三秋縋のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ三秋さんの本にしては割と救いがあるような気がした。
どちらも最後は同じだけの寿命を残して終わり。
どこか難しいというか、めんどくさい性格の主人公。そして間が悪いというかなんというか。そこに共感してしまう部分もちらほら。
そんな中でほどんど価値のない寿命を売って、ミヤギに出会う。ミヤギと余生を過ごす中で、関係性だったり、気持ちが変わって、最後には辞めたはずの絵をきっかけに、人生で1番幸せな三日間を手に入れるのが最高だと思った。タイトルぴったり
主人公はめんどくさい性格ではあるものの、人目を気にしないで、皆からは見えていないミヤギと行動したり話をしているのが良い。ちゃんと人を愛せる人。
や -
Posted by ブクログ
ネタバレ君の話から三秋さんの本に興味を持った。
主人公とヒロインの年齢差がかなりあるので読めるか不安だったけど、そこは物語の流れ的にあまり気にならなかった。
終盤でハッピーエンドに期待したのに、そううまく行くはずもなく、辛かった。
最後に主人公と左薙の寄生虫の正体がわかった時の衝撃といったら。
けど、左薙が"両方とも死ぬはずが、片方は生きることができるようになった上に、本当に恋をしていたことがわかった"というようなことを思っていて、ただ悲しいだけの終わりではないのだと思った。
設定が本当に作り込まれていて、実際にいる寄生虫のことも踏まえた内容で、違和感がないのがすごいと思う。 -
Posted by ブクログ
ネタバレウェブで読んで文庫で読んで、更にこの感想を書き連ねるために読み直して今のところ涙がでなかったことはない。それほどまでに私の心を揺さぶってきたし、この先何度読み返してもさめざめと泣くことは間違いないだろう。
以後あなたを好きになろうとしてくれる人は二度と現れません、という言葉が妙に頭に残っていて。
結局この言葉を発したミヤギ本人が好きになっているのだけれど、自身の寂しさを埋める程度の道具位にしか他人をみていなかったクスノキが最後ミヤギの抱えたものをどうにかするために考えて結果を出せる程になったのは、自己満足でも他者に与えてみせた行いとそれをしっかり受け止めた者の関係が綺麗にできたからだろう。
与 -
Posted by ブクログ
ネタバレ「ライ麦畑でつかまえて」を彷彿とさせる一人称。
妹のポジションやキャラクターも、どこかホールデンと重なるような、若さ、勢いを感じる作風でした。
記憶を持ったまま〇年前に戻りたい、という妄想は誰もがしたことがあると思います。
それを実際に行った主人公の話。
1週目と違い2週目では大いに失敗してしまい、恋人になるはずだった人、友達だった人も全て他人になってしまう。
そんな絶望の中でも希望を見つけ出そうとする物語です。
設定が絶妙に良くて主人公の1人語り形式で進む中、人の感情を表す部分がいちいち納得しました。
僕の二周目の人生がうまくいかなかった理由は、一周目の記憶や再現に固執しすぎた結果、二周目の