三秋縋のレビュー一覧

  • 寿命を買い取ってもらった。一年につき、一万円で。 3

    og

    購入済み

    悲しく美しい

    からっぽの男性とからっぽの女の子の関係がゆるやかに変わる漫画。心がキュッとする物語です。
    ひとのことを大切に思うことって 悪くないなと思えます

    #感動する #切ない

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    2021年04月24日
  • 僕が電話をかけていた場所

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    なるほど。やられたわ。
    いつもこの人の本にはやられっぱなし。
    ちょっぴり悲しいんだけど、ふんわり幸せもある。
    今回も不思議な作品だった。
    また読み返そう…

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    2019年04月29日
  • 寿命を買い取ってもらった。一年につき、一万円で。 1

    ネタバレ

    俺史上伝説の作品!

    レビュータイトルは良いのが思い付かなかったので大袈裟に書きました、すいません。
    2chの書き込みが小説化され漫画化されたと言う点では伝説ですが。
    この作品を知ったきっかけというのは2chのまとめスレを漁ってた時です。
    タイトルが目に留まり最後まで読み感動して漫画化されたのを知りこの作品にたどり着きました。
    小説を買って読もうか漫画で読もうか迷った挙げ句、漫画にしました。
    今まで色々な漫画を読んできましたが短巻完結物(自分の中では5巻以内)でランキングを付けるとしたら中々の上位にくい込みそうです。
    ベスト3入りもするかも…、と思うぐらい良かったです。

    『寿命を売る』何てことは誰

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    2018年02月26日
  • 僕が電話をかけていた場所

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    誰しも正しい夏が頭の中にあるはず。正しい夏とは「こうだったらよかったのに」の複合体。誰しもそんな夏が頭の中にあるはず。本作は筆者が思う正しい夏の物語。
    コンプレックスは人を弱くも強くもするね。今自分が感じているコンプレックスは自分の知らない所で役立っているかもしれない。この顔の痣があったから彼女に会えた。今の人間関係を形成できた。彼女のコンプレックスの共感の架け橋となることができた。等など。

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    2018年02月22日
  • 僕が電話をかけていた場所

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    ネタバレ

    初鹿野と会話をし、意志の疎通をほんのりできた深町の夏休み。彼女が星が好きなことから、思う存分星を見せてやりたいと願う深町。天体望遠鏡を持つ悪友の檜原と、深町に想いを寄せる千草を誘い、奇妙な4人の天体観測の日々が始まった。だが、目当ての初鹿野が檜原に惹かれていくように見えて…
    天体観測の日々の終わりと、思わずついた嘘に苦しむ深町、そして迎える賭けの期日。
    電話の女がとてもドSな気がする。
    最後に本物の千草と檜原が親しくなる展開は、あまりにもご都合主義に感じた。
    三秋作品には珍しい感じの、普通のハッピーエンドだった気がする。

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    2018年01月21日
  • 君が電話をかけていた場所

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    ネタバレ

    道端の公衆電話がいきなり鳴る。電話口の女から持ちかけられた「賭け」で、深町の頬の醜い痣はきれいに消えた。痣のせいで今まで得られなかった普通の人間関係を手に入れた深町、しかし、賭けには代償があって… 三秋作品上下巻の上巻。まだ明らかにされない初鹿野の闇の理由のせいで、初鹿野がただのつんつんさんに見える。下巻読んだから理由はわかるんだけど、深町の初鹿野への気持ちの深さすごいなあ。

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    2018年01月15日
  • 三日間の幸福

    ネタバレ 購入済み

    この作品を読み終えて

    夢中になって三日間の幸福を読ませていただきました。
    始めは主人公のクスノキさんがあまりに愚かしい人だった為、読んでいて辛いなと感じる部分もあったのですが、読み進めていく内に何だか離れられなくなり気がづいたら最後の最後まで読んでしまっていました。
    僕はこの本を通して三秋縋さんの世界観が改めて好きになりました。読み終わったあとにスカッとするでも落ち込むでもないこの穏やかな世界観に。

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    2017年05月17日
  • 僕が電話をかけていた場所

    購入済み

    上下巻を読み終えて

    あとがきで読んだ、正しい夏というのはきっとこういった夏のことを言うんでしょうね。つい、憧れてしまいました。

    この本の上下巻を読ませていただいて、とても晴れやかな気分になれました、この作品に出会えて本当に良かったです、ありがとうございました。もっと沢山の方々に広まっていくことを今後のご活躍とともにお祈りしています。

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    2017年05月16日
  • 君が電話をかけていた場所

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    これさえなければ…という自分の欠点を消してもらう代わりに恋を成就させる賭けなんて、どこからどう見ても人魚というよりも悪魔。
    でも、確かに“~さえなければ、~であればもう少し~になれるのに”とは何度も考えたことがある。

    大事だからこそ自分は彼女に恋をする資格がないと考えるなんて、健気だがもどかしい。

    それにしても痣さえなければ、イケメンで頭もよくて美少女クラスメイトと仲がいいなんて、もうそれだけで泡になってくれと願うレベルのスペック。羨ましい。

    もう、賭けなんて考えないで高校生活満喫すればいいのに。

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    2017年03月27日
  • 僕が電話をかけていた場所

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    文句なく名作。全巻の雰囲気を引き継ぎながら、甘い描写に程よく予測を裏切る一筋縄ではいかないラスト、伏線もきっちり回収されていて、ほんのり幸せな気持ちになる読後感はさすがだと思った。
    欲を言えばタイトルとの関連がもう少しほしかったところか。結局あまり触れられずに終わってしまったので。

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    2016年08月14日
  • 君が電話をかけていた場所

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    のっぺりと進む物語ながらほんのりと心に残るものがある良作。この人の作品はいつも序盤は結構きついストーリーだから(そして後半はまるで違う物語みたいに暖かくなるんだけど)今作はそこまででもなくてよかった。

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    2016年08月13日
  • 僕が電話をかけていた場所

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    ネタバレ

     初鹿野唯との誤解が解け、引きこもりの彼女を外に毎晩連れ出すことには成功した。
     中学時代の悪友の檜原、高校のクラスメイト荻上を加え四人で廃墟の旅館で天体望遠鏡を使い星を見に毎晩出かけるようになった。

     しかし、初鹿野が好意を寄せるのは陽介ではなく、檜原のほうだった。
     これでは賭けに負け、自分の命は8月一杯で消える。

     そして事件は起きる。初鹿野が再びの自殺未遂で記憶を失う。そして荻上も消えた。
     小学校時代の初鹿野の明るい性格が消えた中学時代の四日間、その前後で初鹿野の性格が正反対になったとかつての旧友は言う。
     その四日間に何があったのか。それを知らなくては初鹿野が自分を好きになるこ

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    2016年03月27日
  • 君が電話をかけていた場所

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    ネタバレ

     生まれた時から頬にある痣が原因でふさぎ込んだ小学生時代、荒れた中学生時代を深町陽介は過ごした。
     そして中学に見切りをつけ、ワンランク上の高校に入学した矢先に事故で入院して夏休みまでを病院で過ごした。
     この痣のせいで高校も棒に振ることになったら。そんな陽介は退院後、奇妙な電話を受ける。

    「賭けをしませんか?」

     それは小学生の時に恋心を抱いた初鹿野唯と両想いになれたら、賭けは勝ち。
     賭けに乗るならば、その痣を消すというものだった。
     そして、陽介は賭けに乗った。そして、生まれた時から諦めていた痣が顔から消えた。

     夏休み前に初登校を済ませた陽介はクラスに溶け込んだ。
     そのクラスの

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    2016年03月27日
  • 君が電話をかけていた場所

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    三秋さんの作人には毎回,人としての生を考えさせられるものがあります.この作品では,人の心の醜さを思い知りましたし,逆に心の綺麗さを思い知りもしました.私たちなんて外見だけで,本当は中身は同じなのに,その外見によって大きく生き方は左右され,その人の一生は決まってしまいます.『人は見た目が9割』て本もあるくらいですから,私たちが如何に偏見というフィルターを変えて判断をしているのかと思い知らされます.そんな問題と真っ向から向き合い,時に目を逸らし,迷いながらも一途な思いを貫く主人公には頭が上がりません.

    描かれている描写は,現実離れしたようなところもあります.しかし,それが美しい.夜空を見上げると

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    2015年09月26日
  • あおぞらとくもりぞら 2

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    前半、物語が少し明るさをもって展開されます。お互いを振り回し振り回されて、どことなく楽しげで、目的を忘れそうになりました。中盤はあぁそうなるのか、と寂しい気持ちが込み上げてきます。そしてラスト。そこで終わり?となり消化不良は否めないが、三秋さんらしいといえばらしい。僕にはその後を想像するのは少し難しい、ハッピーエンドにはならないかなと。でもなるといいな。
    久しぶりに漫画を読みました。正直言うとこの物語は小説で読みたい、もしくは3巻以降も発売されるなどしてもう少しボリュームを持たせて欲しかったと思いました。

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    2025年12月10日
  • あおぞらとくもりぞら 1

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    面白い設定で理解もしやすく一気に読めました。
    三秋さんらしいちょっと暗めな世界観で物語が進んでいきます。キャラクターの真意がいまいち掴めないまま後半へ読み進めると少しずつ心の内が見えてくる。言葉数は少なめだけどお互いの気持ちを知ろうとしていく過程が好きです。後半にちょっと微笑ましい場面が出てきたり、効果がありそうでなかったりなさそうであったりするところも楽しめました。全体の内容が暗く重いものなのでこれから明るい未来になることは想像できないが、2巻でどういう展開が待っているのか結末はどうなるのか楽しみです。

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    2025年12月10日
  • 三日間の幸福

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    「死ぬということは、死に続ける以外のことすべて、二度とできなくなるということなのだ。」

    「漫然と日々を生きる」よりも、「明確に死にゆく」人の方が世界を美しい姿で捉えられるのだと学びました。
    死生観を再考させてもらえる一冊です。

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    2025年12月10日
  • 僕が電話をかけていた場所

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    著者の作品で1番良かった。淡々とした語り口が多い中、この作品は主人公の感情の揺れがリアルで共感までは行かないが寄り添えるものがあった。痛みと癒しのバランスが絶妙。

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    2025年12月09日
  • スターティング・オーヴァー

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    読書ハマって序盤に読んだ本だから思い出補正もあるけど、読み終わったあとの余韻が良かった。
    ラストも自分は良かったと思った。

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    2025年12月02日
  • 君の話

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    義億がもし世の中にあるのなら、というかAIで出てきそうな気がするが、それで救われる人も居ると同時に寂しいという気もするし、不思議な感情。
    騙されたほうがよいことも多いし、自分にはわからなくなって来たので⭐︎4つ。
    難しかったのかな。

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    2025年11月26日