三秋縋のレビュー一覧

  • 三日間の幸福

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    非現実的なコンセプトを用いて人とのつながりのありがたさを描く唯一無二の作品であり、言葉選びも秀逸だった。

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    2026年11月01日
  • 三日間の幸福

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    読んでいたら展開が大体こんなもんだろうなと分かることがあると思いますが、この本は全く予想ができなく、とても面白かった。主人公は自分の人生に失望しているが一種の諦めにより吹っ切れているように感じた。背負うものがないというのも強いのだと思った。

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    2026年10月29日
  • 三日間の幸福

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    自分の未来は自分次第で変えることができるということを1番感じた。
    自分のためであれ、他人のためであれ、真っ直ぐ何かに生きる理由を見出し、人生が変わっていくのが美しくて儚かった。

    重めな内容ではあるけど、後半は惚気シーンが多かった。そのため思っていたよりもさっくりと読むことができた。

    私は寿命も時間も売る勇気はないな。
    だったら無限ではない人生を楽しんで生きていきたいと思う。
    人目を気にしない主人公の振る舞いは、私の憧れかもしれない。



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    2026年10月28日
  • いたいのいたいの、とんでゆけ

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    血が出てくるシーンがとても多いけど不思議と汚くない。でも痛いシーンは痛そうで読むのが辛い。
    大人ならこうすればいいんでは?とか言っちゃいそうですが、学生は理屈とか正論じゃないんですよね。その世界で生きていくしかない。
    ラストの畳み込みはこの作者特有のものすごく不思議な感情になります。病みつきになる読後感。
    著作をひたすら読み漁ります。

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    2026年10月18日
  • 君の話

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     SFマガジン誌に映画(北村匠海・出口夏希)が11月27日から公開されることが紹介されていました。
     で、原作を読んでみました。

     会ったことない幼馴染という少女が現れます。
     詐欺か?
    と思えば、記憶改変技術の話になります。
     そして、義憶技工士という職業が出てきて。。。

     青春ストーリーなのですが、とてもガッチリとプロットが出来上がっていて、名作だと思いました。
     超オススメです♡

    〔作品紹介・あらすじ〕
    手違いから架空の青春時代の記憶を植えつけられてしまった孤独な青年・天谷千尋は、その夏、実在しないはずの幼馴染・夏凪灯花と出会う。戸惑う千尋に灯花は告げる。「君は、色んなことを忘れてるんだよ」。これは、出会う前から続いていて、始まる前に終わっていた恋の物語。
    『三日間の幸福』や映画化作品『恋する寄生虫』の著者による最新作、待望の文庫化。

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    2026年10月16日
  • 恋する寄生虫

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    とても読みやすかったし情景も想像できた。すいすい読めるためにビターな話がとても心に沁みる。

    寄生虫により恋をしたとして、それは化学物質で幸せを感じることや行動経済学で意思を決定させられるのと何が違うのだろうか?と感じる。
    あとがきも含めて作品が表現したかったことが理解できて刺さりました。

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    2026年09月24日
  • 三日間の幸福

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    主人公が気づきを得て、限られた時間で変わっていく姿にページをめくる手がとまらなかったです。
    あとがきを読み、作者さんの想いも腑に落ち、この作品の意図や意味が心にささりました。

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    2026年09月23日
  • スターティング・オーヴァー

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    三秋さんらしいメリバ。
    元の幸せを取り戻せた訳ではないし、負け犬のままだけど別の形の幸せを知れたのかもしれない。

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    2026年09月03日
  • 三日間の幸福

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    いいものを読んだ。美しいお話だった。
    人生の価値について考えるし、馬鹿とは何かについても考える。
    タイトルがほんと綺麗ですよね。

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    2026年09月02日
  • いたいのいたいの、とんでゆけ

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    単純に今の自分が社会から孤立して、ただただ時間を浪費してるだけの落とし穴の中いる側の人間だからか、綴られる文章がすんなり自分の中に入ってきてすぐ読み終わった。
    残酷な描写も多いけど、心の奥の方がほんのり温まり、どうしようもなく悲しいけどそれ以上に美しいと感じるお話だった。

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    2026年09月02日
  • 三日間の幸福

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    自分から努力しないと人間関係も人生もつらくなるんですね。読んでる時に、何度も涙が止まらなくて感動感が溢れててしまいました。さらに、ミヤギとクスノキの日々がすごく面白かったです。要するに、ネタバレ抜きで、非常に美しかったです♥️ 是非、読んでみてください!

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    2026年08月30日
  • 三日間の幸福

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    ネタバレ

    三秋さんの本にしては割と救いがあるような気がした。
    どちらも最後は同じだけの寿命を残して終わり。

    どこか難しいというか、めんどくさい性格の主人公。そして間が悪いというかなんというか。そこに共感してしまう部分もちらほら。

    そんな中でほどんど価値のない寿命を売って、ミヤギに出会う。ミヤギと余生を過ごす中で、関係性だったり、気持ちが変わって、最後には辞めたはずの絵をきっかけに、人生で1番幸せな三日間を手に入れるのが最高だと思った。タイトルぴったり

    主人公はめんどくさい性格ではあるものの、人目を気にしないで、皆からは見えていないミヤギと行動したり話をしているのが良い。ちゃんと人を愛せる人。

    やっと愛する人に出会えて残された時間が3日なんて辛いけど、主人公が寿命を売らなければ二人は出会えなかったわけだし、お互いがお互いのために寿命をほとんど売り払って、幸せな最期を迎える。三日間の幸福。

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    2026年08月26日
  • 恋する寄生虫

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    ネタバレ

    君の話から三秋さんの本に興味を持った。
    主人公とヒロインの年齢差がかなりあるので読めるか不安だったけど、そこは物語の流れ的にあまり気にならなかった。

    終盤でハッピーエンドに期待したのに、そううまく行くはずもなく、辛かった。
    最後に主人公と左薙の寄生虫の正体がわかった時の衝撃といったら。

    けど、左薙が"両方とも死ぬはずが、片方は生きることができるようになった上に、本当に恋をしていたことがわかった"というようなことを思っていて、ただ悲しいだけの終わりではないのだと思った。

    設定が本当に作り込まれていて、実際にいる寄生虫のことも踏まえた内容で、違和感がないのがすごいと思う。

    寄生虫という存在に少し興味が湧いた。

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    2026年08月20日
  • 三日間の幸福

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    人生とはこうも面白いものか、と思う1冊。
    三十年より、3日間の方がよほど人生であり愛だったっていうのが凄く良いです。
    結末も個人的に大好きな終わり方で、大満足でした。
    共感も寂しさも沢山詰まった素敵なお話でした。後書きも素敵。

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    2026年08月12日
  • 三日間の幸福

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    三秋さんと出会わせくれただいすきな1冊。

    幸せとはなにかについて考えさせられ、主人公と彼女の感情の感情の変化がとても良かった。

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    2026年08月06日
  • 三日間の幸福

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    ネタバレ

    ウェブで読んで文庫で読んで、更にこの感想を書き連ねるために読み直して今のところ涙がでなかったことはない。それほどまでに私の心を揺さぶってきたし、この先何度読み返してもさめざめと泣くことは間違いないだろう。
    以後あなたを好きになろうとしてくれる人は二度と現れません、という言葉が妙に頭に残っていて。
    結局この言葉を発したミヤギ本人が好きになっているのだけれど、自身の寂しさを埋める程度の道具位にしか他人をみていなかったクスノキが最後ミヤギの抱えたものをどうにかするために考えて結果を出せる程になったのは、自己満足でも他者に与えてみせた行いとそれをしっかり受け止めた者の関係が綺麗にできたからだろう。
    与える側と受け止める側の行き来をしているのをみているとそういえば人生ってそれの連続だったなと思う。
    その関係が常に流転していること、大小に関わらずいつだってそれができるのは社会の最小単位である私と貴方が必要なことその美しさ、というものは少々この本や筆者がいいたいこととはズレているかもしれないが私の大事にしたい感想のひとつだ。
    自分の未来が大きくかわったように、あなたの未来も大きくかわる筈だと、そういって抱えたものの殆どを清算する段取りをつけて別れたあの場面をみているとこれ程運命の出会いという言葉が似合う二人もいないだろう。
    本来交わらなければ変わることのなかった気質だとかそういったものに変質をもたらす出会いを運命と言わずしてなんというのか、私は知らない。
    いつか良いことが起きると縋って生きていると悲惨な末路を辿ってしまった男を私は一人知っているのでそのような期待はしていないのだが、この物語との出会いがいつか良いことが起きるの内のひとつだとすれば私にとって得難い幸福であったことは言うまでもないだろう。

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    2026年07月30日
  • 三日間の幸福

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    凄まじく辛い読書だった。心が耐え切れるように用意をして少しずつ読み進めなくちゃ、どうにかなってしまいそうだった。甘くて、そして何よりもすっぱい。幸せで、救いがない、ひどい。これを書いたやつはどうかしてる。二度と忘れられない。三秋縋は優しくてそして残酷で。
    三秋縋、斜線堂有紀、友橋かめつ、詠井晴佳。彼ら彼女らのその爪で心をかりかりと引っ掻くようなそのいじわるな著作たちから、優しさを感じてしまうのは、僕が間違っているのだろう。

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    2026年07月30日
  • スターティング・オーヴァー

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    ネタバレ

    「ライ麦畑でつかまえて」を彷彿とさせる一人称。
    妹のポジションやキャラクターも、どこかホールデンと重なるような、若さ、勢いを感じる作風でした。
    記憶を持ったまま〇年前に戻りたい、という妄想は誰もがしたことがあると思います。
    それを実際に行った主人公の話。
    1週目と違い2週目では大いに失敗してしまい、恋人になるはずだった人、友達だった人も全て他人になってしまう。
    そんな絶望の中でも希望を見つけ出そうとする物語です。
    設定が絶妙に良くて主人公の1人語り形式で進む中、人の感情を表す部分がいちいち納得しました。
    僕の二周目の人生がうまくいかなかった理由は、一周目の記憶や再現に固執しすぎた結果、二周目の人生に散らばっていたはずの好機を逃してしまったからだと解釈しました。
    そしてその事実に気づき、過去の再現ではなく「より良い二周目」を目指そうと決意できたからこそ、あの結末にたどり着いたのだと思いました。
    「微妙な違いで人は変わってしまうし、変われるんだってこと。『今までそうだったから、これからもそうだろう』なんて考えは捨てちまえばいい」
    この美しく歪んだ物語は、そのことを伝えてくれる。
    落ちぶれているけどそこまで自分責めにならず客観的視点も良かったです。
    人って良い時には気づけない、状況が良くなったからこそ気づけることってたくさんあるんだなと学びました。
    「僕をいじめてくるやつらとだって、本当は、仲よくやりたかったのさ。でもそんな風に思っていると悲しくてしかたないから、表面上は彼を憎むようにしていたな、僕は。好きな人に嫌われるよりは、嫌いな人に嫌われる方が、まだ耐えられるからね。」
    ここでなんというか凄く納得したというか。
    何気にあとがきが好きで、あとがき読んでこの作者さん好きって思いました。

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    2026年07月26日
  • さくらのまち

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    サクラという存在により、人間関係の捩れや歪みがより顕著に現れていて、そこがとても面白かった。
    人を疑うことと信じることは表裏一体なのだと感じた。

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    2026年07月20日
  • 恋する寄生虫

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    ネタバレ

    ただただ悲しい。死の描写こそないけれど、おそらく最後は…。
    2人にとってはトゥルーエンドに当たるのかもしれないけど、生きて幸せになってほしかった。

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    2026年06月22日