礼は払うといく。
    ひじりに会いに行く高坂。金髪で大きなヘッドフォンをつけた娘であった。そして、そっけないひじり。しかし、彼女は、泉からの謝礼の半

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    2025年05月20日
  • いたいのいたいの、とんでゆけ

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    ネタバレ

    三秋縋 いたいのいたいの、とんでゆけ

    湯上瑞穂は、小学生の頃から転校を機に日隅霧子と文通をしていた。ところが再会したいという霧子の誘いを断り、文通をやめてしまっていた。大学4年生のときに、親友の進藤を自殺で失い、瑞穂は人生に失望することになる。ある日、霧子に再会したいという手紙を出し、待ち合わせ場所に向かう。しかし、霧子は現れず、やけになり飲酒運転をしていた彼は、少女を轢いてしまう。しかし、その少女は、死の瞬間を「先送り」する能力を持っていた。死ぬまでに10日間の猶予を得たという。ただ、いずれ死んでしまう彼女の手伝いをし、彼女の復讐劇の片棒を担ぐことになる…

    筆者の三秋さんも書いていますが

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    2025年05月20日
  • さくらのまち

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    読んだ時間6時間くらい

    相変わらず、寂しい人間に対して刺さるような的確な表現と言葉を使って語りかけてくるところが好きだなーと思いました。
    なんだかんだ、春は嫌いでも春にしか出来ないことがある。
    想像で補完するところが多い曖昧な憶測の話、つまるところ自分の人生だってそんな話ばかり

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    2025年05月18日
  • 恋する寄生虫

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    似たようなテーマ(本当の恋、自発性)の小説をあの手この手で書き続けている三秋さんだが、他の作品に比べると、これはそこまでこなかったけれど、好きになると殺したくなってしまう・・・というジレンマの設定はなかなか良かった。

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    2025年05月17日
  • さくらのまち

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    ネタバレ

    初めて読む作家。
    かなり印象的な小説。
    自身の身の回りにいる友人やふいに話しかける人が「サクラ」だったら?
    我々は孤立している人に、良心だったり好奇心で話しかけたりするが、それは何なのだろうか?
    自分でない自分として目の前にいる人に振る舞うのは本心なのか演技なのか?
    ある意味、孤独を救済する小説かもしれない。

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    2025年05月05日
  • 恋する寄生虫

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    面白かった!!

    初めの方は、寄生虫に関する詳細知識について
    不快に思ったり、
    強迫性障害を持つ主人公たちの背景などの暗い話に
    とっつきにくかったりしたけど、
    読み進めるうちに、その寄生虫の生態や仕組みが面白く感じたり、登場人物たちの心情が読み取れるようになった!
    「操り人形でいることを操り人形自身が肯定したとき、それを自由意志による決断と呼べるか?そんなことは誰にもわからない。」
    このフレーズを一例とする哲学的な問いかけもたくさんあって、それらに対しては大変興味を持つことができた!
    そこからは物語に入り込むことができて
    続きが気になって楽しみながら
    どんどん読み進めることができた!

    ただ、

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    2025年05月03日
  • さくらのまち

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    「さくら」「桜」「サクラ」。文字の書き方で様々に印象が変わる言葉の通り、主人公の尾上と澄香、鯨井の3人のストーリーがとても切なく儚く、でも尊く感じられる作品でした。10代の頃に感じた繊細な心の機微は大人になるに従って少なくなっていくように感じますが、その心の揺れ動きが物語からすごく伝わってきました。「この人はなんで私に接してきているんだろう」と考えることなく普通の毎日を送れることが幸せなことだと感じさせられました。

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    2025年04月29日
  • さくらのまち

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    ネタバレ

    まず題名から騙された。そっちなんね。ゆくゆくは桜も出てくるんだけど、そんなん普通テーマにしないよ。
    そしてそんな設定というか世界をよくも考えつくな。あり得ないんだけど、ほんの少しの可能性を秘めた世界線。故に怖くもある。

    自殺を止める為の人材、プロンプター。
    偽りの親友、恋人設定、ノー天気な人間なら幸せなんだろうけど、自殺を考える人間が繊細なわけが無い。
    そこへバレた日には当たり前に人間不信になるよ。

    でも騙されたと思っていた親友、恋人は本物だった。ありがちなすれ違いなはず、尾上は歩み寄ろうとせず、澄香は天才過ぎてプロンプター制度を利用しようとして墓穴を掘る。霞も同様。
    頭が良すぎて暴走した

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    2025年04月22日
  • さくらのまち

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    SF要素が入ってて少し好みとはズレていたものの、人間の歯がゆさというか心の弱さが垣間見えて個人的には面白かった。

    中学生ならでは(?)の言葉の足らなさゆえのごちゃごちゃ感。好きかも

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    2025年04月16日
  • 恋する寄生虫

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    寄生虫に翻弄される佐薙と高坂の幸せでありつつも悲しい話。その幸せの価値の基準はやはり二人で違ってしまう。

    虫に侵された状態を冷静で大人の判断をする高坂、本能で感情に任せる佐薙。好きな感情はどこから湧いてくるのか?決断材料ってなんなんだろう。
    自分の過去の選択もどうだったんだ、後悔が戻ってきそうな気持ちにもなる。

    最後の佐薙の決断は本人いわく、勝ち逃げと勝手に感じてしまうが、そんだけ愛情をもっているのに絶望に抗えないのが、やりきれない。

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    2025年02月12日
  • 君の話

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    偽りの記憶、義憶。そんなものがあるSF恋愛小説。そんな植え付けられた記憶によって巡り合う二人なんだからドラマチックなわけが無いと、思っていたんだが不思議と惹きつけられた。
    運命の人を作為的に用意する、という状況から愛情が生まれるのか、そんなわけが無いと思う自分も否定された感覚に陥る。あり得た。

    このまま死にたくない。
    誰かに必要とされたいという思いは、やはり死ぬ間際に強くなるのだろう。それが全くの関わりのない赤の他人であっても。

    もしもでも義憶を作って欲しいと思う自分はやはり寂しいのかも、もしくは現実逃避。でもそんな青い気持ちをも呼び起こしてくれた。

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    2025年02月08日
  • 恋する寄生虫

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    人への依存先って1つだと脆いからいくつかあった方が心の余裕に繋がりそうと思った。
    もちろん、依存せず1人でも生きていけるぞ!っていうマインドが大事なのだろうけど
    寄生虫だって恋してるんだから、私も恋がしたくなった
    恋する人間 になりたい

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    2025年02月05日