三秋縋のレビュー一覧

  • 君の話

    Posted by ブクログ

    義億がもし世の中にあるのなら、というかAIで出てきそうな気がするが、それで救われる人も居ると同時に寂しいという気もするし、不思議な感情。
    騙されたほうがよいことも多いし、自分にはわからなくなって来たので⭐︎4つ。
    難しかったのかな。

    0
    2025年11月26日
  • 恋する寄生虫

    Posted by ブクログ

    孤独と不安だらけの二人が
    少しずつ心ひらいていくお話。

    前半はめっちゃ暗くて
    読んでるとこっちまでしんどくなるくらい。
    でもその暗さがあるから
    後半の変化がちゃんと心に響くし
    二人の成長がまぶしく見える。

    恋愛小説というよりは
    「人とつながる怖さ」とか
    「自分を認めるむずかしさ」を
    じっくり描いた作品って感じ。
    だから甘々な展開を期待すると
    ちょっと物足りないかも。

    心理描写がリアルで
    キャラの気持ちがちゃんと伝わるし
    共感できる人は多いはず。
    展開は少し王道だけど
    それでもページをめくる手が止まらない。

    読後は切ないのにどこかあったかくて
    考えさせられる余韻が残る。
    暗めの物語や人間

    0
    2025年09月29日
  • さくらのまち

    Posted by ブクログ

     うーん、怖い。ただただ怖い。『サクラ』は出会い系であったり、普通に存在するけど、このシステムがこのようなカタチで根付いていると、人間不信に陥ってしまうだろうなと思う。

     尾上の元に一本の電話が入る。『高砂澄香が自殺しました』。高砂澄香とは、尾上がかつて一番愛した女性で、一番憎んだ女性だった。

     高砂澄香が本当に死んだのかを確認するために昔住んでいた『さくらのまち』に戻り、澄香の家の前に行くと、そこに澄香と同じ顔をした女性が立っていた。
     澄香の妹の霞だ。やがて、尾上は霞のプロンプターに指名される。プロンプターとは、自殺志願者に寄り添い、自殺をさせないようにする友だちのフリをする『サクラ』

    0
    2025年09月29日
  • 恋する寄生虫

    Posted by ブクログ

    潔癖症で引きこもりの青年と不登校の女子高生の恋愛ものがたり。

    一見、恋愛に発展しなさそうな社会不適合の二人の出会いには、本作タイトルにある「寄生虫」が絡んでいた。果たして、二人の関係はどうなっていくのか・・・

    「恋」と「寄生虫」。なかなか無い発想をベースにストーリーが構築されていて、新鮮な驚き・興味に誘われるままに惹きこまれました。

    異色の世界観かと思いきや、甘酸っぱく切ない要素もしっかり押さえられていて、二人が出会ってからの展開も程よく上がったり下がったりして読者の心理を上手に乱されます。

    0
    2025年09月27日
  • 君に贈る15ページ

    Posted by ブクログ

    短いページ数の中でそれぞれの続きが読みたいと思わせる展開が多く、手軽さもありながら満足感があってよかった。

    0
    2025年09月01日
  • 君に贈る15ページ

    Posted by ブクログ

    今をときめく作家による、15ページずつの短編集。斜線堂有紀の作品で本文最後に「仕掛けが分かった?」と聞かれ、うむむわからん、一番気になりました。わかったことといえば前半の世界狭いうちは使う文字に制限かけてあること、だから、「私」はなくて、「I」。「難しいかもよ」じゃなくて、「むずいかもだよ」。彼の名前は「 」。これは10文字、または空白入れて9文字なのかなぁとかなり考えたけど、思いつかなかった。「しゅうとう」「ねんどう」「ごとう」「うとう」/「しゅうじ」「しゅうと」「しゅんご」「しゅうご」とか?でも適当な名前じゃ意味はないしなぁ…。
    されど世界の終わり 三秋

    0
    2025年08月31日
  • 君の話

    Posted by ブクログ

    作られた記憶である義憶を買うという世界の話。
    ある日、義憶により入り込んできた架空の少女が目の前に現れる。
    お互いが、お互いを騙し合う心寂しい二人に、本物の出会いと恋が訪れる綺麗なストーリー。悪くない。

    0
    2025年08月02日
  • さくらのまち

    Posted by ブクログ

    後輩激推し作家なので期待大だったのだけれどめちゃ面白かった。自殺しそうなメンタルケアを担当する人間が周囲から選ばれて任命される、というのはなかなか厳しい世界観。特殊な世界設定でのミステリが上手い。

    0
    2025年08月01日
  • さくらのまち

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    面白かった

    欺く側と欺かれる側
    そんなキャッチコピーに惹かれたが、それだけではなかった

    なにか信じるということ。本心だったり気持ちを聞く勇気、伝える勇気があれば起きなかったことが立て続けに尾上のもとにおきる。

    サクラではないんだなー。
    たしなに、自分も好かれようと演じている部分は少なからずある。それが本当の自分なのかと問われるとむ?とも思うが、そういう部分も含めて自分なのだと思いたい。

    0
    2025年07月06日
  • 君の話

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    偽の記憶…それはこうやって物語を読んでいることに近いのかも。想像する。妄想する。
    この二人はそれを現実にしていったのね~
    寂しい二人が築き上げた素晴らしい虚構
    せつないなぁ
    7歳の時に本当に出会えてたらよかったね

    0
    2025年10月29日
  • 君の話

    Posted by ブクログ

    SFっぽい感じかなと思ったら恋愛小説でした。
    恋愛ものがあまり得意ではないけど、物語が素敵だったので星4です。

    0
    2025年06月30日
  • さくらのまち

    Posted by ブクログ

    ★3.7
    咲いていたと思っていた桜は、咲いていなかったのかもしれない。
    ――そんな記憶と、信頼の崩れた痕がこの物語には残っている。


    人間関係なんてのはそもそも不安定で、システムはそれを可視化させたに過ぎない。

    政府が導入した「プロンプター」制度、通称"サクラ"。自殺リスクが高いと判断された人に、見守る役割が市民に割り振られる。
    善意のようで欺瞞か。
    救いのようで監視か。
    この制度は単なる物語装置にとどまらず、「信頼とは何か」を問う刃でもある。

    かつて裏切られた少女の死をきっかけに、故郷に戻った主人公・尾上。そこで出会ったのは、その少女の妹・霞だった。
    欺くつもりで接

    0
    2025年06月14日
  • 君が電話をかけていた場所

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    一年に一回づつ、夏は訪れる。そんな書き出しで始めるこの小説。

    三秋縋さんの『君が電話をかけてきた場所』

    主人公・深町陽介は、顔の右半分に大きな痣を持つ高校生。その外見から自信を持てず、また他人にも避けられてきた。そのため、中学生時代は不良として過ごしてきた。
    ある日、道を歩いている時に近くにある公衆電話が鳴る。受話器を取ると、謎の女性から「賭けをしませんか?」と持ちかけられる。その内容は、痣を消す代わりに、初恋の相手・初鹿野唯と恋人になってみせよ、というもの。賭けに乗った陽介の痣は消える。
    高校に進学した陽介は、痣がないこともあり、クラスに溶け込んでいく。隣の席の少女、荻上千草やサッカー部

    0
    2025年05月20日
  • 恋する寄生虫

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    三秋縋 恋する寄生虫

    高坂賢吾は強迫神経症だった。何かに触ったら手を洗わないと気が済まないし、外出したらシャワーを1時間は浴びないと落ち着かない。健全な社会生活は諦めていた。ではあるが優秀なプログラマーの才能があった彼は、クリスマスに発動するコンピュータウイルスをインターネットにばら撒く。
    そんなところに、和泉という男が現れる。コンピュータウイルスの件を知っていると脅迫してくる和泉。高坂への要求はひとつ。不登校の高校生、佐薙ひじりと友人になれ、と。謝礼は払うといく。
    ひじりに会いに行く高坂。金髪で大きなヘッドフォンをつけた娘であった。そして、そっけないひじり。しかし、彼女は、泉からの謝礼の半

    0
    2025年05月20日
  • いたいのいたいの、とんでゆけ

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    三秋縋 いたいのいたいの、とんでゆけ

    湯上瑞穂は、小学生の頃から転校を機に日隅霧子と文通をしていた。ところが再会したいという霧子の誘いを断り、文通をやめてしまっていた。大学4年生のときに、親友の進藤を自殺で失い、瑞穂は人生に失望することになる。ある日、霧子に再会したいという手紙を出し、待ち合わせ場所に向かう。しかし、霧子は現れず、やけになり飲酒運転をしていた彼は、少女を轢いてしまう。しかし、その少女は、死の瞬間を「先送り」する能力を持っていた。死ぬまでに10日間の猶予を得たという。ただ、いずれ死んでしまう彼女の手伝いをし、彼女の復讐劇の片棒を担ぐことになる…

    筆者の三秋さんも書いていますが

    0
    2025年05月20日
  • さくらのまち

    Posted by ブクログ

    読んだ時間6時間くらい

    相変わらず、寂しい人間に対して刺さるような的確な表現と言葉を使って語りかけてくるところが好きだなーと思いました。
    なんだかんだ、春は嫌いでも春にしか出来ないことがある。
    想像で補完するところが多い曖昧な憶測の話、つまるところ自分の人生だってそんな話ばかり

    0
    2025年05月18日
  • 恋する寄生虫

    Posted by ブクログ

    似たようなテーマ(本当の恋、自発性)の小説をあの手この手で書き続けている三秋さんだが、他の作品に比べると、これはそこまでこなかったけれど、好きになると殺したくなってしまう・・・というジレンマの設定はなかなか良かった。

    0
    2025年05月17日
  • さくらのまち

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    初めて読む作家。
    かなり印象的な小説。
    自身の身の回りにいる友人やふいに話しかける人が「サクラ」だったら?
    我々は孤立している人に、良心だったり好奇心で話しかけたりするが、それは何なのだろうか?
    自分でない自分として目の前にいる人に振る舞うのは本心なのか演技なのか?
    ある意味、孤独を救済する小説かもしれない。

    0
    2025年05月05日
  • 恋する寄生虫

    Posted by ブクログ

    面白かった!!

    初めの方は、寄生虫に関する詳細知識について
    不快に思ったり、
    強迫性障害を持つ主人公たちの背景などの暗い話に
    とっつきにくかったりしたけど、
    読み進めるうちに、その寄生虫の生態や仕組みが面白く感じたり、登場人物たちの心情が読み取れるようになった!
    「操り人形でいることを操り人形自身が肯定したとき、それを自由意志による決断と呼べるか?そんなことは誰にもわからない。」
    このフレーズを一例とする哲学的な問いかけもたくさんあって、それらに対しては大変興味を持つことができた!
    そこからは物語に入り込むことができて
    続きが気になって楽しみながら
    どんどん読み進めることができた!

    ただ、

    0
    2025年05月03日
  • さくらのまち

    Posted by ブクログ

    「さくら」「桜」「サクラ」。文字の書き方で様々に印象が変わる言葉の通り、主人公の尾上と澄香、鯨井の3人のストーリーがとても切なく儚く、でも尊く感じられる作品でした。10代の頃に感じた繊細な心の機微は大人になるに従って少なくなっていくように感じますが、その心の揺れ動きが物語からすごく伝わってきました。「この人はなんで私に接してきているんだろう」と考えることなく普通の毎日を送れることが幸せなことだと感じさせられました。

    0
    2025年04月29日