三秋縋のレビュー一覧

  • いたいのいたいの、とんでゆけ

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    ネタバレ

    二度と抜け出せない穴に落ちた人の物語、美しくて溜息が出る。湯上と日隅だけでなく出てくる他の人たちもそうで、他人からみて不幸に思えるような状況も彼らにとっては幸福なんだろうな。自分もそちら側の人間なんて言うのは烏滸がましいけど、彼らの思想には共感するところばかりで、結末も彼らにとっては救済で、優しい物語だなと思った。一つ一つの場面が印象的だけど、やっぱり一番好きなのは湯上の「本当に何もかもが嫌になったら、そのときはいってくれ。僕が、君を殺してあげよう。」かな

    兵藤の、人に助言を与えたり悩みを聞いてやったりすることは巨大な責任を伴う行為であって、確実に問題に対処できる確信があると言うのでもない限

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    2023年07月17日
  • 寿命を買い取ってもらった。一年につき、一万円で。 3

    購入済み

    悲しく切ない終わり。

    きっと多くの人にこんな幸福な終わりは来ない。
    長生き=幸福と思えるほど生きていないので、うらやましくさえ感じる。
    そんな希望(ファンタジー)を見ながら悲しさや切なさも感じることに、まだ自分にとって日常の価値が残されていることを再認識できるような作品でした。

    #エモい #切ない

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    2023年07月02日
  • いたいのいたいの、とんでゆけ

    ネタバレ 購入済み

    私はミステリー小説が苦手で読めなかったのですが、この人の作品は一瞬で読めてしまいました。 この作品の前に同じ著者の『恋する寄生虫』を読んでいるのですが、それとはまた違ったような作品で読者を退屈にさせないいい作品だと思いました。 読み返したい作品です。

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    2023年06月22日
  • 恋する寄生虫

    購入済み

    潔癖症の青年と視線恐怖症の少女が恋に落ちる。二人の脳内には寄生虫が巣食っていた。恋は寄生虫の仕業か?寄生虫退治されたらその恋は終わるか?三秋市氏は寄生虫の知識は持ち合わせてなかったという。よくこんなストーリーを考えたなと、感心した。他人を受け付けないふたりが、互いに惹かれ合っていき、ぎこちなく愛し合う姿が好き。個人的には、フタゴムシとナナホシクドアの美しさに感動してしまい、興味がそちらにもっていかれた。

    #切ない

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    2023年06月22日
  • 寿命を買い取ってもらった。一年につき、一万円で。 2

    匿名

    購入済み

    終わりに進んでいく。

    元々の設定からそうゆう話ではあるけれど、過去に救いはなく終わりに進んでいく。
    人生のよりどころとか、根っことか(自分ではなく他人のそれは)何なんだろうと思ってしまった。
    番外編からしたら、それでも過去ではなく未来にということもあるのだろうけどね…。

    #エモい #切ない

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    2023年06月21日
  • 三日間の幸福

    匿名

    ネタバレ 購入済み

    感動

    とても感動しました

    #エモい #泣ける #ドロドロ

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    2023年06月09日
  • 僕が電話をかけていた場所

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    ハンス・クリスチャン・アンデルセンの人魚姫のお話と福井県?の八百比丘尼伝説のお話を活用していてとても納得のできる終わり方で良かった。
     この人が描く作風が好きです。

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    2023年05月14日
  • 君が電話をかけていた場所

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    病んでる時に読むと続きが気になってどんどん読んでしまう本。
     自分は小説を読むのが苦手だがこの人が書く本なら読む気に慣れるし、読みやすくて助かる。この本の続きの僕が電話〜も読みたくなった。

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    2023年05月05日
  • いたいのいたいの、とんでゆけ

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    ネタバレ

    草紙の正当な末裔はこの辺なんだろうなあ。不思議なほどそこしか見えない感じとか、その時代の空気がみっしりとよせてくるところとか。

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    2023年05月03日
  • 寿命を買い取ってもらった。一年につき、一万円で。 3

    購入済み

    楽しませてもらつた

    なんとなく暇つぶしで2ch漁っててそこで知ったくちやけど思わずコミカライズ買ってしまった、内容は既にしってるのに。それくらい良い話やったわ。

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    2022年11月04日
  • スターティング・オーヴァー

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    ネタバレ

    著者のひねくれ具合が本当に本当に好きです!

    タイムリープものという事で王道に「より良く」をテーマにしたものかと思いきや、初っ端からそれを否定されてて笑ってしまいました。

    そしてそんな王道から外れた物語だからこそ描かれる繊細な心の動きが綺麗で愛おしくて非常に面白かったです!

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    2024年05月11日
  • いたいのいたいの、とんでゆけ

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    ネタバレ

    「いたいのいたいの、とんでゆけ」は二度と抜け出せない穴に落ちた人の物語でした。薄暗い話としてではなく、元気の出る話として書いたつもりでいます。後書きより抜粋。
    読み終えた時、私は確かにそう思いました。これは、どうしようもない不幸の中で見つけた幸せの物語だったのだと。

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    2022年09月05日
  • 三日間の幸福

    ネタバレ 購入済み

    幼い頃は自分の価値が30億あると信じていても、年齢とともに実は自分は大したことないと気付かされ傷付くのは自分にも思い当たる節があり共感できました。余命3ヶ月でやろうとしたことも次々と裏目に出るのが現実的で、それはそれまでの生き方の結果だと思うともう少し丁寧に人生を送るべきなんだと考えさせられました。

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    2022年08月28日
  • 恋する寄生虫

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    潔癖症の男性と不登校の少女の恋の物語。2人は徐々に距離を詰めていき、お互いの症状は回復していくが...

    最初から最後まで最高に面白い作品だった。寄生虫、潔癖症、恋、全ての描き方が素晴らしかった。はじめて読んだ作家さんだったが、今後も読んでいこうと思う。

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    2024年09月23日
  • いたいのいたいの、とんでゆけ

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    そーやったんかぁぁぁぁ!!
    と、最後びっくりした。
    グロテクスな場面もそんなにグロく感じないけど、ずーんと心が重くなる凄まじい描写。
    心の機微がちょっとずつでも伝わって霧子の事も瑞穂のこともめちゃくちゃ好きになってた。
    霧子のお母さんがもっとしっかりした人やったら…。。でも、幸せな世界だったらこの2人はこうはならなかったのかもしれないと思ったら切ない。
    どうか、どうか、もう一度会えた2人が幸せな気持ちでいられますよぉに。
    しかし、何度も聞いたことあったけど、この呪文がこんなに素敵に響くなんて…!!

    他の本も読んでみたい!!

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    2022年05月25日
  • いたいのいたいの、とんでゆけ

    購入済み

    疾走感

    クライマックスでこれまでの点を一気に結んでいく疾走感が好きです。
    三秋先生の本はどれも心を奪われる名作だと思います。ありがとうございました。

    0
    2022年02月12日
  • 僕が電話をかけていた場所

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    三秋縋さんの小説は、毎回後半から読むのが辞められなくなるぐらい引き込まれます。
    この作品もそうでした

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    2022年02月02日
  • いたいのいたいの、とんでゆけ

    購入済み

    不思議な雰囲気のお話

    2人が事実に気付いた時、物語が急展開を迎える。残酷な描写などもあるが、不思議でどこか心が温まる話だと思った。面白かったです(*^^*)

    #切ない #エモい #深い

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    2022年01月12日
  • いたいのいたいの、とんでゆけ

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    暗く悲しい中にも、瑞穂と霧子の2人の優しさと繋がりと愛を感じる物語。
    かなりリアルな描写で生々しく、グロテスクな表現も多いが、その対比としての2人の想いや繋がりが感じられた気がする。
    どこまでいっても消えないであろう、いじめや暴力、虐待。
    それに耐えられない人もいれば、実は今この世界でも耐えて平然と生活している人達がいるかもしれない。
    そんな現実を突きつけてくるような話だった。
    話の展開としては、一通りストーリーに区切りがついたところからの視点の変更と伏線の回収などよく作られているなと感じるものだった。

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    2025年12月27日
  • 三日間の幸福

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    前半はなかなかのファンタジーなのかと思って読んでいたが、後半からの加速度と惹き込まれ具合が凄かった。
    自分の死が間近に迫ったからこそ、何も守るものもなく思うがままに生きること。全てを受け入れること。
    そうすることで人を変えられること。思ってるより周りは悲観した目ばかりではなく、様々なこと。
    それらを感じつつ、人生は時間だけじゃないところに価値があるんだと改めて感じさせてくれる本。
    残りの三十年余りより、三十日余りより、三日間がどれだけ価値があって幸せなものか。
    それは、富や名声でもなく、本当に自分にとっての価値とはなんなのか。
    それだけの濃い日々を過ごしていける人になりたい。

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    2025年12月27日