三秋縋のレビュー一覧
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とても面白かったです!
入間人間さんと時雨沢恵一さんを目当てに読み始めましたが、他の筆者皆さんも大変におもしろい話を書いてくださいました。
※私は、安達としまむら、アリソンシリーズ のファンです。笑
どのお話も面白かったので、いろいろ語りたいことだらけですが、ネタバレ回避のため、抽象的にまとめさせていただきます。
皆さんは本作を読んで何を感じるでしょうか。
私は、「可能性」「未来」「ナカイマ」「命」
だと思いました。これまで長く、そうするべきだと云われてきたことや、伝統には、もちろん尊ぶだけの、それが続いてきたなりの理由はあります。一方、そうでない物は許されないと云うはずないのですから、 -
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ネタバレこんなユーザーネームを使っていると時々、「虫の息さんは虫が好きなんですか?」と聞かれることがあります。
実はそんなことは1ミリもなく、私は大の虫嫌いなのですが……そんな自分が読んでいて"こんな美しくて残酷な虫なら悪くないなあ"と思ってしまった本作品。
寄生虫に関する情報が面白すぎるのも凄いのですが、高坂さんと佐薙ちゃんのあやふやだけど確かな愛がたまらなく美しかったです。
自分の脳にももし寄生虫がいたら、考えるだけでゾッとしてしまいます。
でも作中にも描写がありましたが自分が受けた不条理や悲しみの根本的理由が自身の問題ではなく虫のせいだと分かったときの不思議な安堵感は自分にも -
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なるほどね〜
なるほどそうか〜
なるほど〜
なるほどそういうことか〜
なるほどそうくるか〜
いや何回なるほど言うねん!( ゚д゚ )クワッ!!
ドナルホド・ダックか!
三秋縋さんです
ちょっと不思議な設定の恋愛小説の人なんですな
今回は寄生虫です
新種の寄生虫が脳に寄生すると宿主同士が恋に落ちるっていうトンデモ設定の中で儚い恋の物語が展開されます。゚(゚´Д`゚)゚。
いや〜ほんとよく考えられてるわ〜
凄いわ〜
そして実際に宿主の性格を変えてしまう(と考えられている)寄生虫が実在するのよ!
知ってた?
トキソプラズマっていう主に猫に寄生する原虫らしいんだけどね
凄いのよ
まぁ、まず -
Posted by ブクログ
ネタバレタイトルからの印象とは異なり、カバーからも予想できるように、冬の物語だ。物語の舞台は明示されていないが、たぶん東北地方のある冬の長い、桜の季節はまだ遠い先のことである場所だと思う。
「さくら」はこの小説では、植物の「桜」のほか、そのもう一つの「サクラ」の意味も重要なポイントとなっている。もし、「サクラ」が人間関係のなかで当然のように存在するものになったら、私たちの日常生活はどのような影響を与えられるのだろうか。
物語の設定は少しSF小説的な要素がある。けれども焦点を当てられるのはその技術的なものではなく、注目されるのは、人々はその技術についてどう反応するのか、そしてその技術がもたらした様々 -
Posted by ブクログ
記憶というのは曖昧で、自浄作用で人知れず美化されがちである。私自身、今までの人生は何だかんだ良いものだったんじゃないかと思い込んでしまっている。
そして本物語の義憶も似たようなもので、都合の良い記憶を勝手に当て嵌め、何だかんだ幸せだったという思い出に作り替える自己満足である。しかし、当然のことながら、この義憶には自己満足意外にも利用法があった。果たしてあなたの記憶はあなたが自分で都合良く整理したものか?はたまた、他人に操作されたものか?
そしてその真実を知ったとき、その記憶を信じるかどうか。どこまでも曖昧な記憶に真実と妄想を隔てるものはなく、最後は「どちらが好みか」で選ぶしかない。
ただ一 -
ネタバレ
もし、こういった症例が実在して拡大することになったら、心療内科や臨床心理士の持つ役割は大きく変わらざるを得ないんだろうな…と。
大病院の診察科でもない限り、この虫を見つけられる様な医療設備を持っていないでしょうし…。
その上、寄生虫を見つけたとして、駆除が治療として正しいとも限らないってのも…。
佐薙ひじりのその後は描かれないストーリーでしたが、生きていて欲しいと、勝手ながら思ってしまいます。 -
Posted by ブクログ
ふたつの愛が本物であって欲しいってずっと思ってました。
自分が愛していると思っているものをほんとに愛しているのか、命をかけて相手を助けることが愛なら、心がそこになかったらそれも愛と呼べるのか。不思議な感覚になりながら物語を読んでいました。
この物語では2人は愛し合っていますが、そうじゃない場合どうなっていたのかなと考えました。それと同時に自由についても考えさせられました。ただ、私は脳が操られて誰かを愛してると錯覚してしまったとしても、その瞬間幸せならそれに身を委ねるだろうなと考えます。この物語に出てくる人はきっと、その錯覚に身を委ねず、意志を持って行動していると感じました。
この物語が苦手な